めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

最後にN氏のブログ紹介

2005年10月13日 | N氏式胴体力
私に胴体力を教えたN氏のブログはこちらです。
私と違って辛口で味わい深いので全部繰り返し読んでね!!


超初心者が胴体力を実感するためには
超初心者のためにN氏が書いた数々の記事は初心者ならずとも必見。
みんなとりあえず捉えて歩け!!


逆説の胴体力
N氏が超初心者向けという制限を取っ払って書く胴体力コラム。筆者も楽しみにしてます。

N氏式の根拠②捉えの日常化

2005年10月13日 | N氏式胴体力
さて、捉えのすばらしさも分かっていただいたところで、
いよいよオフィシャルとN氏式の効果の差を表すキーワード
「日常化」
についてお話したいと思います。
オフィシャルの講習会に出た方は体操後一時的に身体が軽くなったりしたはずです。もしかしたら体操が難しすぎてうんうんうなって苦しいだけだったなんて人もいると思いますけどね。
これは可動域の広い動きを行うことで筋肉を引き伸ばして一時的に緊張を解きほぐしているわけです。
しかしそれはマッサージと同じで終わってしばらくしたらその効果もなくなってしまいます。
ではどうすればよいのか?毎日毎日数時間体操に費やせばいいのか?もちろんそれができればそれでいいでしょう。
しかし現実問題難しいんじゃありませんか?
筆者だって一日身体トレーニングのために取れる時間なんて5分あればいいところですから。
それを解決する方法が「捉えの日常化」なのです。やり方はきわめて簡単。皆さん捉えの立ち方はマスターしているはずですから(マスターしてない人は「股関節の捉えの作り方」をもう一度復習してね!)
その立ち方から静かに膝の内側を軽くこすり合わせるように歩けばそれで捉えの歩き方は完成!できてるかどうか不安になったらすぐ立ち止まって手を顔の前に上げてチェック。最初はぎこちない老人じみた歩き方になりますので恥ずかしい方は一人で歩き時だけでも実践あれ。
そうやって捉えて立って捉えて歩いて捉えて座ってと一日中捉えのことを意識においておくのが「日常化」これができれば日常的に緊張が取れるポジションに置かれ続けるので、1ヵ月後にあなたの身体は変わります。というよりも変わっています3ヵ月後には世界が変わります。
それでは皆さんが一人でも実践して効果を感じていただければ私もこの文を打った甲斐があるというものですという挨拶で締めさせていただきたいと思います。

捉えはなんでいいのか?

2005年10月13日 | N氏式胴体力
なぜ股関節の捉えが身体開発によいのかを軽く説明いたしましょう。
滑らかな動き、しなやかで強い力を出す為には、身体各部の連動が必要です。
この連動が自然に行われるとその動きはしなやかで美しく見え、不思議と力も出るのです。
この身体の連動を邪魔するものに筋肉の緊張・萎縮があります。
ではなぜ緊張が生まれるのでしょうか?
それは骨がうまく立っていないからなのです。
机の上にコインを立ててみましょう。
立ったコインは重心が接地面からの垂線上に存在して、まったく緊張していません。何の力も出していませんし加えてもいません。
これを接地面から重心をはずして傾けて立たせようとするなら指で支えるか根元を接着剤で止めるかして力を加える必要があります。
人体つまり骨と筋肉そして内臓もおんなじです。
重心が外れた姿勢をとると緊張してバランスをとるのです。
もちろんまったく筋肉の緊張なく立つポジションは人体骨格の複雑さから考えてもないでしょう。
しかし極力緊張なく立つポジションならあります。
それが股関節の捉えなのです。
股関節の捉えを保って立ったり動いたりすることで緊張なく動くことができ、身体の連動も自然と行うことができるようになります。
ここで、前回の記事で捉えを作ってみた方はこう言うでしょう
「そんなに楽な姿勢じゃないよ。これ」
そのとおり。なぜ捉えの姿勢は楽じゃないのか?それはあなたの身体がゆがんで固まっているからです。今までの緊張の癖は容易には抜けないものです。もちろんそれはあなたの身体が開発されれば、より楽に楽なポジションで立つ事ができるようになっていきます。最終的には捉えないほうが難しくなってきます。これを捉えが深くなるまたは鋭くなると表現します。つまり初心者の捉えはまだまだ浅いのですね。
どうでしょう?捉えってすばらしいものに思えてきませんか?それなら次回最終回捉えの日常化。

股関節の捉えの作り方

2005年10月13日 | N氏式胴体力
感覚だけで言葉を作って捨てておかなかったところが伊藤昇の最大の功績といっていいでしょう。
「誰にでもできる股関節でとらえた立ち方」
という形で著書に残してくれています。
ここで復習の意味もかねて股関節のとらえの作り方を書きます。

まず普通に立つ。このときに顔の前まで手を上げてみてそのときの手の重さを覚えておく。
軽く膝を曲げる。
身体の重さが足裏の親指の付け根(拇指丘)に感じられるまで身体を前傾させる。
おなかをへこます。
これでもう一度、顔の前まで手を上げてみて手や腕が軽く感じられたらそれが股関節のとらえのできた状態です。軽く感じられない場合はひざの曲げが不十分である可能性があります。ひざは150度あたりから90度近くまでのさまざまな角度で試してください。あくまでも重心は拇指丘ですよ。おなかをへこませるのも忘れないで下さい。
最初はホンの少ししか腕が軽くならないかもしれません。ゆっくりとまたはすばやく手を上げてみて違いを感じ取ってください。首を回してその軽さの違いを比べるのもいい方法です。できた方だけ次回の捉えは何でいいのか?に。

股関節の捉えについて

2005年10月13日 | N氏式胴体力
ここで股関節の捉えについて説明しましょう。
股関節の捉えとは、伊藤昇氏が立ったときの股関節で地面を捉えた感覚からの造語であり、
「股関節に股関節から上の体の部分の重みがしっかりと乗った状態」
のことです。
達人伊藤昇氏の身体は普通の人とは比べ物にならないほど開発されていました。
達人と普通人は身体感覚が違います。
股関節のとらえといえば股関節の感覚なのだろうと普通は思うでしょうが、
達人の身体感覚から作られた造語ゆえ、
普通の人はまずその感覚を体験することはできません。
次回は最重要記事!股関節のとらえの作り方です

N氏式の根拠①股関節の捉えの最重視

2005年10月13日 | N氏式胴体力
伊藤昇氏の著書「スーパーボディを読む」によりますと、
「胴体には3つの動きしかない、ゆえにその動きを磨けば達人の体に近づいていく」というような趣旨のことが書かれています。
しかしここでほぼすべての人が見逃してしまう記述もあるのです。
「胴体の動きの土台となるのが股関節のとらえである」
という前提です。この記述を心に留めてもう一度この本を読んでみると驚くほど、「股関節のとらえ」という表現が出てきます。股関節のとらえが優れている人物ほど胴体力が優れているというように書かれているのです。
N氏はここに着目したのです。ゆえに股関節の捉えを最も重視します。次回は股関節の捉えについてです

オフィシャルとN氏式の差異

2005年10月13日 | N氏式胴体力
オフィシャルの胴体力は、
僕の講習会体験から、
「胴体の3つの動き「丸める反る」「伸ばす縮める」「捻る」を最大限に活用したアクロバティックな体操を各種行って筋肉の萎縮を伸ばし動きの改善を目指す」
というものだと思われます。
そして僕がやっているN氏式胴体力の要諦は
「股関節の捉えを日常化することから動きの改善を目指す」
です。オフィシャルとの違いは股関節の捉えの最重視、3つの動きの相対的軽視、そして日常化です。次回に続く

N氏式胴体力について

2005年10月13日 | N氏式胴体力
しなやかな動きや力強い動きを自分のものにしたいという方は多いと思います。
しかしそれはどこから生まれるのか?
それは胴体からの動きで実現される。と見切ったのが伊藤昇氏です。
ではその胴体の動きはどのようにして磨いていくのか?
伊藤昇氏自身に教えを請えればよいのですが、残念ながら彼はすでに故人となっております。
そこで胴体力指導の総本家、飛龍会のホームページを確認してみようとおもいます。
1胴体の3つの動き
2細分化
3仙骨
4胸骨
5股関節の捉え
6内転筋の意識
7撓骨の意識
8中心軸の意識
と8つのトピックがあって、1と8を身に付けると一流、更に2が身につくと超一流、更に意識の開発でいつも超一流達人の世界に・・・らしいです。
飛龍会で行われているこれが、オフィシャルの胴体力だとすると、僕のやっている胴体力はそれとは全然違う観点に立っています。この胴体力はN氏から教わりましたので、オフィシャルとの差別の便宜上N氏式胴体力と呼びます。詳しくは次回「オフィシャルとN氏式の差異」。