めけめけ様の日々雑感

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絶望に効く薬(山田玲司)

2005年10月30日 | 日記・雑感
絶望に効く薬の5巻を読了。
この漫画は漫画家の山田玲司がいろいろな第一線で戦っている人等に会ってその人々の物語を聞く事で絶望に効く薬にしようという対談漫画である。
毎回毎回読むたびに思う。
世の中にはすごい人がたくさんいるもんなんだなあって。

彼らに比べると僕なんていろんなところからの切り貼りで世の中を適当にこなしている甘ちゃんのぬるま湯蛙に過ぎないんだと思う。

でもそんな僕の存在を許してくれているこの世界の度量の広さというものも感じて最近は幸せだ。

今回は
富野由悠季の「つながりが見えないことが要するに絶望なんです。人は人から認められて初めて安心できる存在なんだ。」「他者がいて初めて自分がいるんだ。」
西原由記子の「自分で自分を誉めてあげていいんですよ!」
森毅の「「弱いと思わせたほうが得や」と思うで」
等がピックアップできる「いい言葉」としてはあったが、

伊藤明さん、渡部陽一さん、重松清さん、押川剛さん、デービッド・ブルさんの回はピックアップし切れないほどすごくて心に強く刺さる話だった。

とにかくこの本は世の中にはすごい人がいて当然すごくない人もまたたくさんいて、ああ世界って大きいなあと思うのに最適な本です。ぜひ読んでみて!