銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

聴けば聴くほど「黒百合姉妹」

2006-07-17 14:30:49 | 音楽空間
4月に購入した黒百合姉妹のアルバム「天の極み 海の深さ」。
「銀の砂時計」2006年4月19日掲載記事
にも書きましたが、その後もお気に入りなのは変らず・・・良く聴きまくっています。大好きというレベルを超えてしまいそうな勢いですねえ。


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黒百合姉妹の楽曲は繰り返し聴いていても飽きがこないばかりか、むしろその音楽性に秘められた奥深い芸術性に魅了させられる、そんな静かで強い力を感じます。本当に美しく繊細な楽曲ばかりです♪

でも、なぜ「黒百合」なのだろう?
「黒百合」履歴が短い私にとっては謎の部分も多いです。

楽曲の方は劇的なほど美しく、黒というよりも柔らかい天空の光を連想させるものが多いと思います。ただ、普通の「光」ではないのかもしれません。影があるからこその光というイメージで、「白」とは表現できないです。やはり「黒」なのですよね~
#う~ん、表現が難しい


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「天の極み 海の深さ」の中では
6曲目 Always the Tree
7曲目 Windspin
が、アルバムの中での配置と展開がたまらなくいいです。キーボードをはじめとする各パートの組み合わせも素晴らしいです。

8曲目 空を紡ぐ
の出だしを聴くたび、どこか気怠さを感じさせる導入部が連想させるものは、「恋風」の1シーンに出てくる風景・・・なぜ、そうなのか自分でも分かりませんが、この曲の出だしは「恋風」の風景(実際の風景)に重なるところがあります。もしかすると、「恋風」のシーンに出てきた川の水面に映る桜の木、川を覆う桜の木の枝がその場の空気を紡ぎだすイメージがあったので、何かに共鳴するのかもしれません。

もっと聴きこめば、もっと違う楽曲の面に出会いそうな予感もする黒百合姉妹です。


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最近はドライブの時に必ず黒百合姉妹を流しています。

空間の移動と時間の流れの中に身を置きながらの黒百合姉妹は、アンドレ・ギャニオンとは違った「いろ」をこころの中に与えてくれますね。


天の極み 海の深さ
黒百合姉妹
インディペンデントレーベル

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