銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

最近、読んだ本

2010-07-24 00:00:46 | 本棚いろいろ
たくさんではないものの本を読んでいます。テレビより本の方が好きになりつつありますね。図書館の利用もいつも通り続いています。

最近読んだ本では、公立図書館で借りた本が面白かったです。
「ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い」
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い
レオナルド・サスキンド
日経BP社

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かつて「ホーキング、宇宙を語る」という本を読みましたが、イマイチ面白くありませんでした。その後はホーキング本から離れてしまい、宇宙関連の本を読むことも少なくなってしまいました。
#興味はあるのですがねえ・・・

ところが図書館へ行くようになって、面白そうな本がいくつかあることを知り、ランダムに読みはじめました。そのとき、手にしたのが今回の本です。

何しろ題名が面白そうではありませんか。
「以前のホーキング本は面白くなかったし、反対説的な立場なら面白いかも♪」

うむむ~
読み始めたら、もう面白くて一気に読んでしまいました。

ブラックホールに吸い込まれたビットがどうなるのか?
その疑問に対する見解の違いを「闘い」という形式のお話に絡め、著者の立場を分かりやすく解説していました。本当は数学的記述による手法をとらないと、意味する内容の深淵部分を明らかに出来ないのでしょうが、たとえ話などで要点をうまく説明しているため、一般人にも分かるように構成されています。

ブラックホールに限らず、物理学に興味のある人には特にオススメの一冊ではないでしょうか。

この本を起点に宇宙や物理の書籍を読み進めるのも良いかな・・・なんて、思いました。レオナルド・サスキンド氏の他の本も読んでみたいです。




以前はあまり感動しませんでした。
いま読み直すと、感想もかわるかな?

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで
スティーヴン・W. ホーキング
早川書房

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