銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

関西2日目・・・大阪到着

2012-01-12 10:00:01 | あきかぜ便り~日記
京都から新快速でクリスマスイブの大阪へ到着しました。
京都~大阪間を比較的短時間で移動できるのは便利です。

大阪駅はきれいになりましたね。


工事中の頃には想像もしなかったほどの変化です。まだ工事が完了していない部分もあるようですので、今後も変化していくのでしょう。これからが楽しみです。新しくできた橋上部分は自然風が通り抜ける設計になっていて、ビル風なのか冷たい風が吹き抜けていました。おかげさまで大阪も京都と負けないくらいの寒さを実感させてくれました。


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大阪到着後、ホテルへ早々にチェックイン。実はこの後、ザ・フェニックスホールで行われる谷山浩子さんのコンサートへ出かけることになっていました。フェニックスホールは写真で見て「音が良さそう」との直感があったので、以前から興味のあったホールです。写真で音を感じたホールは、なかなかありませんから。

そのホールで谷山さんのコンサートがあるわけで、大阪に滞在しているのに行かないわけが無い・・・です(汗)。

大阪・光のルネサンスの会場下見をかねて淀屋橋からホールまで歩きました。


淀屋橋からでも10分ほどでホールへ歩いて行ける距離で、それほど遠くないです。


実際にザ・フェニックスホールへ行ってみた感想は、写真で見るよりも小さいホールに感じられました。


ただ、ホールの座席に着席するまでの自分の足音、周囲の観客が発する声や音を聞いて、
「あ!当たりだ!!」
と感じ取りました。ホール自体の響きがとても美しく、暖かい音色なのです。これは写真をみて感じた時の直感と一致するものだったので、まさに「アタリ!」だったのです。


このことはコンサートの演奏からも伺え、谷山さんの声とピアノが心地よく耳に入ってきます。やたら音の分解能を高めたような音ではなかったので、久々に音楽に集中できました。谷山さんの歌声もノリが良く、何だか歌いやすそうでした。こういうホールが東京にも欲しいですね。谷山さんご自身も「東京にもフェニックスホールが欲しいな」的な話をコンサート中にされていました。

舞台後方のパネルがせり上がると、ガラス窓から外の景色を見ることができる構造になっているのも面白い構造です。連休中の中日でしたので、あいにく周囲のビル群は消灯していて暗闇の街でしたが、「誰もいない」的な空間演出はそれなりに良いのではないかと思います。

コンサート終了後、外から舞台側を見上げる。



このようなとても美しい音がするホールでのコンサートでしたから、谷山さんの歌声が織りなす「谷山ワールド」にドーンと漬かることができて、存分に楽しむことができました。あえて言えば、もう少し「暗く」「重たい」曲もあると嬉しかったかも。

ほかに気が付いた点としては、観客側の反応が東京とは異なり、漂う空気感がかなり違うことです。東京はピーンとした緊張感が濃厚に漂うケースがありますが、関西では聴く人が楽しんでいるという空気が流れているのですね。「ゆるーい」空気感と言うのでしょうか・・・観客席に座っていて「楽しむ」感覚を共有できるのは関西なのかもしれません。
#数年前、京都で谷山さんを聴いたときも同じ感覚でした。

観客の反応が東京とは異なるという点は、この翌日に聴いた大阪フィルのコンサートでも感じられた部分です。


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コンサート終了後、大阪市役所前まで行ってみると、ルネサンスの観客で混雑していました。

今日のところは撤収かな。




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