くう・ねる・よむ・はな

食べること、眠ること、読むこと、お花が大好き。そんなメイジャンが日々の出来事を綴った、のほほんor辛口日記

ファイヤーキングのティーカップ

2008年12月07日 | 好きです

やっちまいました

あれほど器は増やさない、余計な出費は控えねば!、と自分に言い聞かせていたのにな~。『ブリ買う』のセキヤさんのブログで目にした、“チャイが透けて見えるマグカップ”の写真を見たとたん、「これってもしかして<ファイヤーキング>?」と思ったら、大当たり。

それで突如、好奇心に火がついて、4年前から、ずーっと気になっていたお店に初めて入って、そこで桃色のファイヤーキングのティーカップに一目惚れ。買っちゃいました(笑)


 (3600円 ※傷ありだから、のお値段)

ファイヤーキングとの出会いは、去る2年ほど前、京都の三条で何だかオモチャみたいだけど、妙に心そそられるポップなカップを見たのが始まり。「あっ、これ可愛い♪」と思って値段を見たら、軽~く5000円を超える値がついてるのに、ビックリ!恐れおののいて、買いたい気持ちは一気に失せたけど、あの独特の色合いと半透明のミルクガラスの風合いが、ずーっと心に残ってたみたい

その時点ではメーカーの名前も知らなかったのに、何で今回セキヤさんの写真を見ただけで、名前がわかったんだろぅ?(我ながら不思議な話ではある。)

さて今回、勇気を出して初めて入ったお店の名前は<キャンドルフレイム>と言って、田んぼや畑と住宅が立ち並ぶ、このノンビリした界隈では異色の建物。「鄙には稀な…」というシチュエーションの外見なので目立つの何のって。それが原因なのか、単にモノグサなのか、4年前、この壁(↓)を一目見た時から気になっていたのに、何でだか入れずにいたのだ。

ところで、ここはステンドグラスのランプショップだとばかり思ってたけど、実はアンティークショップだった事が今回判明。そぅ~言えば、2ヶ月くらい前からは、ファイヤーキングのカップが、ウィンドウにズラッと並べられていたんだから、気づいてもよさそうなもんだけど…思い込みって怖いな~。

     

さて、恐る恐る中に入ると、うわぁ~懐かしのファイヤーキングのカップがいっぱい!500種類くらいあるそうだ。しかも、ファイヤーキング以外にも、アンティークガラスの多彩なこと。私はガラスが大好きなので、見てる内にワクワク!

普段、お店の人にはあまりかまって欲しくない反面、興味のあるものだったら話を聞くのが大好きな私。最初に声かけをされた時は軽く流していたくせに、あまりに魅力的なガラス達に心を奪われて、いつしかオーナーの溢れる知識に耳を傾けていたのでした。久しぶりに、こんなに色んな器の話が思いっきり出来て、すっごく楽しかった~!!

オーナー、とっても嬉しい時間をありがとうございました~!

 

    ★ オーナーから聞いた<Fire-King>の豆知識>     

「アメリカのアンカーホッキング社が1942年~76年まで製造していた耐熱ミルクガラス製の食器ブランドの名前で、当時のアメリカでは画期的だった耐熱ガラスは、オーブンや電子レンジにも使えるという使いやすい食器だったんです。

もともとはカフェや企業のおまけ用(例;ケンタッキー)に大量生産された日常使いの食器だったので、 同じものでも微妙に サイズや形が違う事も多々あるんですが、逆にそんなところがマニアの心をそそる魅力の一つになってるんですよ。だから、年齢性別問わず、コレクターの方が結構いらっしゃいますよ。」


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