へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒
某所で隠遁準備中。性質が頑な、素直ではなく、
偏屈でひねくれています。

【問】ふるき もの これな~ん!?@江戸を歩く

2008年11月25日 | 江戸を歩く

ふるき もの > これな~ん!?

 

   

   

   

これな~ん!? これをつかうときも!?・・・

          

産地:不明。

年代:約二百年前!?。

 

ヒント船箪笥!を彷彿するかのものつくり!。
    細工やつくりに、職人さんの腕の良さ。
    先々代まで大事に!使われてきた。

 

細工の美しいXXXX、ある人は「XXXX」とも呼んでいる。
経年の痛みはどれほどか・・・というくらい表面は綺麗で、
目立って傷などもない。


大きさ:A4版よりやや細い(新聞半折り程度!)        

 

これな~ん!?

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【読】とりさまに献げる!@とりぱん

2008年11月24日 | 読書あれこれ

あちらのとりさんは、写真上手!。

 

こちらのとりのなん子さんは、ぉ絵描き上手!。

         

 とりのなん子 ( とりの なんこ ) 

 9月24日生まれ。A型・天秤座。岩手県出身。
 3年前に就職するも、会社員生活でストレスがたまりすぎ、漫画家を目指すことを

決意して、なんのアテもなく退職。
 第17回MANGA OPEN大賞受賞。受賞作『とりぱん』が、2005年21号より連載化。

 「とりぱん」とは、とりの餌(えさ)ぱんの耳のことです。

 

人物
 非常にシャイな性格で、特にメディアに直接顔を出すのを嫌がり、雑誌などの
取材でも、本人の意思により一度も顔写真を載せられたことはない。

 プロフィールの詳細は明らかにされていないが、岩手県出身で盛岡市在住の
30代独身女性(デビュー時)で、身長173cmのスラリとした美女らしい
 以前に小学館のアウトドア情報誌『BE-PAL』の取材があり、写真つきであったが、
顔の部分だけは本人作画による似顔絵であった。しかしその写真で写っていた
首から下は、ほっそりとした美しいスタイルをうかがわせるものであった。
(下記外部リンクair BE-PAL参照)

 

 なお、唯一ファンの元に姿を現した札幌のサイン会で目撃した人は一様に「美人」、
かわいい」と言っているらしい。


 県内のミッション系の高校(『とりぱん』作中では盛岡白百合学園高等学校に
酷似した制服に描かれている)を卒業後、上京して少女漫画家のアシスタントなどを
していたが、帰郷して小岩井農場に就職。しかしストレスなどを理由に退職し漫画家へ
転向した。

 

 退職を考え始めた頃、以前から愛読していたモーニング誌上で公募されていた
講談社モーニング編集部主催の漫画新人賞「MANGA OPEN」へ投稿したところ、
かわぐちかいじ氏・さだやす圭氏の両審査員に絶賛され、
とりぱん』で第17回MANGA OPEN大賞を受賞。
投稿第1作目で大賞を受賞するという、異例の結果となる。
 ちなみに本人は入賞しようがしまいが退職するつもりだったと語っている。

 同作は「モーニング」2005年21号より連載が開始され、現在に至る。

    

作品
とりぱん(2005年~、モーニング連載)

 

コミックス・関連書籍
とりぱん1(KCコミックス・ISBN 4-06-337594-3)
とりぱん2(KCコミックス・ISBN 4-06-337606-0)
とりぱん3(KCコミックス・ISBN 978-4-06-337619-7)
とりぱん4(KCコミックス・ISBN 978-4-06-337628-9)
とりぱん5(KCコミックス・ISBN 978-4-06-337641-8)

 

ワイドKC

とりぱん(1) 著者:とりのなん子
発行年月日:2006/03/23 サイズ:A5判 ページ数:128
ISBN:4-06-337594-3 定価(税込):620円


 ちょっと変わってて、少しクールで、割と背が高い、北の町に住んでるイトコからの手紙??
そんなような漫画です。
 東北の某ベッドタウン在住の作者(30代・独身・女)が、ネコ風物方言
地元料理など“日常”のすべてをネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。
 読む者の自然観をへにゃりと揺るがすモーニングの人気連載、ついに単行本化!
かわぐちかいじ氏・さだやす圭氏の両審査員が空前の激賞!
 第17回MANGA OPEN大賞作品も完全収録。

 

とりぱん(2) 著者:とりのなん子
発行年月日:2006/09/22 サイズ:A5判 ページ数:128
ISBN:4-06-337606-0 定価(税込):620円

 

 東北ベッドタウン発・身の丈ワイルドライフ。
2006年1月、1匹の昆虫の死が、全国の(ごく一部の)モーニング読者の涙を誘った…。
賛否両論の嵐を呼んだ「かまさん編」を完全収録! 作者を「やさし~い」と思うか、
「キモッ」と思うかは、アナタの感性に委ねたい。もちろんも大騒ぎ!

 

とりぱん(3) 著者:とりのなん子
発行年月日:2007/05/23 サイズ:A5判 ページ数:130
ISBN:978-4-06-337619-7 定価(税込):620円

 

 一人暮らしの(週刊連載)漫画家が、家賃が激安だからと50坪の庭がある仕事場を借り、
すべて家庭菜園にしたら……どうなるか?
 漫画界・文学界・バードウォッチング界が絶賛!
東北ベッドタウン発・身の丈ワイルドライフ。

 

 

とりぱん(4) 著者:とりのなん子
発行年月日:2007/10/23 サイズ:A5判 ページ数:119
ISBN:978-4-06-337628-9 定価(税込):620円

 

 この漫画は焙じ茶に合います。
 東北のベッドタウン、50坪の菜園がある借家で一人暮らしの作者が、野鳥犬猫から
季節の風物まで、日常のすべてをネタに綴る“身の丈ワイルドライフ”。
お茶うけに、1冊いかがですか。
 エサ台で巻き起こる『とりぱん』史上最高のドタバタ活劇や若冲展に“お呼ばれ”した
京都旅行編など、名場面豊作の4巻目!

 

とりぱん(5) 著者:とりのなん子
発行年月日:2008/05/23 サイズ:A5判 ページ数:119
ISBN:978-4-06-337641-8 定価(税込):620円

 

 野鳥のヒナなんか、拾うもんじゃない。
野生のものの目を、のぞき込んではならない。
 あの「カマキリかまさん編」(2巻収録)以来の反響を呼んだ“せつないとりぱん”……
ヒヨちゃん編」を収録。


 野鳥家庭菜園からわんこそばや夕焼けやガスタンクまで、あらゆる“日常”を
ネタに綴られる大好評の北東北ベッドタウン・身の丈ワイルドライフ!

 

とりぱん(6) 著者:とりのなん子
発行年月日:2008/11/21 サイズ:A5判 ページ数:131
ISBN:978-4-06-337656-2 定価(税込):620円

 

 おなじみのヒヨドリツグミハクチョウなどの面々に加え、トンビフクロウ
リスにニホンカモシカ……なぜかクリオネまでが登場。
 おまけ漫画には、とりの氏が出会った漫画家さんたちも出演!いろいろ盛りだくさんの
六冊めです。

 

    

モーニング掲載時にカラーだった原稿はすべてカラーで収録。
※口絵では、作者が携帯で撮影した秘蔵写真を公開。手ブレ御免!!
※読むと、無性に野菜が食べたくなる場合があります。
※絵日記や自由研究など「夏休みの宿題」用参考書としては、
 最適とも言えますが、ある意味でかなり不適切です。

 

参照:外部リンクair BE-PAL

http://www.e-1day.jp/morning/manga/toripan.html

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%82%93%E5%AD%90

 

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【賛】とりさまをたたえる!@とりぱん

2008年11月22日 | 江戸を歩く

とりさまをたたえる!

 

 とりさまの頁  http://torisan.iza.ne.jp/

 

とりさん(torisan) 幼名:ひよさん 太宰府周辺を飛翔中!!

           

 

とりさまの他者(おともだち意見を)紹介・・・ 

 

ヌューさま            http://gotou.iza.ne.jp/  

torisanさんは本当に明るくて知的で楽しい方でしたよ。
ブログそのままの雰囲気でした。
話し言葉が(イメージ的に)ひらがなか、漢字か、の違いはもちろんありましたけど!

               

 ワン大人さま        http://one20020530.iza.ne.jp/
☆素敵な女性ですね。若いーー、おばあだなんて、嘘!

                       

tkskyk さま(レディさま) 
おはようございます、ひよさん。
昨日はお世話になりました。ありがとうございました。とても楽しかったです。

                

umejum さま             http://umejum.iza.ne.jp/
細身のお姿、拝見(のぞき見?)してきました。あはは。     

                               

   

想像するお声:サザエさん一家のフネさん役・声優・生 美代子さんに似ていると、

ぉ声のはり・艶・上品さから、勝手に想像!。

とりさまは、麻生さんよりずーっとぉ若いですが!・・・

  [VOICE SAMPLE]クリック
http://haikyo.or.jp/PROFILE/woman/131.html

 

            

  

※文中のイラスト「とりぱん」は、とりさんの餌のぱんの耳のことです。

 とりのなん子 さんの作品です。とりぱん(モーニング連載・KCコミックス・講談社)

 http://www.e-1day.jp/morning/manga/toripan.html

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【読】日暮らし 宮部みゆき@時代小説

2008年11月20日 | 時代小説

   

日暮らし (上・中・下) 宮部みゆき 講談社 各¥580 (税別 ¥552)

 

初ものがたり』から三十三年後、深川の鉄瓶長屋を舞台に事件が巻き起こる。
店子を襲う殺し屋、差配人の出奔、怪しげな壺信仰にかぶれて姿を消すものたち、
連続する不可思議な事件。だが、探索に乗り出すのは回向院の「茂七」ではなく、
本所深川方の同心・「井筒平四郎」と御番所の中間の「小平次」だった。しかし、
やがて探索の輪が広がり、超美形少年・「弓之助」、「茂七」親分の一の手下の
政五郎」と驚異的な記憶力の「おでこ」の「三太郎」らが次々に加わる。

 

 出奔した差配人の替わりにやってきた、鉄瓶長屋の地主「湊屋」の遠縁にあたる
若い差配人の「佐吉」と愛すべき鉄瓶長屋の住人たちは、大きな陰謀に翻弄されな
がらもたくましく生き抜こうとする。

 

一日、一日 積み上げるように、みんなそうやって日暮らし

 

 

江戸町民のまっとうな日暮らし翻弄する、大店の「お家の事情」。
ぼんくら」同心・「井筒平四郎」と超美形少年・「弓之助」が
「封印された因縁」を解きほぐす。
 2,000年刊「ぼんくら」に続く下町・時代小説。

 

  

日暮らし (上) 鉄瓶長屋から差配人が消え、店子が消えていく・・・・・・


 浅草の似顔絵扇子絵師が殺された。しかも素人とは思えない鮮やかな手口で、
「探索事件は井筒様のお役目でしょう」--。
 岡っ引きの「政五郎」の手下・「おでこ」の悩み。植木職人。佐吉夫婦の心、
煮売屋の「お德」の商売敵。などなど。
 本所深川の「ぼんくら」同心・「平四郎」と超美形の甥っ子・「弓之助」が
動き出す。著者渾身の推理仕立て・時代小説。

 

おまんま
嫌いの虫
子盗り鬼
なけなし三味

 

 

日暮らし (中) 弓之助」と「おでこ」、ころころと、走る、走る!


 「佐吉」が人を殺めた疑いを受け、自身番に身柄を囚われた。
しかも、殺した相手が実の母。あの「」だという。
 今頃になって、誰が「佐吉」に、十八年前の事件の真相を教えたり
したのだろう?。
 真実を探し江戸を走り回る「平四郎」。
 「叔父上、わたしは、本当のことがわからないままになってしまうことが
案じられるのです」。

 

日暮らし

 

 

日暮らし (下) 岸が違えば、眺めも変わる。本当に真実のこと


 「ねえ 叔父上、ここはひとつ、白紙に戻してみてはいかがでしょう」。
 元鉄瓶長屋・差配人の「久兵衛」からもたらされた築地の大店・湊屋が長い間
抱えてきた「ある事情」。「葵」を殺した本当の下手人は誰なのか?。
 過去の嘘や隠し事の目くらましの中で、「弓之助」の推理が冴える。

 

 「本当のことなんて どこに あるんだよ

 

日暮らし
鬼は外、福は内

 

 「過去の?と隠し事」の目くらましに迷って悩む「平四」。
夜ごとの悪夢でおねしょをしても、必死に「」と向き合う「弓之助」。
ついに「真実」が現れる…。下町時代小説、いよいよ佳境へ。 

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【読】赤ひげ診療譚@時代小説

2008年11月19日 | 昔のお医者

必死で生きる庶民と支える医師の師弟に感動!!
名作としてあまりに有名な作品。 

 

             

赤ひげ診療譚  山本 周五郎著      赤ひげ診療譚 山本 周五郎

 新潮文庫                   角川春樹事務所

税込価格:¥580 (本体:¥552)     税込価格: ¥760 (本体:¥724)

 

 時は江戸時代。場所は小石川養生所。長崎遊学から戻った保本登(やすもと のぼる)は、
幕府の目見医、御番医という出世街道を歩むはずだったが、小石川養生所の“赤ひげ”と
呼ばれる新出居定(にいで きょじょう)に呼び出されて、医員見習いを命ぜられてしまう。
貧民層の患者を診ることになり、最初は反発していた登は、強く、人間を愛してやまない
赤ひげ次第に惹かれてゆく。青年の心の成長と師弟の魂のふれあいを描く傑作。

 

 小石川養生所の医師・赤ひげこと新出去定(にいで きょじょう)の許に、医者の卵、保本登が
やって来るところから話が始まる。
奇矯な病気にかかった人、貧に苦しむ長屋暮らしの人に接する時の去定の言動。
それを見るうちに、登の意識が次第に変化し、懐の深い人間へと成長して行く。
 登のそうした変化を確かに感じたのが、「人を裁く」ということについて登が心の中で言う
箇所である。
 お上のなさりようについて、普段は我慢強い去定が激しく憤り、そして不機嫌になる場面も
印象的である。
 去定という人物の硬骨漢ぶり、徒労に賭けるひたむきさに触れて行くうちに、とても魅力的な
人物だな~あと思うようになってきた。登の目を通して、去定のそうした人間的な魅力が非常に
よく捉えられている。

 

 やせ我慢してでも自分の正しいと思う信念を曲げずに行動する、簡単には音を上げない
新出去定の言動。
 これはハードボイルドの精神にも通じるものがあり、同時に、山本周五郎という作家の
根本を貫いているものだと考えて読み終えました。


狂女の話
駆込み訴え
むじな長屋
三度目の正直
徒労に賭ける
鶯ばか
おくめ殺し
氷の下の芽

 

 八話からなり、一話ずつ独立していながら、登が次第に成長していく過程が見て取れる。
読んでいてとても考えさせられてしまった。人生において、どうしようもない状況、特に
貧困によるそれらの問題において、生きる意味とはなんだろうという命題。

 

 この書は決して「こうあるべき」などという解答を押しつけずに、あなただったら
どうするだろうかと突きつけられる。

 それがもっとも出ているのが「鶯ばか」の、ある貧困家庭の一家心中だろう。
「放っといてくれれば親子一緒に死ねたのに、どうして助けようとなんかしたんでしょう、
なぜでしょう先生」という一命を取り留めた母親に、
「人間なら誰だって、こうせずにはいられないだろうよ」とかろうじて言う登。
そして「生きて苦労するのは見ていられても、死ぬことは放っておけないんでしょうか」、
助かったとして、苦労が軽くなる見込みはあるのか、との問いに、登は返すことができない。

 

 人間とは苦しくとも生き続けるものだ、などとおこがましいことは言わない。決してこの
母親を心から納得させる正解があるわけではない。自分の努力はまったくの徒労に終わるかも
知れない。しかし、そういった庶民にこそ医者が必要なのだと、赤ひげ共に「徒労に賭ける」
決意をする登。


 読み終わった後、自分はどう生きるのか、じわりじわりと考えさせられる良書である。

 

        

著作名:『ひげ診療譚』 (あかひげしんりょうたん)
発表年月他1958年(昭和33年) 3月~12月『オール読物』※7月休載


映画化1965年(昭和40年) 『赤ひげ』 東宝=黒澤プロ

[映画 出演者]
新出去定( 三船 敏郎) 小石川養生所の医長。幕府からの養生所の予算が
赤ひげ             削られる中、信念を持って貧困と無知に立ち向かい
              養生所を運営を図っている。

保本 登(加山 雄三)   医師。長崎へ遊学後、江戸へ戻り、小石川養生所の
                            医員見習となる。赤ひげに最初は反発していたが、
                   次第にその人柄に感化される。
             
森 半太夫(土屋 嘉男)  養生所の見習医員。登の同僚。赤ひげを尊敬している。
お雪                                 養生所の賄所で働く。森を慕っている。
津川 玄三(江原 達怡)  養生所の医員。登と交替して養生所を出る。
保本 良庵(笠智 衆)      登の父。町医者。
保本 八重(田中 絹代)  登の母。
天野源伯(三津田 健)   幕府の表御番医(法印)。登の後援者。
天野ちぐさ(藤山 陽子) 登の許婚者。登の遊学中に他の男と駆落ちをする。
天野まさえ(内藤 洋子) ちぐさの妹。
ゆみ(香川 京子)           富豪の娘。狂気で人を殺め養生所の離れに隔離されている。
お杉(団 令子)                ゆみの付添い女中。
小者・竹造(小川 安三) 養生所の小者。
六助(藤原 釜足)            蒔絵師。おくにの父親。養生所で死ぬ。
おくに(根岸 明美)          六助の娘。夫の悪事を奉行所に訴える。
佐八(山崎 努)                 むじな長屋の輻屋。労咳を病んでいて、余命いくばくもない。
おなか(桑野 みゆき)      佐八の妻。大火事の時に行方不明になる。
おとよ(二木 てるみ)        娼家で働く少女。
長次(頭師 佳孝)             五郎吉の二男。両親の家計を助けようとする。
長次の父(大久保 正信)
長次の母(菅井 きん)

 

五平次:東野 英治郎
娼家の女主人・きん:杉村 春子
利兵衛(ゆみの父):柳永 二郎
平吉:三井 弘次
和泉屋徳兵衛:志村 喬
家老:西村 晃
松平壱岐:千葉 信男
まさえの母:風見 章子
賄のおばさん・おとく:七尾 伶子
同・おかつ:辻伊万里
同・おふく:野村 昭子
同・おたけ:三戸部 スエ
娼家の女主人:荒木 道子
入所患者:左卜全
同:渡辺 篤
長屋の住人:佐田 豊
同:沢村 いき雄
地廻り:常田 富士男
同:大木 正司
同:広瀬 正一
同:田中 浩
同:久世 竜 

TV化
1960年(昭和35年) 『赤ひげ診療譚』 CX・夜の十時劇場
1961年(昭和36年) 『鶯ばか』    KR・山本周五郎アワー
1972年(昭和47年) 『赤ひげ』    NHK
1973年(昭和48年) 『赤ひげ ひとり』 NHK
1989年(平成 1年) 『赤ひげ』    TBS・時代劇スペシャル
1982年(平成 9年) 『赤ひげ』    ANB・時代劇スペシャル
2002年(平成14年) 『赤ひげ』    CX・黒澤明ドラマスペシャル

 

演劇化
1968年(昭和43年) 『赤ひげ』    新国劇二月公演
1974年(昭和49年) 『赤ひげ』    民藝公演/劇団民藝地方巡演
1975年(昭和50年) 『むじな長屋の秋』九月特別公演
1978年(昭和53年) 『赤ひげ診療譚』 東宝五月特別公演
1980年(昭和55年) 『赤ひげ診療譚』 尾上松緑九月特別公演
1981年(昭和56年) 『赤ひげ』    東京芸術座公演
1982年(昭和57年) 『赤ひげ』    東京芸術座地方巡演
1983年(昭和58年) 『赤ひげ診療譚』 七月特別公演
1987年(昭和62年) 『赤ひげ』    前進座十一月公演
1988年(昭和63年) 『赤ひげ』    松竹提携前進座初春特別公演/一月前進座公演
1990年(平成 2年) 『赤ひげ』    松竹・前進座提携公演
1991年(平成 3年) 『赤ひげ診療譚』 帝劇創立80周年記念新春特別公演
1992年(平成 4年) 『赤ひげ』    東京芸術座公演
1994年(平成 6年) 『赤ひげ診療譚』 五月特別公演
1996年(平成 8年) 『赤ひげ』    劇団創立65周年記念前進座公演
1996年(平成 8年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演
1999年(平成11年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演
2000年(平成12年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演
2000年(平成12年) 『赤ひげ』    北大路欣也特別公演
2001年(平成13年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演
2002年(平成14年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演
2002年(平成14年) 『赤ひげ』    北大路欣也特別公演
2002年(平成14年) 『赤ひげ』    劇団潮流第61回公演
2004年(平成16年) 『赤ひげ』    劇団前進座地方巡演

 

   

赤ひげ』は、1965年に東宝、黒澤プロダクションにより製作された日本の映画。白黒作品。
山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』を、黒澤明監督が「日本映画の危機が叫ばれているが、

それを救うものは映画を創る人々の情熱と誠実以外にはないと言った。
 黒澤明監督は、この『赤ひげ』という作品の中にスタッフ全員の力をギリギリまで絞り出してもらう。
そして映画の可能性をギリギリまで追ってみる。」という熱意で、当時のどの日本映画よりも長い

2年の歳月をかけて映画化した黒澤ヒューマニズム映画の頂点ともいえる名作。
 完成した作品を観た山本周五郎をして「原作よりいい」と言わしめ、興行も大ヒットを収めた。

 

 当初、1964年末封切の予定であったが、制作の遅れから不可能となり、

代わりにゴジラシリーズの「三大怪獣 地球最大の決戦」が制作された。

  また、赤ひげ役の三船敏郎は白黒映画にもかかわらずこの作品の
ために本当にひげを赤く染めていたという逸話も残っている。
 国内のみならず、海外でもヴェネチア国際映画祭サン・ジョルジュ賞などを受賞。

 主演の三船敏郎もヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したが、

同時にこれが黒澤映画における最後の「白黒映画作品」
「三船出演作品」「泥臭いヒューマニズム作品」となった。

翌1966年、黒澤は東宝との専属契約を解除し、海外の製作資本へと目を向けることになる。

 

【出典・引用】

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%B2%E3%81%92

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