真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

2011年3月26日 土曜日 海水から高濃度の放射性物質

2011年03月26日 18時07分34秒 | Weblog
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昨日 :1601歩 起床時間 :11時15分
血圧 :151  68 脈拍 :75 体温 :36.5℃  体重 :67.9㎏ 晴れ
 テレビ朝日の 朝まで生テレビで原発の事を討論していたので見てしまう。
内容的には、政治家など参加していたが、東電の人を含め皆その危険性をわかっておらず、復興には原発は必要と言う議論には、まだ危険状態にある、原子炉が納まっていないのに、それどころか、爆発する可能性だってあるのに、被害者の受けた傷を逆なでするような、知識人の議論には、腹が立って寝ることが出来なくなった。
 東電は国民に、生命を脅かす恐怖を与え、迷惑をかけたのだから、何らかの形で償うべきなのに、電気量を上げろとか、原発を続けろとか、生命軽視で産業最優先の姿には、頭に来た、ど、ころではなく、国民に呼びかけて、東京電力と政府、に国民一人当たり、数千万円の保証を訴訟する運動をしたくなった。これほど迷惑を掛けておいて、何を言っているんだ、世界から見たって、日本では原子力発電は出来ないと考えるのが常識であろう。
 原子力発電の輸出まで、言っている馬鹿が居たが、世界ってそんなにも馬鹿なのかな、今まで簡単に、日本の国民をだませたのだから、後進国だからと、蔑視している意見である。戦時中の帝國軍の考え方となんら変わっていない。馬鹿にしているよね。

7時30分になってしまった、テレビを見る。始まりがあれば最終がある。これで朝、時間を気にしないで済む。
 18時 TBSのニュースを見ていると、「佐藤栄佐久」さんが、出ていた。
厚生労働省の局長・村木厚子さんが「障害者郵便制度悪用事件」で事件を担当した主任検事・前田恒彦、および上司の特捜部長・大坪弘道、特捜副部長・佐賀元明(いずれも当時の役職)が本事件の捜査中における違法行為の疑いで最高検察庁に逮捕され冤罪事件をまだ覚えているであろう。その冤罪事件で名前が出た人だ。
福島県郡山市出身。元参議院議員で、1988年9月から2006年9月までの福島県知事であった。
元福島県知事,松平勇雄が勇退した1988年(昭和63年)9月の福島県知事選挙に、大差で初当選した。
その後の選挙でも圧倒的支持を受け、2006年秋まで第5期を務めていた。
しかし9月27日に実弟・祐二さんの絡む汚職事件で追及を受け、任期途中での辞職を表明し、翌28日に議会の同意を得て退職し後日、汚職事件で逮捕され、現在、上告中である。
当時学識者の間では、これは、福島県原子力発電所で行なわれ様としていた「プルサーマル」の危険性を訴え、大反対をしていた。そのため、東電と政府で、原発推進に障害となるため、でっちあげ、冤罪を受けたと言う噂があった。
そして「障害者郵便制度悪用事件」の前田恒彦が同特別捜査部検事として捜査に参加していた。
 この事件は現在も、元特捜検事の宗像紀夫さん(東京地検特捜部長を務めたが、検事退官後は、あらかじめ決められた検察のストーリーに合うようにゆがんだ捜査が行われていると特捜部批判を行っており、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件については起こるべくして起きた事件と評した。)が主任弁護人を務めている。

その後、知事辞任により、福島県内の原発推進に対する歯止めはなくなった。そして東電の思惑通り、福島第一原子力発電所3号機プルサーマル計画については、後任の佐藤雄平知事が2010年8月に受け入れを決定したが、安全性等に関する議論は県議会でも無かったという。
その結果が今回の2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震により、大事故を起した。
現場では、3号機「プルサーマル」の危険性を知っているがゆえに、他の原子炉の手当てまで、滞っている。

 このこと一つ採っても、今回の事故は起きて当然、人災と、言えるのでしょう。

海水から高濃度の放射性物質
ほらね、私が行っていた事が実際に起きてしまった。何もしていなかったのだ。
3月26日(ブルームバーグ):東日本大震災で被災し放射能漏れ事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所では26日、付近の海水から高濃度の放射性物質が検出された。これを受け、政府は同原発付近の海水のモニタリングを強化する方針だ。
  同日午前記者会見した原子力安全・保安院の西山英彦審議官によると、同原発放水口から南330メートルの地点の海水から濃度基準に対して1250.8倍の放射性物質ヨウ素131を検出した。セシウム134も基準の117倍に達した。分析した海水を採取したのは前日の午前8時30分。西山氏は、放射性物質が発電所から空気中を飛来してきたのか、同物質を含む水が海水に流れ込んだのか不明という。
  西山氏は、この濃度の水を500ミリリットル飲むと、人間が1年間に浴びても問題ないとされる放射線基準量上限の1ミリシーベルトに相当すると説明した。ただ、半径20キロは避難区域で漁業をしていないとし、文部科学省による船での沖合30キロの数値も安定していると指摘。ヨウ素の半減期間も短いため、「数字が安定していれば、基本的には人々への影響は大変小さいものにとどまる」と強調した。
  枝野幸男官房長官は夕方の記者会見で、高濃度の放射性物質が原発近くの海水で測定されたことに関して、海水のモニタリングを強化する必要性を指摘した。
      2号機も原子炉へ淡水-水たまり除去急ぐ
  福島第一原発では26日も復旧作業を継続。昨日から開始した1、3号機に続いて2号機でも原子炉への注水を海水から淡水に切り替えた。海水は非常手段として注水されてきたが、塩分や不純物を含むため、本来の冷却機能に支障を来たす懸念があった。
  東電によると、2号機の淡水注入は同日午前10時10分から実施。これまで消防車のポンプで海水をくみ上げ、原子炉に通じる配管に注入していたが、付近のダムから運んできた水をタンクに入れて消防車のポンプで注水する作業に切り替えた。4号機の原子炉には燃料棒が入っていないため、炉心への淡水注入の必要はない。1-4号機の使用済み燃料プールへの注水についても27日に海水から淡水へと切り替える方針。
  一方、24日に3号機の水たまりで作業中だった3人が被ばく。1、2、4号機でもタービン建屋内に水たまりがある。1、3号機は高い放射性濃度が検出されており、26日午前に会見した西山審議官は「全体的に線量は上がり気味。いかに早く水を抜いて作業の安全を確保するかが重要になってきている」と述べた。
  同日夕記者会見した武藤栄副社長によると、1号機タービン建屋では水たまりの除去作業が開始され、2、3号機についても同作業が検討されている。また、2号機では中央制御室の照明が点灯したことを明らかにした。照明点灯は1、3号機に続いて3機目。
  冷温停止している6号機では、5号機に続き炉心に海水を送るポンプの電源を仮設電源から安定的に送電できる外部電源への切り替えを終えている。
  枝野官房長官は夕方の記者会見で復旧作業の現状について、状況の悪化を防いでいるのは間違いないとしながらも、まだ予断を持てる状況ではないと説明。見通しは今の段階では言えないと述べた。

はい、まず変なことになっているね。
500ミリリットル飲むと、人間が1年間に浴びても問題ないとされる放射線基準量上限の1ミリシーベルトに相当すると説明した。
 おかしいでしょう、今までは、mSV/Kgで発表していた。
つまり1リットル飲むと人間がと言っていない、これは数値を小さくして危険がない様に操作をしている。こんな、事をして国民を誤魔化そうとするから信用されなくなるのだ。庶民は100円より99円のほうが安いと思うと思っている。1円の違いぐらいわかっている。
 そうなると次の文章のごまかしもわかりますよね。「1年間に浴びても問題ない」これって違うでしょう。飲むのは体内に入ること、体内被曝 浴びるのは体外被曝、 今回作業員が被ばくしたのが体内被曝。
上限の1ミリシーベルトに相当すると説明した
すると500ミリリットルの意味が、わかりますね2ミリシーベルトになると「人間が1年間に浴びても問題ないとされる放射線基準量上限の2倍となってしまうと言い換えなければならない。
 こんなごまかしをするんだから政府を信用しろと言うほうが無理。
 それより本来政府が言わなければならないのは、
1ミリリットル当たり50Bqと言う誤魔化しの数値。を発表するより1リットル当たり50000Bqなのだから、作業員と同じ犠牲者を出さないため、当分の間放射線量が下がるまでは、念のため海に近づかず、素手で、海水に触るようなことをしないように言わなければならないのでは。

 
コメント
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