宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論 etc etc

電王戦・電王軍団VS豊島@YSS

2014-04-29 10:06:35 | 日記
いやいや、またしても豊島くんの勝ち。

いったいどれほど柔らか頭なのかね彼は。

YSSを利用して電王軍団(ポナンザ+ツツカナ+習甦)に勝利です。


そうして結論は「COM君は話し合いができない」ということですね。

COM君が出来るのは単なる多数決。

全然議論していないね、ざんねんだけれども。

なにやらロシアとアメリカのように「自分を主張する」のみでありました。

そうして、お互いに足を引っ張り合って勝負に負けてしまいました。


人間がリーダーの場合は、「見解の多様性を生かす事」ができますね。

いやいつも生かせるのではありませんが、目標が明確ならばベクトルを合わせられると。

そうできれば「人+COM君」は「COM君多数決」を凌駕できそうです。


さてこれは当然の結末でもありますか。

人は自分の読み筋の上にたってさらにもう一つ上のレベルのメタ思考が可能なのです。

「私はこう考えるが、COM君はこうだ」と。

そのうえで「どちらが本当にいいのか」の判断ができます。

そういうメタ思考ができるのですね。


でも今回、ドワンゴ超会議が準備したのは単なる「優先順序付き多数決システム」でありました。

そうしてみごとに「話し合いが出来ないシステム」の「ダメさ加減」を見せてくれましたね。


性格のちがう3つのCOM君の意見を聞きながら3つの案から最善手を導き出す。

そういう「本当の合議システム」に至るまでの道のりはまだまだ遠い様でありますね。


PS

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電王戦・COM君は思考するか

2014-04-25 09:19:16 | 日記
我々人間が「思考する」のは当たりまえすぎてそれについて改めて「考える」のはなかなか難しいことであります。

でもやねさんに言わせれば「人間の知的作業のほとんどは、何らかの点数を最大化するという、探索を伴う最大化問題に帰着される」となります。<--リンク

それでも「将棋ソフトの応用でボカロを作ろう」というのは相変わらず「べらぼうな話」ではありますがね。


さて、「人が考える」(事が出来る)のは「自分の脳のおかげである」というのは多くの人の常識ですね。

その脳の中のプロセスは通常はシナプスの「生体ー化学ー電気反応」として理解されています。

それで、極論すれば思考とは「脳が作り出す電気信号パターンのつながり」とこうなってしまうのです。


この脳で発生している過程は神秘主義やら魔法やらが入り込む余地はなさそうで、厳密に物理・化学法則に従っている様に見えます。

そうして脳はノイマン型COM君とは設計思想と動作原理は異なりますが、それでも一種の「情報処理装置」とみなせます。<--リンク


さて、チューリングによれば原理上は「すべての計算機(コンピュータ)は等価である」となります。<--リンク

そうなると「脳が物理法則に従って動く情報処理装置ならばCOM君も同じことができる」とそういう訳であります。


そういう訳で将棋というボードゲームの世界ではありますが、「COM君は立派に我々人間の思考をエミュレートすることに成功した」というのが第3回電王戦の結論でありました。<--リンク

このことは将棋語を話すことでは「ネイティブに近いプロ棋士」が多くの場所で証言していることからも明らかなのであります。<--リンク

PS
たとえば「森下卓と戦った森下卓」<--リンク


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・放射線量コントロール39 ・「国がだました。」

2014-04-20 10:17:15 | 日記
非難指示が解除されて家に戻った人の声です。

戻ってから「実は年間1ミリ・シーベルトを超えてました。」の発表に怒りました。<--リンク

そりゃそうですよね。

「安全になった」から「非難指示が解除された」と普通は思いますもの。

でも実際は違ってました。


その上この調査結果、実は半年前にまとまっていましたが公表されませんでしたね。<--リンク

相変わらず「国にとっての不都合な事実」は発表されません。

あれだけの原発事故を起こした責任が国にもあるのにこのありさまです。


支援チームの田村厚雄・内閣府参事官は「昨年の推計値は調査途中のものだった。

線量の高い所があったから公表を見送ったわけではない」だそうです。<--リンク

見事な官僚のご返答であります。

「法律違反や職務違反はしていません」と。

まあいつも政治家というのはこの通りでありますね。

「不都合な真実」をみずから公表する政府などはどこにもありませんものねえ。


そうして「住民の安全が第一ではない事」がまた明らかになりました。

「原発の安全が第一」ですね。

「ハイテクのかたまりの原発の安全」がなりよりも大事だと。

そういう訳であります。


「原発は安全だからこれからも稼働させます」という政府ですからね。

「お金をかけて作った発電所は動かさないといけない」と。

住民の安全などは「二の次」なのでありましょう。

そうやって「住民の安全」はないがしろにされていくのでありました。

PS

両機関は福島県田村市、川内村、飯舘村の民家や農地、学校など7種類の生活空間から計43カ所を選定。

1カ所につき数十地点で空間線量と個人線量をそれぞれ測定した結果、個人の被曝線量は、空間線量の約7割の傾向にあることがわかった。<--リンク


さて、これは何をいっているのでしょうか?

「従来の安全委員会係数は0.6でした。

でも実際に調べたら福島の場合は0.7でした」と言っているのですね。


さて0.6の計算方法は以下の通りでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
屋外ですごす時間は1日の内で8時間だそうですので、安全委員会
係数を0.6にするには家屋の減衰率を0.4にします。

そうすると安全委員会係数=(8/24+16/24*0.4)=0.6となります。


さて、いままでは減衰率は0.25でしたのにここにきて0.4になったのはどういう
理由かは不明です。

いままでの公開されている説明文では、家屋の減衰率は0.1~0.25までで
0.4という数値は今回が初めてです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それで安全委員会係数を0.7にする為には家屋の減衰係数は0.55となります。

最初は0.25で次が0.4、それでじっさいは0.55だったということです。

「家の中では放射線量が外部の4分の1になる」というのが最初の想定でした。

でも実際、福島の家屋では「半分程度にしかならなかった」とそういう訳であります。


さて、それでは0.7を使って被ばく量を修正しなくてはいけません。

・・計画避難最終日(5月31日)での被ばく結果まとめ(空間線量実績値)

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量1.253m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量2.20m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量6.01m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量64.7m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量126.2m・Sv

・安全委員会係数0.7を考慮するとこうなります。(個人被ばく量)

・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量0.877m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量1.54m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量4.21m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量45.3m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量88.3m・Sv

(政府・文科省発表資料と整合しない理由は4月27日記事を参照願います。)<--リンク
  
  

さすがに100ミリ・Svは超えませんでしたが、89ミリ・Svというのはかなり大きな値でありますね。


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STAP細胞・「角を矯めて牛を殺す」NHKの報道

2014-04-19 12:38:42 | 日記
小保方さん会見の後のNHKの「クローズアップ現代」。

どうも理研の調査委員会が「不正だ」と決めたことを裏付けるのが目的のような内容でしたね。

「こうやってカット&ペーストで簡単にねつ造ができますよ」とデモンストレーションまでやってくれました。


それから国内20名の科学者にアンケートしてましたね。

そうして都合のいいところだけを取り出して「科学者の皆さんはこう言ってます」と。

まあこれはいつものやり方ではありますね。

さも公平なふりをして「自分の言いたいことを他人に代わりに言わせる」と。

まあそういう訳であります。


それで、分からないのは「そうやって小保方さんを叩いていったい何のメリットがNHKにあるのか」ということですね。

それとも何か上から圧力がかかりましたか?

「さっさとこの件が終わるように世論を作り出せ」と。

「そうしないと理研優遇法案が通らんだろう」ですか?


あ、いやいや、これは単なる「個人的な邪推」というやつですから気にしないでくださいね、NHKさん。

「証拠を出せ」と言われても観察ノートもありませんし、生データなぞはもちろんございませんからね。

しかし小保方さんをボストンに追い出す手伝いをするのはどうにも「国益に反する」ような気がするのですがねえ。


古人も申しております。

「角を矯めて牛を殺す」とね。

「小さな欠点を無理に直そうとして、かえって全体をだめにすることのたとえ」だそうですよ。

NHKにおかれましては、どうかもう少し国益というものをよくお考えの上での番組制作をお願いします。


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電王戦・恩返し

2014-04-18 12:40:02 | 日記
師匠に弟子入りしてついには師匠を凌ぐほどになるのを「恩返し」といいます。

そういう意味では随分とCOM君は師匠筋に「恩返しをしたこと」になりますね。

そして、なぜかあまり師匠筋からは喜ばれませんでしたがね。


やっぱりお弟子さんは人類でないとだめなのでしょうかねえ。

COM君も同じように「先達の棋譜」を見て学習しているのですけれどもね。<--リンク

でも将棋語を人類並みに使いこなせるのですから、もう少しCOM君のことも認めてあげなくてはいけません。

そうでないとあまりにも「了見が狭い」というものです。

それともやっぱり「地上最強」という肩書きが邪魔をしますかねえ。<--リンク


さて、COM君に負けることを「ウサイン・ボルトでも原付バイクにまける」とたとえる人がいます。

だから「たいしたことではない」と。

いやいや原付バイクと比較してはいけませんね。

ボルトと比較するなら「アシモ」であります。

想像してみて下さい。

将棋でCOM君が屋敷さんと競い合った姿は、アシモが100m走でボルトと並んで走ったかのようなものでありますよ。


ちなみに今のアシモ君は100mを40秒で走ることが出来ます。

他方ボルト君は9秒77で走り切りますね。

そしていつの日にかアシモもボルトと併走できるようになるのでありましょう。

将棋界では一足早くそういう事が現実になった訳であります。


そういう訳でCOM君は「原付バイク」ではありませんね。

まだまだ全体像はみえてきてはいませんが、最終的にはアトムの誕生につながるものなのであります。<--リンク


PS

500光年先に地球と似た惑星をNASAが発見しました。<--リンク

そこにも人が住み将棋をやっているやもしれません。

そうではありますが、我々の星系からはとても離れていてネットを使っても対局できそうにもありませんね。

そういう訳でCOM君の存在は人にとってはかけがえのない好敵手なのであります。<--リンク

そのあたりの意味もよく考えてみる必要がありそうですね、連盟さん。<--リンク


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