非難指示が解除されて家に戻った人の声です。
戻ってから「実は年間1ミリ・シーベルトを超えてました。」の発表に怒りました。<--リンク
そりゃそうですよね。
「安全になった」から「非難指示が解除された」と普通は思いますもの。
でも実際は違ってました。
その上この調査結果、実は半年前にまとまっていましたが公表されませんでしたね。<--リンク
相変わらず「国にとっての不都合な事実」は発表されません。
あれだけの原発事故を起こした責任が国にもあるのにこのありさまです。
支援チームの田村厚雄・内閣府参事官は「昨年の推計値は調査途中のものだった。
線量の高い所があったから公表を見送ったわけではない」だそうです。<--リンク
見事な官僚のご返答であります。
「法律違反や職務違反はしていません」と。
まあいつも政治家というのはこの通りでありますね。
「不都合な真実」をみずから公表する政府などはどこにもありませんものねえ。
そうして「住民の安全が第一ではない事」がまた明らかになりました。
「原発の安全が第一」ですね。
「ハイテクのかたまりの原発の安全」がなりよりも大事だと。
そういう訳であります。
「原発は安全だからこれからも稼働させます」という政府ですからね。
「お金をかけて作った発電所は動かさないといけない」と。
住民の安全などは「二の次」なのでありましょう。
そうやって「住民の安全」はないがしろにされていくのでありました。
PS
両機関は福島県田村市、川内村、飯舘村の民家や農地、学校など7種類の生活空間から計43カ所を選定。
1カ所につき数十地点で空間線量と個人線量をそれぞれ測定した結果、個人の被曝線量は、空間線量の約7割の傾向にあることがわかった。<--リンク
さて、これは何をいっているのでしょうか?
「従来の安全委員会係数は0.6でした。
でも実際に調べたら福島の場合は0.7でした」と言っているのですね。
さて0.6の計算方法は以下の通りでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
屋外ですごす時間は1日の内で8時間だそうですので、安全委員会
係数を0.6にするには家屋の減衰率を0.4にします。
そうすると安全委員会係数=(8/24+16/24*0.4)=0.6となります。
さて、いままでは減衰率は0.25でしたのにここにきて0.4になったのはどういう
理由かは不明です。
いままでの公開されている説明文では、家屋の減衰率は0.1~0.25までで
0.4という数値は今回が初めてです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それで安全委員会係数を0.7にする為には家屋の減衰係数は0.55となります。
最初は0.25で次が0.4、それでじっさいは0.55だったということです。
「家の中では放射線量が外部の4分の1になる」というのが最初の想定でした。
でも実際、福島の家屋では「半分程度にしかならなかった」とそういう訳であります。
さて、それでは0.7を使って被ばく量を修正しなくてはいけません。
・・計画避難最終日(5月31日)での被ばく結果まとめ(空間線量実績値)
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量1.253m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量2.20m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量6.01m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量64.7m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量126.2m・Sv
・安全委員会係数0.7を考慮するとこうなります。(個人被ばく量)
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量0.877m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量1.54m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量4.21m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量45.3m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量88.3m・Sv
(政府・文科省発表資料と整合しない理由は4月27日記事を参照願います。)<--リンク
さすがに100ミリ・Svは超えませんでしたが、89ミリ・Svというのはかなり大きな値でありますね。
PPS
「放射線量コントロール一覧」はこちらから入れます。
「電王戦記」はこちらから入れます。
「ビットコイン論」にはこちらから入れます。
戻ってから「実は年間1ミリ・シーベルトを超えてました。」の発表に怒りました。<--リンク
そりゃそうですよね。
「安全になった」から「非難指示が解除された」と普通は思いますもの。
でも実際は違ってました。
その上この調査結果、実は半年前にまとまっていましたが公表されませんでしたね。<--リンク
相変わらず「国にとっての不都合な事実」は発表されません。
あれだけの原発事故を起こした責任が国にもあるのにこのありさまです。
支援チームの田村厚雄・内閣府参事官は「昨年の推計値は調査途中のものだった。
線量の高い所があったから公表を見送ったわけではない」だそうです。<--リンク
見事な官僚のご返答であります。
「法律違反や職務違反はしていません」と。
まあいつも政治家というのはこの通りでありますね。
「不都合な真実」をみずから公表する政府などはどこにもありませんものねえ。
そうして「住民の安全が第一ではない事」がまた明らかになりました。
「原発の安全が第一」ですね。
「ハイテクのかたまりの原発の安全」がなりよりも大事だと。
そういう訳であります。
「原発は安全だからこれからも稼働させます」という政府ですからね。
「お金をかけて作った発電所は動かさないといけない」と。
住民の安全などは「二の次」なのでありましょう。
そうやって「住民の安全」はないがしろにされていくのでありました。
PS
両機関は福島県田村市、川内村、飯舘村の民家や農地、学校など7種類の生活空間から計43カ所を選定。
1カ所につき数十地点で空間線量と個人線量をそれぞれ測定した結果、個人の被曝線量は、空間線量の約7割の傾向にあることがわかった。<--リンク
さて、これは何をいっているのでしょうか?
「従来の安全委員会係数は0.6でした。
でも実際に調べたら福島の場合は0.7でした」と言っているのですね。
さて0.6の計算方法は以下の通りでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
屋外ですごす時間は1日の内で8時間だそうですので、安全委員会
係数を0.6にするには家屋の減衰率を0.4にします。
そうすると安全委員会係数=(8/24+16/24*0.4)=0.6となります。
さて、いままでは減衰率は0.25でしたのにここにきて0.4になったのはどういう
理由かは不明です。
いままでの公開されている説明文では、家屋の減衰率は0.1~0.25までで
0.4という数値は今回が初めてです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それで安全委員会係数を0.7にする為には家屋の減衰係数は0.55となります。
最初は0.25で次が0.4、それでじっさいは0.55だったということです。
「家の中では放射線量が外部の4分の1になる」というのが最初の想定でした。
でも実際、福島の家屋では「半分程度にしかならなかった」とそういう訳であります。
さて、それでは0.7を使って被ばく量を修正しなくてはいけません。
・・計画避難最終日(5月31日)での被ばく結果まとめ(空間線量実績値)
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量1.253m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量2.20m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量6.01m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量64.7m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量126.2m・Sv
・安全委員会係数0.7を考慮するとこうなります。(個人被ばく量)
・・4月18日より福島入りの原安委の先生方の被ばく量0.877m・Sv
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量1.54m・Sv
・・福島市(北西65km)の被ばく量4.21m・Sv
・・北西30km超え地点の被ばく量45.3m・Sv
・・北西20km超え地点の被ばく量88.3m・Sv
(政府・文科省発表資料と整合しない理由は4月27日記事を参照願います。)<--リンク
さすがに100ミリ・Svは超えませんでしたが、89ミリ・Svというのはかなり大きな値でありますね。
PPS
「放射線量コントロール一覧」はこちらから入れます。
「電王戦記」はこちらから入れます。
「ビットコイン論」にはこちらから入れます。