宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論 etc etc

電王戦・竜王戦 2ちゃんねる論

2016-11-25 01:09:08 | 日記
「2ちゃんねる」の議論はネット社会の状況を端的に表しているように見えます。

そこでは各人の社会的なステータス、年齢、性別は一切不明です。

そうして、そこに書かれた文章や記号のみが自分を表すものです。


「○○の落書き」と揶揄される事もありますが、基本的には語り合う場所、そうして議論の場所でありましょう。

何かを一方的に主張する者は最終的には相手にされなくなります。

そうしてまた、必要以上に専門的であったり、難しい言葉を使って難しく表現することも嫌われます。

簡単明瞭、そうして本質的である事。

そのような表現が求められています。


基本的にディベートの場所でありますれば、ソースを示しながらの論理的な議論が必要です。

そうして短時間で立場をくるくる、手のひら返しというのはバカにされます。

自分の立場にはそれなりにこだわりが必要で、立場を変更するならそれなりの理由が必要です。

それから、ただ単に「主流の議論がそっちだからついて行く」というのは論外でありましょう。

そうしてまた「反対の為の反対」は「レス乞食」として嫌がられる行為であります。


さてそのような議論の場所というのは、何の既得権益もなく、何のしがらみもなく、つまりは「村の対局」にある存在の様に見受けられます。

もっとも少数の固定した常連さんだけが参加している板は、村社会を作ることも可能でしょうし、それもまた楽しいものでありましょう。

しかしながら、今回の様な「大きな問題、多くの人の関心を引くテーマ」については、主流の板では「村社会は構成されない」様であります。

そういう訳で、短期日で200を超えてしまったその板は連盟とは真逆の存在、「連盟と言う村社会と対峙する存在」なのであります。

そうしてそこは村ではありませんから、何の圧力構造もなく、何の権威構造もなく、参加者は言論の自由の立場で自由に発言し、議論を交わすのでありました。

PS
さて、そのような場所の議論、議論の推移、議論の結果というものが実社会に影響力を持ちうるのか、、、というのは非常に興味深いテーマです。

「いや○○の落書きが影響力を持つはずがない。」という論があります。

他方で「ソースとロジックに基づいた議論の結果であれば、どこでなされた議論であっても一定の影響力を持つ。」という主張もあります。

はてさて、今回の「渡辺ー三浦騒動についての議論」は実社会に対して影響力を持ったのでしょうか?

それは今回の騒動の推移の結末が答えを出してくれるものと思われます。

PS
一方的なマスコミの情報提供による情報操作、世論操作は現代の情報コントロールの基本です。

実際アメリカ大統領選挙においてもその威力は相当なものでありました。

さてそこで、「2ちゃんねるは情報操作が可能なのか?」という疑問、問いが浮んできます。

そこではマスコミの担当者、編集長も単なる一人の匿名の参加者にすぎず、影響力は他の参加者と同等なのです。

従いまして、「2ちゃんねるの直接的な情報操作は不可能」が答えになるかと思われます。

やるとすればマスコミは自分の媒体を使って情報を操作し、「間接的に2ちゃんねるを情報操作すること」になりますが、提供された情報のどこかに矛盾があれば「2ちゃんねるはみのがさない」でありましょう。

そういう訳で「ネットの集合知を甘く見ている」と痛い目に合う事になりそうです。

PS
17日(木)の夕方、将棋連盟に電話して確認したという情報が2ちゃんねるに投稿されました。

それによると、順位戦 屋敷ー三浦戦は三浦9段の不戦敗になる、とかで、あす18日(金)に正式に公表されるそうです。

この情報に対する2ちゃんねるの反応は、「明日にならないと事実かどうか不明」というものでした。

さて、投稿された情報、単に「釣り」なのかそれとも本当に「リーク情報」なのか?

情報が本当だとしたら、誰が何の目的で流したのか?

たとえば「注目されているこの情報に対するネットでの反応を見よう」と考えていた人がいてもおかしくはないなあ、、、などと、妄想は膨らむばかりであります。

追伸
さて、三浦反論(3)以降、今日に至るまで水面下で連盟側との折衝があったかと思われます。

しかしながら、順位戦に三浦9段の不戦敗がついた、としますと、その折衝の結果はあまりかんばしくない、連盟側は従来の立場を何も変更しておらず、3か月出場停止をあくまで継続する、という意思表示になるかと思われます。

これが今回の連盟側の回答内容であるとすると、さて三浦側はいよいよ覚悟を決めて選択をせざるを得ない、ということになりそうです。

追追伸
連盟ー三浦会談は決裂した模様。

連盟さん、腹をくくって、衝突コース突入です。

・<将棋>屋敷九段が不戦勝で3勝2敗に A級順位戦<--リンク


PS
上記で示した様に
「17日(木)の夕方、将棋連盟に電話して確認したという情報が2ちゃんねるに投稿されました。
それによると、順位戦 屋敷ー三浦戦は三浦9段の不戦敗になる、とかで、あす18日(金)に正式に公表されるそうです。・・・」
という書き込みは、18日の0時過ぎのヤフーのニュース配信で本当であることが確認されました。

確認のニュースが流れる7時間ほど前でしたが、さていったい誰がこの情報をリークしたのでしょう?

まあ、連盟の関係者か毎日の関係者であろうことは見当がつきます。

そうして、2ちゃんねるに流した意図といえば、やはり「面白そうだから」というものでありましょう。

すぐそのあとでニュースで報道されるのですから、実害も少ないですしね。

そういう訳で、2ちゃんねるというのは実際の所、虚実入り混じった、たまにはスクープ情報も流れるという、まことに今のネット社会を代表するような存在なのでありました。

IP表示ありの功罪

もうじき210に達しそうな板ですが、IP表示される設定になったとたんに、連盟擁護派の書き込みがなくなりました。

「工作員」と称せられていたその書き込みの主たちは、やはり個人によるものではなく、なにやら組織的なものである匂いがしています。

しかしながら、IP表示にすると「工作員の書き込み、荒らしの書き込みがない」のはいいのですが、たぶん上記のような「本当のスクープ情報も書き込まれなくなるもの」と思われます。

IPアドレスというのはかなりの個人情報を含むことになりますので、ソーシャルネットワークとまでは言いませんが、かなり発言にはブレーキがかかる様です。

ましてや、上司に内緒のスクープのリークともなれば、IPアドレス表示ありの板にはなかなか書き込めないでありましょう。

PS
ちょっとした手違いでIP表示ありとなしの二つの211の板が同時に出来てしまいました。

そうして、IPありが現状118レス、IPなしが645レス,6倍近い差がついてしまいました。

やはりIPありは個人情報が表示されすぎ、、、というのが大方の見方の様であります。


さて、ところで先週中ごろでしたか、今週中頃に三浦側が不利になる様な爆弾が投下される、というリーク情報がありましたが、木曜日がもうすぐ終わると言う状況ですが今まで何事もおこりませんでた。

結局は、あれは単なる「釣り」だった様であります。

こうして2ちゃんねるは今日も真実とウソの間を揺れ動いて行くのでありました。

PS
・Facebook、偽ニュース対策を発表 「真偽がはっきりしない」警告を表示する機能を追加<--リンク

これはフェイスブックの2ちゃんねる化を示しているのでしょうか?


PS
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電王戦・三浦弘行九段への処分・第六幕

2016-11-24 00:04:04 | 日記
連盟ー三浦会談は決裂した模様。

連盟さん、腹をくくって、衝突コース突入です。

・<将棋>屋敷九段が不戦勝で3勝2敗に A級順位戦<--リンク


連盟さんは表面上は「3か月出場停止なのだから、これは当然のこと」という立場のようです。

さて、しかしながら三浦反論(3)が公表されてから12日目にしての不戦敗の発表でした。

当然ながら、反論(3)と三浦側の要求事項が書かれたお手紙は連盟に郵送されたでありましょうし、また何度かの折衝が行われたかと思われます。

しかしながら、その結果は合意には至らなかった模様です。

もし仮に合意に至っていれば「不戦敗の公表」はなく、それ以外の対応が取られていた事でしょう。


16日付けの毎日の朝刊に「これによりA級順位戦も不戦敗の見通しとなり、・・・」という記述があります。<--リンク

つまり15日(火)までには毎日に対して連盟から何らかの説明と不戦敗の連絡があったものと思われます。

そうしますと連盟はすでに16日(月)頃には「三浦9段の不戦敗」を公表する事を決めていた事になります。


毎日に対して朝日は以下のコメントを公表しています。(2ちゃんねる投稿よりの引用)

朝日新聞将棋取材班@asahi_shogi

A級順位戦、5回戦最後の羽生三冠―渡辺竜王戦が指されたこの日をもって、出場停止中の三浦弘行九段が屋敷伸之九段戦において不戦敗となることが決まりました。
将棋連盟によると、過去の不戦敗の事例と同様の対応だとのことです。
屋敷九段は3勝2敗、三浦九段は1勝4敗となりました。

上記のように連盟は朝日に対してはそれほど丁寧な説明をしたとは思えず、問い合わせに対して単なる「形式上の回答をしただけ」の様子です。


いずれにせよ、順位戦に三浦9段の不戦敗をつけたのでありますから、連盟側は従来の立場を何も変更しておらず、3か月出場停止をあくまで継続するぞ、という意思表示になるかと思われます。

これが今回の連盟側の三浦反論(3)に対する回答内容であるとすると、さて三浦側はいよいよ覚悟を決めて進むべき道を選択をせざるを得ない、ということになりそうです。


そうして、以下はまあ個人的な感想であります。

これで連盟と言う組織と三浦9段という一人の個人との戦いである事が明らかになってきました。

組織は組織の論理で、自己生存、自己保存のために動きます。

その結果一人の個人にしわ寄せがきました。

しかしながら、その個人にも生存権は当然あります。

したがって、可能な限りの抵抗はするべきもの、しなくてはならないものと考えます。

これは、「だれそれが憎い」とか「だれそれが悪い」とかいうレベルよりも上の問題、「組織と個人の戦いの問題」であります。

そうして、個人的な経験を言わせていただくなら、「正直な個人、実直な個人に対して、常にそして最初にその信頼関係を壊すのは、信頼を裏切るのは組織の側であった」という事であります。

従ってこの戦いに手加減はいりません。

基本的に弱いのは個人の方でありますから。

そうして、裏切りの罪は組織の方にあるのでありますから。

PS
・「スマホ不正疑惑」で騒動続く三浦九段、処分後初の不戦敗が確定 将棋連盟「第三者委の判断を待つしかない」<--リンク

連盟でこの電話取材に対応された方はそれなりの方なのでありましょうが、自分たちがどのような状況にいるのか、そうしてこのような取材に対してどのような対応をしなければいけないのか、まったくお分かりになっておられない様です。

そうして、以下は記事からの一部引用です。

※将棋連盟によると直接の処分理由は「疑いを持たれたままでは対局できない」と休場意向を示した三浦九段が期限内(約24時間)に休場届を出さなかったため。

伊藤雅浩弁護士はこの対応を「まるで疑いをかけられたことを以って処罰する嫌疑刑と同じ」と批判している。

PS
三浦側と連盟との協議が不調に終わったであろうことは今の状況から判断できます。

さてそれで、このような状況になっても三浦9段が何の法的な対抗手段も取らないとしたら、ネット世論は今度は三浦批判に傾くでありましょう。

ネット世論の現状は五分五分、あるいは多少三浦サイド有利かと思っていますが、この世論は本当に移り気、もろ刃の剣であります。

そうでありますので、「自分は潔白である」、「しかしながら法的手段までとって、事を荒立てたくはない」というのが本心であったとしても、残念ではありますがもはやそのような筋道はとれないでしょうし、取るべきではないでしょう。

法的な対抗措置を取る事。

どのレベルまでの補償を求めるのかは十分に考慮するべきでありましょうが、少なくとも何らかの対抗措置を取らないと、状況はより一層混乱していく事になるものと思われます。

(反論(3)で連盟に対する抗議行動が終了した、、、としますと、ネット世論の落胆は目に余るものとなりそうです。
そして、ここで終わりとするのであれば、中途半端な反論(3)は公表しなかった方が結果的には三浦9段にとってもよかったという事になりそうです。)

追伸
まことに僭越ながら、現状のプロ棋士の社会というものはあまりにも世の中から離れすぎている様に見受けられます。

そうして、今回の渡辺ー三浦騒動も「プロ棋士社会のありようは現状維持で良い。」という思いが根元にあるように思われます。

しかしながら時代は流れ、プロ棋士の社会も多分変わらなくてはいけないのでありましょう。

どのようなめぐり合わせでこうなったのかは分かりませんが、三浦9段と渡辺竜王にそのような役回りが回ってきた様であります。

時代の力によって役回りが回ってきた以上は、ここは逃げることなく「役回りを引き受けること」が期待されております。

そうして三浦9段におかれましては、プロ棋士社会が良い姿で発展していけるように、どうぞよい「次の一手」を指されますようにと思っております。

PS
竜王戦では挑戦者の資格をはく奪され、名人戦・順位戦では三浦9段は不戦敗をつけられました。

それに引き続いて朝日杯将棋オープン戦では、対局メンバーにすらあげられていません。

つまり、読売・竜王戦、毎日・順位戦、朝日・朝日杯と3つのスポンサーさんは連盟の処分を黙認、追認している訳であります。

一体どのような説明をスポンサーさん各社は受けて、そうして納得したのでありましょうか?

この三浦9段に対する処分は公表されている情報からすると、常識的にはとても納得できるような話ではないのでありますが、、、。

追伸
話は少し飛びますが、野鳥の死骸には触らないように、ご注意の程を。

・鳥インフル 環境省 野鳥の監視最高度に<--リンク


PS
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電王戦・名人戦 A級順位戦

2016-11-18 00:16:27 | 日記
・第75期名人戦C級2組順位戦 近藤誠也四段-佐藤和俊六段 第1譜<--リンク

・・・三浦弘行九段が対局中にコンピューターソフトを不正使用した疑いが浮上し、12月まで出場停止処分を受けた。

これによりA級順位戦も不戦敗の見通しとなり、対局数が減ったため、今回はC級2組の6回戦から特選譜を紹介する。・・・


さて、これが今朝(16日)の毎日新聞の記事であります。

三浦弘行九段がソフトカンニング疑惑のため、竜王戦の挑戦権を奪われたのみならず、3か月の出場停止処分を連盟から受けた、としています。

それによって毎日・朝日が主催する名人戦の順位戦も影響を受けるであろう、、、としています。

あるいはそのように毎日新聞は認識している、という表明であります。


三浦9段の今回の処分の件、確かに読売新聞には発表まえに連絡を入れて合意確認済でありましょう。

しかしながら毎日と朝日に対してはどうであったのでしょうか?

たぶん前もっての連絡、そうして合意の取り付けはなかったと推定されます。


そうであれば、昨日(15日)までの間にそのような説明と合意確認の行為が連盟から毎日・朝日の各社にあったのでしょうか?

いいや、それもまた考えにくい事であります。

なんとなれば連盟が出場停止とした理由は、当初は「休場届不提出」であり、今は「不自然な離席が多い」になっています。

しかし毎日は「ソフトカンニングのため」としています。

連盟からの合意を得るための説明が毎日にあったとすれば、毎日は「不自然な離席が多い」を出場停止処分の理由として報じなければなりません。

しかしながらそうはなっていません。


さて、連盟はたぶん第三者委員会とやらの報告を待って毎日・朝日に説明をして合意を取るつもりでありましょう。

しかしながら毎日の記事は「連盟さん、お宅からの説明はまだありませんが、こちらは予定していた記事がなくなり、被害をうけていますよ。」というものなのであります。

PS
連盟のロジックは「三浦9段はプロ棋士としてのあるまじき行為を行った。したがって全棋戦3か月出場停止の処分は相当。」というもの。

このように読売には説明をして「なるほど、分かった。」と言ってもらい、竜王戦の挑戦者を変更しました。

さて、処分公表前にはほかのスポンサーさんには了解を得る時間がなかったようでありますが、公表した後は早速関係するスポンサー各社に出向いて読売に行ったのと同じ、「分かりやすい処分理由」を説明して了解を得なくてはいけません。


そういう訳で、今日は毎日新聞へのご報告です。

連盟担当者の一通りの説明を聞き終えた毎日の担当者、「それでは三浦9段がソフトカンニングをしていた明らかな証拠があったので、処分したのですね?」と聞きます。

連盟担当者は「もごもごもご」。


「翌日に休場届を出さなかったのが処分理由ですか?」

「でもそれは三浦さんは休むとは言っていないと公表されていますが?」

連盟担当者は再び「もごもごもご」。


「不自然な離席が多いのが処分理由ですか?」

「でも他にも多くの棋士さんが離席していますが、、、。」

連盟担当者は三度び「もごもごもご」。


「それで、屋敷ー三浦戦は三浦9段の不戦敗になるのですね?」

連盟担当者は四度び「もごもごもご」。


「それでいったい今後はどうなさるおつもりですか?」

連盟担当者は今度ははっきりとした声で「第三者委員会の結論に従います。」と。


「なるほど、それでは今日は何をなさりに当社まで出向かれたのですか?」

連盟担当者は再び「もごもごもご」。


まあそういう訳で、スポンサー各社さんにご説明に伺えるのは「第三者委員会さんの結論待ち」とそういう事になるのでありました。

しかしながら不思議でありますねえ。

天下の読売新聞を説得できた理由がほかのスポンサーさんに通用しないというのは、どう考えてもわかりません。

それとも三浦9段への処分理由は「プロ棋士としてのあるまじき行為を行った為」ではない、という事なのでありましょうか?

こうして連盟の対応の仕方についてはまことに疑念が疑念を呼ぶ状況、公益法人・日本将棋連盟の名にふさわしくない状況のように思われます。


追伸
連盟ー三浦会談は決裂した模様。

連盟さん、腹をくくって、衝突コース突入です。

・<将棋>屋敷九段が不戦勝で3勝2敗に A級順位戦<--リンク


PS
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電王戦・竜王戦 法的な道筋

2016-11-15 05:09:13 | 日記
三浦サイドが取りうる法的な道筋はどんなものか。

竜王戦第四局が11月21日(月曜)になりますので、さすがに今週中に連盟側に三浦側との協議に応じるような動きがなければ来週早々にもそのような事になるかと思われます。


まずは出場停止処分の取り消しと竜王戦挑戦者資格の再確認でしょう。

ソフトカンニング疑惑が事の発端で挑戦者資格が実質上はく奪されました。

従いまして、挑戦者資格の返還があれば実質上は「ソフトカンニングはなかった」と連盟が認めた事になります。


その場合に現在進行中の竜王戦はどうなるのでしょうか?

それは三浦9段と連盟との話し合いの結果次第でしょう。

まずは村の中での合意が先で、その後でスポンサーにご報告という手順がよさそうです。


三浦9段の意向は
「1、ソフトカンニングはなかった、と連盟が認めること。」
「2、処分によって受けた精神的、経済的な被害の回復。」
になるかと思われます。

1、については、マスコミへの公式な発表が必要でしょうか。

2、については話し合いによって補償額、その他の回復の手段を決める事になるかと思われます。


そうして、そうなった場合は読売新聞は何らかの形で連盟に対して補償を求める事になりそうです。

「竜王戦の滞りのない実施」が連盟と読売との間の契約ですから、それができなかった連盟は何らかのペナルティーを受けなくてはいけません。

そうして、実際そうなるかと思われます。


裁判で三浦側の主張が認められなかった場合は、三浦9段の立場はかなり厳しいものになります。

今までの報道内容に加えて裁判でも勝てなかった、というのは致命的な事でしょう。

従いまして、それなりの覚悟をもって裁判を起こすことになります。

逆に言いますれば、「裁判を起こした」ということは「その覚悟がある」と言う事になります。


以上、ざっとではありますが大筋はこんなところでしょうか。

いずれにせよ、今週、来週が山場であることは確かな事なのであります。

PS
上記で見て来たように、現状ではあまりにも三浦サイドの負っているリスクが大きい様に見えます。

そうしてこの大きなリスクはどこかの誰かが大きなリターンを得ている、という状況とバランスしている様に見えます。

本来は大きなリターンを得るものが大きなリスクを負うべきものでありましょう。

リスクを避けてリターンのみ手に入れるのは公平ではありません。

それがフェアな競争の基本、フェアな社会の基本であると思われます。

PS
・羽生三冠、将棋ソフトと対戦ならず 叡王戦準決勝で敗退<--リンク

渡辺ー三浦騒動の間にも時間は流れ、歴史は作られていくのでありました。


PS
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10月の成績報告

2016-11-13 13:08:19 | 日記
10月末時点でのさわかみファンド成績

月末時点で元金459.4万円、利益+3253980円、利回り+70.8%
平均取得単価11989円、時価20329円、日経平均17425円です。
全投資家平均利回り+39.7%(歴代変動幅+74.4%~ー35.8%)
 同上 全期間通算 + 9.1%(2001年~現在まで)ー>年平均0.61%

9月末時点でのさわかみファンド成績

月末時点で元金459.4万円、利益+2851719円、利回り+62.1%
平均取得単価11989円、時価19287円、日経平均16449円です。
全投資家平均利回り+32.4%(歴代変動幅+74.4%~ー35.8%)
 同上 全期間通算 + 8.9%(2001年~現在まで)ー>年平均0.59%


さて、今月は前月より日経平均976円ほど↑げましたが、
さわかみさんところは1042円ほどの↑↑げです。(拍手!)


それで今月の利益は今月利益ー先月利益=+402261円となりました。

以上まとめますと

2013年での損益(6~12月)
         +1034606円
2014年での損益(1~12月)
         +2191964円
2015年での損益(1~12月)
          +540080円

2016年での損益(1~12月)
1月損益    -562856円
2月損益    -728471円
3月損益    +345512円
4月損益     +65242円
5月損益    +204991円
6月損益    ー713029円
7月損益    +403033円
8月損益    +138591円
9月損益     ー67944円
10月損益   +402261円

累積損益   +3253980円


さわかみさん、今月は↑げました。

そうして全投資家平均利回りも+39.7%に↑がりました。

それから現金比率は14.6%から13.8%まで↓げました。(ターゲット30%)

組み入れ銘柄数は99->99で変わらずの模様です。
      2015年
       3月   4月   5月   6月   7月    8月    9月
現金比率 7%  9.2% 7.9% 9.3% 10.7% 12.9% 14.4%
                         2016年
       10月   11月   12月   1月    2月    3月    4月
現金比率 13.0% 12.3% 12.8% 13.6% 14.6% 14.4% 13.5%
銘柄数    103   103   103    104   103   102   102
(↑組み入れ)
       5月    6月    7月    8月    9月    10月    11月
現金比率 13.1% 14.7% 13.8% 14.0% 14.6% 13.8%
銘柄数    99    99    99    99     99    99
(↑組み入れ)

さてそれから、今月は会員数減少でありました。

マイナンバー提出の件で、これを機会に解約している方々がおられる様です。

その為にさわかみさん、残念ながら今月は出金超過の模様であります。



PS
文字サイズはページ右上で変更できます。

全投資家平均利回り:月末時点でのファンドが持っている(投資家にとっての実質上の)平均利回り

考え方

個々の投資家は投資のタイミングがばらばらです。

従って、それぞれ異なった利回りを持つ事になりますので、投資家全員で平均してやる必要があります。

そうやって出した平均値がほぼ「全投資家平均利回り」に相当します。

ご自分の利回りの成績を判断する際の基準値としてお使いいただければ、、、と。
(ファンド仲間と比較して、上位か並みか下位か、ぐらいの判断は可能であります。)

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