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ビットコインと両替商

2014-03-10 09:12:08 | 日記
今までのオンラインゲームにはGM(ゲームマスター)が必ず存在しました。

GMというのは「ゲームを支配する神的存在」のことですね。

そしてGMが「公式両替商」も支配していました。

オンラインゲーム「ビットコイン」ではGMは存在しません。

ゲームを考えた人、それを実装した人たちはいますが、GMはいないのです。

ですから当然「公式両替商」も存在しませんね。


それではゲーム内通貨はどうやって発行するのでしょう?

ゲーム「ビットコイン」では「採掘によって掘り出す」という決まりになっています。

ゲームを作った人達でさえズルはできません。

地道に掘り出すしかないのです。


そうして、ビットコインの埋蔵量には限りがあります。

最大で2100万ビットコインまで。<--リンク

今までに採掘されたのが1200万枚ですからすでに「約半分は掘り出された」わけですね。


そうして、「通貨の流通量の上限が決まっている」ということは「そのゲーム内経済はインフレにならない」ということです。

かえって「デフレになる」といってもいいでしょう。

言いかえると「ゲームに人気がでれば通貨の価値は上がる」のです。

そうしてそれを実証して見せたのが「ビットコインとリアルマネーの交換レートの上昇」とそうなりますね。


さて、そういう訳でオンラインゲーム「ビットコイン」は「ゲーム内に公式両替商を持たない初めてのゲーム」ということになります。

そのかわり「ゲームの外にゲームとは無関係に両替商が発生した」訳ですね。

従って「両替商とゲームは基本的に無関係」なのです。

えーと、「両替商は[ ビットコイン ]というゲームの一部分ではない。」と言いかえてもいいでしょう。

そういう訳で「マウント・ゴックスが破産」しようが「ほかの両替商がつぶれよう」がそれとは一切関係なく「ビットコイン」というゲームは続いていくのですね。


PS
本日のレート  1ビットコイン=>628.20 USD

PPS

石原環境相の「30年保管すれば汚染土は再利用可能」という発言は理解不可能。

石原邸を建てるときに「土台の土」に使って見せてからそう言っていただきたい。

「放射線量コントロール一覧」はこちらから入れます。

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