電王戦・初戦は習甦の勝ち

見事に習甦が勝ちました。

竹内さん、おめでとうございます。

習甦の棋力は１年前に比べると確実に上昇しているようにみえました。


対局者の菅井さん。

２００回ほど「研究」されたそうですが、習甦が実戦の時に見せるわずかなランダムネスに負けましたね。

つまり研究では出てこなかった筋に習甦が踏み込んだ様です。

「それで対応できなかった」とはご本人の弁。

つまりは「今回は習甦はなぞれなかった」とそういう訳ですね。


そういう意味では船江リベンジマッチ、よくプロが勝てたものですね。

あれも実は相当苦労していたのですか。

そうとも知らず棋士の方には多少失礼な言い方をしていましたね。

でもこれで「なぞり部門」では１勝１敗になりました。


さて、初戦の対局は双方にそれほどのミスはなかったようです。

つまり、しっかりした対局であったと。

そう評価してよさそうですね。


でも番組の最後が残念でした。

次回対局のPVが流されたのですが、無残な内容です。

あれを作ったドワンゴとそれを放映することを許したトップの見識を疑います。

いったいどれだけの視聴者が嫌な思いをしたことでしょう。

そうしてヒールに仕立て上げられたやねさんはどんなに悔しい思いをしているのでしょうか。


本当に電王戦の歴史の中では最悪のPVでありました。

明らかに前回ヒール役を押し付けられた伊藤さんが電王戦を盛り上げるのに貢献大だったのに味をしめての確信犯ですね、この仕打ちは。


PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PPS
今回もまた２人の対局者の気持ちなどは無視されています。

すべては「電王戦というイベントを成功させたい」というドワンゴと連盟の利益が優先されていますね。

こういう視点は第１回電王戦の時にすでに存在していました。

そうしてそのことは伊藤さんの指摘にもかかわらず相変わらず反省されることなく存在し続け、３回電王戦でこのような火事にまで発展してしまいましたとさ。