宇宙論、ブラックホール、ダークマター、ホーキング放射、相対論

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電王戦・ビッグマウス

2013-04-16 12:34:46 | 日記
孫子にいわく「敵を知り己を知らば百戦危うからず」。

これは「相手のことをよく研究して、ちゃんと弱点を突きなさい。」と言って
いるのですね。

ですから、対コンピュータ用最終兵器・「と金大事」は卑怯でもなんでも
ありません。

兵法の常道であります。


「ぷえらアルファ」は完全体でないため、この魔法に敗れたのですね。

引き分けたのを相手のせいにしてはいけませんよ、伊藤さん。

ヒール伊藤氏の希望は「尋常の勝負をしてくれればなあ、、、。」という
ものです。

要するに「弱点を突かないでほしい。」と。

「それならば、戦闘力(レーティング)は名人を抜いた」と。


抜いたのは「絵に描いた名人」であります。

ストリートファイトをしない、現実には存在しない「お行儀のよい名人」であります。

電王戦は(あるいは将棋は)生身の人間との勝負であります。

当然ながらストリートファイト(入玉、、場外乱闘)OKです。


とすると、まだまだ伊藤氏の発言は「ビックマウス」の域を出ません。

これが「ぷえらの完全体」での勝負を望む所以でありまする。


ちなみに現状のハード構成で「ぷえらの完全体」を動かしたらどうなるか?

ご自慢の戦闘力は半減するでしょうね。

ストリートファイト用の評価関数の処理時間が新たに必要になる為です。

こうしてみると、まだまだ一人前になるには道が遠いのであります。


ついでながら、「GPS将棋」の戦闘力は「ぷえらアルファ」を上回っています。

ヒール伊藤氏いわく「物量にものを言わせた結果」ですね。


そうですね、現状ルールではクラスターとのネット接続OKとなっています。

クラスターOKなら「地球シミュレータ」との接続OKなのか?

「京」との接続はいいのか?


それは電王戦とはちがう世界であります。

電王戦は「人とコンピュータがなるべく公平な条件で戦う」ものであります。

そうでなければ見る者の興味がそがれます。

大人のゴリラと戦う格闘技の専門家の試合など、悲惨以外の何物でもありません。

老子も言っています。

「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とね。


今回は興味をもって見ますが、次回以降はコンピュータ側は総重量制限
の導入が必要でしょう。

そうそう、消費電力も制限しましょう。


人類は体重70Kg、消費エネルギーは200Wですか。

まあコンピュータ類もそれにならって、総重量70kg以下、消費電力200W
以下でどうでしょう。


「そんなの無茶だ。」ですって。

ツツカナくんは余裕でクリアしていますよ。

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