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子供の頃から、本を読むのが得意ではなかった私。
ややこしい物語は、読んでいるうちに、ストーリーがわからなくなり、すぐに寝てしまう。
登場人物は5人までが限界だ。
なので、本屋さんで買ってはみたものの、読み切れなかった本がたくさんある。買っただけで満足。
でも、この本は、購入してすぐに、、二時間で読み終えた。興味があった。しかも、ほとんど共感できる。
とくにお金の話のところで、使い切って死ぬ。とか、お金はあればあっただけ、わずらわしさが増える。
お金に振り回されず、生活をサイズダウンする。お金を無闇に増やそうとするな。とか、
結局、大金を持っていても、使い方のスキルがなければ、不幸な結末になってしまう。
しかも、子供や孫にお金を残さない。そのかわり、老後の面倒もみてもらわない。
そして、家族についても納得できる。いつまでも、家族が一緒に暮らしていてはいけない。
夫のことについても書いてあって「定年退職した男の価値はゼロ」「俺が養っていると、いつまでも、思うな」
奥さんに嫌われないためには、「奥さんとなるべく一緒にいない事」「お互いの距離を保つこと」
「奥さんと一緒に旅行という幻想は、捨てる。」もし奥さんと、旅行にいくなら「接待気分」
まったくその通り、弘兼さんはわかってらっしゃる。
介護のことや、友人を減らす事や、楽しい孤独についてなど、など、わかりやすい。と、いうかものすごく共感できる本に出会った。