さすがにカルシューム不足が気になり、毎朝、牛乳を飲むようにしている私。
だけど、今日、朝起きたら、牛乳がない。しかたないので、コンビニまで、散歩がてらにお買いもの。朝から暑い日です。
そこで、事件がおきました。朝8時前だというのに、混んでいる。定員さんは、たぶん私より年上のおばさん二人。
最近、若い人はどこに行ってしまったのか、コンビニの朝は、初老に近いおばさんパートだ。
慣れていないのか、宅配送りの依頼に、レジのところで、もたもた。なかなか終わらない。まちがえても責任重大なので、慎重老人はどうしても仕事が遅くなる。
必然的にレジにお客さんが並ぶ、私は二人目、私の前には、30代の女性、私の後ろには初老のおじさん、が並んだ。
そこに、太った小柄な40歳くらいのおじさんがやってきた。「ホットケーキの粉ちょうだい、どこにあるの?」と、
定員のおばさん二人はレジで手が離せない。しかし、あまりに大きな声の傲慢な態度に、危機感を感じた一人のレジおばさん、「そこですよ」と、対応すると、なにやら、その太ったおじさん、粉と、そのほかいろいろ持ってきて、並ばずにすぐに精算しろとばかりに、レジ台に物を置いた。
さすがにおばさん、「すみません、そちらにお並びください」と、、、、この人並んでいる事に気が付いていないのかなぁ~と、思ったけど、、、、おばさんにそう言われても、並ぼうとせず、めちゃめちゃ威圧的に「早く、やってよ」と、ちょっと怖い。
「え~、なにこの人」と、私も、レジおばちゃんも、私の前の女性も固まってしまったけど、、、
私の後ろの初老のおじさんだけは、「みんな並んでいるいるんだから、並ばなくちゃだめだよ」と、私たちの心の声を言葉にしてくれた。
すると、その粉おじさん「オレ、障害者、障害者」と、障害者なんだからいいだろう的な発言。
確かによくみると、ちょっとようすは、変だ、知的障害をもっているのだろう、、、でも、それってどうなんだろう???
すると、その紳士的な初老おじさん「障害者だって、ルールは守らなくてはいけないよ。もういい大人なんだから、ぼくの前に入れてあげるから、並びなさい」と、、、
な、なんとベストな対応なんだろう。私も、そう言いたかった。でも、怖くて言えなかった。
それを、私の後ろに並んでいた初老紳士は、躊躇なくできた。
そして、前川元事務次官ばりの、ゆっくり穏やか声は、そこにいた4人おばちゃんたちを救ってくれた。
いつも、思う。こういう時、どうしたらいいんだろう。障害者は確かに守られる権利がある。レジの一人や二人待ったって、そんなには、変わらないから、その人を優先しても、私は文句をいうつもりはない。
でも、最初から、「僕は障害者だから、いいだろう」とういのは、少し、違うと思う。難しいけど、一人で社会に出て、お買いものをするのであれば、やはり社会のルールは守らなくては、いけないような気がする。
世の中にはいろんな問題があるものだ。