サウナで倒れる

週に一度は、スポーツクラブに行くように、している私。
その時には、必ず、サウナで、すっきり汗を出すことにしています。

もともと、サウナはあまり得意でなかったけど、
その日はかなり、調子がよく、二度入ったのがよくなかった～
急に脱水症状をおこしたのか、気持ちが悪くなり、目の前が真っ暗に・・・

まずい、どうしよう・・・

と、かすかな意識の中、小さい脳みそで、考える。
とりあえず、何かを着て、近くのエステルームに駆け込み、
職員の人を呼んでもらおう。

一階下の何回か通ったことのあるエステルームのドアをあけ、
見慣れないエステシャンに、「ちょっと休ませて、ジムの人呼んで」と
頼むと・・・また、しばらく、もうろうとして

気がつくと、
ぼんやりジムのおねえさんが、
「救急車をよびましょう」と、誰かに話ているのが聞こえ、

あわてて「だ・大丈夫です。すこし、休めば・・・」と、
すると、そこから、いきなり、意識がはっきりしてきて、
なんとか、大事になるのを防せぎ、
自力で、水をがんがん飲み、すこし回復。

ただでさえ、噂が広まりやすい行きつけのクラブ。
知り合いも多いので、ここで私が救急車で運ばれるなんてことがあったら、
恥ずかしくて、もう、これなくなってしまう。（そんなこと言ってる場合でもないか）

それでも、なんとか、自力で帰宅できて・・・、しかしまた、いつもの頭痛が止まらない・・・

私、もしかして、脳溢血か、くも膜下出血、なんなんだろうか、
と、不安に襲われる。
「病院に行って、調べてもらおう」と、
夜、帰宅した夫に、話すと、

「ばちがあたったんだよ。今までの悪業に」と、憎まれ口の夫。
「別に悪いことなんかしてないじゃん」と、反論する私に、
「胸に手を当てて、よ～く考えてみろ」と、夫。
「まったく、身に覚えがない」と、完全にきれる私。

そんなことを言われ、怒りのエネルギーが爆発し、
私の頭痛は、どこかに吹き飛ぶから、不思議。

なにがなんでも、元気でいないと、夫に攻め込まれる家庭事情。

★寒いよぉ～と、布団にくるまって寝るNATSU。