英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

心構え編(2):ルールやメニューは最小限、鉄則は死守

2009年12月06日 04時32分19秒 | ダイエット
実行計画に関してもう一つ、"細かくて盛り沢山な実行計画であればあるほど、その通りに実行できる確率は下がる"という事を認識しておく必要があります(これは私の言葉ではないです。ダイエット以外の、何かの本で読みました)。

引き込もりのニートでもない限り、毎日毎日同じような生活パターンで、あるいは、自分自身の都合だけで行動できる人間などいません。みんなダイエットの事ばかり考えて生活できるほど暇ではないし、外部の影響を受けずに生活できるわけでもありません。だから、予定とは異なる事態が生じるのは日常茶飯事です。体調や精神状態も日々めまぐるしく変わります。したがって、実行計画はそのような予測不能な日々の変動を吸収できるロバストな物でなければ、瞬く間に"絵に描いた餅"になってしまいます。そして、ロバストであるための最も重要な条件は、"決まり事が少ない事"です。

前の記事ではできる事だけやれと書きましたが、できる事を全てやろうとしてはダメです。とりあえずは、できる事の中でも本当の肝だけを盛り込んだ計画にしておくべきです。では、そのためにはどうすればよいか?

それには、"本当に同時に実行できるか"という厳しい視点で複数のルールやメニューを突き合わせ、バランスと予想効果をよく考え、最低限の物だけ残すようにすれ、というか、そうするしかないでしょう。いわゆる専門家が言うルールやメニューは、それぞれ個々には正しい物、効果を生み出す可能性のある物がほとんどなのかもしれませんが、それらの組み合わせ方、同時に遵守する術について言及されることはあまり多くありません。だから、「結局のところ、私は何をすればいいの?」とウブなダイエッターが途方に暮れてしまうのは無理もないのです。所詮、専門家自身がダイエットの成功者とは限らないのだから、個々のバラバラな知見を実戦用の兵器に昇華する方法にまで気を配らないのは当然かもしれませんね。

したがって、残念ながら我々は個々の情報は有難く頂戴しながらも、トータルで何をするかについては頭を使って自分流にコーディネイトしなければならないのです。ただし、これは考え様によっては残念な事ではなく、むしろ何かに挑戦する時の一番の醍醐味だという見方もできます。そう思える人は物事を楽しめる人、ひいては、成果を出しやすい人でしょう。ひとりよがりになるかも、と心配になるかもしれませんが、どんな方法であれ、万人にとって完全に正しいという明確な根拠など示すことはできない以上、手探りで始めてみるしかないじゃないですか。

また、多くの細かいルールで自分を縛り上げる事は、メンタル的にもよろしくないです。何度も言うように我々はダメ人間なのだから(笑)、ちょっとした挫折ですぐにくじけてしまうものです。厳選したルールやメニューだけを実行し、万一それが間違いであっても、そうと気づいた時点で軌道修正すれば良いのだと割り切り、気楽に構えましょう。

ただし、どうしても計画に盛り込み、さらに死守しなければならない「鉄則」のような物は存在します。後に「ジュース、菓子、洋食はダイエット中はなるだけ摂取するな」というようなことを書こうと思っていますが、これなどはその最たるモノのように思います。


※本ブログのダイエットに関する記載内容については、一切責任を負いません。内容を推奨するものでも決してありません。管理者の単なる体験談です。各所皆さんの自己責任の下、軽い読み物として咀嚼し、部分的にヒントになる所があれば参考にする程度にして下さい。
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