鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

カンムリ2024 7/26 Fファミリー3羽グループの親鳥はオスの竜次に訂正

2024年07月29日 | カンムリカイツブリ
2024/7/26


前日は 沼の東側 上の橋の少し手前の水辺でCファミリーの 2組のグループを見ることになりました
あまり遠くはありませんので はっきりとその素性がわかりました
これからしばらくはこの辺りで過ごすものと思われます
これでこの沼に営巣したほぼ全員の行方が分かったことになりますが
今は良くともすぐにまた活動範囲が変わるかもしれません しかし幼鳥が独り立ちするまでは
当面はこの沼で過ごさなければならないはずですので 引き続き観察は続きます。


この日は Fファミリーを見に行ったのですが
このファミリーには少し疑問が残っています 
それは 幼鳥が2羽親鳥が1羽の 3羽グループと 幼鳥が1羽で親鳥が1羽の 2羽グループに分かれて活動をしています 子分け(雛分け)による作業分担になるのですが このファミリーの場合はそれが徹底しています

今まで見たところ 2羽グループは オスの竜次と 秋
3羽グループは メスのはるみと 夏と冬 という組み合わせであると思っていました
その理由として 活動範囲が親鳥の馴染みの場所である可能性が強いのとパッと見の外観で親鳥を決めた次第になります しかしそれは当てにはならないので困っていました

親鳥が近づかないので大きさの比較がうまくできないんですね…
しかしこの日は ほぼ同じ条件で見ることが出来 その結果今までの仮説が間違っていたと考えなおしました 
つまり 3羽グループはオスの竜次 2羽グループはメスのはるみのグループとなります

この沼のメスを見ていますとこの時期みな首の下部にみられる換羽が目立ちます
オスも変わるのですがメスほどではありません この特徴はメス特有のものと考えます

このFファミリーの2羽グループの親鳥も首の下部の変色が著しいです 

またこのペアのメスは Gペアの花子と一緒で胴体が茶色っぽいです
それに比べてオスの方は胴体が黒っぽい組み合わせでした その点もこの判断を支持します

ということで今までの判断が間違っていたと考えました (-.-)






中の橋の上から沼の東側を見ていると
近くにカンムリの親鳥が姿を現します

このカンムリになりますが 橋に近く どう見てもAペアの美子に見えますね



美子はすぐに

潜って見えなくなってしまうのですが…



すぐその後から幼鳥が1羽現れます

こちらの幼鳥になるのですが この幼鳥がすぐにAファミリーの新吉であることがわかります
それほど首の縦じまのラインが目立ちます(あみだくじ状に横に伸びるラインです)



右側も左側も

このラインは健在です
最近の新吉はとても元気がよく



お母さんを追いかけて遠くまで

泳いでゆき立ち止まることはありませんでした…すごいな





ここで この場から移動して L1-ポイントまで行き A-中洲の左先端部分が見えるところまで
行きます 目的はFファミリーになるのですが



到着すると
中洲の左先端の先の水の中に

親子連れのカンムリが見えました 幼鳥は1羽だけです




なので2羽グループかと思いましたが







この幼鳥 秋ではありませんね なので2羽グループとは違うようです
よく見るとこの幼鳥夏に見えます そうしますと冬はどうしたんでしょうか…

それとこの親鳥結構首も太く胴体も黒っぽく オスの竜次ではないかと思いますね…
もとよりこのペアはオスとメスの雰囲気にAペアやDペアとは違いがありました
体の大きさや首の太さは同様なのですが 胴体の色がオスとメスでは逆パターンでした
なのでオスとメスの区別がとても分かりにくいペアだったようです




そういった疑問が立ち上がるのですが
ずっと沖でこの親子以外の親子が活動をしており(3羽いた)そのうちの2羽が
中洲の先端と この2羽のいるところの間の水域に戻ってきました



それが

こちらになります
親鳥の後には幼鳥が1羽付いてきます







親鳥は

こちらになるのですが 先ほどのカンムリに比べると首の下部がずいぶん変色しています
冠羽が進んでいるのだと思われ メスの雰囲気がありますね



その後からついてくるのは

秋で間違いがないようです
すると この親鳥は竜次であったことになるのですが…どうもおかしいです…




顔の周りの髭もあまり黒く見えません…










大きく伸びをした後



巣のある方へと

帰ってゆきます…。

ここで今までの仮説が間違っていたのではないかと考えました
すなわち秋といつも行動を共にしている2羽グループの親鳥は
メスのはるみだったのではないかとね




中洲岬の沖の方に幼鳥が1羽戻ってくるのが見えます

先ほど2羽グループと一緒に沖で泳いでいた幼鳥です(遠くて良くわからんかったけどね…)




その幼鳥が夏と親鳥のところへ







帰ってくるのが見えます
この親鳥が竜次でないかと思うわけです そう考えてみると首も太く胴体も黒が強いです
そして何より首の下があまり変色しておりません
ここで考えを改めることとなりました

オスの竜次 → 夏 冬 (3羽グループ)
メスのはるみ →  (2羽グループ)


この様に訂正します (*'▽')





冬はいつも一人で行動しがちです



顔の模様は前々回に詳しくやった通りで

左の頬と



右の頬は前回のそれと全く同じ模様です













この辺りにいるのは Fファミリーだけです。






ここからまた沼の東側へ向かいます Cファミリーを見に行くのですが
昨日のS字に曲がったあたりよりもまだ上の橋に近いところに

例の3羽グループが見えました
お父さん四郎と 伊勢と鳥羽になります



そこを過ぎてまた少し行くと
真っ白な

大型カモメが見えたのですが




少しその横を見ると




2羽グループの幼鳥である 三重がいました
お母さんのお志摩の姿は見えなかったのですが


左の頬の

〆印も健在です
この三重 お母さんを探しているようですが(いつも何処かへ行ってしまうお母さんです…)



右の方を

見ています…



その方向には先ほどの

3羽グループの お父さんと左が鳥羽で右が伊勢の姿が見えます



このグループは仲良く

くっついているのですが



三重は彼らには




距離をとったまま近づこうとはしません
彼らもまた 子分けが徹底しているようです




これを最後にここを引き返してきますと
曲がり角のところの正面には 中の橋が遠く見えるのですが




その手前の水の中に

カンムリが1羽見えます



羽バタをして




いたのですが



横顔を見ると

この親鳥が


Cファミリーメスの

お志摩であることがわかります
この辺りに来ていたのですね 曲がり角の手前から D水門の前あたりまでが活動範囲のようです

そんなモエレのカンムリたちの様子になります。
それでは また
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カンムリカイツブリペアの子育ての記録 2024 随時更新

2024年07月29日 | カンムリカイツブリ子育ての記録 2024 随時更新
 カンムリカイツブリペアの子育ての記録
   クリックすると見たい記事にジャンプします

  2024年 抱卵から子育て 巣立ちまで
この日まで 5組のファミリーの動向がほぼ分かりましたが
簡単にまとめてみますと雛が生まれた順に

Dファミリー
  D作 悦子    梅 雪 の2羽で 巣はA-中洲左に構えるが
  雛が生まれてからすぐに橋の東側の曲がり角付近に移動して そのままずっとそこで過ごしてます
  雛分けとして D作→雪  悦子→梅 ですが今はもう決まってはいないようです

Fファミリー
  竜次 はるみ    夏 秋 冬 の3羽 巣はA-中洲右に構え巣付近は今も使用
  巣を中心に 広く活動してますが橋の東側にはゆきません 中洲岬には行きます
  雛分けとして 竜次→秋  はるみ→夏・冬 今のところはっきり分かれてますが
  夜は巣のところに全員集合するようです

Gファミリー
  五郎 花子    もみじ さくら の2羽 巣はC-中洲左に構えたがすぐに中洲の裏側に移動
  C-中洲土手側→公園側  旧S-中洲  橋の東側の橋の近くから土手側のC-中洲までの水辺
  この辺りが活動範囲になりますが Aペアとの確執により 当初は橋の近くを避けていました
  しかし今はほとんど中の橋の東側近くで過ごしてますね
  雛分けとして 五郎→もみじ 花子→さくら となっていますが行動範囲は一緒になります

Cファミリー
  四郎 お志摩    三重 伊勢 鳥羽 の3羽 巣はC-中洲右に構えたがすぐに移動
  中洲小島付近→その向かい側の公園側の岸辺→中洲岬→中洲岬の西のはずれの水辺
  その後姿が見えなくなるが 先日橋の東側のずっと奥の土手側の曲がり角付近で発見
  親子5羽で 上の橋から D-水門にかけての水辺に移動しています
  雛分けとして 四郎→伊勢・鳥羽 お志摩→三重 となっておりますが寝る時は一緒かと
  
Aファミリー
  A太 美子    中(あたる) 新吉  巣はD-中洲脇
  中の橋の下がメインですが 旧S-中洲あたりまでが行動範囲になります
  雛分けとして A太→中  美子→新吉 を考えていますがまだはっきりはしてません

           8月
 カンムリ2024 8/6 上の橋の近くでCファミリーの三重を発見! 親鳥は見えません…
 カンムリ2024 8/5 中(あたる)の羽バタ 中洲岬の西のはずれにFファミリー
 カンムリ2024 8/4 Aファミリー中とA太は旧S-中洲 後は同じだね
 カンムリ2024 8/3 Dファミリーの幼鳥は 梅がメスで雪がオスか…?
 カンムリ2024 8/1 Fファミリーはそれぞれが元気にやってます


           7月
 カンムリ2024 7/31 帰ってきたA太と中 花子とさくらも橋の下に…
 カンムリ2024 7/30 長雨の後…橋の下にはGペアが 新吉の成長 中(あたる)めっけ(^_-)-☆
 カンムリ2024 7/27 新吉は沼の東の奥で元気にやってます
 カンムリ2024 7/26 Fファミリー3羽グループの親鳥はオスの竜次に訂正とはいうもののメスのはるみかもしれない…自信が持てません
 カンムリ2024 7/25 ついにまたCファミリー全員を発見
 カンムリ2024 7/23 ハハユキトウサンウメ-Dファミリー Fファミリーは巣の前で全員集合

 カンムリ2024 7/22-② Fファミリー雛が2羽のグループガ確定 Cファミリーのその後
 カンムリ2024 7/22-① Aペアの流儀 Gペアと違うみたいだな…((+_+))

 カンムリ2024 7/21 Cファミリーのその後と 雛分けしたFファミリーの片割れ
 カンムリ2024 7/20 Cファミリーが沼の東側に Gファミリーも橋のすぐ東側に(Aペアと和解?)
 

 カンムリ2024 7/17 Gファミリーが土手側の橋の下に Aファミリー動き出す
 カンムリ2024 7/16 Fファミリーの雛が1羽のグループは雛が秋でした 
 カンムリ2024 7/15 そろそろ新吉も独り立ちしなくては…
 カンムリ2024 7/14 Dファミリーの接近 いろんなことがあるぜ…
 カンムリ2024 7/13 中洲岬にCファミリー 最初の巣に戻るGファミリー
 カンムリ2024 7/12 A太VsGファミリー 縄張り争い激化! A太が悪い

 カンムリ2024 7/11-② Gファミリーはさくらが末っ子 雛分け傾向
 カンムリ2024 7/11-① Aファミリーのナンセンストリオってか (*'ω'*)
 
 カンムリ2024 7/10-② Gペアの雛 もみじとさくらの特徴 Fペア子分けの予感…
 カンムリ2024 7/10-① Aペア雛の中と新吉の発育の違い 水泳訓練

 カンムリ2024 7/8-③ Dファミリー雛の梅と雪は大きくなりました
 カンムリ2024 7/8-② 雛が3羽のFペアとCペアの争い 中洲岬の先で
 カンムリ2024 7/8-① Cペアが近づくのを警戒するAペアの美子

 カンムリ2024 7/6 まだ各ファミリーの居場所はわかりますね
 カンムリ2024 7/5 Cファミリー発見 雛は3羽 三重 伊勢 鳥羽とします
 カンムリ2024 7/4 Aファミリー巣を出る 雛は2羽 中(あたる)に続き新吉が誕生!
 カンムリ2024 7/3 Gペアの雛が水の上に降りましたが 見分けがつかん…
 カンムリ2024 7/2 Fファミリーは親子5羽が元気にやってます
 カンムリ2024 7/1 雨の日のモエレ 

           6月
 カンムリ2024 6/30-③ 沼の東側の奥 おかしなペアがいました…
 カンムリ2024 6/30-② Dファミリーお母さん悦子がいなくなるかもしれません…
 カンムリ2024 6/30-① Aペア 雛1羽と2個の卵を確認す

 カンムリ2024 6/27-② Fペア 3羽の雛(夏 秋 冬)は元気だぜ
 カンムリ2024 6/27-① Gペアの五郎と花子巣をたたむ 雛の数は2羽に増えました

 カンムリ2024 6/25-② Cペアの雛は2羽 Gペアは1羽 今のところはね
 カンムリ2024 6/25-① Fペアに雛が誕生 3羽生まれました!

 カンムリ2024 6/21 Dファミリーは大海に漕ぎだす 育成プログラムは順調だ!
 カンムリ2024 6/19 理想的Dファミリー Fペア雛が孵ったかもしれない… Fペアに雛が誕生か!
 カンムリ2024 6/17 夏羽が進むDペアの悦子 雛も元気に育ってます
 カンムリ2024 6/15 Dファミリー 梅はお母さん 雪はお父さんの背中
 カンムリ2024 6/14 Dペアの雛 梅と雪の違いを考えてみた… 梅と雪の見分け マダラの違い
 カンムリ2024 6/9 雛の梅と雪の面倒をみる悦子 羽も食べさせてます
 カンムリ2024 6/8 Dペアの雛は2羽だけ(梅と雪) もう抱卵はしてません
 カンムリ2024 6/7 Dペアの雛 2羽になる

 カンムリ2024 6/6 Dペアに雛誕生! ようやく生まれました Dペアに第一子誕生!
 カンムリ2024 6/4 中洲岬の奥の西のはずれで新しいペアがダンスを… 6組目のペアかもしれません!
 カンムリ2024 6/3 沼の東側で見たカンムリは6/1のと違う… 橋の東側曲がり角付近はカンムリペアの休憩場か…?
 カンムリ2024 6/1 Aペアがこんなところに… 新たなカンムリが…

           5月
 カンムリ2024 5/31-② Aペアの交尾 近いんだよね…

 カンムリ2024 5/31-① Aペア以外のペアは抱卵継続中

 カンムリ2024 5/29 GペアもCペアも抱卵 Aペアは準備中 5組のカンムリペア確定!
 カンムリ2024 5/28 Gペア巣を構える Aペア巣の放棄 新たに5組目のペアか⁉
 カンムリ2024 5/26 4組のペアのその後…Gペアの巣がまだ決まらん…
 カンムリ2024 5/25 C-中洲脇のGペア(五郎と花子
 カンムリ2024 5/23 4組目のカンムリペアの登場か…? まだはっきりしませんが…
 カンムリ2024 5/21 Fペアの巣は継続中 暗い日でしたが…

 カンムリ2024 5/19-② Dペアのそばに巣を構えたFペア D作の協力を得て (^_-)-☆
 カンムリ2024 5/19‐① D作とはるみの和解 共同で巣を作ることに…?

 カンムリ2024 5/18 D作とはるみの関係 シマアジとオシドリはまだいました
 カンムリ2024 5/17 美子は美人さん C-中洲でFペアが…
 カンムリ2024 5/15 D作に威嚇され逃げてゆくはるみ
 カンムリ2024 5/14 相変わらずはるみはA-中洲が好き
 カンムリ2024 5/13 Fペアのはるみは Dペアの巣のすぐ後ろ これは近すぎます…!

 カンムリ2024 5/11 Fペアの巣作りは前途多難だぜ…
 カンムリ2024 5/10 DペアとFペアの縄張り争い 臨戦態勢に入るD作
 カンムリ2024 5/9 ついにDペアが巣を構える

 カンムリ2024 5/7 DペアとFペアがとても紛らわしい…巣が決まらんな…
 カンムリ2024 5/5 3組のペアのその後 Aペア巣を移動する(暗いのが嫌だったのかな…)
 カンムリ2024 5/4 ついに3組のペアを確認する
 カンムリ2024 5/3 Aペア抱卵か? 浮巣はD-中洲の中(この時は)
 
 
           4月
 カンムリ2024 4/30 Fペアの交尾か! この時はまだわかってなかったんだけどね
 カンムリ2024 4/29 3組目のカンムリペアの予感…?
 カンムリ2024 4/28 A-中洲の脇でじっと待つ悦子 Aペアは沼の東側へ
 カンムリ2024 4/26 暖かくなってカンムリがまた活発になりました!
 カンムリ2024 4/24 旧S-中洲にD作を発見 D作のみ
 カンムリ2024 4/22・4/23 どのペアのカンムリなのか…? 混迷を極めます
 カンムリ2024 4/19・21 今度はAペアしか見えない…
 カンムリ2024 4/17 寒くなったモエレ A-中洲の脇にDペアか?
 カンムリ2024 4/15 DペアC-中洲脇でダンスモード Aペアも健在
 カンムリ2024 4/14 去年の巣の前で求愛ダンス Dペア確定だなこれは
 カンムリ2024 4/12 雨降りの日でしたが Dペアのみ確認
 カンムリ2024 4/11 Aペア Dペアともに求愛ダンスを踊る 間違いないね!
 カンムリ2024 4/13 D-中洲の脇に巣を作ろうとしているのは 去年と同じAペアか?
 カンムリカイツブリ2024 4/7 いきなりやって来たカンムリカイツブリ
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