鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

レンカク去らず 10/11 なんて美しい翼だ まだいたんだね

2023年10月11日 | レンカク(珍鳥)
2023/10/11

先日よりずっと探していたレンカクですが
今日はまた見ることが出来ました もうてっきり寒くなってきましたので立ち去ってしまったのかと思っていたのですが やはり先日見た同じところで見ることとなりました
近くにD-水門がありますので 土手の方から水門前を見ることは出来ず
おそらくその辺りにずっといたのだと思われます

この辺りは水草がまだたくさん浮いていますのでその上を歩きながら餌を探していたのだと思われます

今日は見つけたのは先日と同じところになりますが
水門前を水門の左側まで駆け抜けてゆきその辺りでも餌を探しているのが見えました
また岸に近づいてきますと草の陰になりますので 土手からは全く見えなくなります

なので運がよくないとなかなか見ることが出来ないようです

水草も10日前よりも少なくなってきており 水の部分が増えてきていますので
レンカクにとっては歩きずらくなっていて 時折水に足を取られてしまいます
その時に水から抜け出すために翼を広げてくれましたので 今日は真っ白な翼を見ることになりました
その様子です



中の橋のずっと東側 D-水門の少し手前の水草の上にレンカクを発見することになりました







全く9/30に見た個体と同じで レンカクの冬羽になります
夏羽とは見た目も形態も全く違っており
夏羽では尾羽が黒くとても長いのが特徴です その為体長も55㎝と大変長いのですが
この冬羽は尾羽の分だけ短いので 40㎝くらいの体長になります

頭は少し赤味がかっており 首が長く首には縦に黒い線が入っているのが特徴です
また足先はクイナのような大きな足になっているのがシギとは違うところです

前回は見ることが出来ませんでしたが 翼を広げると 翼の下面も上面も真っ白なのが特徴です
また初列風切の翼指の先に黒い縁があるのも特徴になります
今回はその翼を広げたところを見るのが大きな目標となりました



水草の上を





 


左に行ったり右に行ったりと忙しいレンカクですが
人のような目がとても印象に残ります
また猛禽のような鋭い目をしていますね



水草は少なくなっていますので




水に足を取られるレンカクで どっぷりと水につかってしまいます



そんな時には時折翼を広げて深みから抜け出します
チャンス到来となります




ただ素早く翼を広げますので あっという間の出来事になり
タイミングが合わないのですが…

翼下面が真っ白なのがわかりますが



さらに

こちらを見ていただくと
翼上面も真っ白いのがわかります
ただ小雨覆のところだけが薄茶色になっているのがわかります
また初列風切のところ 翼指のところだけが黒いのも特徴ですね
白と黒のコントラストがとてもきれいです

この翼の先の黒いところが尾羽の上のところに出てくるのがわかりますね




翼をたたむとこの翼の先の黒いところが
尾羽の上のところにたたまれるわけです








とても美しい鳥だと思いますね



反対を向いて

翼を広げます



そしてまた




動き出します



そしてまた




真っ白な美しい翼を広げます



たぶん水門の左側から見ているのだと思いますが






時折翼を広げながら




岸に少し近づてきます













水の中にどっぷりつかりますが


すぐにまた

立ち上がります
















なんとも印象的な目ですね













岸のそばまで近づいてきていますが











大きな足先が印象的です






どっぷり水につかるレンカクですが
これ以上は草に隠れて見えなくなってしまいました
このレンカク いつまでいるのでしょうか 珍鳥ですね



D-水門 灌木の間から

チュウサギの顔が見えました
いつもの個体とは違うようです

お終い
それでは また
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モエレの鳥たち 9/30 シギでもチドリでもないレンカクだべか…?!

2023年09月30日 | レンカク(珍鳥)
2023/9/30


カンムリカイツブリはすでに姿を消してしまいました…
どこかへもう旅立ってしまったのか また顔を見せるのかはわかりませんが寂しい限りです
そんなモエレですが 今年は異常で水草はまだ水面を覆っています
少しずつ水面が広がりを見せてはいますが例年と比べると雲泥の差があります
例年ならばもうとっくに水面の水草は消えています
なのでカンムリも早々に姿を消してしまったのかもしれません


しかしながらここへきてカモたちの姿は随分と増えてきました
水草があるのでとても見にくいのですがそんなカモたちを見ていると
この日はその中に見たこともない鳥を発見することになりました!

現場ではシギの仲間かと思っていたのですが
どうもシギとは違ってくちばしが太くて短めです
また翼上面には細い網目状のマダラがあるのはシギになりますが
この鳥にはそれが見られません
しかしながらいろんなシギもおりますので 帰ってからよく調べようとした次第

その結果
どうもこの鳥はシギではなく チドリのような顔をしてクイナのような足で水の上を歩き回り餌をとる
熱帯にしか生息しないレンカクであるという結論になりました…ほんとか(*'ω'*)

西日本以南でしか観測例がないようなのですが
この夏の異常気象で 北海道まで迷い鳥としてやって来たのかもしれません…
違っているならばお許しいただきたいのですが
そう思った写真をご覧いただきます   はて…




カモたちの中の

オナガガモになります
中の橋の東側になります



何時もの様にチュウサギがまだ







橋の東側の岸辺でたたずんでおります
いつもと同じ個体でしょうか



カンムリを探して曲がり角付近まで行くのですが
残念ながらカンムリの姿は見えずまた引き返してくることになります

D-水門の西側少しの 岸の近くの水の中 水草の中にカモではない鳥を発見します
水草の中でとても見ずらいのですが…










長い足で水草の中を歩いています 餌を探して食べているようです

この時はてっきりシギだと思ったものですが
その場で写真を見てみると
① シギにしては くちばしが短くて少しカモメのように太いです
② お腹は白く 頭が少し赤味がかっています
③ 肩羽に繊細な網目状のマダラは見られません 塗りつぶされたような感じです
④ 首にタテに黒い太い線が見られます(こんなシギ見たことがありませんね…)
⑤ 首は長く見えます
⑥ 足先がクイナのようにデカいです
⑦ 足自体は黒味の強い黄色に見えます



シギの類を調べてみたのですが この様なシギはおらず
チドリの類かとも思いましたが首は長いですしなんといっても足先の大きさが違うようです
そこで考えられるのが レンカク となりました

このレンカク類 世界で7種類しかおらず 日本で見られるのはその1種類になるそうです
しかし暑いところでしか観測例がなく 西日本から南でしか見られていないそうなのですが
まさか北海道のこのモエレで見られることなど信じられないのが正味な話

ただ ネットで写真を見てもよく似ているので困ります
この異常気象で 北海道までやって来たのかもしれません 迷い鳥として



写真を続けます

右に見えるのはコガモですが ずんぐりしているのでコガモの方が大きく見えますが
首から尾の先までの長さはこの鳥の方が長いようです



頭は赤みが強いです
首にタテに太く黒い縞が左右に1本ずつあるのがわかります
これがレンカクの特徴になります



周りにはコガモがたくさんいるのですが その中を




歩き回ります



この歩き回るときに足を上げるのですが
その足先が




クイナのように異様にデカいのがわかります
この足があるからこそ水草の上を歩き回れるようですね













目がとても印象的です


そしてこの足も

印象に残ります 肉眼ではとても見にくいのですが…



水草の上を歩き回る







珍しいレンカクだと思いましたが はて………。



沼の中は水草に混じってカモたちが





随分と増えてきました
水草があるのでとても見にくいんだけどね…。
そんなお話でした それでは また
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