2018年 8/31
おっさんのB級グルメ哲学 ラーメン その11 となります
今回は 2000年頃に この札幌地区において一世を風靡した 月寒は 福住の
玄咲さんの 塩ラーメンである 龍舟麺(リゅうしゅうめん) についてのお話しとなります。
地下鉄福住駅の2番出口を出て 少しだけ戻ったところにそのお店はあります。
今は 回りに大きな建物が沢山建っていますが
この 2000年前後には 何もなかった記憶があります。
ラーメン屋さん というよりも ファミレスのような中華レストランという感じで
家族連れや お年寄りの方の客が多い店でした。
店内も
入口を入ると すぐ左にテーブル席 そして カウンターを挟んで この小上がりがある
大きな店でしたね。
創業は 1985年だそうで
これが当時のお店だったようです
ここが 本店で 当時 2000年頃は 発寒と 藻岩山の頂上にもありました
その後 宮の沢にも店を出したようですが
いまはそこをたたんで 大谷地の店と ここだけのようです。
ここが
大谷地の キャポの中にあるお店だそうです。
このおっさんは この本店で食べた
龍舟麺
この 野菜たっぷりの塩ラーメンの味が たいそう気に入りまして
その後 何度もここへ足を運んだものでした。
当時のこの 龍舟麺 というのは 北海道地区において 唯一無二 の存在で
ここでしか食べられない それは美味いラーメンで 何度食べても飽きのこない
毎日でもまた食べたくなるように思えたものです。
藻岩山の山頂でも 山に登った時に何度か食べたのですが この本店の方が
美味かったようです。
この店のポリシーは 体にやさしい健康的なラーメン というのが創業者の思いで
玄咲 とは ラーメン作りに置いて シロウトが クロウトになって花を咲かせよう
という 創業者の気持ちがこめられているそうです。
体にやさしいラーメンということで ラードは使わずに 植物油を使っているようです。
さて この龍舟麺ですが この塩ラーメンが この店では美味かったようです
それ以外のも食べたことがありますが これといって特徴のない普通のラーメン
だったようです。
この龍舟麺が この店の というか 札幌の塩ラーメンのなかにおいて
独創的であり 唯一の味であったようです。
函館の塩ラーメンとも全く違う 実にここでしか味わう事の出来ないラーメンでした。
豚骨を沸騰させずに20時間かけてとったスープを 氷温で熟成させるのですが
それに合わせる麺もまた この店独自の 氷温熟成麺 だそうです。
麺を氷温で長時間かけ熟成させることで 麺に コクと旨みと腰が出るそうです。
これが この店自慢の 氷温熟成麺
透明感がでるようです。
このおっさんも この麺が美味いと思いましたね 甘味と旨みがあったようですね。
そう思いました。
しかし やはり この麺は 札幌麺の 加水性の多い中太の縮れ麺なので もう少し細くても
いいかもしれません。
しかし この麺に命を懸けている創業者さんは これ位の太い麺を食べてもらいたかったのかもしれません・・・そうは思います。
こちらは 同じ様に 氷温で熟成させた
前に出て来た しなそばマルキンの冷蔵庫で熟成させた麺 ですが
確かに これはこれで 氷温で熟成させると 旨みと甘みが出ますが その他にも
別な風味がでるようです。
それと同時に明らかに小麦の香は飛んでしまうようでもあります。
これがいいのかどうかは 好みが別れるかもしれません
このおっさんは甘みが出て美味いと思ったのですがね・・・。
ラーメンは スープで 麺を食べる食べ物ですが
麺が美味くても スープがまずくては 美味いラーメンとは言い難いものです
ここの店は あまりに この 氷温熟成麺を強調しすぎるが為
肝心の その他のラーメンの味に対しては 今一つのようです。
しかしながら ここの この 龍舟麺 だけは トビきりの美味さでしたね。
豚臭さがない ほぼ透明のスープに この氷温熟成麺
その上に盛りつけられた 野菜が実に美味かった!
白菜 たまねぎ シイタケ ピーマン キクラゲ 白髪ねぎ
さらにその中に 刻んだつぶ貝 と チャーシューではなく 炒めた豚ばら肉のスライスが
3~4枚(小さいけどね)クコの実と食用の花が乗っていましたね
接客の 男性の社員の方が最初に教えてくれたものです
この花は食べられるんですよ とね。
このたくさんの野菜は 火が通っているのですが そのいため具合というか茹で具合が
絶妙!
野菜はシャキッとしているのに 野菜の生くささはなく さりとて ヘタっとした感じも無く
野菜の中に すでに旨みがたっぷり含まれているように思えましたね。
この野菜やつぶや豚ばら肉が
この透明感のあるあっさりした中にも旨みのたっぷり含まれたスープと良く合うんですね。
麺も力強くうまみがあり 堪らんかったです。
もちろんスープは一滴残らずに飲み干すのですが。
またすぐに食べたくなるんですね この龍舟麺は・・・。
まさに 唯一無二の味だったのですね、この頃は・・・。
しかるに 数年前に まッこと久しぶりに再訪した時に
愕然としました。
店の雰囲気が全然違います 活気がない・・・
そして 肝心の龍舟麺の味は・・・
以前のような 生き生きとした野菜のキレがありません スープも どこか
豚肉の匂いがきつく感じられます。
野菜は あんかけ風になってしまったような感じです・・・。
これは以前の龍舟麺とは違いますね 時間の経過が ただの塩ラーメンに変えてしまった
ようです。
人が変わってしまったのかとも思います厨房には 以前の方もいないし
接客の男の人もいなくなってしまったようです。
あの 20年前にうけた 鮮烈な美味さは もうそこにはありません・・・残念ですが。
時の流れでしょうね。
そう思うと 思い当るフシがあります
このお店 麺の大盛りをやっていないのですね!
うちは大盛り やって無いんですよ・・・
こう言われましたね
ラーメン好きの特に男にとって 麺の大盛りは 必須です
このおっさんも ラーメンにライスは食べない! 断固麺の大盛りなんですね。
それくらい たくさん食べたい という事ですよ。
しかるに この店は それをやらない!
こんな店 他に見たことがありません。
アイスキャンディーをいただくくらいなら 大盛りを作れ! と言いたいです。
簡単にできるサービスだと思うのですが それをしない・・・
創業者の 氷温熟成麺に対するこだわりか? 奢りか!
美味い麺ならば たくさん食べて欲しい と思うのがこだわりかと思うのですがね。
どこか考えが違う様ですね。
もう遅いけどね・・・。
しかしながら ここの この龍舟麺は すこぶる美味いと思いましたね
若い人にはウケないんだけどね
そんなお話しでした。
おっさんのB級グルメ哲学 ラーメン その11 となります
今回は 2000年頃に この札幌地区において一世を風靡した 月寒は 福住の
玄咲さんの 塩ラーメンである 龍舟麺(リゅうしゅうめん) についてのお話しとなります。
地下鉄福住駅の2番出口を出て 少しだけ戻ったところにそのお店はあります。
今は 回りに大きな建物が沢山建っていますが
この 2000年前後には 何もなかった記憶があります。
ラーメン屋さん というよりも ファミレスのような中華レストランという感じで
家族連れや お年寄りの方の客が多い店でした。
店内も
入口を入ると すぐ左にテーブル席 そして カウンターを挟んで この小上がりがある
大きな店でしたね。
創業は 1985年だそうで
これが当時のお店だったようです
ここが 本店で 当時 2000年頃は 発寒と 藻岩山の頂上にもありました
その後 宮の沢にも店を出したようですが
いまはそこをたたんで 大谷地の店と ここだけのようです。
ここが
大谷地の キャポの中にあるお店だそうです。
このおっさんは この本店で食べた
龍舟麺
この 野菜たっぷりの塩ラーメンの味が たいそう気に入りまして
その後 何度もここへ足を運んだものでした。
当時のこの 龍舟麺 というのは 北海道地区において 唯一無二 の存在で
ここでしか食べられない それは美味いラーメンで 何度食べても飽きのこない
毎日でもまた食べたくなるように思えたものです。
藻岩山の山頂でも 山に登った時に何度か食べたのですが この本店の方が
美味かったようです。
この店のポリシーは 体にやさしい健康的なラーメン というのが創業者の思いで
玄咲 とは ラーメン作りに置いて シロウトが クロウトになって花を咲かせよう
という 創業者の気持ちがこめられているそうです。
体にやさしいラーメンということで ラードは使わずに 植物油を使っているようです。
さて この龍舟麺ですが この塩ラーメンが この店では美味かったようです
それ以外のも食べたことがありますが これといって特徴のない普通のラーメン
だったようです。
この龍舟麺が この店の というか 札幌の塩ラーメンのなかにおいて
独創的であり 唯一の味であったようです。
函館の塩ラーメンとも全く違う 実にここでしか味わう事の出来ないラーメンでした。
豚骨を沸騰させずに20時間かけてとったスープを 氷温で熟成させるのですが
それに合わせる麺もまた この店独自の 氷温熟成麺 だそうです。
麺を氷温で長時間かけ熟成させることで 麺に コクと旨みと腰が出るそうです。
これが この店自慢の 氷温熟成麺
透明感がでるようです。
このおっさんも この麺が美味いと思いましたね 甘味と旨みがあったようですね。
そう思いました。
しかし やはり この麺は 札幌麺の 加水性の多い中太の縮れ麺なので もう少し細くても
いいかもしれません。
しかし この麺に命を懸けている創業者さんは これ位の太い麺を食べてもらいたかったのかもしれません・・・そうは思います。
こちらは 同じ様に 氷温で熟成させた
前に出て来た しなそばマルキンの冷蔵庫で熟成させた麺 ですが
確かに これはこれで 氷温で熟成させると 旨みと甘みが出ますが その他にも
別な風味がでるようです。
それと同時に明らかに小麦の香は飛んでしまうようでもあります。
これがいいのかどうかは 好みが別れるかもしれません
このおっさんは甘みが出て美味いと思ったのですがね・・・。
ラーメンは スープで 麺を食べる食べ物ですが
麺が美味くても スープがまずくては 美味いラーメンとは言い難いものです
ここの店は あまりに この 氷温熟成麺を強調しすぎるが為
肝心の その他のラーメンの味に対しては 今一つのようです。
しかしながら ここの この 龍舟麺 だけは トビきりの美味さでしたね。
豚臭さがない ほぼ透明のスープに この氷温熟成麺
その上に盛りつけられた 野菜が実に美味かった!
白菜 たまねぎ シイタケ ピーマン キクラゲ 白髪ねぎ
さらにその中に 刻んだつぶ貝 と チャーシューではなく 炒めた豚ばら肉のスライスが
3~4枚(小さいけどね)クコの実と食用の花が乗っていましたね
接客の 男性の社員の方が最初に教えてくれたものです
この花は食べられるんですよ とね。
このたくさんの野菜は 火が通っているのですが そのいため具合というか茹で具合が
絶妙!
野菜はシャキッとしているのに 野菜の生くささはなく さりとて ヘタっとした感じも無く
野菜の中に すでに旨みがたっぷり含まれているように思えましたね。
この野菜やつぶや豚ばら肉が
この透明感のあるあっさりした中にも旨みのたっぷり含まれたスープと良く合うんですね。
麺も力強くうまみがあり 堪らんかったです。
もちろんスープは一滴残らずに飲み干すのですが。
またすぐに食べたくなるんですね この龍舟麺は・・・。
まさに 唯一無二の味だったのですね、この頃は・・・。
しかるに 数年前に まッこと久しぶりに再訪した時に
愕然としました。
店の雰囲気が全然違います 活気がない・・・
そして 肝心の龍舟麺の味は・・・
以前のような 生き生きとした野菜のキレがありません スープも どこか
豚肉の匂いがきつく感じられます。
野菜は あんかけ風になってしまったような感じです・・・。
これは以前の龍舟麺とは違いますね 時間の経過が ただの塩ラーメンに変えてしまった
ようです。
人が変わってしまったのかとも思います厨房には 以前の方もいないし
接客の男の人もいなくなってしまったようです。
あの 20年前にうけた 鮮烈な美味さは もうそこにはありません・・・残念ですが。
時の流れでしょうね。
そう思うと 思い当るフシがあります
このお店 麺の大盛りをやっていないのですね!
うちは大盛り やって無いんですよ・・・
こう言われましたね
ラーメン好きの特に男にとって 麺の大盛りは 必須です
このおっさんも ラーメンにライスは食べない! 断固麺の大盛りなんですね。
それくらい たくさん食べたい という事ですよ。
しかるに この店は それをやらない!
こんな店 他に見たことがありません。
アイスキャンディーをいただくくらいなら 大盛りを作れ! と言いたいです。
簡単にできるサービスだと思うのですが それをしない・・・
創業者の 氷温熟成麺に対するこだわりか? 奢りか!
美味い麺ならば たくさん食べて欲しい と思うのがこだわりかと思うのですがね。
どこか考えが違う様ですね。
もう遅いけどね・・・。
しかしながら ここの この龍舟麺は すこぶる美味いと思いましたね
若い人にはウケないんだけどね
そんなお話しでした。