今日の言葉
みずから敵の間へ躍りこんでいくのは臆病者の証拠であるかもしれない
ニ-チェ「曙光」
菅首相、学術会議に宣戦布告、日本の最高頭脳集団を敵にまわしました。
男気にあふれた決断でした。俺様は総理大臣たぞ。わしに逆らうやつは血祭りにあげるぞ、そんな気合いの入り方です。
学術会議は、日頃から感心などありませんでしたが、どのような組織で、
任命されなかった六名はどのような人たちか、興味湧き、調べてみました。関心ある方は目を通していただけたら載せたかいがあるといいものです。
六名が任命されなかったのは、政府の政策に異を唱えたからでした。反対する人たちに対する見せしめになります。逆らうと君たちもこうなるのだぞ、いわゆる一つの脅迫です。これを恐怖政治といい、主張したいこともいえなくなります。これって独裁政治の前触れのような気がします。
任命権は内閣に握られているので、学術会議の抗議などは、菅首相は、ほとぼりが冷めるまで無視を決め込むでしょう。前政権と同じ「逃げ戦法の術」得意技です。
コロナ禍の影に隠れて、これ幸いとやり放題、し放題で、政府は学術会議を手始めに国民生活まで締め付けがより厳しくなるとような気がします。
「気がします」ばかりですが、それを阻止するには、国民の権利である選挙権行使しかありません。野党もあてにならず、山本太郎氏も目立たなくなりました。では、どこに投票したらよいのか思案中です。
菅首相には、伝家の宝刀が何本あるのでしょうか?前触れなしに抜いてきますので、誰もが戦々恐々状態でしょう。それも電光石火ですので対処できません。次はどこが狙われのでしょうか?
ご訪問ありがとうございました。
以下、学術会議の資料です。
学術会議 ホームページより
小沢隆一・東京慈恵会医科大教授・憲法学 「安全保障関連法に反対する学者の会」の賛同者。2015年7月、衆院特別委員会の中央公聴会で、野党推薦の公述人として出席、廃案を求めた
岡田正則・早稲田大大学院法務研究科教授・行政法 「安全保障関連法案の廃止を求める早稲田大学有志の会」の呼び掛け人。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地施設問題をを巡って2018年、政府対応に抗議する声明を発表
松宮孝明・立命館大大学院法務研究科教授・刑事法 犯罪を計画段階から処罰する「共謀罪」法案について、2017年6月、参院法務委員会の参考人質疑で「戦後最悪の治安立法となる」などと批判。京都新聞に対し「とpんでもないところに手をだしてきたなこの政権は」と思ったとインタビューに答えている。
宇野重規・東京大社会科学研究所教授・政治思想史 憲法学者らで作る「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人。2013年12月に成立した特定秘密保護法について「民主主義の基盤そのものを危うくしかねないと批判していた」
加藤陽子・東京大大学院人文社会系研究科教授・日本近現代史 「立憲デモクラシー」の呼びかけ人。改憲や特定秘密保護法などに反対。「内閣府公文書管理委員会」委員。現在は「国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議」の委員。
芦名定道・京都大教授・キリスト教学 「安全保障関連法に反対する学者の会や」や安保法制に反対する「自由と平和のための京大有志の会」の賛同者
学術会議とは? ホームぺ-ジより
科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。職務は
①科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること
②科学の研究に関する連絡を図り、その能率を向上させること
我が国の人文・社会科学、生命科学、
理学・工学の全分野の科学者約87万人の科学者を内外に代表する機関であり、210人の会員と約2000人の連携会員によって職務か担われています。
役割
政府に対する政策提言
国際的な活動
科学者間ネットワークの構築
科学の役割についての世論啓発