今日の言葉
ある人を軽蔑すると公言するのは、まだ十分に軽蔑していないのだ。沈黙こそ唯一至上の軽蔑だ
サント・ブ-ヴ「わが毒」
6月1日(火) 晴 休み
病院にて
午前10時30分に主治医の診断があります。きょうの予定は、採血をし、そのデータをもとに問診をします。数値は異常なしでした。
3年前に大腸がんの摘出手術しました。手術後5年間は経過観察、がんの再発は起きないかどうか確かめるために通院しなければなりません。二度と腹切りはしたくないので、進んで通っています。
血液検査だけでがんを発見できる技術があること自体すばらしいことです。早期発見、治療、治癒が可能な時代、長生きできる環境があります。ないのは生きていくためのお金です。お金がない老後のことを考えると背筋が寒くなります。コロナ禍で、自分もいつ陥るのかわかりません。
診察室の前にあり待合席はふさがり、臨時席用に二脚用意されました。私の受診するのは消化器内科、同じフロアーにある他の診察室前も同じです。🈵🚻🚻、大盛況です。
周りを見渡せば、私より高齢の人たちが8割、同年齢か少し年下の人たちが1割5分、残りが若い人たちになります。
少子高齢化の典型的な縮図を表してしるのが病院だと思いました。団塊の世代が高齢者になると、国民の4人に1人が高齢者になるといわれています。
国民皆保険のお陰で3割負担で体調がおかしければ診察してくれます。働き手が少なくなれば、健康保険用の金庫も底をつきかねません。
高齢者への厚遇もいいけれどそれによって、負担を強いられる若い人たちのことを考えると気が重くなります。
「今だけ、カネだけ、自分だけ」というフレーズがはやっています。時代を的確に表現しています。自分さえよければ他人のことなど知るものかそんな雰囲気が日本列島を覆っています。
明るく希望のある明日をつくるのが政治の役割です。政治本来の役割を忘れてしまい、コロナ禍での政策、対策も右往左往しています。国家大計を語る政治家がみあたりません。
その国の政治をみれば国民のの質もよくわかるといわれています。今の政治は国民が作り上げています。政治家を責めるよりも、国民のレベルアップのほうが重要かと思います。
『災いを転じて福となす』
コロナ台風過ぎ去ったあと日本晴れになればよいと念じています。
安倍前政権のスキャンダルはカニ・メロンで始まり、1億5千万円で小休止です。引き継いだ菅政権も青色吐息、まだわまだ、醜聞はでてきそうです。
菅原一秀前経産相、なぜいま辞職 「次の次」を意識? https://www.asahi.com/articles/ASP615HCJP61UTIL024.html
政治の話しは、本題の“病院にて“に戻します。
9月に内臓のCT検査と診断があります。とりあえず、がんの再発がみられないということで一安心した休日でした。
今日の曲は
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