今日の言葉
カネによりもたらされし忠実さはカネにより裏切らる
セネカ『アメガムノン』
5月31日(月) 晴 B勤
クール・ビズ
万歩計を購入してひと月余り、その日ごとの合計歩数を気にかけるようになりました。新宿駅南口から職場まで万歩計の数字は3000歩超えです。所要時間が徒歩18分になります。午後10時の帰宅までに、12、250歩、この数字が、職場往復と早朝散歩の歩数合計になります。
午後勤務は職場への到着時間は午後2時になります。昼すぎの暑い盛りに歩くので汗をかきます。ハンカチで汗をぬぐいながら管理室へ、同僚はネクタイをしないで楽なスタイルでいました。「そうだ、この手がある”、クール・ビズ”で夏を乗り切ろうとういうことで、さっそくネクタイを外しました。絞められていた首が解放され、気分爽快になりました。
クール・ビズは確か小池百合子都知事が環境大臣の頃、推進した政策です。カタカナイングリッシュが得意な小池さんらしいと改めて思いました。
「クール・ビズとは
ウィキペディアより
クールビズの歴史は、2005年(平成17年)に内閣総理大臣から、当時環境大臣だった小池百合子氏に「夏場の軽装による冷房節約」をキャッチフレーズにしたらどうかという提案から産み出されたもの
クール・ビズとは、「涼しい」とか「かっこいい」という意味のクール(cool)と仕事や職業の意味を表すビジネス(business)の短縮形を掛け合わせたもの。その年の流行語大賞。」
選挙公約に給付金支給
『他人のふんどしで相撲をとる』『札束で頬を叩く』
『地獄の沙汰もカネ次第』『捕らぬ狸の皮算用』etc
『武士は食わねど高楊子』
故事ことわざ辞典より
たとえ貧しい境遇にあっても、貧しさを表に出さず気位を高くもって生きるべきだということ
『貧すれば鈍する』
故事ことわざ辞典より
人は貧乏になると、利口な人でも愚かになるということ
“カネ、地位、いろ“は人間がもっている欲の三本柱です。とくに、カネは誰でもがのどから手がでるほど欲しいものです。
コロナ禍、そしてデフレ経済の中、国民の暮らしは、ますます貧しくなっています。貧富の差が拡大、一握りの金持ちとその他大多数の貧困者に分断、後者の予備軍が控えています。
そんな社会経済の中で、人の欲を刺激するような公約を掲げて、当選した議員の記事がありました。昨春の一律10万円給付金支給から首を長くしてまてど暮らせど音沙汰がありません。高らかに支給しますよと演説されれば気持ちは傾き、票を投じてしまいます。仕方ないことですね。
近頃、感じることがあります。それは、『我慢』を忘れてしまった日本人が増えたような気がします。東日本大震災で、世界から称賛を受けた忍耐がどこかへ消えてしまったようです。
暮らしが貧しくなれば、心も同じになります。これから都議選、衆院選がやってきます。おカネに目がくらんで投票しないようにきをつけなければなりません。
コロナ禍の選挙、現金支給公約で当選 ばらまきと批判も https://www.asahi.com/articles/ASP5Z55P0P5XPTLC020.html
都議選の投票先「自民」最多30%、五輪「開催」「中止」は拮抗…読売世論調査(読売新聞オンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/bb531890da5ebe6eb2debc113e01b60d164a55fa
今日の曲は
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