まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

泣き虫太陽

2009年12月31日 20時12分42秒 | Weblog
31日全く今年最後の日とは思えない。
家は大掃除も出来ず小屋も結局片付かず・・・。元旦に車でも洗うか。。

朝、太陽を連れて畑へ。
毎度のことなのだけどしばらくすると大泣きしだす。「寒いー!」

確かに今日は寒い。雪がちらつく中、畑を車で回り残りのマルチやら土を入れた肥料袋(太陽熱消毒のビニールの押さえ)を集める。
オヤジは10キロぐらいある肥料袋を両手に持ち汗ばみながら作業をするが太陽は突っ立っているだけ「そりゃぁ寒い」。


最近保育について考える事が多い。元々子供と接するのが苦手だったのだけど“畑のようちえん”をしようとしている。どうなるかは私にも全く分からない。
ただここにいると少なからず自然という物を感じる事ができる。

子供にとって一年は長い。という事は1日は大人が思う以上に子供にとっては長い時間であるという事に気付く。この一日にどれだけの出来事、事件が子供の中にあるのか?と言う事が子供には必要ではないのか?最近思う。

自然を畏れるのも敬う心を育むのもこの時期にどれだけ自然体験するか。
太陽にとって今日の寒さは尋常じゃなかったのだろう。
仕事を辞める訳にもいかないので泣く太陽をほっとく。涙で前が見えないのだろう良く転ぶ。子供にとって自然を畏れる機会はそうない。

そしてしばし二人でトンビとカラスの闘いを見る。飛行術はトンビ、攻撃性はカラス。軍配はカラスに上がった。
自然があれば人間飽きることはない。保育ってなんだか分からないけど身近にある当たり前な自然を感じる機会を増やしてやりたいと思う。


午後からは機械のエンジンオイルを買い、換える。
農業機械って何時も思うのだけどもう少し整備しやすい設計にしてくれれば良いのに。どうやってオイルを入れたら良いの?と言う場所によくある。
オイルを抜くネジも規格を統一してくれれば良いのにスパナをあれやこれやしながらしなければいけない。

耕運機のネジが空かない。思いっきり力を入れたとたんスッと空きおって顔を機械に強打。正月前に頬に青たんを作る・・。

今日も何時もと変わらず日暮れに家路に着く。

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