今年は暑いのか??
感覚では半月ぐらいずれている。作業をしていても「この気候で植え付け?」と何だかしっくりこない。
確かに最近の秋は暑い。30度越える日が9月になっても続いていて、そんな中、秋冬野菜の準備が辛い。
この移り変わりの時期の気候によって秋冬野菜の出来が随分違ってくる。
今年は育苗に失敗。。
アブラムシの大発生で後半の育苗が壊滅状態。キャベツは発芽の時点で8割7割。植え付けまでたどり着いたのは3割ぐらいだろうか?
白菜も酷いもの・・寒さが迫るこの時期、播き遅れは禁物だが5日遅れて直播に急遽変更。果たして出来るだろうか?
周りの人の話を聞いて「暑い、暑い」と良く聞く。
テレビが無いと「特別暑いのか?」は分からないが。
こういう暑い秋は害虫が出るタイミングがずれる。
最初に植えたブロッコリー類は今、虫食い一つ無い状態だが涼しくなると一気に害虫が増える。
その時をどう乗り越えるかが一つのポイントになる。
暑い間はアブラムシが一番の問題だ。
育苗が上手くいかないというのは農家として致命的。
この時ぐらいは農薬を使用したい。と本気で思う。
育苗時の農薬は恐らく安全面で全く問題なく、大気汚染など日々の生活で取り込む化学物質の方が圧倒的に危険度が高いと言えるだろう。
私たち農家は野菜が出来なければ生活が出来ない。
こういう辛さは今まで何度も味わってきたが、やっぱり辛いと思う。
今年の種蒔き、植え付けのタイムリミットまであと僅か。
さぁ冬は越せるだろうか?
やれる事をやるしかない。