まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

テレビ

2008年08月03日 21時25分44秒 | Weblog
 テレビのない生活をはじめて1年半で思うこと。はじめは多くの人に懸念された。母親には「情報を知って視野が広がる」と言われた。しかし、実際は逆で情報を受け入れないことで視野、世界が広がったのだ。
 テレビでは多くが大げさに表現され、また虚偽が多い。テレビの情報が真実なら世の中は幸せだ。そんな夢心地にしてくれるのがテレビだと私は思う。例えば洗剤の宣伝で「真っ白に!」なんて言っているが多くの人は心の奥底で「ホントかよ」なんて思っている人は多いのではないだろうか。これがホントに真っ白になるなら恐ろしい洗剤だと私は思う。また、環境に優しい洗剤の宣伝も今では多いのだろうか。これは真っ赤なウソだということ、大企業のセンデンに惑わされてはいけない。もし、ヤシの実オイルが使用されているなら、その過程を知らなければいけない。その洗剤が100パーセント生分解されたとしてもヤシが栽培されている現地では環境破壊と貧困問題が起こされていることをどれだけの人が知っているだろうか。まず疑わなければいけないのは値段。高ければ良い物という訳ではないが安いものにはまずまともな物はないということ。大企業の目的は利益、誠実さはまずない。
 テレビと言う大情報源を断つことで、自然という大きな世界に身をゆだね初めて“当たり前な価値観”が培われるように思える。テレビは『与えられる情報』、新聞や本によって得る情報は『求める情報』全く違う。
 テレビによって与えられる虚偽の情報で頭が一杯になると間違った価値観になる真実を知るセンスが今の時代必要だと思う。

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