まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

小さなお話会 第2回 ~振津かつみさんを囲んで~

2011年07月03日 05時44分50秒 | Weblog
作業小舎、まだ完成前のデビュー。。

大工さんにご無理をお願いし、一通り片付けて頂いての開催。ありがとうございます。

お客さまからボランティアスタッフ2名、近所の方に仮設トイレを貸して頂いて、お花も生けてもらう、託児は御所市のおばあちゃんたちによるボランティア、ある方にはマイクを貸して頂いて・・・多くの方の助けの上で今回の「小さなお話会」は開催されました。
そして振津かつみさんは長い道のりを、スタッフ2名と共に来てくださいました。

皆さま心からお礼申し上げます。



今回は まつなが畑 のお客さんの範囲を超えて幅広く集まってくださった。

セット販売のお客さま、そのお知り合いの方、そして地元の方、家主さん、地主さん、保育所の所長先生、農家の先輩。
若い人から私の祖母と同じ年齢まで幅広く集まってくださった。


この開催に当って募集の仕方や私達がどういう方に聞いてもらいたいか?に悩んだのだけど・・・結果、少人数の中にそれぞれ色々な方々が集まって頂いてとても嬉しく思う。




振津さんからはチェルノブイリ、福島、ウランの採掘場まで幅広く分かり易い講演。
不安に思われる方、テレビや新聞では知れなかったことに気づいた方、色々な方からの質問にも答えてくださいました。

そして何より振津さんをはじめ、その付き添いで来て頂いた皆さんはとても気さくで、その人柄に心引かれました。
30年間のあいだも活動をされていて、振り返れば私たちと同じ年齢の時からとお話しを頂く。

感謝の念が沸いてくる。
今こそ原発について世の中も関心があるが、3.11までは風当たりは強かったに違いない。。



私たち、今の若い世代は、改めて「どう生きるか?」を考えさせられる。
社会問題という事に関心を持って生きるか?持たずに生きるか?
行動を移す側に居るのか?移さないのか?

それが解決されるかどうかは関係なく、どちらに立って生きるか?

私はどう生きたいか?

生きている間に解決されることで無くても(結果)、どういう生き方をしたいか(過程)の方を重視した生き方を私はしたい。


講演後、「こうして集まった仲間は絆が強いのよ」と言うお話。
チェルノブイリ事故における辛い現状を現場まで出向き調査され、それに向かい合いながらも“生きる”という喜びを強く感じる。
それは無関心よりも関心(愛情)を持つという生き方の方が強いように思う。



愛の反対は憎しみでなく、無関心である。
--- Mother Teresa



この「小さなお話会」は今後も続きます。


最後に振津かつみさんを初め関わった全ての方々、来てくださったお客さまに感謝を申し上げます。
ありがとうございました。