まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

農業

2009年06月16日 22時18分12秒 | Weblog
 農家見学で一つ悩みがなくなった。農業で食っていけるという一つの道筋が見えてきたように思う。

 農家、専業農家として飯を食っていくと言う事。常にそれを見据え行動が起きる。
 
 強い信念と生活の犠牲(サラリーマンと同じ生活は出来ない)、そして何より嫁さんの農業に対する関心と協力が不可欠ということ。
 恐らくどれが欠けても農家として食っていく事は不可能だろう。技術やお金は後で付いてくるものと思う。

 迷いがあるならケツを割ることが最大の解決策でやるなら覚悟を決める。答えはこの二つ。
 
 私たちは嫁さんが働いていない為収入は農業のみ。と言っても生活費は全く出ない。一年一年辞めるべきか続けるべきかと瀬戸際に常に立っている。3年目で利益を出し、5年目で生活をする。何とか5年は続けたい。でもその為には今年2年目で利益を出さなければいけなく、このままだと来年はどうか?というところ。
 子供がいなければもっともっと切り詰めた生活が出来るのにと思うことがあるが、農業をするきっかけが子供なのだ。

 どちらを選択しても間違いはない、一番いけないのは中途半端に続ける事。10年飯も食えずに農業を家庭菜園をしたって意味がない。本当にやりたければまたこの世界に足を踏み入れるのだから。

 最近は新規就農が多いけどホント農業する気あるの?と思うことが多々ある。特に自然農法なんて全国でどれだけの人が専業として又まともな価格で販売している人がいるのだろう?物が出来る事が大前提の農業。私も「やってはいけないことと、やりたくないことは違うよ」と助言を頂きもう少し自分の考えを洗いなおそうかと思っている。物が出来なければ意味がない。兼業でジリジリと続けても意味がない。