まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

混植

2009年06月06日 21時46分30秒 | Weblog

 トウモロコシが大きくなってきました。去年より1ヶ月早く播いた。と言うのもトウモロコシはアワノメイガという蛾の幼虫が実を食い荒らし無農薬ではなかなか作りにくい野菜の一つ。背丈があるので防虫ネットを被せることもできない。
 一本に一つしかならなく2日目には食味が半減するその時の野菜ではあるのだけど。もぎたてを生でかぶりついたあの甘さに思いを馳せる野菜。
 出来なくても良いという思いで作るのだけど今年は出来るだけ早く作り害虫が少ないうちに収穫してしまおう。というこんたんではあるけどどうなるか?これでもダメなら来年はもっと早くトンネル栽培かな?
 
 隣はキュウリとインゲン。一畝一畝違う野菜を育てることを混植という。それぞれの害虫が異なる為に被害を減らそうというもの。
 トウモロコシの両隣が背の高いツルの作物であるのは害虫の飛来を防ぐ意味もある。(去年も同じ方法だが害虫だらけだったのだけど・・少しは減っているのか?多くの要素が交じり合っての効果なのだから確実な技術ではない)
 キュウリとインゲンは今年の2作目に交代させる。インゲンは豆科なので土地に養分を固定させる働きがある。その跡地に植えることでキュウリの育ちが良い。そしてキュウリの跡地は肥料分が残っているので肥料を置かずにインゲンを栽培する事が出来る。という一石二鳥的な栽培。

 少量多品目栽培だからなせるワザ。農薬を減らす工夫は山ほどある。今の産地型大量単品目栽培は農薬を増やす栽培方法。

 小松菜がシュークリームになりました。ベジタブルスイーツ!小松菜とは思えない驚きの味です。“なちゅらぶ”さんへ→http://blogs.dion.ne.jp/natulove/archives/8431111.html