まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

旧友

2008年09月25日 20時32分37秒 | Weblog
 今日の路上販売に高校時代の友人が来てくれた。といっても1年の時に栃木へ引っ越したので1年間だけしか共に学校生活を送っていない。あれから合ったのは片手で数えるほど。本当何年ぶりだろう。5年は経っているだろうか。高校時代は口数も少なくおとなしい彼だったが今では立派に2児の父親をしている。今日は子供の予防接種で仕事を休んだらしい。子供一人抱え、一人はベビーカーに乗せて来たのだが「嫁はんは」と聞くと「家において来た」と・・・。すごい・・・。森ノ宮から堺まで電車できたのだから

 しかし、記憶が5年前の彼で止まっていた私の頭。大人になったんだなと。自分は何だかなりきれていないような。1年でサラリーマンも逃げ出した。同じ歳、しかも2人も子供がいて社会で暮らすって本当大変だろう。

 新入社員の説明会の時、社会人とは「社会を構築する一員となること」なんて言っていたが・・・。それってどんな社会?自分達が苦労して作る社会って?マズイ米をノルマだって友人にも売れなんて、自分にウソをついてまで自分の組織に貢献することで出来る社会ってどんな物?そうじゃないと自分達が暮らしていけない社会って?世の中のためにサラリーマンをしている人がどれだけいるだろう。自分に正直に。

 自分の子供の時代には正直に働ける社会であってほしい。そして正直に生きられる力をもった大人に育ってほしい。

 今日も部屋には布オムツのメリーゴーランド。