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イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

9・11テロとコーラン

2010-09-12 20:58:59 | 社会について
9年前に、アメリカでは9・11テロがありました。


私の認識では、9・11テロ事件とは、アメリカのキリスト教と中東のイラクのイスラム教の対立から起きているというのが、私の認識です。
アメリカが裕福、中東が貧困という図式もあるようです。

キリスト教とイスラム教は、教理の教えは異なりますが、同じエロヒームを信じている点では同じです。
そういう意味では、同じ親に対して、子供同士が喧嘩をしているいる印象もあります。

キリスト教は、イエスが教祖であり、エロヒームでもあります。
イスラム教は、ムハンマドが教祖であり、エロヒームのことをアラーと表現をしています。


アメリカの牧師が、コーランを焼くと宣言をした、話題がありました。
キリスト教では、旧約聖書、新約聖書(カトリックでは旧約聖書続編)を聖典としています。
イスラム教では、旧約聖書、新約聖書の他に、コーランが聖典になっています。

つまりは、アメリカの牧師はイスラム教の信仰の書物であるコーランを燃やすと言っている訳です。


アメリカのオバマ大統領はキリスト教の聖書に手を置いて大統領の誓いをしました。
そういう意味では、アメリカはキリスト教なのです。

キリスト教とイスラム教の聖地は中東のイスラエルです。(ユダヤ教にも聖地です。)
今でも、イスラエルの紛争は解決がなされていません。
過去のアメリカの大統領は、イスラエルの紛争の解決に手をつけました。

当然、イスラエルはイスラム教の聖地でもあるので、イスラエルの紛争の解決は、イスラム教にも影響を及ぼします。(当然、ユダヤ教にも及びます。)
イスラエルの紛争が解決がされず、中東のイランへの貧困の差があれば、中東のイランが、裕福なアメリカへ攻撃の手が伸びます。


そういう中でのアメリカの牧師のコーランを焼く宣言がある訳です。
私の見解では、アメリカの牧師の宣言が間違っています。

理由は、マタイ5:44より「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」と書かれてあるからです。
報復に報復は憎しみを増幅させるだけです。

だから、アメリカの牧師はエロヒームに祈る必要があった訳です。


そうは言っても、アメリカの牧師を非難をしてはいけません。
エロヒームの愛が、アメリカの牧師、9・11テロの被害者、イランのイスラム教の人々にもあるからです。
アメリカの牧師、9・11テロの被害者、イランのイスラム教の人々が、エロヒームの愛と義(正しさ)の中にあることを祈りいます。