★★★★ 少子化対策 ★★★★
今回は、「少子化対策が進んだ未来」にまで考えを巡らして見ました。次回は、人は色々ですから対策は至難の業と言う事を書く予定です。
【はじめに】
私が、少子化問題について考える様になったのは、4年程前に次男に娘が出来た時です。 妻が、「この子の結婚式の時、私達は90歳を過ぎているから出れないだろう!」と言いました。 その前に、私は「フランスでは婚外子(非嫡出子)が増えている」と言う記事を読んでいたので、「この子が成人した時、日本も結婚しない女性が増えているから、結婚式は無くなっているのでは?」と思いました。
それ以来、私は少子化の問題について調査し/考えて来ました。
【婚外子は増加しています】
各国の婚外子は増加しています。 戦前の日本は4%ほどだったと思われますが、多分・金持ちが二号さんを持つ習慣が有ったためでしょう。戦後は徐々に低下して、0.9%程になりました。その後、1995年頃から少し増加傾向に有りますが、2016年でも2.3%です。
婚外子の定義 :結婚していない女性が生んだ子供と、結婚したが離婚または死別した女性が再婚しないで生んだ子供を婚外子と呼びます。
フランス :1970年≒6.0% →16年=59.7%
ノルウェー :1970年=6.9% →16年=56.2%
スウェーデン :1970年=18.6% →16年=54.9%
イギリス :1970年=8.0% →16年=47.7%
アメリカ :1970年=10.7% →16年=39.8%
ドイツ :1970年=7.2% →16年=35.5%
カナダ :1970年=9.6% →16年=33.9%
イタリア :1970年=2.2% →16年=28.0%
スイス :1970年=3.8% →16年=24.2%
日本 :1970年=0.9% →16年=2.3%
【核家族化と伝統/文化】
戦後、核家族化がドンドンと進みました。それに伴って日本の伝統/文化は失われ/変化して来ました。 1947年~49年に生まれた『団塊の世代』が定年を迎える様になった2010年ころから、「核家族化が伝統/文化にどんな影響を与えるのか?」が明確になって来ました。
その典型例が『墓』だと思います。 私は1985年に家を建てて、田舎から両親を連れて来て、同居を始めました。 年老いた父が、三日にあげずに「墓が欲しい」と言うので、私は超多忙でしたが墓探しをしました。この頃は、まだ、「家には墓が必要だ!」と言う風習が残っていたのです。
我が家の墓は、明石海峡大橋の見える丘の上に有ります。隣が有名な高校で、近くに運転免許更新センターが有るなど、辺鄙な所では有りません。1995年の阪神・淡路大震災の時は震源地に近かったので、多くの墓石が倒れ、一部は破損していました。 当時、『団塊の世代』は50歳ほどで、まだ元気でした。 殆どの墓石は半年ほどの間に、元の状態になっていました。まだ、墓を大切にしていたのです。
2010年頃から、”草ぼうぼう”の墓が増えて来ています。お盆や春秋のお彼岸に、墓参しない家も多くなって来ています。 2030年には私達夫婦は80歳を過ぎるので、我が家の墓も草引きは難しくなると思います。
前稿に書いた『未婚女性家族』化が進んだら、日本の伝統/文化は更に、大きく変化していくと予想します。 ライオンの家族では、雌達が協力して食べ物を狩ります。 雄の子供は成長すると全て集団から出て行きます。ライオンの家族には外敵から家族を守る雄が二、三頭いる様ですが、『未婚女性家族』には男性は必要有りません。 22世紀の初頭には、曾祖母+複数の祖母+複数の母+沢山の子供達で構成される家族が主流になるのでは?!
【現在の日本の少子化対策】
2007年に少子化対策大臣を設けて、国が種々の金を出して来ました。私の見立てでは、「日本の少子化対策は結婚した女性に子供を産んでもらおう!」としている様に思えます。 「日本では欧米諸国の様に結婚しないで子供を産む女性が少ない」事が問題なのです。 日本のやり方だと、「結婚しない男女を減らす」と「結婚して複数の子供を産んで貰う」と言う、二つの課題を同時/平行で解決する必要が有ります。
「結婚した女性に子供を産んでもらおう!」とするのなら、人の機微を感じ取れる/高潔で/アイディアの湧く人を沢山集めて、時間を掛けて綿密な対策を立案/実行しない限り達成出来無いと思います。
以下に示す様に日本の合計特殊出産率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は低迷したままです。 2020年5月29日に政府は「2025年に合計特殊出産率を『1.8』にするとの目標を掲げました。 コロナ対策でヘトヘトになってしまった安倍政権の置き土産です。 現在・出産適齢期(20歳~35歳)の女性に、この5年間に二、三人も子供を産んで貰わないと達成出来ない無茶苦茶な目標値だと思います。
『未婚女性家族』化を回避しながら少子化問題を解決する為には、「色々な工夫を凝らして、新しい社会制度を創設/開発する」必要が有ります。継ぎ接ぎだらけの政策を進めたら、結局はフランスの様に「結婚しないで子供を産む女性が増える」事になり→『未婚女性家族』化が急激に進むと思います。
近年の日本の合計特殊出産率
2019年=1.36
2018年=1.42
2017年=1.43
2016年=1.44
出展:ウイキペディア
【急流を無理やり竿をさして小舟で上る!?】
私の独断と偏見ですが、「女性は子供を産んで/育てたい!」と言う本能を持っている様に思います。 『子供願望』と呼ぶ事にします。 この本能は『結婚願望』とは無関係だとも思います。 本当に合計特殊出産率を高くしたいので有れば、女性の本能を発揮して貰える政策を立案すべきです。
(注記:結婚願望) 人は色々ですから一概には言えませんが、私は、『結婚願望』は男女ともに本能では無いと考えています。 「一緒に住んで/生計を共にした方が、子育てや老後の生活などに都合が良かったので、結婚が人類の社会制度になったのだ」と思います。 社会が変化して、女性が子供を産んで/自分で育てられる様になったら、結婚は不可欠では無くなって来ると思われます。
結婚制度の維持に拘っていたら、合計特殊出産率を目標値の『1.8』には出来ないと予想します。
フランスは55年ほど掛けて合計特殊出産率を『1.9』まで戻しました。安倍政権は5年で『1.8』にしようと考えました。 5年は無理としても、急激な合計特殊出産率上昇は急激な社会変化をもたらす恐れが有ります。 保守的な日本人は急激な変化に耐えられ無いと思います。 30年~40年ほど掛けて、日本の伝統/文化を出来る限り維持しながら少子化問題を解決した方が良いと考えます。
(余談) 出産に関する日本人の考え方は、だいぶ変わって来ました。 昔は未婚の女性が子供を産むと「ふしだらな女」と言うレッテルを貼られ、軽蔑されました。 現在は、結婚前の女性が妊娠すると、『授かり婚』と言う様になり、恥かしい事では無くなっています。
【男の子の教育】
2050年~60年頃には、日本も「結婚しないで多くの女性が子供を産む様になる」と私は予想しています。 多分・その前に子供のいる家庭の離婚が増加するでしょう! 暴力を振るう夫、甲斐性の無い夫、子育てに協力しない夫、女性を満足させられない夫と無理に暮らす必要は無くなる社会が、もう直ぐやって来ます。
現在・10歳以下か、これから生まれる男の子は、家事が出来る様に育てないと結婚が難しくなりそうです。 「男の寡黙」は褒め言葉とされている様ですが、家族を笑わせて/楽しくさせる話術も必要です。 男の子しかいない親は、真面目に考え無いと孫と遊ぶ事が出来なくなってしまいそうです!
自慢する分けでは無いのですが、将来にも通用しそうな私の次男の事を以下に書いて置きます。 私とは全く正反対で、一応・イケメンで小学生の頃から女の子のファンがいた様です。
【私の次男】
私には息子が二人います。 次男の方は小さい時から『綺麗好き』で、部屋の掃除も片付けも自分でやりました。台所で母親の料理を少し手伝っていました。 地方の大学に進学し、1DKのアパートに入れましたが、仕送りが十分で無かったので、外食を控えて食事を作っていた様です。料理の腕がドンドン上がって、休みに帰省すると、時々新しいメニューを披露しました。 今では、会社を首になっても飯屋か居酒屋が出来そうです。
学生時代にアルバイトした時に知り合った、気立ての優しい女性と結婚しました。彼女は、あまり料理が得意では無かった様でしたが、休日に次男が教えながら二人で仲良く料理していました。 彼女も、段々と上手になって、今では”なかなかの腕前”です。
今年、次男の娘が幼稚園に入ったのですが、家では結構沢山食べますが、幼稚園の給食は「美味しくない!」と言って、何時も残している様です。
次男は子煩悩で、おむつ交換/風呂に入れたり/遊んでやっています。孫は「トトとカカは大好き、バーバも大好き、ジージはちょっとだけ大好き」と言っています。この前の敬老の日に、孫が描いたジージとバーバの絵を送ってくれました。
(余談) 息子・二人は、歳が(5学年)離れている事も有って、小さい時から仲が良く、今まで二人は喧嘩した事が有りません。それぞれ結婚して、娘が一人ずついます。 お嫁さん同士も仲が良く、孫達は非常に仲良しです。 長男の娘が、東京の某女子高校の付属幼稚園に入った時に、「先生、神戸に○○ちゃんと言う可愛い妹がいる!」と何回も自慢したそうです。 先生は「愛人の子供か?」と疑って、お嫁さんに、それと無く聞いたそうです。
長男は”そこそこ”勉強が出来たのですが、次男は机に向かう時間は長いのですが、学校の成績は芳しく有りませんでした。 次男は優しい性格だったので、無理やり勉強させて”ひねくれた性格”にならない様に見守りました。
長男に自慢出来る事を何か次男に見に付けさせようと考えていました。自宅から歩ける距離に自動車学校が有ります。長男が免許を取ったのですが、大学が東京でしたから、ペーパードライバーになりました。次男も大学に入って、免許を取りたいと言ったので、「中古の自動車を買ってやろう」と私は考えました。
非常にラッキーな事に、スポーツカーを買い換える方がおられ、愛車を貰って/使ってくれる人を探していました。 なんと!ただで譲ってくれました。若葉マークを付けて家の周りで練習していたら、ヤクザが故意にぶつかって来たのです。保険会社が対応してくれて、助かりました。 「悪い人間がいる」と分かって、次男は良い勉強になったと思います。
アパートまで500kmほど有りましたが、妻を助手席に乗せて帰りました。次の休みから車で帰って来るようになり、運転の腕前はビックリする程上達していました。 妻はほぼ毎日・車で買い物に行っていたのですが、次男が怖い先生になってハンドル操作を教えていました。 大学を卒業して、外資系企業の営業マンになって、車は必需品になっています。
今回は、「少子化対策が進んだ未来」にまで考えを巡らして見ました。次回は、人は色々ですから対策は至難の業と言う事を書く予定です。
【はじめに】
私が、少子化問題について考える様になったのは、4年程前に次男に娘が出来た時です。 妻が、「この子の結婚式の時、私達は90歳を過ぎているから出れないだろう!」と言いました。 その前に、私は「フランスでは婚外子(非嫡出子)が増えている」と言う記事を読んでいたので、「この子が成人した時、日本も結婚しない女性が増えているから、結婚式は無くなっているのでは?」と思いました。
それ以来、私は少子化の問題について調査し/考えて来ました。
【婚外子は増加しています】
各国の婚外子は増加しています。 戦前の日本は4%ほどだったと思われますが、多分・金持ちが二号さんを持つ習慣が有ったためでしょう。戦後は徐々に低下して、0.9%程になりました。その後、1995年頃から少し増加傾向に有りますが、2016年でも2.3%です。
婚外子の定義 :結婚していない女性が生んだ子供と、結婚したが離婚または死別した女性が再婚しないで生んだ子供を婚外子と呼びます。
フランス :1970年≒6.0% →16年=59.7%
ノルウェー :1970年=6.9% →16年=56.2%
スウェーデン :1970年=18.6% →16年=54.9%
イギリス :1970年=8.0% →16年=47.7%
アメリカ :1970年=10.7% →16年=39.8%
ドイツ :1970年=7.2% →16年=35.5%
カナダ :1970年=9.6% →16年=33.9%
イタリア :1970年=2.2% →16年=28.0%
スイス :1970年=3.8% →16年=24.2%
日本 :1970年=0.9% →16年=2.3%
【核家族化と伝統/文化】
戦後、核家族化がドンドンと進みました。それに伴って日本の伝統/文化は失われ/変化して来ました。 1947年~49年に生まれた『団塊の世代』が定年を迎える様になった2010年ころから、「核家族化が伝統/文化にどんな影響を与えるのか?」が明確になって来ました。
その典型例が『墓』だと思います。 私は1985年に家を建てて、田舎から両親を連れて来て、同居を始めました。 年老いた父が、三日にあげずに「墓が欲しい」と言うので、私は超多忙でしたが墓探しをしました。この頃は、まだ、「家には墓が必要だ!」と言う風習が残っていたのです。
我が家の墓は、明石海峡大橋の見える丘の上に有ります。隣が有名な高校で、近くに運転免許更新センターが有るなど、辺鄙な所では有りません。1995年の阪神・淡路大震災の時は震源地に近かったので、多くの墓石が倒れ、一部は破損していました。 当時、『団塊の世代』は50歳ほどで、まだ元気でした。 殆どの墓石は半年ほどの間に、元の状態になっていました。まだ、墓を大切にしていたのです。
2010年頃から、”草ぼうぼう”の墓が増えて来ています。お盆や春秋のお彼岸に、墓参しない家も多くなって来ています。 2030年には私達夫婦は80歳を過ぎるので、我が家の墓も草引きは難しくなると思います。
前稿に書いた『未婚女性家族』化が進んだら、日本の伝統/文化は更に、大きく変化していくと予想します。 ライオンの家族では、雌達が協力して食べ物を狩ります。 雄の子供は成長すると全て集団から出て行きます。ライオンの家族には外敵から家族を守る雄が二、三頭いる様ですが、『未婚女性家族』には男性は必要有りません。 22世紀の初頭には、曾祖母+複数の祖母+複数の母+沢山の子供達で構成される家族が主流になるのでは?!
【現在の日本の少子化対策】
2007年に少子化対策大臣を設けて、国が種々の金を出して来ました。私の見立てでは、「日本の少子化対策は結婚した女性に子供を産んでもらおう!」としている様に思えます。 「日本では欧米諸国の様に結婚しないで子供を産む女性が少ない」事が問題なのです。 日本のやり方だと、「結婚しない男女を減らす」と「結婚して複数の子供を産んで貰う」と言う、二つの課題を同時/平行で解決する必要が有ります。
「結婚した女性に子供を産んでもらおう!」とするのなら、人の機微を感じ取れる/高潔で/アイディアの湧く人を沢山集めて、時間を掛けて綿密な対策を立案/実行しない限り達成出来無いと思います。
以下に示す様に日本の合計特殊出産率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は低迷したままです。 2020年5月29日に政府は「2025年に合計特殊出産率を『1.8』にするとの目標を掲げました。 コロナ対策でヘトヘトになってしまった安倍政権の置き土産です。 現在・出産適齢期(20歳~35歳)の女性に、この5年間に二、三人も子供を産んで貰わないと達成出来ない無茶苦茶な目標値だと思います。
『未婚女性家族』化を回避しながら少子化問題を解決する為には、「色々な工夫を凝らして、新しい社会制度を創設/開発する」必要が有ります。継ぎ接ぎだらけの政策を進めたら、結局はフランスの様に「結婚しないで子供を産む女性が増える」事になり→『未婚女性家族』化が急激に進むと思います。
近年の日本の合計特殊出産率
2019年=1.36
2018年=1.42
2017年=1.43
2016年=1.44
出展:ウイキペディア
【急流を無理やり竿をさして小舟で上る!?】
私の独断と偏見ですが、「女性は子供を産んで/育てたい!」と言う本能を持っている様に思います。 『子供願望』と呼ぶ事にします。 この本能は『結婚願望』とは無関係だとも思います。 本当に合計特殊出産率を高くしたいので有れば、女性の本能を発揮して貰える政策を立案すべきです。
(注記:結婚願望) 人は色々ですから一概には言えませんが、私は、『結婚願望』は男女ともに本能では無いと考えています。 「一緒に住んで/生計を共にした方が、子育てや老後の生活などに都合が良かったので、結婚が人類の社会制度になったのだ」と思います。 社会が変化して、女性が子供を産んで/自分で育てられる様になったら、結婚は不可欠では無くなって来ると思われます。
結婚制度の維持に拘っていたら、合計特殊出産率を目標値の『1.8』には出来ないと予想します。
フランスは55年ほど掛けて合計特殊出産率を『1.9』まで戻しました。安倍政権は5年で『1.8』にしようと考えました。 5年は無理としても、急激な合計特殊出産率上昇は急激な社会変化をもたらす恐れが有ります。 保守的な日本人は急激な変化に耐えられ無いと思います。 30年~40年ほど掛けて、日本の伝統/文化を出来る限り維持しながら少子化問題を解決した方が良いと考えます。
(余談) 出産に関する日本人の考え方は、だいぶ変わって来ました。 昔は未婚の女性が子供を産むと「ふしだらな女」と言うレッテルを貼られ、軽蔑されました。 現在は、結婚前の女性が妊娠すると、『授かり婚』と言う様になり、恥かしい事では無くなっています。
【男の子の教育】
2050年~60年頃には、日本も「結婚しないで多くの女性が子供を産む様になる」と私は予想しています。 多分・その前に子供のいる家庭の離婚が増加するでしょう! 暴力を振るう夫、甲斐性の無い夫、子育てに協力しない夫、女性を満足させられない夫と無理に暮らす必要は無くなる社会が、もう直ぐやって来ます。
現在・10歳以下か、これから生まれる男の子は、家事が出来る様に育てないと結婚が難しくなりそうです。 「男の寡黙」は褒め言葉とされている様ですが、家族を笑わせて/楽しくさせる話術も必要です。 男の子しかいない親は、真面目に考え無いと孫と遊ぶ事が出来なくなってしまいそうです!
自慢する分けでは無いのですが、将来にも通用しそうな私の次男の事を以下に書いて置きます。 私とは全く正反対で、一応・イケメンで小学生の頃から女の子のファンがいた様です。
【私の次男】
私には息子が二人います。 次男の方は小さい時から『綺麗好き』で、部屋の掃除も片付けも自分でやりました。台所で母親の料理を少し手伝っていました。 地方の大学に進学し、1DKのアパートに入れましたが、仕送りが十分で無かったので、外食を控えて食事を作っていた様です。料理の腕がドンドン上がって、休みに帰省すると、時々新しいメニューを披露しました。 今では、会社を首になっても飯屋か居酒屋が出来そうです。
学生時代にアルバイトした時に知り合った、気立ての優しい女性と結婚しました。彼女は、あまり料理が得意では無かった様でしたが、休日に次男が教えながら二人で仲良く料理していました。 彼女も、段々と上手になって、今では”なかなかの腕前”です。
今年、次男の娘が幼稚園に入ったのですが、家では結構沢山食べますが、幼稚園の給食は「美味しくない!」と言って、何時も残している様です。
次男は子煩悩で、おむつ交換/風呂に入れたり/遊んでやっています。孫は「トトとカカは大好き、バーバも大好き、ジージはちょっとだけ大好き」と言っています。この前の敬老の日に、孫が描いたジージとバーバの絵を送ってくれました。
(余談) 息子・二人は、歳が(5学年)離れている事も有って、小さい時から仲が良く、今まで二人は喧嘩した事が有りません。それぞれ結婚して、娘が一人ずついます。 お嫁さん同士も仲が良く、孫達は非常に仲良しです。 長男の娘が、東京の某女子高校の付属幼稚園に入った時に、「先生、神戸に○○ちゃんと言う可愛い妹がいる!」と何回も自慢したそうです。 先生は「愛人の子供か?」と疑って、お嫁さんに、それと無く聞いたそうです。
長男は”そこそこ”勉強が出来たのですが、次男は机に向かう時間は長いのですが、学校の成績は芳しく有りませんでした。 次男は優しい性格だったので、無理やり勉強させて”ひねくれた性格”にならない様に見守りました。
長男に自慢出来る事を何か次男に見に付けさせようと考えていました。自宅から歩ける距離に自動車学校が有ります。長男が免許を取ったのですが、大学が東京でしたから、ペーパードライバーになりました。次男も大学に入って、免許を取りたいと言ったので、「中古の自動車を買ってやろう」と私は考えました。
非常にラッキーな事に、スポーツカーを買い換える方がおられ、愛車を貰って/使ってくれる人を探していました。 なんと!ただで譲ってくれました。若葉マークを付けて家の周りで練習していたら、ヤクザが故意にぶつかって来たのです。保険会社が対応してくれて、助かりました。 「悪い人間がいる」と分かって、次男は良い勉強になったと思います。
アパートまで500kmほど有りましたが、妻を助手席に乗せて帰りました。次の休みから車で帰って来るようになり、運転の腕前はビックリする程上達していました。 妻はほぼ毎日・車で買い物に行っていたのですが、次男が怖い先生になってハンドル操作を教えていました。 大学を卒業して、外資系企業の営業マンになって、車は必需品になっています。
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