東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

タシケントのナボイ劇場

2013年08月18日 09時59分16秒 | Weblog



この劇場は普通1945年から1947年に懸けて、満州国からの強制連行によりつれてこられた日本人捕虜が作ったとされている、

しかしこの外観をみるとあまりにも美しく設計され、彫刻されている、とても25歳の日本人監督が全て作ったとは思えない、たとえば、設計だけで2年はかかるであろう、

そこでHPを調べたら、次の記述を見つけた、


アリシェル・ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場。モスクワにあるレーニン廟と同じ設計者であるアレクセイ・シューセフにより設計された。第二次世界大戦の際、シベリア抑留により日本の軍人が多数タシュケントへと連行され、この建物の礎を築いた。


建設は1930年に始まったそうである、だから建物の相当部分は出来ていたと考えられる、建物の強度はその設計によるから、もともと設計がよかったのだろう(1966年の大地震で、タシケントのほとんどの建物は壊れたがこの劇場だけは無傷で残った、それを元にこの国では日本人が大好きになった)

ソ連が好きではない国民、監督の見ていないところでの日本人の労働、などで、1930年から建設にかかったこと、ロシア人の設計者などが、あえて表現されなかったものと思われる、しかし、細かな彫刻、精密な煉瓦積みなどの工事の現状を見ると、満州国からの抑留者の技術の高さを教えられる、


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