益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

2006-01-29 22:36:14 | Weblog
 今日の益子は天気もよくオフシーズンの1月にしては、益子全体お客さんも多かったようです。本日は益古時計もおかげさまでランチは売り切れとなりました。
 というわけで、今日は益古時計のお米についてです。益古時計のお米は白米です。最近カフェではオーガニックブームや健康食品ブームなどから玄米や古代米などをだすカフェが非常に多いです。割合で言えば白米よりも多いくらいになっているかもしれません。小生もけっして嫌いなわけではないですし、批判をするつもりもないのですが、本来はお米の中で、味は白米が一番おいしいはずだと思います。ただ裏話をすれば白米はおいしいお米とそうでないお米がけっこうはっきりわかります。それに比べ玄米や古代米などは味にはさほど大差がないように思います。悪く言えばごまかしがききます。
 まあ、その辺のことはさておき、益古時計ではいままでもこれからもあえて白米にこだわっていきたいと思っています。益古時計は極力、地のもの、旬のものを使いたいと考えていますが、お米だけは小生の実家の富山より送ってもらっています。生まれ育ったところのものは、当たり前すぎてそのよさに気がつかないものですが、故郷をでてあちこちでいろいろなことを経験し、あらためて故郷のよさに気づくということもあります。小生にとってまさにお米がそれでした。栃木の米をはじめいろいろな土地のお米を食べましたが、お世辞抜きで富山のお米はおいしいと思います。高級米と呼ばれるようなものはわかりませんが、いわゆる通常のお米で比較しての話です。
 ちなみに小生の実家は富山といっても農家ではないので自宅のお米というわけではないのですが、小生の兄君はJAに勤めているのでいつもそこから送ってもらっています。品種は「富山米コシヒカリ」で「アルプス米」という名前がついているそうです(JAの名前はその名もJAアルプスです)。よろしければみなさんも食べてみてください・・・以上宣伝でした。
 なかなかお米を食べ比べるということもないかと思いますが、機会があればいろいろなお米を食べ比べてみてください。違いがわかりおもしろいですよ。
 ランチのごはんに関してですが、いつも小生がごはんを盛る時、料理長(カミサン)によそいすぎといわれます・・・、自分基準ではかなり少なめに盛っているつもりですが、世の中の女性の人などからみれば多すぎるのかもしれません。確かに一口残される方も多いようです。ただ、オーダーで作ってもらったお茶碗がちょっと多きすぎたかなとも思っています。お茶碗にあう量というものがあると思うので・・・。皆さんがおいしくランチをいただいている裏では、「よそいすぎ!!」「うるせーいいんだよ!!」なんて密かにやっているのでありました・・・。
 

オフシーズン

2006-01-28 22:58:13 | Weblog
 1月の下旬、益子はオフシーズンです・・・とは今までも何度も書いています。益子に限らず観光地はどこもそうだと思いますが。そこで今日はオフシーズンについてです。
 オフシーズンとオンシーズンの差があるのが観光地で商売をしているもののよいところでもあり、悪いところでもあります。よくいえばオン・オフがはっきりしていて働く時に働いて、遊ぶ時は思いっきり遊べる・・・みたいなことを売り文句にしていたりもします。小生も当初は正直そういう暮らしがいいなと思っていました。でも実際はなかなかそうもいきません。毎日の積み重ねというか体にも慣れがあり、そうころころオンオフと切り替えができず、体がついていかないことが多いといいますか、オンシーズンの方が忙しく、体力的にはもちろんきついのですが、オフシーズンの方が気が抜けるのか体調を崩すことが多いです。結局は毎日の積み重ねというか、オンとオフ、メリハリのきいた生活というのは肉体的にもけっしてよいとはいえず、例え忙しくても毎日規則正しく同じリズムで生活することが結局は一番体にもよいようです。
 あとはやはりオフシーズンは精神的によくありません。やはり売上が少ないと常に不安がつきまといます。オフシーズンだからといって遊びに全力を尽くせるという人はよほどもともとお金のある人だと思います。ほとんどの経営者の人はオフシーズンは胃が痛い思いをしながらすごしていると思います。肉体的にもオフシーズンの方が体調を崩しやすいと書きましたが、精神的にも、聞くところによると商売をしている人がうつ気味になりやすいのはオフシーズンが多いらしいのです。小生はうつとかはいまのところ無縁ですが、これがスキー場やゴルフ場といった天気がもろに関係のある商売の人はさらに何倍も精神的にしんどい思いをしていると思います。
 とまあ、暗い話をしましたが、逆にオフシーズンがあるからこそやっていけるというのもあります。1年中ハイシーズンでは、それはそれでやっていけないと思います。中にはオフシーズンは1ヶ月まるまる休んで、毎年海外旅行に行くというような経営者のかたもいます。
 小生は今のところオンもオフも関係なく、やることだらけといった感じで毎日をすごしていますが、落ち着いたらオフシーズンは大好きな富良野へ行きのんびりすごす、というのが目標でもあります。
 オフシーズンを余裕をもってすごすというのが、観光地の商売人としての目標でもあります。・・・それはいつになることやら・・・。

うしろ指をさされないように・・・。

2006-01-27 23:49:28 | Weblog
 益古時計をはじめてからぐっと益子の知り合いが増えました。前のペンションのときは、いわゆるペンションだったので基本的には益子の人は泊まらないのでそれほど知り合う機会がなかったといえばなかったのです。ただ、益古時計でカフェをはじめてから地元の人もランチやお茶をしに来てくれるようになりました。さらには、お客さんではなくあらたに取引をお願いしている業者さんや、益古時計の建築に携わってくれた方々などもいます。
 一人として知り合いのいなかった益子に来て、本当にいろいろな出会いがあり、益古時計になってからはさらに知り合いが増え、本当にうれしいことですし、それが何よりの財産といえます。
 ・・・ただ、知り合いが増えれば・・・顔も広くなります。そこでちょっと困ったことが・・・。銀行や郵便局さらには役場やスーパーといったところには行く用事も多いのですが、行く先々で知り合いにばったり出会う機会が増えました。というよりさらには銀行・郵便局・役場などで働いている人たちにもすっかり顔を覚えられてしまいした。さらには「この間、車に乗ってるの見かけた」とか「あのお店にいたでしょ」とか後から言われることも増えました。今日は、どこかで見た顔だなと思ってた人がお客さんでいらっしゃったのですが、あとあと近くのコンビニのおばちゃんだということが判明しました。
 益子の人たちとお知り合いになれるのは本当にうれしいことなのですが、いつ何時どこで誰に見られているかわからないので、これからは下手なことはできないなと思いました。おちおちコンビニで立ち読みもしてらんねーなと・・・、軽トラに乗りながらはな歌も歌えない・・・。まあ、きちんと生きていれば問題ないことなのでとにかくうしろ指をさされるようなことだけはしないでこうと思った今日この頃です。
 というわけで、顔が広くなるのも良し悪し・・・ということです。
追伸 小生の愛車の軽トラにはCDはもとよりFMラジオもついてないので音楽といえば自分ではな歌を歌うしかないのです・・・。

お金について

2006-01-24 23:01:58 | Weblog
 こんなところでお金について書くのもなんですが、お店をやる上で何よりも大事なものでもあるのであえてその辺のことを。以前よくお金のことも含めオープン時にいろいろある、手続きやらお金の支払いやらがなかなか落ち着かないというような話をしました。それらのことが一段落しないとなかなかあらたなる事に取りかかれないとも・・・。少しずつではありますが、それらのことが片付きつつあります。ただまだオープン時からかかわってくる事がいくつか残っています。お金に関する事であげれば、益古時計の入り口の舗装工事(入り口数メートルは町の土地になるので)工事もまだこれからですし、見積もりでは40万円くらいかかるとのことでした。もうひとつは以前から話している薪(ペレット)ストーブの支払いです。こちらは発注時に半分支払っているのですが、納品後、残りの半分を支払うことになっています。ちなみにストーブはいっこうにできてくる気配がありません。このまま春になりそうです・・・。
 というわけで、とりあえずオープン時からかかる数十万単位の支払いはようやくこの2つだけとなりましたが、それ以外にというかそれ以上に重要なものが税金です。不動産を取得されたことのある方はご存知でしょうが、土地や建物を取得すると取得税を支払わなければなりません。さらにこれからは毎年固定資産税を支払わなければなりません。まだ支払い金額は確定していませんが、取得税は相当な金額になるはずなのでこれを頭にいれておかなければなりません。さらにこれは逆で消費税還付制度というものがあります。これは建物建築に支払った消費税が手続きをすれば戻ってくるというものです。ただ手続きといって正直よくわからないので税理士さんと相談しながら進めなければならないので面倒というかややこしいのです。この消費税還付は一般の住宅にもあてはまるらしいので今後家を建てる人は調べておいたほうがよいと思います。
 まあ、そんなわけで以前より、なかなか整備が進まない、大事なのは時間とお金とこのブログでたびたび書いてきましたが、以上のようにまだまだお金にまつわることが片付かないと次に進めないという感じです。また、日々の運転資金も月にいくらくらいかかるかという経費についても不確定な部分が多いですし、もちろん日々の売上についてもまだまだ不確定というか、とりあえず1年たたないと観光地の場合はオンシーズン・オフシーズンがあるのではっきりしません。
 地下のギャラリーを整備したい、カフェをもっと整備したい、従業員を増やしたい、庭を整備したい、デッキとパーゴラを増築したいなどなど・・・、まだまだいろいろ整備したい箇所は山ほどありますが、すべてはお金もかかってくることです。そんなわけで結局は前々からいっているように時間とお金と相談しながら、小さなことでも、やれることからこつこつとやっていくしかありません。
 益古時計をよりよいお店にしたいというのは多分誰よりも小生が思っていることだと思います(あたりまえですが)、でもぐっとこらえながら少しずつやっていくしかありません。あせる気持ちももちろんあります、最近小生の心の中では名作ドラマ「熱中時代」の校長先生・天城順三郎(船越英一郎)が北野広大(水谷豊)に言ったセリフ「あせらず、ゆっくりゆっくり、一歩一歩」という言葉が頭の中でリピートしているのでありました。
 そんなわけで、少しでも早く益古時計をより整備したいのですが、やっぱりお金という観点からみても時間がかかるものだということを皆さんにもご理解頂ければと思い今日はお金について書いてみました。

北は北海道から南は三波春夫まで・・・

2006-01-22 22:14:15 | Weblog
 本日は快晴となり昨日降った雪も道路に関してはほとんど溶けました。雪のあとの晴れた日というのは本当に気持ちがいいものです。
 さて、本日の題名は以前一度書いた事があるオヤジギャグです。別にギャグが目的ではないのですが・・・。今日お泊りのお客様にある島からいらっしゃってくださったお客様がいます。前のペンションの時にもいらしてくださったことのある方なのですが、その方はもともとは東京の方なのですが、移住されたとのことでした(といってもその島も一応東京都ですが)。それでもってチェックインのとき、このブログを見てますとおっしゃってくださいました。宿泊のお客様で、特にリピーターさんはよく見ていてくださっているようで、恥ずかしいですがとってもうれしいです。
 というわけで今日はこのブログの読者の方についてですが、本当にいろいろな方がいろいろなところで見ていてくれているんだと改めて思いました。小生が知っているだけでも北は北海道から南は三波春夫まで・・・ではなく九州の方までいらっしゃいます。とりあえず外国の方はいまのところ未確認ですが、全国津々浦々いろんなところで同じものを見ているというのがなんとも不思議なものです。今日お泊りの方のように本州から遠く離れた島でみてくれている人もいれば東京のど真ん中に暮らす友人も見てくれていますし、聞くところによると田舎の両親はもとより祖母までもが見ているとか・・・。なんというか照れるけど、でもうれしくもあり、でもなんとも不思議な気分です。
 小さい頃は自分の住んでいる町が世界のすべてのような感じでした。でもこうして今は日本全国あちこちに知り合いも増え、さらにはインターネットを通じてより身近に感じられるようになりました。けっして大きく(ビッグに)なりたいとかグローバルスタンダードとかいうつもりはなく、どちらかというと小さく細々と生きていければとも思うのですが、このブログを通じていろいろな方に益古時計というお店と小生という人間を知ってもらえることはなんともうれしい限りです。

2006-01-21 23:28:30 | Weblog
 本日、今シーズン初めての雪となりました。先日からお伝えしているとおりですが、新聞効果が期待された週末ですが、雪を、いや水をさされた感じです。といっても雪の中お越しいただいた方もいらっしゃり、ランチ時はそれなりに混雑しました。雪の中、お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。益子の雪は夕方にはやみ、道路に関してはほとんど解けています。ただところどころ日陰の部分は残っていますし、凍結のおそれがありますので、明日益子へお越しの方はお気をつけてお越し下さい。
 カフェの営業が終わってから買出しに少々いってきたのですが、今日は普段なら夜もやっている飲食店がことごとくしまっていて、車のとおりも少なく、普段以上に、まさに静寂の夜となっています。雪が降るとやっぱりいやですが、この静寂感はなんともいえないものがあります。神聖な気持ちにさせてくれるとでもいいますか不思議なものです。
 益子の積雪は10cmくらいといったところだと思いますが、夕方雪かき(正確には竹ぼうきでの雪はき)をしようと思い外にでたのですが、勢いいさんで雪ダルマを作ってしまいました。といっても製作時間15分ほど・・・雪国出身なのでなれたもの?です。記憶の中では高校3年生のとき、すでに進路が決まり暇になっていたときになんとなく家の前で作った雪ダルマ以来だと思うので、かれこれ10年以上ぶりでしょうか?雪ダルマをつくり、今、腕と腰の痛みに苦しんでいるところに10年の月日の重みを感じずにはいられないのでした・・・。

広告の効果

2006-01-20 00:25:05 | Weblog
 昨日の「下野新聞」効果がはやくもでています。本日は平日だというのに新聞を見てきてくださったお客さんでお昼時は混雑しました。用意していた数のランチも早々に売り切れてしまい、ランチを食べることができなかったお客さんもいらっしゃり、本当に申し訳なかったと思います。この新聞効果は今週末がピークかなと思います。ただ、週末は天気がくずれもしかしたら雪かもなんて予報もでているのでなんとかもってほしいものです。
 広告の効果と書きましたが、媒体によりその効果は多少違ってきます。新聞は活字メディアのなかで一番不特定多数の方が読む物であり、即効性という点では一番だと思いますが、持続性はあまりありません。逆にるるぶのような旅行雑誌は即効性はそんなにないですが、持続性があります。というのはどういうことかというと、新聞はさっきも書いたように不特定多数の人がみるということと、新聞を取り置きしておく人はほとんどいないということです。逆にるるぶのような年発行の旅行誌は不特定多数の人ではなく、旅行を目的とした人がわざわざ買いもとめ、だいたいその雑誌は数年はとっておく人がほとんどだと思います。さらに旅行誌でもじゃらんのような月発行のものは、新聞ほどではないですが即効性がありますが持続性はあまりありませんし、逆に宿を集めた雑誌などは長年とって置く人が多く、るるぶなどよりも持続性があります。
 このように同じメディアでもその媒体によりいろいろ効果が違うということです。経営者としてはただむやみやたらと広告をだすのではなく、そのときの状況や時期をうまく見極め広告を考えなければなりません。・・・なんてややこしいことを書きましたが、「下野新聞」の効果であらためてそのようなことを考えてしまいました。
 そんなように、もしかしたら「下野新聞」効果は一時のものかもしれませんが、例えそうであっても、この機会に訪れてくれたお客さんが、1ヵ月後でも半年後でも、もしくは1年後でもいいから、また行こうかなと思ってくれれば大成功といえると思います。そう思って頂けれるよう明日からもまた頑張りたいと思います。


新聞の効果

2006-01-18 22:39:00 | Weblog
 今日は定休日ということで、朝からいつも行っている巨大ホームセンターへ買い物に出かけたのですが、その途中に新聞屋さんの前を通りかかり、そういえばこの間の「下野新聞」の記事もしかしたら今日でるのだったかもとふと思いだし、新聞屋さんによって「下野新聞」をもらってきました(ここだけの話、サービスといってただで3部くれました)。そうして中をチェックすると出ておりました。思ったより写真もいっぱいでていて、恥ずかしながら私たち夫婦の写真も・・・。ご覧になられたかたはわかるでしょうが、あまりにも不自然な笑顔・・・。まあそれはさておき、一応本日の写真がその記事です。恥ずかしいので雰囲気だけお楽しみ下さい。
 それにしても今日新聞に出るということを思い出してよかったです。新聞屋さんによってあらためてホームセンターに向かう途中から、電話が鳴りだしました(出かけるときはケイタイに転送しています)。ホームセンターに向かう道中・またはホームセンターの中で、さらに帰り道とうちに戻ってきてからも、問い合わせのTELがいっぱいかかってきました。新聞には地図が載っていないのでどのあたりですかというTELがほとんどでしたが。正直、ここまで問い合わせのTELがかかってきたのは前のペンション時代から含めはじめてでした。あなどれない「下野新聞」!!
 こうやって少しずつ名前が知られていくのはうれしいですが、当然といえば当然なので、じゃあ今度いってみようかと、足を運んでくれたお客さんが、また来たいと思ってくれるかどうかがなによりも大事だと思います。というわけでまた明日から頑張って営業します。(まあ、本日はカフェ&ギャラリーは定休でしたが宿泊のお客さんはいらっしゃるのでもう営業していますが・・・)    

宣伝の日

2006-01-17 22:21:33 | Weblog
 今日も暇で忙しい日?でした。いわゆるお客さんはほとんどいらっしゃらず閑古鳥が鳴いていました・・・。でも来客は多く、その対応に追われていました。
 まず昨日からお泊りのお客さんが今度、益子に移住されるとのことで部屋探しにいらしていたのですが、あそこがあいてないかとかここはどうかとか、益子の連絡網?を使い空きがないか調べていました。そのあとは、いつもいろいろ業務用の備品をお願いしている地元業者さんが来たので、ランチのことやら宿泊のことやらを会社で宣伝してくださいとパンフレットを渡しお願いしました。午後からは、先日書いた「栃ナビ」の取材がきました。そちらは女性の記者さんだったのですが、それとほぼ同時にカメラをもったおじさんが入ってきたのでてっきり「栃ナビ」のカメラマンの方かと思ったら、全然別で、いきなり取材させてほしいとの事でした。聞くと某全国誌の旅行雑誌の方で、益子を取材しているらしく、ある窯元で益古時計のことを聞いてきて、掲載したいので写真を撮らせてほしいとのことでした。そんなわけで、(おおげさに言えば)2つの取材を同時に行いました。そんな最中にもギャラリーの取り扱い作家さんもいらっしゃったりもして、忙しいんだか暇なんだかという感じの1日となりました。
 さらに合間合間に、パンフレットやらチラシ作成をしていたのでまさに宣伝のための1日となりました。さらにたまたま今日の朝、写真を撮ってきたのが、この電柱看板の写真です。看板自体は12月にはついていたのですが、紹介するのが遅くなりました。いまのところ益古時計の敷地以外についている唯一の看板です。前から看板の話もこのブログでたびたびしていますが、少しずつ道の要所要所に設置できればと思っています。電柱看板というものは、前にも書いた自動販売機と同じで、当然その存在は知っているのにいざ設置するにはどうすればよいのかわからなかったのですが、これはたまたま向こうから営業マンが訪ねてきてくれました。
 何度も同じようなことを書いていますが、看板は大事ですが設置しすぎるのもどうかと思います。益子の大きなお店では、これでもかというくらい町のあちこちに看板を設置しています。それを見るたびにせっかくの景観が損なわれている様な気になります。そこまで看板を設置するとかえって逆効果なんじゃないかとさえ思えるほどです。もし、小生が益子町の町長になったら、絶対に看板撤去運動をするのにといつも思っています。 
 まあそんなわけですが、今日は疲れもかなりたまっていたのでほどよく暇でよかったけど、でもそれなりに充実した1日でもありました。

ご案内の看板

2006-01-15 23:16:40 | Weblog
 益古時計の敷地の入り口に写真のようなご案内の看板を作成しました。すべて自作です。まずはお店の紹介の写真と簡単なコメントを書いた紙をパソコンでつくり、それを額縁風に作ったものと、あとはランチのそのときのメニューを板に貼ったもの、今月のコーヒー(1月はブラジル)のご案内と、そして昨日ようやく作ったのが、OPEN/CLOSEの案内です。
 益古時計はただのカフェ&ギャラリーではなく、宿泊施設からなる建物なので、お店がガラス張りというわけではないし、街中の路面店と違い、道から玄関まで10メートルほどの距離(アプローチ)があるので若干通りすがりの人には入りづらい部分があるかなと思っていたのと、もともとはペンションをやっていたので地元の人も、あくまでペンションだと思っている人も多いので、中がどうなっているのかわかるように案内の看板を作ろうと思っていました。
 製作期間2ヶ月程、・・・といいながら実際の稼動時間は数時間でしょうか、暇をみて少しずつ作っていたのですが、とりあえず完成となりました。費用はほとんどかけず、棚などを作ったときのあまりの材をかき集め作りました。よって材料費もほとんどかかっていないのですが、しいて いえば額を作った時のアクリル板とわずかに足りなかった木が数本といったとこころです。OPENの案内は薪にしようとした原木をそのまま使い表面をカンナできれいに削り、電熱ペンで文字を焼きこみました(薪もまさに自分でチェーンソーで木を切り、薪割りしたまさに手作りです)。
 出来ばえは、材料はほとんどあったものを利用したという点から考えれば、自分としてはそれなりに満足しています。問題は雨の日と風が強いとき大丈夫かなとちょっと不安な点です。アクリル板で作った額は雨が降ってもそれなりに大丈夫なように作ってはいるのですが・・・。2ヶ月程前から出来た順に、この案内の看板を掲げていたのですが、通りすがりの人がこの看板をみて入ってきてくれたり、いかにも地元の人が看板を見てくれていたり、この看板の写真を撮っている人がいたりとそれなりに効果はあるのかなと思います。
 ただ、益古時計は田舎のしかも裏通りのお店です。通りすがりの人といっても車で通りすがる人のほうが多いのも事実です。本当はもっと車のなかなから見えるくらいのものにできれば最高だったのですが・・・。でも看板が目立ちすぎるお店というのもまたどうかとも思います。隠れ家とまではいかないけど理想は看板を掲げない方が景観もよいと思うのですが・・・。まあでもなんでもかんでもOKで、センスのない看板を掲げ、さらにはノボリまで立て、いかにも商売商売しているお店にはしたくないですし・・・。
 まあそんなわけですが、車でお越しの方もちらっとこの案内看板に目をやってもらえるとうれしいです。こうしてまた少しずつ益古時計は進化するのでありました。