益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

ブログ

2006-02-27 23:39:33 | Weblog
 この間ちょっと調べたいことがあり、検索サイト(ヤフーとかgoogleとか)で「益古時計」と入力して見てみました。オープン当初、同じように検索しても検索結果は1ページにも満たなかったのですが、今はだいぶページ数も増えていました。
 もちろん益古時計のHPや益子町の商工会のHPなどもあります。それと知り合いのHPやブログにリンクしてもらったり、ご紹介してもらったりというのもあります。それにプラスして最近はまったく知らない方が、「益古時計に行ってきた」というようなブログの日記の記事も何件かありました。
 いやしくも何が書かれているんだろうと気になって記事を拝見したりしました。そのブログにも、もちろんコメントがいろいろ寄せられており「益古時計って素敵なお店そうなので私も今度行きたいです・・・」とかそんな風なコメントがよせられているものも多かったです。そうやって口コミで少しずつでも広がっていっているんだなと実感しました。
 今日の写真はその中の1人で、ブログにて益古時計を紹介してくれて、そのブログに小生がコメントを書いたのですが、そうしたら昨日、再度遊びに来てくれた方のブログから拝借したものです(よって画像が小さいのですが)。satosatomanさん先日はありがとうございました。今度はぜひランチを食べにきてください。
 てな具合にブログというのも、いまや下手な雑誌の宣伝を打つより、より効果的な宣伝道具なんだななどと、またしてもいやしいことを思ってみたりもしました。いつもいつも同じことをいっていますが、こうやって益古時計を通じて輪が広がっていくのは、商売とか、儲けとか関係なく本当にうれしいことです。
 ブログやHPにて益古時計が紹介されているとやっぱりうれしいものです。でも逆に言えば今は誰もが、記者であり、批評家であるわけです。よそのお店なんかみていると中には中傷めいたコメントや記事がのっていることもよくあります。いまのところ益古時計はそのような記事は見たことがないし、とくに苦情をいわれたこともありませんが、それだけ気軽に誰もがインターネットを通じて情報を得ることが出来る世の中なので、よりそういったところには気をつかわなくてはとも思います。
 100人が100人、すべての人が気に入る店というのは難しいと思いますが、訪れてくれた人が、1人でも多くよかったと思ってくれるように頑張るだけです。
 というわけで、なんだかんだいっても益古時計をHPやブログで紹介してくれるのはうれしいし、本当に励みになります。これからもより多くの方が「書きたくなるようなお店」を目指して頑張っていきたいと思います。

本日も晴天なり。

2006-02-25 20:57:05 | Weblog
 本日は久しぶりに晴れ渡り、気持ちのいい天気でした・・・と思ったら夕方は風がけっこう吹いてきてえらく寒かったですが・・・。
 さて薪ストーブがついたということは、もちろん煙突もついたということです。というわけでその写真なのですが、薪ストーブは玄関脇にあるので、ということは煙突も玄関のすぐ脇からでているということなので、正直えらい圧迫感を最初は感じました。今日あたりから慣れてきたのかさほど気にはならなかったのですが、最初は今までになかったものがいきなりついたのでえらく邪魔に思えました。というのも煙突が思いのほか太いのです。昨今の薪ストーブの煙突は2重煙突があたりまえですが、それにしても太いなと思います。ただ、写真のようにそのぶん存在感があるので、小生としてはストーブ本体よりもむしろこの煙突が気に入っています。
 そして本日ははじめて薪にて火入れを行いました。というのも昨日はペレットにての試運転をして、今日は薪での試運転という形をとりました。薪兼用ペレットストーブといっても同時に使えるのではなく、薪なら薪だけ、ペレットならペレットだけを燃やさなければなりません。薪を燃やす時はペレットの供給口などにフタをしなければならず、多少めんどくさいのですが・・・(といっても1分もかかりませんが)。
 ペレットに関しては自動的に点火することができ時間がないときなどは楽なのですが、薪は普通に焚き付けをしなければなりません。ただ、暖炉と違い空気のまわりがよいので、すぐに着火することができます。ペレットもいいけど、どこか人工的な感じもあり、やっぱり薪のほうが見た目はいいものです。というわけでいままで、益古時計の工事段階からたまっている廃材をこれからは一生懸命燃やしたいと思います。
 ところで今日は天気もよく、益子もイチゴ狩りのシーズンを向かえ街全体の人出も多かったようです・・・が益古時計の今日のランチはいまひとつ暇でした。14時ごろ珈琲豆をお願いしている「珈琲舎雅」さんに発注がてらTELをして今日は暇で・・・、なんて話していたのですが、そのあとカフェのほうが夕方混雑して気がつけば満席となり、コーヒー豆もあやうく売り切れとなるところでした。宿泊のお客様もけっこういらっしゃいます。・・・というような今日の様子なのですが、益古時計はおかげさまで地元やその近郊の人たちには好評のようで人が人を呼ぶといいますか、「評判になってる」とか「いろんな人に行けと言われていてようやく来た」とかそんな話を最近よく耳にします。本当にありがたくうれしいことなのですが、逆にまだほとんど宣伝していないので観光客の方は少ないようです。というわけで下手をすれば平日の方が忙しかったりもします。観光客の多い日のほうがかえって暇だったりもします。まあ、今まではオフシーズンということもあったので、これからは少しずつ宣伝もして行こうと考えています。地元の人たちに愛されるお店でありたいということはもちろん思っていますが、地元の人と観光客を結びつける場になれればというのが本当の理想でもあります。
 「人と人が繋がれる場所、そしてその真ん中には薪ストーブとおいしいコーヒーがある」、そんなことを思い描きながら、益古時計を発展させていければと思います。

ペレットストーブ 

2006-02-23 23:38:26 | Weblog
 ようやくまちにまった薪ストーブが取り付けられました。本日は気候もよく・・・今日、日中はあったかく薪ストーブ的には複雑な心境です。
 まあ、それでも昨日より2日掛けてようやく作業が終わりました。納期がのびにのびた分うれしさも増した気がします。このストーブは玄関脇にあるのでまさに益古時計の顔であり、シンボルであり、売りといえます。
 さてさて正式には薪兼用ペレットストーブという代物ですが、ペレットストーブとは何ぞやということを簡単に説明しようと思います。ペレットとは小さな木の粒で、おがくずや木っ端などどちらかというと廃材的なものをリサイクルして作られるもので、それを燃やすのです。薪と違い煙もそんなにでないですし、灰もそんなにたまりません。それでいて木をリサイクルしてできている材料ですし、灯油ももちろん使いません。というわけで非常に環境にやさしいのです。日本ではオイルショックの時代からあるにはあったのですが、ここ数年の環境問題や原油の高騰から最近あらたに注目されています。
 仕掛けは単純といえば単純で、おおまかに言えば普通の薪ストーブの後ろにペレットを貯蔵するタンクがあり、そのタンクからストーブのスペースにペレットを自動供給してくれるという仕組みです。益古時計のものはそのペレットの供給をストップすれば普通に薪ストーブとしても使えるという仕組みになっています。
 まあ、機能的な話は少しずつしていくとして、このタイプのペレットストーブはまだほとんど市場には出回っておらず、小生が購入を検討した時は長野県庁にデモンストレーション的に展示してあるものぐらいでした。大きさも普通の薪ストーブの倍くらいの大きさがあり、ファンがまわるため音もそれなりにするので、一般家庭ではちょっと厳しい代物です(ペレットストーブ自体はいろいろあり家庭用のものもあります)。というわけで益古時計がお願いしたペレットストーブは完全受注生産となるので、結局正式に発注してから5ヶ月くらいかかりました。さらにはその業者さんは松本なので、2日がかりでの取り付け作業となりました。
 そんなこんなでいろいろ紆余曲折もありましたが、無事に取り付けが終わり試運転も上場です。ペレットストーブ自体まだ知らない人のほうが圧倒的に多いと思いますが、さらにこのタイプはまだ数台しかこの世に存在しません。正直金額的には痛い出費でしたが、それだけ益古時計の大きな売りになると思っています。というわけで、結局のところこのストーブを生かすも殺すも自分次第といったところです。より多くの人にこのストーブを見てもらえることができるよう、まずは益古時計の宣伝をしっかりしていきたいと思います。

小さなことから大きなことまで・・・コツコツと

2006-02-22 23:52:27 | Weblog
 本日も定休日なのに休みとはいえず、忙しい日々となりました。宿泊の方が忙しいと、掃除やベッドメイクにおわれます。昼時のランチタイムにはカフェが混みあうのでそちらにいなければなりませんし、またしても通常業務で手がいっぱいでなかなかいろいろな作業がはかどらず、やることが片付かないどころかやることが増える一方です。
 ただ、忙しくてもちょっとしたことでもいいから、一日ひとつなにかをやろうと思っています。写真は昨日取り付けたフックです。取り付け時間2分・・・そんな程度ですが、忙しいときはそれでもつらいものです。でも前にも書きましたが、ちょっとしたことでも少しづつではありますが、前進していければと思っています。
 このフックはフロントカウンターの下にあるフックですが、ギャラリー等で買ってくれたものをいれる袋をぶら下げるためのものです。オープン当初はそんなものもなくその辺に置いていたので、すぐにちらかっていました。それをみかねたカミサンがビス(ネジ)をつけとりあえず、それにぶらさげていたのですが、所詮はビスなのでちょっとでもふれると落っこちて、そのたびに拾はなければならず、いらいらしていました。というわけでようやくホームセンターにてフックを購入してきたというわけです。フックに限らず、ちょっとしたことですが、改良すればもっとよくなる部分は他にもあります。暇をみて少しずつ整えていければと思っています。
 といっても、いつもいつも小さなことばかりではありません。そうです、ようやく、やっと、ついに、なんとか、念願の薪ストーブが来ました。といっても今日は煙突工事のみで、明日本体の取り付けになるので詳しくは明日にでもじっくり書きたいと思います。
 というわけで昨日も今日も宿泊のお客さんはいらっしゃるし、薪ストーブの設置工事の対応にも追われ、結局のところまったくもって今日も休めませんでした。僕はまだいいですが、毎日厨房に閉じこもり作業しているカミサンは本当にお疲れのようです。この状況をなんとかするためにも頑張りたいと思います。楽して生きるために頑張る、小生の座右の銘ですが、まさにその状況です。将来楽できるように今頑張ります。

イチゴの季節になりました。

2006-02-20 22:38:12 | Weblog
 「恋の奴隷になりました」(奥村チヨ)・・・ではなく、「イチゴの季節になりました」・・・なんとなくゴロが似ていたので・・・かなり古いギャグとなりました。
 ということはさておき、益子は全国的にも有名な(多分)イチゴの産地でもあります。益子のJAがやっているイチゴ狩りは日本一だか関東一だかの規模だそうです。2月に入り週末はそうとう混雑しています。というわけで益古時計でも春に向けてカフェの新メニューを開発中です。地のもの、季節のもの、旬のものを使いたいというコンセプトが一応あるので春はイチゴがメインとなりそうです。デザートにジュースにジャムに・・・。というわけでここ最近、カミサンはイチゴと格闘しています。とりあえず保存できるジャムやシロップを作っているのですが、量も量なので大変そうです。
 もちろんイチゴジャムなどはどこにでも売っています。買ってくれば手間もかからないし、かえって安く上がるかもしれません。商売上手な人ならばきっとそうするでしょう。でも益古時計は極力手作りでと考えています、手間もかかるしお金もかかる、はっきりいって商売下手かもしれませんが、手間暇かけて作ったものはもちろんおいしくなるはずだし、そういう気持ちがお客さんにも伝わると思うからです。
 と話はそれ、手作りということにについてちょっと書こうと思います。極力手作りできるものはそうありたいと考え、取り組んでいるのですが、お客さんの中には(多分商売というものをあまり知らない方)、ジャムも手作り、ドレッシングも手作り、パンも手作り、さらには野菜もすべて自分の畑で作っている、素材までもすべて手作り・・・みたいに言う方もいます。小生もすべてにおいて手作りというのが理想ではありますが、そんなことをしていたら店はとてもじゃないけどやっていけません。たとえば自家製イチゴジャムというと、ジャムだけを手作りしている、それともイチゴから栽培している、なかにはよそで買ってきたジャムを瓶詰めしてオリジナルのラベルを貼るだけで自家製としているお店も少なくありません。・・・ちょっと裏話(暴露話)になりますが、ご当地ワインというものが今は全国どこにいってもありますが、実は山梨から仕入れて、ラベルだけをオリジナルなものを貼ってご当地のオリジナルワインとしているところもけっこうあるということをご存知でしょうか?
 益古時計も極力手作りで、そしていいものを、という気持ちで取り組んではいますが、すべてにおいて(素材から)手作りというわけではないということをあえて言っておきたいと思います。もちろんおいしいものを提供したいというのが一番ですが。
 とすっかり話はそれましたが、イチゴはそのまま食べるのが一番おいしいかもしれませんが、カフェでイチゴというメニューでそのままイチゴをだすわけにはいかないので(そうすれば楽だけど・・・)、ナマのイチゴ以上においしいといわれるような、スイーツやジュース、ジャムやソースを提供できるように頑張りたいと思います・・・というか小生ではなくカミサンが頑張っています。 

益古時計を通じて・・・その2

2006-02-17 23:28:58 | Weblog
昨日は益古時計に関わってくれる人が増えて、いろいろなつながりができてきてうれしいようなことを書きました。昨日はどちらかといえば関係者というか業者さんや作家さんのことだったのですが、本日はお客さんのことを。
 まだまだオープンしてけっして月日がたったとはいえませんが、それでも常連さんと呼べるべき人が増えてきています。まだ、宣伝らしい宣伝もたいしてしていないのにありがたいことです。今日、以前お伝えした栃ナビの「益古時計のページ」にあらたなコメントがよせられているのをみつけました。本当にありがたくうれしかったです。と思ったら偶然ある人のブログで益古時計を紹介してくれているブログを発見しました。また、益古時計の取引作家さんのブログによくコメントを書き込んでいる方もどうやら益古時計にランチを食べにきてくれたようでした。今までも益古時計を紹介してくれているブログなどはあったのですが、もともとの友人・知人がほとんどだったので、はじめましての人がこうやってコメントを書いてくれたり、ブログに紹介してくれたりというのがなんだかとってもうれしかったです。ちょっとずつですが益古時計も知られてきたのかなとも思います。
 小生はパソコンやケイタイを持たずに暮らすというのが本当は理想なのですが、やはり益古時計というお店があり、インターネットをとおしていろいろな人が繋がっていくというのがとってもうれしいです。毎度毎度同じことを書いてしまいますが、益古時計を通して輪が広がるということは、お店をやっていくうえでこのうえない喜びであります。
 追伸 小生は褒められてのびるタイプです。根はナイーブなので中傷はやめてくださいネ・・・。できればもっといっぱい、かよわい僕を褒めてください・・・。

益古時計を通じて

2006-02-17 00:26:13 | Weblog
 木曜日はなぜか忙しいです。というわけで今日もランチタイムは盛況で満席&売り切れてしまいお客様を待たせたり、お断りしたりという方が何組かいらっしゃいました。よりよいものをとの考えからくる食材の関係、スタッフの人数、座席の数など、その辺からどうしてもランチは決まった数しかご用意できず、早々に売切れてしまうこともあります。お店側としては売り切れて、お客様をお断りするくらいならば多少あまってもいいから多めに作るくらいにしたいのですが、なかなか難しいものです。より多くのお客様にランチを食べてもらいたい、でものんびりとお食事ができるようにしたい・・・その辺は本当に葛藤というかジレンマを感じています。大げさに言えばランチの味は料理長であるカミサンが日々悩み、格闘していますが、小生はオペレーションを含め、味だけでなく全体としてどうすべきかで日々悩んでいるといったところです。
 さてさて、本日はランチのお客様も多かったのですが、益古時計の関係者?も多くいらっしゃいました。コーヒー豆屋さんに食材屋さん、植物作家さんに陶芸家さん、機織と有機野菜の畑をやっている人などなどです。もともとの知り合いだった人もいますし、益古時計にて知り合った人もいます。その人たちはみなさんまさに益古時計を支えてくれている人たちです。そしてそういった人たちがだんだん増えてきています。そういった方が増えてくるということは本当にうれしく、いろいろなつながりも出来、また益古時計を通じて作家さん同士が知り合いになり、またあらたな動きができたりと本当に楽しくもあります。
 益古時計のギャラリーはどちらかといえば利益追求の場というより、そういったつながりがいろいろできればと思い始めました。利益よりも自分自身が、作家さんたちと楽しめればという思いが強いのです。逆に利益は作家さんやお客さんに極力還元できればと思っています。まあ、ギャラリーを通していろいろな動きができ、そしてお客さんが増えれば、自然とカフェや宿泊の方もお客さんも増えると思うのでギャラリーに関しては仕事半分、楽しみ半分でやっていければと思っています。
 そうやって各作家さんをはじめ、いろいろなつながりができてくると、ますます地下のギャラリーをはじめいろいろな箇所を早く整備しなくちゃと思います。陶芸家さんの個展はもちろんですが、それに限らず、グループ展や企画展、さらにはちょっとしたイベントなどもそういった作家さんを通じてやりたいという気持ちが強くなってくるからです。でもいつも言っているとおり、なかなかすぐにはできないのですが・・・。
 まあ、そんな感じで益古時計を通じて少しずつではありますが、いろいろな輪ができているんだなということを今日は多少なり実感できて、なんだかうれしくなりました。そうやって益古時計に関わってくれる人が増えれば増えるほど小生としてはある意味プレッシャーでもありますが、その分、頑張らなきゃという気になります。
 ある有名カフェオーナーが「いい街には、おいしいコーヒーがある」という言葉を言っていました。益古時計もおいしいコーヒーをおだしして、いいお店を作り、いろいろな人が集い、そして益古時計を通じていろいろな輪ができてくる、そんな風になればと思いました。益古時計の輪が少しでも広がるように・・・そんな気持ちでお店をやっていければと思います。

柵完成・・・とりあえず。

2006-02-14 22:10:50 | Weblog
 またしても2~3日書き込みできずスミマセン。やたら疲れがたまり・・・と思うと何かと来客もありなかなか時間が取れませんでした。
 ところで、本日ようやく益古時計の前面部分の柵が完成しました。去年の12月から作り始め、何とか年内にはと思っていたのが、何とか1月中にはになり、そうこうしているうちにはや2月も中旬になってしまいました。製作期間2ヶ月・・・といっても実質は何日でしょうか?ランチタイムの始まる前の1~2時間、ランチタイム後の数十分など、とにかく合間をみながらの作業だったので思いのほか時間がかかってしまいました。
 写真にある前面部分の柵と平行して、お隣さんとの境の柵も製作しています。そちらはあと1日あれば終わるかなというところまできました。境界の柵はお隣さんといっしょに共同作業しましたが、前面の柵は材料を買うところからまったく自分ひとりで作りました。まあ、単純な仕組みですし、単純な作業の連続でしたが、冬の凍えるような寒空の下こつこつとやりました。
 ・・・といっても、ようやく外周(庭)の一部に手をつけただけという感じです。まだまだ序章にすぎないといったところです。ただ、外で作業をしているとここはこうしてとかあそこは石を使ってとか、なんとなく庭全体のイメージができてきました。あとはそのイメージをどれだけ現実のものとするかです。いつもいっていることですが、気長に地道に作り上げていきたいと思います。
 というわけで、とりあえず前面部分の柵は完成しましたが、敷地の裏の方や横など、まだまだ柵も必要な部分もあります。ターシャ・テューダーも90歳でようやくあの庭になったのだから益古時計も60年後ああなるよう?に地道に庭作り、そして柵作りに励みたいと思います。

プロとアマ

2006-02-10 23:35:31 | Weblog
 先日、とあるカフェのHPをみようと検索したら、そのカフェに行ったという人のブログがあり、なんとなく見てしまいました。その人はカフェ好きであり、コーヒーが好きな人のようで休みの日にはいろいろカフェ巡りをしているようでした。そして将来カフェでもやりたいと思っているのか、コーヒー豆の焙煎なども自分でやっているようで、コーヒーに関しては小生などよりも詳しそうでした。行った先のカフェの感想も中傷めいた内容ではないのですが、するどい意見がいろいろ書いてありました。
 と、このブログを見て思ったのは、「好きなものは仕事にしないほうがいい」ということと、その逆で「好きなことを仕事として生きていく喜び」という言葉でした。このブログを書いている人は、現時点でですが前者(好きなものは仕事にしないほうがいい)の立場の人です。小生は後者にあたるかもしれません。言い換えるとどんなに詳しくても前者はアマチュアで、どんなにまずいコーヒーをだしていても後者はプロといえると思います。果たしてどちらがよいのかということです。ブログの人は好きだけど、仕事としてやっているわけではないので、逆にいろいろな意見が書けるのだろうと思います。
 そこで、果たしてどちらがおいしいコーヒーを淹れれるかということです。もしかしたら前者のほうかもしれません。たとえばアマチュアならば自分用、もしくはせいぜい知り合いにコーヒーを出す程度だと思うので、例えどんなに淹れるのに時間がかかっても、例えどんなに高い豆をつかっても、とことん味にこだわれます。プロはもちろん味は大事ですが、そこにはお金のことも考えなければなりません、どんなにおいしいコーヒーを淹れたとしても一杯1000円のコーヒーはだせないし、1杯のコーヒーの注文に対してお客さんを10分も20分もまたせるわけにはいきません。
 同じコーヒー豆の注文がくれば問題ないのですが、4人のお客さんがすべて違うコーヒー豆で注文がくると4回淹れなければなりません。でも4回順番に淹れていると時間がかかりお客さんを待たせることになります。そこで2つ同時に抽出すれば2回になりお客さんを待たせる時間も少なくなります。ただ、2つ同時に淹れると多少ですが、淹れ方が雑になります。といってもその味の違いはほとんどわからないと思いますが、淹れている本人にしてみればやっぱり一杯ずつ淹れれればベストなのにと思うのです。そういう風に商売としてやっている以上、オペレーションの問題が少なからずでてきます。その辺がプロとアマの違いでしょうか。
 もちろんお客さんにお金をもらっているプロの方が技術もあると思うのですが、前述のように商売としてやっているからこそ多少なりの妥協もせざるえないこともあるということです。
 例えば、陶芸にしてもいわゆるプロの陶芸家としてやっている人と、アマチュア陶芸家がいます。これももちろんプロの方が技術はあるに決まっていますが、プロは採算を考えなければなりません。アマチュアは期限もないし、お茶碗1個に1ヶ月かかっても問題はありません。でもプロはお茶碗1個に1ヶ月かけてればもちろん生活なんてできません。例えばお茶碗以外にもたくさんのものをつくるプロと、1ヶ月間ひとつだけに全精力を傾けてお茶碗をつくるアマチュアと、果たしてどちらのお茶碗がよいものになるかということです。
 そんな感じで、プロとアマチュアはどちらがよいのかということを思った次第です。「好きを仕事にする」それとも「好きだからこそ趣味にとどめておく」あなたはどちらですか?小生には、どちらがいいといえるほどの経験はありませんが、カフェのプロとしてやっいく以上、カフェに関しては出来る限り妥協せずやっていきたいと思いますが、プロだからこその妥協もあるということを知ってもらえたらと思います。

栃ナビ掲載

2006-02-09 23:29:56 | Weblog
 以前書いた、栃ナビという栃木県のありとあらゆるお店を紹介する人気サイトにこのほど益古時計のページが掲載されました。栃ナビ(益古時計のページ) 
 このサイトは栃木県にお住まいの人ならばだいたいの人が知っているであろうサイトです。ただ、掲載店も非常に多いのでTOPページから益古時計にたどりつく人はいるんだろうかという感じです。さらにそのなかから何人の人が実際に足を運んでくれるんだろうかと思います。まあ、掲載料は無料なので文句は言えませんが。
 ところでこのサイトの人気の要因は、読者の口コミコメントの力が大きいというところです。お店に行ったときの感想などがすべて書き出されるので、お店側としては期待半分不安半分といったところです。というわけで、ここだけの話、よろしければ口コミコメントを投稿してくれる人募集中です。栃木県にお住まいでない人でも全然大丈夫なのでぜひよろしくお願いします。栃ナビにはクーポン券も付いていますが、このブログをみて投稿してくれた人にはさらなるサービスも考えます。というわけでちょっぴりインサイダーな取引でした。
 春に向けて益古時計も少しずつ宣伝に力を入れていこうと思います。もうちょっと総合検索サイトや宿泊検索サイトなど、その辺のことを勉強しなくちゃと思っている今日この頃です。
 というわけで栃ナビの方もよろしくお願いします。