益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

あれも欲しいこれも欲しい

2009-02-27 20:13:13 | Weblog
あれも欲しい
これも欲しいもっと欲しい
もっともっと欲しい

ブルーハーツの歌じゃないけれど、考えれば考えるほど、悩めば悩むほどそんな気分になります。
益古時計がオープンして、ちょっとずつですが、付け足したり、改善したり、自分なりによいお店になるべくいろいろやっています。ここはこうして、あそこはああして、そんなこんなの毎日です。それで理想に近づいているかというと、捉え方によってはどんどん遠のいていっているように思います。
 と言いますのも、理想がどんどん高くなって言っているからです。オープンして約3年半、欲は増える一方です。ひとつ目標をクリアしたらまた新たな目標が生まれます。
 物理的なものから精神的なものまで、本当にあれも欲しい、これも欲しいの連続です。別にお金持ちになりたいとか、有名になりたいとか、そういう欲ではないのですが、益古時計をよいお店にしていきたい、そして僕自身ももっともっと楽しい人生を送りたいと思えば思うほど、そういう欲は増すばかりです。
 人間は欲があるから苦労もするし悩みもするのでしょうが、でもその欲があるからこそ頑張るのだろうし、その結果お店は発展し、人は成長するのだと思います。
 「少年よ大志を抱け」それだって大いなる欲望だと思います。てなわけで「全力少年」の「全力青年」ならぬ、青年も大いなる欲(大志?)を抱きつつ日々、欲と闘っていこうと思います。

訪ね(て来てくれる)人

2009-02-23 18:48:28 | Weblog
 先週末より、地下にて「子龍書展」なる書の個展がはじまりました。益子在住であり元学校の先生でもある、川野辺健司さんによる個展です。またしてもいつもと違う雰囲気の個展なのですが、川野辺さんの友人・知人が数多く訪れてくださっています。益古時計に初めてお越しになるお客さんも多いようですが、益古時計によく来てくださるお客さんの中にも、川野辺さんのお知り合いでもあるという方も何人もいて、意外なところで実はみんな繋がっているものでおもしろかったです。川野辺さんのお知り合いの多くは、だいたいが益子近辺のしかも比較的年配の方が多いと思うので、そういう方々が、普段から益古時計に来てくださっているんだなということが再確認できてうれしかったです。
 というわけで、いろいろな方が川野辺さんを訪ねてきて下さっているのですが、昨日はそれ以外にも、小生の学生時代の友人が東京から泊まりに来てくれましたし、地下で個展をやりたいという作家さんもいらっしゃいました。そしてこれまた以前地下で三人展をやってくださった作家さんが来て下さったりと、いろいろな人が益古時計を訪ねてきてくださいました。そしていろいろな人とお話して、元気もいただきましたし、女の子みたいですが、人と話をすることが僕自身のストレス解消にもなっているんだなと思いました。
 もちろん益古時計に来てくださるお客さんすべてがそうですが、こうやっていろいろな人が訪ねて来てくれると改めて、益古時計に人が訪ねて来てくれるということの幸せを感じます。当たり前ながら人が来てくれてこそのお店ですし、人が来てナンボと言ってしまえばそれまでですが、その当たり前のことに幸せを感じられるということこそが、幸せなことだなと思いました。
 そりゃ時にはひとりになりたいと思うこともありますが、人は人がいないと生きていけないわけで、人が訪ねてきてくれることの喜びを改めて実感することのできたここ数日でした。
 そういえばおまわりさんも、宇都宮で起きた殺人事件に関してここ2日続けて益古時計に来ました。だいたい近くで事件が起きると、犯人が宿泊していないか、近隣の宿泊施設を一応周ってくるのですが、とくに悪いことはしていないはずなのに、いつもおまわりさんが来ると、「オレなんかやったっけ?」と何故だかちょっとどきどきしてしまうのでした。てなわけで、おまわりさんに関してはほどほどに訪ねて来てほしいと思う今日この頃なのでした。

おたく気質

2009-02-19 19:46:14 | Weblog
 前回、珈琲の本の話をしましたが、その最初の1冊の「コーヒーの鬼がゆく」はまさにコーヒーに憑かれた人の話でした。まさに日本でも有数の珈琲職人と呼べる人だったのですが、いい意味で珈琲バカですし、いい意味で珈琲オタクな人でした。バカとかオタクと言葉で言うと、マイナスイメージな部分があるかもしれないですが、ひとつのことに全身全霊を捧げることができるほど夢中になれるものがあるということはすばらしいことだと思います。
 そんなわけで、僕自身もオタクというのは決して嫌いではありません。さすがに自分自身では、アキバ系と呼ばれるような、アイドルやらアニメやらはたまたメイド喫茶やらに手を出そうとは思いませんが、世間の目を気にせず自分の好きなことに熱中できるいわゆるオタクの人たちをある意味うらやましいとも思います。
 その道を極める人は、ある意味みなその世界のオタクなのだと思います。そして、オタク気質というのは圧倒的に男の人が多いです。僕も自分で根はオタクだと思っています。いまはカフェやらギャラリーやら宿泊施設やらといろんなことをやっていますが、いつかはすべてを投げ打って、何かひとつのことだけを極める職人になりたい、そんな風にも思うときがあります。
 それにしてもコーヒーと言うのは、オタク気質が高い人にはもってこいだと思います。知れば知るほど奥が深いですし、ウンチクを語りだしたらキリがありません。コーヒーにハマる人が多いのも頷けます。
 さすがにアキバ系にはなれないですが、いい意味で僕もおたく(こだわりを持つ人)であれたらと思います。

単純なのでしょうか?

2009-02-17 22:17:11 | Weblog
 最近買った本です。どれもコーヒー絡みです・・・。一番手前の本は、以前ある書籍にて珈琲の「御三家」と呼ばれたうちのひとりの方がお亡くなりになられたので、その方への遺文という形で出版された本です。2冊目・3冊目は珈琲の本と言うよりは、喫茶店の本であり、2冊目はつくばにあった喫茶店の夫婦の物語です。ノンフィクションではあるのですがTVドラマ化され、先日の日曜日に放送されていたのですが(見てないけど)、その原作本です。3冊目はいわゆる喫茶店を舞台にした人間模様を描いた小説で、4冊目は珈琲自家焙煎を特集した今月のカフェスイーツです。
 というわけで、最近は本屋に行き「コーヒー」もしくは「カフェ・喫茶店」と書いてあれば手当たり次第手に取り、そんでもって買わずにはいられません。思い起こせば学生の頃は「サッカー」と書いてれば手当たり次第手にとっていました。20代前半の頃は「北海道」という文字が書いてあるのを本屋で見つけるだけで、うれしくてしょうがなくてついつい買っていました。
 そういう僕って単純なのでしょうか・・・。取りようによっては、好きなものを突き詰めているとか、夢中になるものがあってすばらしいとか思われたりもするのですが、やっぱりただ単純なだけなのでしょうか?
 そういうわけで、ようやく先ほど1冊目の「コーヒーの鬼がゆく」を読み終えました。そんでもってコーヒーにまつわる本についてのブログを書いていたら、無性にコーヒーが飲みたくなってきたので、いまお湯を沸かし始めました。
 って、やっぱり単純ですね・・・。
 

「全力青年」

2009-02-15 22:03:32 | Weblog
 ここ数日もありがたいことに、けっこう忙しい日々が続いています。もちろん疲れもしますが、充実感もあります。今日はお昼ご飯を食べ、多少休憩もできましたが、本当に忙しいとお昼ご飯を食べる暇もありません。
 そんな中、なんとなく今日、頭の中に浮かんだのが「全力」と言う言葉です。努力とか頑張るとか、あんまりそういうのを表に出したいとは思わない方なのですが、日々何事にも「全力」で取り組むことができたら、それは素敵なことなんだろうな、そんなことをふと思いました。
 そんでもって「全力」と言う言葉を思い浮かべて脳裏によぎったのはスキマスイッチの「全力少年」という歌です。まともに思い浮かべることができるのは「全力で少年だった♪」というサビの部分くらいなのですが、なんかいいなぁ~と思いました。というわけでぼくも「全力少年」で行こうと思ったのですが、よく考えたら30歳をすぎて少年はないよなと思い、そう考えると「全力青年」でしょうか?下手すると「全力中年」と言われかねない・・・、う~んピンと来ませんね。
 と、またまた変なことを考えていると、ふと疑問に思ったのですが、「少年」に対して女性の場合は「少女」という言葉がありますが、「青年」に対しての女性の言葉ってないですよね?さらに進んでいくと、「中年」という言葉は男性にも女性にも当てはめることができますし、今度は逆に「熟女」に対して「熟男」とは言わないわけで、そう考えるとなんだかおかしいですよね。
 と無駄に余計なことを考えながらも、とりあえずは「全力青年」になれるように頑張って行こうと思います。

消火器の箱

2009-02-12 18:58:36 | Weblog
 写真がピンボケしておりますが、消火器を入れる箱を作りました。先日お伝えしましたが、本棚を新しく作り直したので、以前の本棚を解体した材料を再利用したというわけです。
 これも本棚同様ですが、白と茶色が基調の益古時計にかなり浮いた感じの真っ赤な色がデーンと置かれているのが、オープン当初から気になっていたので、いつか入れ物を作ろうと思っていました。よくお店に置いてある既製品の消火器置きは当たり前すぎるし、値段もけっこうするのでだったら木で作ろうと思ったというわけです。
 ・・・ただ、消火器はいざというときのために、目立つべきものでなければいけないので赤色をしていると思うので、この箱が果たして消防の点検のときにすんなりOKをいただけるのかは甚だ疑問ではあるのですが・・・。
 ちなみに消防の点検というのは、半年に一度行わなければならないのですが、消防署そのものが行うのではなく、消防関係の会社が行い、書類を消防署に提出するというものです。・・・ので消防署自体が行うわけではないので、多少は融通が利くかなとも思うのですが、いろいろな設備・器具が消防法により取り付けられていますし、消火器の設置位置も決められていますし、消化器の札も消火器のあるところには貼り付けてなければならない、などなどとけっこう細かいのです。
 もちろんいざというときのために、その辺はとても大事なことだということはわかっているのですが、どうにも真っ赤!!が気になったもので、微妙に箱を作ってやや隠し気味にしたというわけなのでした。

厳しいけれど楽しく

2009-02-09 19:08:53 | Weblog
 今日は平日で天気もいまいちだったのですが、ランチを中心に大勢のお客様がきてくださいました。昨日・一昨日の週末も2月というオフシーズンの割には忙しかったです。本当にありがたいことです。
 お店を営業しているとなかなか他所のお店のことはわからないので、配達に来てくれる食品関係の業者さんやガス屋さんなどに「最近どうですか?」などとさりげなく探りをいれたりします。まあ別に探っているわけではなく、ただのコミュニケーションなのですが、最近は誰と話しても「どこに行っても厳しい・・・」という返事しか返ってきません。今日来た業者さんなんかは、こんなに厳しいのはオイルショック以来だと言っていました。
 本当に最近はどこのお店も厳しいなんだなと言うのが、配達してくれる業者さんたちからなんとなく伝わってくるのですが、そういう話を聞くと「うちはまだましな方なのかな・・・」と思えてきます。
 正直、僕も常に危機感を感じながら働いていますし、プレッシャーも感じます。でもマイナス志向ばかりだけでは絶対によいお店にはなりません。マイナス志向になると負の連鎖になり、マイナスがマイナスを呼びます。厳しいときこそ楽しく、守りに入るのではなく前向きに頑張ろうと思います。
 大変なときこそ、「明るく楽しく激しいプロレス(昔の全日本プロレスのスローガン)」?ですね。
 

スタッフの募集

2009-02-07 19:08:24 | Weblog
 ちょっと前の話になりますが、昨年の11月~12月にかけてフルで働いてくれるスタッフを募集していました。
 派遣切りなどの影響があるわけではないと思うのですが、今回は本当に多くの方が募集してくださいました。ありがたいことなのですが、益古時計のようなお店では募集しても採用できるのは欠員がでたときなどによる、せいぜいひとりかふたりです。大勢募集してくださり、それだけ断らなければならず本当に申し訳ないというか何と言うかでした・・・。勝手だということはわかっているのですが、断るのがおしい人が何人もいましたし、本当にできることならみんな採用したいくらいでした。
 面接をして、もちろんその人の人となりを見るわけですが、今回は人としてどうなのかということプラス、益古時計の今後のことを考えて決めさせてもらった部分もあります。益古時計を現状維持のまま日々営業していくのならば、もしかしたらもっと別の人を採用していたかもしれません。ただ益古時計が今後より発展していくためにはどういう人がよいのかという点も考慮し、そのうえで採用の判断をしました。
 本当に採用に関することは、経営者である僕の独断と偏見と言われればそれまでですし、大げさに言えばこんな小さなお店でも、採用・不採用によって今後の人生が変わって行くかもしれないわけですから、採用の面接というのは僕にとっても大きなプレッシャーです。
 また、最近はけっこう益古時計で働きたいという声をけっこういただきます。本当にうれしいことです。ただ、こういう仕事はいわゆる一般の人が休みなときほど忙しい仕事なので、主婦の方などはその辺がネックになることが多いです。また前の仕事の区切りが結局つけられず募集のタイミングに合わなかったり、県外の方で働きたいという方もいままで数人いましたが、実家のこととかいろいろな問題がクリアできず、益子への移住そのものができなかったりということもありました。
 僕自身が益子に来たこともそうですし、益古時計をはじめたこともそうですが、本当にこういうものってタイミングであり、縁であり、運であるんだなと思います。
 と、またまとまりのない支離滅裂な文章になりつつありますが、とにかくようやくスタッフの陣容が整ってきたので、よりよいお店になるようスタッフと協力して頑張ろうと思います。
 ・・・ちなみに、現在は週末のみ働けるスタッフの人を募集していますので、ご興味のある方はぜひご一報ください。

 写真は本文とはまったく関係ございませんので・・・。

ギフトショーへ

2009-02-05 16:28:02 | Weblog
 すっかり更新が滞ってしまいすみませんでした。月末月始ということでなんやかんやとやることが立て込んだのと、いろいろ出かける用事が重なってしまい更新ができませんでした・・・という言い訳でした。
 さてさて先日の火曜日、お店をお休みさせていただいて東京のビックサイトで行われているギフトショーに行ってきました。ギフトショーに行ってどうこうということでもないのですが、今回はスタッフとともに行ったのでスタッフの社会勉強にもなったと思うし、よい親睦会にもなりました。またいくつか気になる商品に出会えることができたので、今後検討してギャラリーの雑貨類をより充実させていければと思います。
 ギフトショーのあとは東京のカフェと雑貨屋さんを何軒か見て周りいい刺激になりました。東京は疲れるけれど、やっぱりたまには行くべきところだなと思いました。
 東京へ、ギフトショーへ行きいい勉強に、そしていい刺激になりました。そんなわけで気持ちもあらたにまた益古時計の日々を頑張ろうと思います。