益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

企画展を終えて

2007-02-26 23:13:25 | Weblog
 昨日でパンとスープの企画展が終わり、今日は果たしてランチに人は来てくれるのだろうかと心配でした。お昼の時報がなった頃は店内もガラガラで、さすがに今日は暇かなと思ったのですが、12時15分くらいには気がつけば満席に、結局ランチも売り切れとなりました。忙しかろうが暇だろうが平然な顔をしていますけど、内心はいつも不安でいっぱいなわけでして・・・。
 というわけで、あらためて今回の企画展を振り返ると、おかげさまで盛況でした。企画自体もカフェとギャラリーを連動させた益古時計ならではということで、知り合いや作家さんなどにもいい企画だったということでいろいろお褒めの言葉をいただきました。カフェのパンとスープも好評でパンは買えないのかという声も多く、今日からは通常のランチメニューであるご飯に戻ったのですが、早速、「もうパンはないの?」と言われてしまいました・・・。
 パンに関しましてはまた詳しく書こうと思いますが、今後は少しずつになるとは思いますが、パンの販売や、カフェではランチに変わるパンプレート的なメニューを出せるよういろいろ考えていこうと思います。大きな目標としては、いずれ益古時計にちゃんとしたパン工房が築ければと思っています。いままでもいつかはパン工房のようなものができればと思っていたのですが、今回の企画を終え、それが遠い夢から近い目標に変わったような気がします。と言ってもまだまだ時間はかかると思いますが、夢から目標に、そして現実のものとなるよう努力していきたいです。
 今回の企画は、カフェでの注文時、好きなスープカップをお客さんに選んでもらいました。初日はまだ慣れていないうえに、3連休だったこともあり、カップを選んでもらうということも、ままならない状態に陥ってしまいましたが、2日目以降はその辺もスムーズに進めることができました。「このスープカップいいね」なんてお客さんが言ってる隣の席に、その作家さんが座っていたなんてこともありました。
 またしても余計なことを言ってしまいますが、正直、パンもスープも手間暇と利益ということを考えれば、やらないほうがましだったといえるくらい大変なものでした。またスープカップも好評でしたが、それがなかなか売上には反映されず、作家さんにはご迷惑をかけた部分もあります。でも、器を提供してくれた作家さんたちも、こういう企画はなかなかないからよかったとみなさんおっしゃって下さっていますし、今回パンを作った、パン屋を目指すスタッフも、今回の企画展をやってみて、大きな一歩が踏み出せたのではないかと思います(大変だったけど本当によく頑張ってくれました)。
 そして何よりお客さんの反応がよく、常連さんも喜んでくれましたし、この企画展がきっかけではじめて益古時計に来て下さった方も大勢いらっしゃいました。お客さんの喜んでくれている顔をみると、僕個人としても、準備は大変だったけど本当にやってよかったと思っています。目先の利益という点から見ると、なかなか難しいものがありましたが、いろいろな意味で今後に繋がるとても有意義で、大変だったけど大変だったからこそ楽しい企画展であったと思います。
 最後に、「褒められるのはパンばかり・・・」と嘆いていた、スープを作ってくれたカミさんにも面と向かっては言えないので、この場を借りてお礼を・・・。スープももちろん好評でしたし、さりげなく置いておいたスープのレシピも好評でけっこうなくなっていました。こういう企画を考えると、考える帳本人の僕は、ああだこうだと好き勝手言っているだけで、実際パンもスープも面倒をみるのはカミさんなわけで・・・。なんだかんだ言ってもいつも一番大変なのはカミさんです。本当にご苦労様でした。
 というわけで、明日・明後日は益古時計は定休日です。企画展も終了しましたし、スタッフも体調を悪くするものが続出状態なので(小生は風邪等はぜんぜん大丈夫なのですが、いかんせん花粉症との闘いの日々です)、明日・明後日の2連休はいいインターバルになると思います。月末は何かとやることも多いのですが、定休日明けにはもう3月なので、気分一新でまた頑張りたいと思います。


狭い空間

2007-02-24 22:25:53 | Weblog
 おかげさまで好評の「パンとスープのある風景‛07冬」ですが、明日で最終日となります。この企画展のおかげかはわかりませんが、ここ2週間はランチも大変混みあい、おかげさまでほぼ毎日売り切れという状態です。
 もともとテーブル数も多くないので、時にはお待ちいただくお客様もでてくるのですが、その都度思ってしまうのが、この席数で果たしてよいのだろうかということです。いつも言っていますが、だからといってむやみやたらとお店を広げればいいとも思わず、あくまで目の届く範囲で、きちっと接客のできる規模でと考えいます。
 カフェの空間のことはそんな感じでいつも書いているので、今日はどちらかといえば裏側のことを書きたいと思います。益古時計の厨房ははっきり言って広いとはとてもいえません。初期の頃のブログをご覧いただければお分かりいただけますが、建築時、予算や法律の観点から妥協せざる得ない部分というのはいろいろあるのですが、カフェであったりギャラリーであったり、お客様の出入りする部分は出来る限り広くしたいと思うのが当然で、そうすると自ずと、厨房やプライベートスペースが設計が進むにつれ、だんだん小さくなっていくのです。
 そんなわけで、普段から小さいのに、今回はさらにパンを作るという作業が加わったので、いつにも増して大変でした。パンを焼くのは厨房にあるコンベクションオーブンや電気オーブンを使ったのですが、こねたり、醗酵させたりという基本作業は、厨房のさらに裏のリビング兼スタッフの休憩ルームで行いました。その気になればどこでもパンは作れるけど、やっぱりちゃんとしたスペースにちゃんとした作業台があればなとつくづく思いました。その辺は今後少しずつ改善していければと思っています。
 益古時計の厨房も広いとは言いがたいですが、都会のカフェに行くともっともっと小さい厨房のカフェがいっぱいあります。正直よくやってるなあといつも感心します。
 これは別によそのお店の批判とかそういうつもりでいうのではなく、益古時計自身への戒めとして思っているのですが、お客さんが増えれば増えるほど、当然厨房は狭く感じてきます。そうすると、おいしさとか味とかより、狭い厨房でたくさんのお客さんの料理を、いかに合理的に、いかにスムーズにだせるかという方向ばかりへ頭が向いてしまいがちです。もちろんそれらも大事なことだけど、とくに今のカフェというのは、ドリンクはもちろん、フードメニューも出しますし、街中のカフェなどは深夜まで営業しているのがあたりまえで、当然のようにアルコールもメニューにあります。とにかくメニューを多くして、いろいろな用途に答えるのが今のカフェだと思うのですが、そうすれば誤解を招くような言い方になってしまうかもしれませんが、質より量に重点を置かざるを得なくなり、そしていかに手間をかけないですばやくだせるかというところが何よりも大事になってきてしまいます。
 これはカフェに限ったことではなく、外食産業全般にいえることだと思うのですが、今は全体的に、いかに手間をかけず、いかに合理的にというところに重点を置きすぎてるのではないかと感じることも時々あります。まあだからこそ、その逆にスローライフとかスローフードなる言葉が世に出てきたのだと思うのですが・・・。
 何をえらそうにと言われそうですが、別に世の中の批判とか、今の外食産業を批判するとかいうつもりは全くないのですが、小生自身、とくにこの2週間はランチが忙しかったので、いかに合理的にとか、いかに手間を省くかとかそういうことをついつい考えてしまいそうになっていたので、忙しい時こそ基本に戻って、もしかしたらお客様を少し待たせてしまったりすることもあるかもしれませんが、まず第一においしいものを、そして丁寧な接客を、と思ったわけでしてこんなことを書かせていただきました。
 お客様が増えれば増えるほど、いかに効率よくとか、合理的にとかそういうことばかり考えてしまいがちですが、基本と初心を忘れずに、丁寧に真面目に、真摯な気持ちでお店を営んでいければとあらためて思った次第であります。
 
拝啓、父上様・・・でもやっぱりもう少し厨房が広ければと思うわけで・・・。

えほんの丘へ

2007-02-22 20:29:43 | Weblog
 昨日の定休日、AMは薪ストーブの煙突掃除をしました。薪ストーブは体に優しいなどと紹介されていますが、こうも灰まみれになると不健康極まりない気がしてきます・・・。でも益古時計の煙突は構造上、そんなに掃除をしなくても済むので・・・と勝手に決め付けております・・・小1時間で終了しました(実際の煙突掃除自体はせいぜい10分くらいですが、ちらかったものの片づけが面倒なわけで・・・)。
 そんなこんなで煙突掃除を終えてから、久しぶりに「いわむらかずおえほんの丘美術館」へ行ってきました。ご存知のとおり、益古時計にもいわむらさんの絵本をはじめグッズを取り扱わせていただいているので、名目はあくまで仕入れです。仕入れが少ないときは、FAXで注文したり、いわむらさんの息子さんで陶芸家の吉影さんに頼んだりするのですが、とくに在庫が乏しく大量に仕入れたい時など、数ヶ月に1回は美術館まで行くようにしています。益子からは片道1時間くらいかかるのでそうしょっちゅうは行けないのですが、仕入れという仕事を抜きにしても時々行きたいと思っています。
 いわむらさんご自身は益子在住なのですが、美術館の方は馬頭町(合併したかも?)にあるのですが、正直車で行かないと辿り着けないようなところですが、とにかく気持ちのいい所なのです。そして美術館の周りはまさに絵本の世界が広がっています。まあ最近は美術館の周辺をそのまま作品の舞台にもされていらっしゃるのですが・・・。今回は1人で行ったのですが、カミさんと行く時はいつも犬を連れて周辺を散歩します。・・・そして散歩中、ばったりいわむらさんと出会い「今度その犬を主人公にして絵本を書かせてくれないか!!」と言われやしないかと勝手に妄想の世界にのめりこんでいる訳で・・・。
 妄想はさておき、いわむらさんの絵本にまつわる展示を見て、カフェスペースでお茶をして、絵本やお土産のグッズを買い、そして美術館の周辺を散策する、それだけで半日以上はゆうに楽しめます。いわむらさんの絵本を読むのもそうですが、美術館に行くと本当にやさしい気持ちになれます。絵本を見てニタニタしている30過ぎのオヤジ・・・と書くと、なんとも怪しいオッサンに思われてしまいそうですが、美術館に行かれたことのある方でしたらこの気持ちはお分かりいただけると思います。
 益古時計にていわむらさんのグッズを販売させていただけたのは、売上とかそういうことを抜きにして、本当にうれしく思っています。益子に観光にいらして、美術館も行きたいのだけど時間的に無理・・・といって益古時計でグッズだけでもと買っていかれる方も大勢いらっしゃいます。益古時計にしてみればありがたいことなのですが、いちファンとしては、やっぱりできれば美術館へ行ってみてほしいなと思います。
 うまくいえませんが、別に美術館の宣伝をしているつもりはないのですが、個人的にもすごく好きな場所なので、益古時計店主のオススメの場所ということでご紹介させていただこうと思います。
 お子さん連れはもちろん、大人の方も充分楽しめると思いますし、デートなんかにもオススメです。こういうところにデートに連れて行ってくれる男ってのもけっこうカッコイイのではとも思うのですが・・・。

 ・・・ちなみに来週2月26日(月)~28日(水)は展示替えのため休館のようですのでお気をつけください。

今年も花粉症

2007-02-19 19:13:33 | Weblog
 今年は花粉症のことは書くまい・・・と思っていたのですが、今現在、小生の頭の中の大部分が花粉症についてで埋め尽くされている状態でして、もう花粉症以外のネタが浮かばないわけでして・・・、というわけで今年もやっぱり書きたいと思います。
 一昨日から一気に花粉症がやってきまして、一昨日・昨日は本当につらかったです。マスクも購入し、睡眠もある程度とれたので今日は幾分か和らいだ感があるのですが、それでも充分しんどいです。疲れたということばかり書くのも店主としてはいかがなものかとは思うのですが、ここ最近の記事で書いているとおり、この1~2週間はなにかと忙しく、疲れもかなりたまっていた所に花粉症がやってきて、しかもうちのカミさんをはじめ、風邪などでスタッフも体調が悪くなる者が続出という状態で、この週末は、小生も熱は別にないのですが、疲れなのか花粉症なのか風邪なのかなんだかわからない状態でした。
 カレンダーを見ると、2週間くらい前からカフェ&ギャラリーの定休日以外は、宿泊のお客さんもずっと続いており、さらに定休日も東京へ行ったり、それ以外にもやることが立て込んでいたので、疲れがたまりにたまっているところに花粉症がやってきたという状態でしたが、今日から3日間は宿泊の方はお客さんが入っていないですし、今週の定休日はやりたいことはいろいろあるにはあるのですが、特別これという用事はないので、今週はしっかり睡眠をとって、花粉症どんとこい!!と言えるように体調を整えたいと思います。
 花粉症の方はご理解いただけると思うのですが、頭はボッーとするし、鼻は詰まるしで、人と話をすることすらつらい時があります。そんなわけで、花粉症のこの時期、自分の中で接客が満足にできていないのではと感じるときがあります。無理してでもお客さんの前に立つべきか、それともスタッフに任せるべきか、大げさかと思われるかもしれませんが、けっこう重要な問題です。
 実は以前、あとにも先にも一度だけですが、知り合いに「私の知り合いが、益古時計のスタッフの対応がよくなかったって言っていた・・・」と言われたことがありました。このお客様に対応したのがスタッフの誰かははっきりとはわからないのですが、多分小生が風邪をひいて熱があった時に、小生が対応したお客さんではないかなと思っています。熱がありボッーとしていたので、その時のこともはっきりとは覚えてはいないのですが、知り合いの話からするとその時いらした方ではないだろうかと思っています。熱があることなどは、はじめていらっしゃったお客様にはわかるわけがないですし、不快な思いをさせてしまったのならば本当に申し訳なく、悔やんでも悔やみきれない思いです。熱があるのに無理してお店に立ち、それでいて至らない接客をしていたら元も子もないわけで、そんなことがあってから、お客さんの前に無理してでも立つのは決してプラスにはならない時もあると思うようになりました。幸い益古時計には信頼できるスタッフのみんながいるので、スタッフに任せられるところは任せることも大切なのではとも思います。もちろん基本的には、店主である自分が先頭にお店に立つことが何より大事だと思っているということは以前にも書きましたが・・・。
 本当にたかが花粉症、されど花粉症です。サラリーマンの人だろうが、主婦の人だろうが、学生の人だろうが、花粉症の人はみなつらいのは一緒なのですが、自営業は、花粉症ひとつで下手すればお店の運営にも影響を及ぼしかねないと思うと、あなどれないものだなとつくづく思いました。
 なんともオーバーな言い方をしてしまいましたが、花粉症に限らず、お店を営む上で、やっぱりなによりも大事なのは健康だということをしみじみ実感しているここ数日なのでありました。

 花粉症の話をしといて何なのですが、パンとスープの期間限定のご提供も実質あと5日となりました。写真はくるみパンとミネストローネです。スープはレシピもお配りしていますので、この機会にぜひ!!
 スープカップとパンのプレートは鬼崎琢智作のものです。パンとスープの企画展終了後、3月3日からは鬼崎さんと玉木さんという磁器の作品を作る作家さんの2人展を開催いたします。

雅さんのブログ

2007-02-17 22:12:56 | Weblog
 とうとう今年も花粉症が始まってしまいました。これからGWまでの約2ヶ月、地獄のような日々が続くかと思うとそれだけでしんどいです・・・。
 花粉症のことはさておき、益古時計のコーヒー豆をお願いしている、福島の自家焙煎珈琲店「珈琲舎雅」さんのブログが昨年末よりスタートしています。
 雅さんのコーヒー豆とは、益古時計オープンの2年ほど前でしょうか、益子の「もえぎ」さんでのコーヒーの企画展で知り、その後は個人的に通信販売で購入していたのですが、その後、益古時計のカフェの構想が具体的になり、益古時計のコーヒーはぜひ雅さんにお願いしたいと思い今に至るというわけです。
 雅さんにコーヒー豆をお願いしたのは、コーヒーのおいしさはもちろん大前提としてあるのですが、個人でされているお店ですし、30代で年齢も近く、個人事業者としていろいろ相通ずるものがあり、ぜひにとお願いしました。
 雅さんにはもっともっと有名になって欲しいという気持ちと、できるだけ有名にならないで欲しいという気持ちと、誠に勝手ながら両極端な気持ちがあります。でも、もしもっと有名になっても益古時計は見捨てないで下さいね、とこの場を借りてお願いしておこうと思います。
 というわけで、雅さんのブログも1人でも多くの人に見て欲しいという気持ちももちろんあるのですが、あまり知られたくないという非常に個人的なひねくれた気持ちとが交錯するのですが、当ブログ「益古時計の日々」をご覧いただいている方にはぜひ見ていただければと思います。
 「珈琲舎雅」さんのHPの方は、現在製作中ということですので、完成次第、益古時計のHPのリンク集にも載せたいと思っています。
 最近の益古時計は本当に「ランチの店」になりつつあるのですが、やっぱりまずはコーヒーありきだと思っています。大げさな言い方になってしまいますが、「珈琲舎雅」の名を汚さぬよう、小生も日々コーヒー道に精進していきたいと思います。

珈琲舎雅ブログ「まー坊のつぶやき」

 

ギフトショーへ

2007-02-15 22:03:42 | Weblog
 昨日、定休日を利用して東京・有明のビックサイトへギフトショーをみに行ってきました。ギフトショーは何かということを簡単に説明すると、一般の人は入れない、小売店などの業者向けの、雑貨等の製造元や卸売りのお店が一同に介する見本市のようなものです。益古時計のギャラリースペースは、基本的には益子界隈の作家モノを中心に扱っているのであまり関係がないといえばないのですが、とにかくいろいろな雑貨が勢ぞろいしているので、勉強の一環も兼ねて行ってきました。
 ビックサイトへは、ギフトショーにも前に行ったこもありましすし、ホテルレストランショーなどもあるので何回か行っているのですが、ビックサイトへ行ったことのある方はおわかりかと思いますが、とにかく広いのと、とにかく人が多いので、ただ見てまわるというだけでもかなり疲れます。正直、開催中のパンスープの企画展の準備の時の疲れと、3連休の疲れが全然とれていない状態で行ったので、体はかなりしんどかったのですが、それでもそうやっていろいろなものを見るのは楽しいし、いい刺激になりましたし、それなりの収穫もありました。 ギャラリーも陶器を中心の作家モノばかり並べると、重たい感じになってしまったりもするので、これからは少しずつ雑貨も増やし、逆に陶器をはじめ作家モノとうまく調和するようなものが置ければと思っています。
 というわけで、東京へは車で行ったのですが、あいにくうちの車が故障中で代車にて行ったのですが、その代車は念願のベンツのセダンでプチセレブ気分を味わいつつの楽しいドライブとなりました(まあ土浦ナンバーが、たまにキズですが・・・。代車に関し、何故ベンツなのかということはだいぶ前に書いた事がありますのでそちらの記事をご覧下さい「ちょこっとセレブ・・・か日焼け」
 そんなこんなでギフトショーは一通り見終わったのですが、会場で出会った、仲良しの益子のお店の「G+OO」の母娘とその後は行動をともにし、一緒に南青山の嶋田洋書(洋書では有名なお店です)へ行ってきました。そしてその近くの駐車場に車を停めたのですが、小生たちのあとから入ってきた車がなんと研ナオ子さんでした。ポルシャでさっそうと登場したのですが、ナンバーは705(なおこ)で、これにはかなりウケました。 まあそんなこともあったのですが、そんなこんなで嶋田洋書に寄っただけで南青山をでて、夕飯を食べてから東京をあとにしました。
 3連休の前から、かなりハードな日々を送り、カミさんは風邪気味なので、かなりグロッキー状態でしたが、もちろん今日からはまたいつもどおり営業なわけですが、体は疲れてはいるものの、東京に行き、いろいろと刺激も受けたので、充実感を感じつつ今日は営業しました。
 そんなわけで、来月はまた「ホテルレストランショー」がビックサイトであるので、それにも行こうと思っているので、今度は体調を万全にして行こうと思います。ホテルレストランショーはパンやらエスプレッソやら試食・試飲が山ほどできるので、楽しみというか、余計に体調を万全にして望まないといけないので、1ヶ月後に向けていまから気をつけておこうと思います。

3連休を終えて

2007-02-12 22:01:04 | Weblog
 怒涛の3連休が終わりました。とにかく想像以上の人出でした。それは益古時計に限ったことではなく、益子全体がそうだったようです。確かに2月はイチゴ狩りがあるので、益子界隈も賑わうには賑わうのですが、それでも冬真っ盛りの2月なので、例年はまだまだオフシーズンなのですが、とにかく今年のこの3連休は人出がすごかったです。
 温暖化のことを考えると手放しでは喜べないのですが、やはり2月とは思えぬ春のような陽気が、少なからず益子にはいい影響を与えていると思います。
 とにかく3日間を通して益古時計もかなり忙しかったのですが、とくに連休中日の日曜日は陶器市並の忙しさでした。逆にいえば、陶器市期間を除けばこの日が過去最高の忙しさだったように思います。
 パンとスープの企画展の方も、オフシーズンだからと思い始めたようなものだったのですが、フタを開けると、とてもオフシーズンとはいえない状況で、正直この3連休に初日を迎えたのはかなりしんどかったです。ただでさえ忙しい上に、益古時計としては、パンというまったく初めてのことに挑戦したので、なかなかペースがつかめずかなり大変でした。それでも初日より2日目、2日目より3日目と徐々に慣れていき、それなりにですが徐々に慣れつつあるかなという感じです。パンとスープの企画展に関しては、のっけから忙しい3連休だったということもあり、反省点といいますか、もっとこうすればいいとかああすればよくなるんじゃないかという点がかなりでたのですが、前回のブログの記事にも書きましたが、それらはやってみなければわからないことであり、特に忙しい時だったからこその問題点もいっぱいあったと思うので、そういう意味ではとてもよかったと思っています。
 それにしてもこの3連休は、予約を除けばランチタイムがはじまってから30分ともたずにランチが売切れてしまうという状態でした。ランチを召し上がられた方と同じくらいの人数の方が、召し上がることが出来ず、サンドイッチにしてもらったり、また来ますとお帰りになられたりしました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、前にも書きましたが、だからといって安易にランチの数を増やしたり、カフェの席数を無理矢理増やすことが、お店としていいとも思えないので、その辺はなんとも難しいところです。
 お店が暇だったら、当然オーナーとしては不安な気持ちでいたたまれなくなるのですが、忙しければ忙しいで、こんなに店内がざわついていて、果たしてお客さんは満足してくれるのだろうかと、これまた不安な気持ちでいっぱいになります。その辺が本当に、お店を運営していくうえでの難しさだと思うのですが、じゃあどうすればよいのかと考えると、対応とか対策とかは出てこず、結局はとにかく出来る限りのことを、真面目に真摯な気持ちで対応する、ということしか思い浮かばないわけで、やっぱりそれしかないのかなと思います。
 とにかく、3連休も終わりほっと一息です。・・・が、パンとスープの企画展はまだまだ始まったばかりで、ある意味、明日・明後日の定休日明けからこそが大事だとも思うので、この3連休で得た教訓をいかしてよりよい企画展にしていければと思います。
 というわけで、おかげさまで肉体の疲れも陶器市並でかなりしんどいので、明日・明後日はゆっくり休みます・・・と言いたいのですが、実はやることがかなりあり、まったくもってのんびり出来そうにないのですが、その話はまた次回ということで。

写真は本日のスープ「かぼちゃと押麦のスープ」、スープカップはホソカワカオリ作です。
 

「パンとスープのある風景'07冬」初日

2007-02-10 23:16:07 | Weblog
 本日は企画展の初日でした。初日がいきなり3連休ということもあり、お昼時はすごい人出でした。地元の新聞等に今回の企画のことが掲載されたこともあり、カフェも昼前には満席になり、最長で1時間ほどお待ちいただいたお客様もいらっしゃいました。駐車場もすぐにいっぱいになり、多分駐車場をみて、車を停めることができずお帰りになられた方もいらっしゃると思いますし、待ち時間が長くてお帰りになられた方もいらっしゃいました。あとはランチが売り切れてお帰りになられた方も・・・。なんとも申し訳ないやら、ありがたいやらです。
 とくに今日はランチメニュー自体も変わるうえに、パンとスープという初めての試みだったので、とにかくてんやわんやで、正直厨房の方はめちゃくちゃでした。お客様が大勢いらっしゃってくださり、もちろんありがたくうれしいことなのですが、きちんと対応できていないのではと感じることも多く、忙しいほど不安になる部分もあります。
 もちろん、その時できうる限りのことを、一生懸命やるだけなのですが、例えばミュージシャンのコンサートツアーや、演劇の公演にしても、初日は初日のよさはあるものの、完成度では最終日の方が当然あるわけで、やはり初日というのはまだまだという部分が多いと思います。改善すべき点は改善し、やりながら成長していくわけで、言い訳にしか聞こえないかもしれませんが、益古時計も今回の企画は初めてのうえに、今日が初日だったわけで、これからもっとよくなっていくようにしていければと思っています。
 どんなことでも、はじめてというのは大変です。でも大変だからといってはじめなければ、何にもならないわけで、益古時計にとって今日はある意味「はじめての日」だったわけで、そう考えるととってもいい日だったと思います。
 とにかく企画展はまだはじまったばかりなので、少しでもお客様にいい時間をすごしていただけるように、いい企画だったと皆さんに言ってもらえるように頑張りたいと思います。

写真はかぼちゃパンです。企画展の期間中2日間登場します(いつかはお楽しみ)。

「パンとスープのある風景‛07冬」に向けて

2007-02-08 23:59:56 | Weblog
 今週末よりはじまります、「パンとスープのある風景‛07」に向けて、準備に追われています。今日は作家さんに器を搬入してもらい、わくわくな気持ちはもちろんあるものの、やらなければいけないことが非常に多くて大変です。
 とくに今回はカフェの企画でもあるので、パンとスープを毎日作らなければならず、これが思いのほかというかやっぱりかなり大変です。パン担当のスタッフも朝早くに来て、夜も遅い時間まで頑張ってくれています。でも頑張れば頑張った分だけ、それが経験となり次に繋がると思うので、スタッフも大変だけど頑張ってほしいと思います。
  というわけで、ざっと内容をお話しておくと、
    
「パンとスープのある風景‛07冬」
      2/10SAT~2/25SUN
     
     パン&スープセット 500円
     単品    パ ン 200円
           スープ 300円

     ※ ランチは通常、ご飯とお味噌汁ですが、
       期間中は+100円でパン&スープセットに
       変更ができます。
 
     ※ スープカップはご希望がございましたら
       お好きな作家さんのスープカップで
       お召し上がりいただくことが出来ます。

     ※ パン&スープは、手作りですので数に限りがございますので
       なくなり次第終了となりますのでご了承下さい。

 カフェにて作家さんのスープカップやお皿等をお試しいただき、気にいれば同じものが地下ギャラリースペースで購入することができるという、益古時計ならではの、益古時計と作家さんによるコラボレーション企画展です。

 参加作家    阿久津雅人 岩村吉影 上野利憲 岡部耕太郎 鬼崎琢智 
            栗谷昌克  陶房くめ 中村文重 長森栄子  ホソカワカオリ      
 
 手作りパン   佐々木 絵美(益古時計のスタッフ)
 手作りスープ  神田 麻衣子(益古時計の料理長)
             

 もちろん多くの人に来ていただきたいのですが、どうしてもパンもスープも用意できる数に限界があるので、あんまり大勢こられてもなぁ・・・と、やや複雑な心境でもあるのですが、やっぱり多くの人にきていただければと思っていますので、ご来店お待ちしています。
      

昨日の今日。

2007-02-06 23:20:46 | Weblog
 昨日の記事にカフェの予測は誠に難しいと書きました。先週は忙しかったのに、昨日(月曜日)はうってかわって暇だったと・・・。そんでもって今日はどうだったかというと、12時前にはほとんど満席、そして12:20には売り切れの札を玄関先にだすという状態・・・、ランチは数に限りがあるので、売り切れ以降は、サンドイッチ&スープセットをお召し上がりになるか、残念ながらまた今度とお帰りになられるかになってしまうのですが、今日は昨日に比べ、ランチを出せなかったお客さんを含めると、客数はほぼ3倍、売上も3倍という状態でした。昨日はなんだったんだ、というか今日はなんなんだという感じで、昨日の今日ですが、本当に難しいものだとしみじみ思いました。
 
 写真は、またしてもパンですが、写真ではわかりづらいと思いますが、サイズは超ミニミニです。今週末からはじまる企画展「パンとスープのある風景‛07冬」の飾りにならないかとスタッフが作ってきてくれました。とりあえず企画展がはじまるまでは、(何故か)神棚にお供えしてあります・・・。