益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

パン小屋オープンしました

2008-05-30 22:20:55 | Weblog
 本日、ようやく新しいパン小屋にてえみぱんの販売が正式にはじまりました。このブログと、あとは益古時計にいらして下さっている方々には告知はしていましたが、それ以外の宣伝らしい宣伝は極力控えていたのですが、それでもおかげさまで早い時間にほぼ売り切れ状態になってしまいました。
 そしてオープン日ということもあり、えみぱんのご家族や、はたまた知り合いがたくさん花をもってきてくださり、夕方僕が写真を撮ろうと思いたったときには、肝心のショーケースの中はほとんど空で、ショーケースのガラスには僕の姿だけが虚しく反射しており、そんでもって小さいお店にはたくさんの花が並び、パン屋ではなく、ここは花屋さんかというような状態になっていました・・・。
 今日は平日ですし、天気も今ひとつで益古時計自体の客足もいまひとつだったので、パン小屋の方もパニックになるほどでもなかったのですが、それでもほぼ売り切れ状態になったので、いい感じにちょうどよいスタートがきれたかなと思います。
 パンを作ったことのある方ならばわかると思いますが、パン作りというのは常に時間との戦いでもあります。ましてやえみぱんはすべてをひとりでやっているのであせる部分も多いと思うのですが、これからもえみぱんにはのんびりと楽しくおいしいパンを焼き続けてもらえたらと思います。
 そんなわけで、ゆっくりとのんびりと小さなパン屋さんは動き出しましたので、これからもよろしくお願いします。

石を敷く

2008-05-28 22:18:21 | Weblog
 先日はパン小屋の販売スペースに板を張った話をしました。そして今日は玄関前に大谷石を敷きました。
 写真を撮ろうと思いたったらもうすでに暗く、わかりずらい写真になってしまいました。
 石を敷く作業はやっぱり大変です。前にも話しましたが、作業をしているとよく「石は重くて大変でしょう」と話しかけられるのですが、石を運ぶ作業は別に大変ではないのですが、土を掘り返し、平らにし、砂を入れ、そして水平器で水平をみるという下地作りが大変なのです。
 そして何故だかわからないのですが、石を敷く作業をしているといつも胸焼けがして、頭痛もしてきます。ずっと下を向いているからなのでしょうか?
 そんなわけで大変な作業ではありますが、その分やり終えたあとの達成感はひとしおです。
 というわけで、一応明後日オープンなのに、まだまだ細かい作業が目白押しなので、なるがままよということで頑張れるだけ頑張りたいと思います。

床板を張る

2008-05-24 22:59:48 | Weblog
 一昨日・昨日とパン小屋の販売スペースの床板を張りました。
 当初は基礎のコンクリートのままのつもりだったのですが、あまりに殺風景だったので、板を張る事にしました。といっても、もともと板をはるつもりではなかったので、根太を張ってその上に板を張りつけるのでは段差がかなりできてしまうので、大工さんからもコンクリートにそのまま張りつけてもいいんじゃないかとアドバイスを受けたので、コンクリートにそのまま張り付けることにしました。
 板の方は、前に玄関周りに使ったいた枕木をスライスしてもらい、それを再利用したのですが、もともと枕木ですから古材っぽく(というか古材です)仕上がりいい感じになったと思います。ただ、もともと板厚が均一ではないうえに、陶器市期間中、スライスした状態で外にほったらかしになっていたので、板がけっこう反ってしまい、普通の板を張るより大変でしたが・・・。
 てな感じで、オープンに向けて、細かい作業はまだまだ目白押しなのですが、なんとか形にしてオープンの日を迎えたいと思いますので、あと1週間頑張りたいと思います。

5月30日オープン・・・の予定

2008-05-22 23:25:47 | Weblog
 予定通り、予定通りには行っていない・・・?パン小屋ですが、ようやく5月30日より新しいパン小屋にて正式に販売を開始いたします。というわけで、スミマセンがあと1週間お待ちください。
 先日書いたように保健所の許可は、拍子抜けするくらいあっけなく許可が下りたのですが、肝心の仕上げの作業の方が、どうにもこうにもなかなか進めることができずなんだかんだと長引いてしまいました。
 ただ今週の平日は宿泊のお客様も少なかったので、ようやく作業をする時間がとれ急ピッチでいろいろとやっております。
 最近はご近所さんをはじめ、益子の知り合いの人々に会う度にパン小屋のことを聞かれます。別に宣伝しているつもりもないのですが、すでに噂は広まっているようで、もちろんうれしいですし、ありがたいことなのですが、プレッシャーも感じております。
 なんだか過剰に期待されても困るのですが、パンはいままでどおりえみぱんがひとりで作りますし、カフェにて使用するパンもすべて彼女が作るので、販売できる量も限られているのでご了承ください。
 パン小屋のオープン後のパンの販売は、日・月・金・土の週4日を予定しています。時間はだいたい11:00~17:00のオープンとなりますが、売り切れ次第終了となります。
 本当にパン小屋楽しみにしているという声が多く聞かれありがたいのですが、パン小屋のオープンを誰よりも楽しみにしているのは誰よりも僕自身だと思っていますので、まずは僕自身が作業を楽しんで、素敵なお店にできればと思っています。というわけで、スミマセンがあと1週間お待ちくださいね。

JAM'S COLLECTION

2008-05-19 22:57:08 | Weblog
 先週末より、地下個展スペースにて、陶のおとがわさとこさん、木工・革作品のGOURDさん、そして絵画・シルクスクリーンのシュリさんによる3人展「JAM’S COLLECTION」がはじまっています。
 今回は益子在住ではない作家さんによる展覧会となっています。おとがわさんとは、益古時計がオープンしてまだそんなに日がたっていない頃、ご自身のブログにて益古時計のことをご紹介してくださったいたのをたまたま僕が見つけ、コメントを寄せさせていただいたのがきっかけでした。僕自身、こうやってブログを書いていながら矛盾したことを言いますが、どちらかと言えば、本来はパソコンやケイタイのない生活の方がベストだと思っているのですが、ブログというきっかけがないとおとがわさんと知り合えなかったのではないかと思うと、ブログに感謝しなければなと思っています。そしてこのブログがきっかけで今回こうやって展覧会まで開くことができるとは思ってもいませんでした。
 おとがわさんに限らずですが、ブログをとおして輪が広がっているのは確かですし、今回のようにこういう風に形になって実を結んだことは僕としてもうれしい限りです。
 ・・・となんだか話がすっかりそれましたが、おとがわさんと仲良しのGOURDさんとシュリさんが加わってくださり、今までになかった空間になっていると思いますので、よろしければぜひご覧ください。

ホワイトバンドはどこ行った

2008-05-16 21:43:18 | Weblog
 みなさんは持っていましたか?そしていまも持っていますか?そう3年ほど前にブームとなりあっけなく忘れ去られたホワイトバンドです。
 ちなみに僕は持っていませんでしたが、いまホワイトバンドをつけている人っているのでしょうか?
 実はどうなったんだろうとけっこう気になっており、ホワイトバンドで検索してみたら、ホワイトバンドに対する批判サイトばかりでした。
 ホワイトバンドに対して、別に僕は購入してもいないのでどうこういうつもりはないですが、あまりにも一過性すぎ、活動が偽善すぎる気がしてしょうがないと思うのは僕だけでしょうか?
 日本におけるホワイトバンドの活動は、貧困層問題に関するNGOだかの資金活動だったようですが、今の環境問題云々に関する活動にしても、どこか偽善的に感じずにはいられないことが多いです。排出権に関してもよく考えられたシステムだなとは思いますが、環境問題をお金で買うということはどうなんだろうとも思いますし、最近では実際排出権ブローカーなるものまでいるということをニュースで見ました。
 このホワイトバンドをはじめ、本当にここ数年の環境問題等に関するさまざまな活動には疑問を持たずにはいられません。前にも書きましたが、環境問題云々を難しく言うよりも、まずは早寝早起き、好き嫌いをしない、挨拶をしっかりする、そういうあたりまえのことがあたりまえにできなくなってきている世の中をきちんとすることの方が何より大事だと思いますし、結局それが環境問題をはじめ、様々な社会問題を解決していく第一歩だと思うのですが・・・、皆さんはどう思いますか?

保健所きたる

2008-05-14 20:20:03 | Weblog
 本日、ようやくパン小屋の保健所の検査が来ました。なんだかんだとこういうものは予定通りには行かないもので、陶器市で小屋にまつわる準備をストップせざる得なかったので、予定よりすっかり遅れてしまいましたが、なんとか無事に許可がおりそうです。
 保健所には昨日書類を出しに行き、早速今日検査という連絡があとから入り、あわててえみぱんと小屋の整頓・清掃を再度行いました。そんでもって本日の検査はと言いますと、前日あんなに頑張って清掃しなくてもよかったんじゃないかというくらい、拍子抜けするほどあっけなく終わりました。保健所の検査は厳しいのがあたりまえだと思っていたのですが(実際、益古時計のオープン時はそうでした)担当の人がよかったのか、事前に図面を持っていき何度も相談したのがよかったのか、ものの10分もしないくらいで終わりました。いろいろと不安に思っていたのがなんだったんだと言う感じです。
 というわけで、無事に営業許可は下りそうなので、あとはすぐにでもオープン、と行きたいところですが、販売スペースの整備がまだ完全じゃないですし、入り口付近の外側の整備や看板の製作もやらなければなりません。あまり大きな声では言えませんが、厨房部分も細かな作業は保健所の検査を済ませてからの方がよいので、その辺のこともこれから整備していかなくてはなりません。
 そんな感じで、あとは時間との戦いになりますが、なんとか5月中には整えて、ある程度整備の目処がつき次第オープンしようと思っていますので、いましばらくお待ちくださいますよう何卒よろしくお願い致します。
 てなわけで、あとはこのブログを保健所の人が見ていないことを願うだけです・・・。

ミーティング

2008-05-12 23:21:40 | Weblog
 本日、益古時計オープン以来、ほぼ初めてと言っていいミーティングなるものを行いました。益古時計ではとりたてて普段から朝礼などもしないですし、自覚とか責任とか、そういうものはある程度スタッフに任せていた部分があったのですが、以前にも書きましたが、益古時計もオープンしてもうすぐ丸3年を迎えるので、それに伴い変えていかなければならない部分も必要と感じてきたので、これからの改善案をスタッフに話しました。
 益古時計もオープン時と違い、お客さんも増えましたし、それに伴いスタッフも増えました。さらにはここ半年でいままでいたスタッフの何人かが、順番に益古時計を卒業しています。
 ただ、オープンして2年は本当に恵まれているなというくらいスタッフの入れ替わりはなかったのですが、スタッフにもそれぞれ目標を持っているものが多いので、それに向けてのステップアップの意味で益古時計を巣立っていきました。もちろんお店の人間としては長く働いてくれるに越したことはないのですが、そうやって目標を持ってステップアップのために辞めていく分には、逆に応援してあげたいと思いますし、いわゆるサラリーマンやOLさんと違って、カフェで働くと言うことは、本来はそういう目標を持っているものこそが働くべき場だとも思うので、スタッフの入れ替わりについてはしょうがないと思っています。
 そしてそうやってスタッフが前を向いてあらたなるステップを踏み出していくように、お店として益古時計も3年目を向かえ、もうワンステップ踏み出すことが必要で、いい意味で変わらなければならない時なのかなと思っています。
 というわけで、お客様的には、具体的に何がどうかわるというわけでもないのですが、よりよいお店にしていくために、より楽しいお店にしていくために、いい意味でかわらなきゃと思っていますので、これからも益古時計をよろしくお願い致します。

うまけりゃいいじゃん宣言

2008-05-09 21:42:51 | Weblog
 先日のGW、益古時計もたくさんのお客様においでいただきました。えみぱんの方も、プレオープンという形の中、連日売り切れが続きました。本当にありがたいことなのですが、今日えみぱんとちょっと話をしていたらこんなことを言っていました。
 お客さんから「バターは使っているの?」などなど、原材料のことを聞いてくる人がとっても多かったと・・・。僕も陶器市期間中、1回だけえみぱんに変わって接客したのですが、その時は「砂糖は使っているの?」と聞かれました。
 ・・・というわけで、これまた波紋を投げかけそうな今日の本題に入っていきますが、今はどうしてそんなに素材にばかりこだわるのかなと思わずには入られません。確かに食の安全と言うものが叫ばれて久しいですし、さらに輪をかけて偽装問題や中国問題などが盛んに言われていますし、こういう世の中だからこその健康ブームというのもわかるのですが、なんだかあまりにも味よりも何よりも材料に重点が置かれすぎているのではないかと思うことが段々多くなってきました。
 益古時計もできる限り、地のもの旬のものをという考えのもとメニューは決めていますが、それでもまずは何よりも味ありきだと思っており、おいしくなければ意味がないと思っています。
 こういう時代だからこそ、健康に気を使い、食品も厳選してという気持ちもわかるのですが、健康に気を使うのならば、まずは何よりもおいしくいただくこと、そして食材云々よりも、何より大事なのは好き嫌いをしないことではないかと思うのですが・・・。こういうことを言うと偏見だということはわかっているのですが、そういうこだわりを持っている人の方が、逆に好き嫌いが多かったりするような気もするのですが・・・。
 パンに関しても、今は何かにつけて天然酵母、というような風潮になっていますが、正直それもどうかと思うところがあります。えみぱんもえみぱんなりに素材は吟味していますが、別にオーガニックとか天然酵母にこだわるつもりはなく、おいしければいいという考えのもとで材料を吟味しています。
 もちろんおいしいものは素材がよくなければとは思いますが、最近はあまりにも偏っていると言いますか、逆に言えば味が二の次になってしまっているようなところがあるような気がするので、物議を醸し出すかもしれませんが、あえて僕の考え方、益古時計の考え方を書かさせていただきました。
 
というわけで、これからは、いやこれまでもですが、益古時計は「うまけりゃそれでいいじゃん!!」のスタンスでやっていこうと思います。

陶器市も終わり・・・。

2008-05-07 21:36:28 | Weblog
 すっかり、更新が滞ってしまいスミマセンでした。
 ようやく長丁場の陶器市が終わりました。正直かなりきてます・・・疲れが・・・。前回も書いたように、陶器市前半は人出はいまひとつだったのですが、さすがにこの3・4・5・6日は凄かったです。とくに4・5日すごく、4日に益古時計オープン以来売上最高記録が出たと思ったら、5日はそれをさらに更新しました。えみぱんもプレオープンという状況の中、予想以上に反響があり、ほぼすべての日が、こっぺぱんは早いうちに売り切れになり、焼き菓子の方も作っているそばから売れていくような状態の日もあり、夜遅くまでラッピング作業が続きました。
 そして今日はと言えば、カフェはお休みだったのですが、昨日も宿泊のお客さんは満室に近い状態でいらっしゃったので、今日も朝食からチェックアウトまでと結局一段楽したのはお昼になってからでした。
 というわけで、今はかなり放心状態なのですが、明日は臨時休業させていただきますが、明後日からは通常営業ですので、なんやかんやと明日から準備しなければならないこともありますし、陶器市期間中は一切の雑用&外用事をストップしていたので、たまりにたまった仕事を片付けなければなりません。それプラスにパン小屋の方も、まだまだやらなければならないことも多くありますし、新しいスタッフも入ってきますし、益古時計のシステムもいろいろ見直さなければいけないと感じているので、やることはこの上なくあり、ほっとしている暇もないのが正直なところです。
 とまたしても、愚痴っぽくなってしまいましたが、陶器市期間中は客室清掃に追われ、はたまた洗い物に追われるような毎日でもありましたが、顔見知りのリピーターさんや常連さんも数多くいらっしゃり、ブログを読んで下さっているかたからも子供のことや犬のことなど、数多く声をかけていただきましたし、はじめて益古時計にいらしてくださった方の中にもブログを読んできたという方も大勢いらっしゃり、とてもうれしかったです。
 というわけでまだまだ書きたいこと、ネタはいっぱいあるのですが、今日のところはこの辺で・・・、陶器市期間中に益古時計におこしくださったみなさま本当にありがとうございました。