益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

けっこう・・・死んでました・・・。

2006-04-28 22:47:37 | Weblog
 久しぶりに寝込んでしまいました。昨日・一昨日と2日間、熱がでてどうにも頭が痛く何もする気がおきませんでした。ちょうど昨日と一昨日の2日間は定休日と陶器市の準備ということで2日続けてのお休みで、宿泊の方も休みだったので陶器市前とはいえ、ある意味通常時期よりも不幸中の幸いといえたかもしれません。でも逆に休みだから気が抜けて体調を余計に崩したのかもしれません。2日間ほとんど寝っぱなしだったのは数年ぶりだと思います。今日はなんとか熱も下がったので2日間寝ていた分、とにかく陶器市前にやっておかなければならない、商品の発注や手配、陶器市のDMの配布などに奔走しました。もちろん今日は通常営業もしていますし、明日から始まる陶器市に向けて前日からいらっしゃっている宿泊客の方も大勢いらっしゃるのですでに戦闘モード開始といったところです。今日も、ブログを読んでくれている人には心配がられ、お逢いする人たちからは「鼻声だね~」といわれ、おかげさまで心配していただきました。とりあえずは回復傾向にありますし、明日からは陶器市本番なので風邪なんていってられないので(本当に忙しいと風邪すら忘れてしまうと思います)とにかく陶器市中は養命酒を飲んで!?頑張りたいと思います。
 でもいままで、一日一日の積み重ねが大事と散々書いてきましたが、実際は1日や2日寝込んで何もできなくても別にお店がつぶれることはないということがわかりました。実際やることは山ほどあるけど、1日その予定が遅れたからといってどうにもならないというわけではないと・・・。確かに1日1日の積み重ねは大事だけど、あせらずときには休息も必要なのだということを感じました。
 とにもかくにもうだうだいっても明日より陶器市です。てなわけで(どんなわけでかわかりませんが)、陶器市限定でチョコパフェをカフェのメニューに追加します。陶器市限定といっても実はその後もやるつもりではいるのですが、内容がもしかしたら陶器市後は変わる可能性があるので(変わらないかもしれませんが)とりあえず陶器市限定ということにして、陶器市後には「改訂版益古時計のパフェ」をお出ししたいと思っています。てなわけで今日の写真はそのパフェです。
 ところで一昨日から昨日にかけて、益古時計のTELがどうやら繋がらなかったようです。こちらでも最初は全く気がつかなかったので丸1日ほど不通になっておりました。原因はモデムの故障だということが判明し、現在は一般回線かインターネットかというどちらかのみでつかえるという、なんともデジタルなのかアナログなのかわからない状態でつながっております。とりあえず新しいモデムが着く明日までこの状態です。明日もモデムの入れ替えなのでTELが繋がらない時間が若干あるかもしれませんのでご了承ください。・・・てなわけで当方は昨日、熱にうなされながらNTTやらYAHOOやらにTELをかけ、ああでもないこうでもないと格闘してますます熱があがったのでありました・・・。まったく!!人間も壊れれば機械も壊れる益古時計でありました。

バランス

2006-04-24 23:04:46 | Weblog
 どうにもこうにもまたしても体調がよろしくなくなってしまいました。2~3日書き込みがなければ体調が悪いものと思っておいてください。せっかく花粉症がおさまってきたと思ったら、またしても少々風邪気味になってしまいました。といってもいつものとおり熱もなく、寝込むほどのこともなく鼻水とくしゃみとなんとなくだるいという状態です。思いおこせば、熱がでて寝込むというほどの状態は2年以上ないように思います。そのかわり風邪気味というような中途半端な状態がけっこうあるように思えます。まあでも今日は回復の兆しがみえつつあるような感じになってきたのでよしとしておこうと思います。
 てなわけでここ数日の出来事を・・・。先週のTVのロケのあとも、広告宣伝がらみのことがなんだか続いてまして、ようやく益子町の観光協会のパンフレットに載ったということにはじまり、なんだかいろいろなチラシやら新聞の広告やらの営業の飛び込みの方がいらっしゃったり、「栃ナビ」の方とお逢いしたりといろいろな人にここ数日お逢いしております。そんでもって今日は前のペンションの時に「じゃらん」にて取材していただいたライターの方が、フランス人のカメラマンさんを引き連れ、泊りがけの取材にいらっしゃっております。そのライターさんは、いまは読売新聞のネットの方のサイト内にある旅行に関するページのお仕事をされており、そちらの方で益古時計を取り上げてくださるとのことでいらっしゃっております。益子旅行記みたいな形で紹介されるようなので、おもしろい記事になるかと思いますので掲載されたらぜひご覧下さい。てなわけで春になり宣伝活動にも徐々に力をいれはじめてきたという感じです。
 そんでもって先週末は隣町にあるツインリンク茂木でインディージャパンが開催されたこともあり、益古時計も週末は満室が続き忙しかったです。風邪気味のなかなんとかのりきることができました。とほっとしている間もなく、今週末より陶器市がはじまるので今週はその準備でいろいろやることが多く忙しいです。準備といっても今日明日は通常通り営業もしておりますのでこれまた大変です。今日も月曜なのにやたらランチタイムは混雑しました。
 てなわけでやることがいろいろたまっているのですが、いかんせん風邪気味でやる気が起きないのが現実です。陶器市のことを考えるとまずは体調を整えることが最優先なのであまり無理もしたくないという気持ちがあるので、逆によけいにだるいのかもしれません。
 そういえばすっかり忘れておりました。今日の題名は「バランス」でした。体調がよくないということはつまりはバランスがおかしいということです。肉体と精神のバランス、仕事とプライベートのバランスなどなど、正直いまは忙しすぎていろいろなバランスがおかしくなっているのかななどと思ったりもします。体調が悪かったのでどちらかというと裏方的な仕事をここ数日やっている時間が長く、お客さんの前にあまりたっていませんでした。そこで思ったことがある程度スタッフにまかせることも大事だけどまかせっぱなしではやっぱりダメだなとも思いました。やっぱり自分自身がお店にたたなきゃなといろいろみて感じました。それもバランスがいまひとつとれていないといいますか、先日スタッフを募集しておりましたが、つまりは仕事の量とスタッフの人数のバランスがまだとれていないのかということを感じました。その辺は陶器市後には解決すると思うのですが、スタッフ全体のバランスというのもいまはとれていないのかななどとも感じています。もちろん収支のバランスもいまはまだいい状態でとれているとはいえませんし・・・。
 そんなわけでつまりは何事もバランスがとれていないとうまくいかないということを体調を崩すと余計に感じでしまいました。そんでもって体調が悪いときは、ブログもなかなか書き込めなったり、書いたと思うと今日のようになんだか無駄に長くなり、文章にまとまりがありません。つまりは体調が悪いと頭がさえないのでオチがみつからないのです、ブログもつまりはいいバランスがとれていないと、いい書き込みができないということでしょうか。・・・というわけでオチが思い浮かばないということが今日のオチということで・・・今日は終わります。       

若くして売れるということ

2006-04-21 22:24:32 | Weblog
 ある作家さんがこんなことを言っていました。「若くして売れるということは不幸なことだ」と。これは俳優や作家を目指す人たちに向けて言った言葉ですが、ようは下積みが大事だと、修行中こそが大事だということです。運よく若くして売れっ子になったスターはもちろん資質がすばらしい人もいますが、メッキがはがれそうそうに消えていく人も山のようにいます。下積みを長く経験してきた劇団出身の俳優さんの方が朗かに演技はうまいと思います。昨今はジャニーズやモーニング娘の影響でスターの低年齢化が進んでいますが、果たしてそれは本当によいことなのかということです。
 最近では(昔からそうかもしれませんが)若者は何でもいいから有名になりたいという人が多いように思います。有名になりたいと思うことは別によいと思うのですが、何でもいいからというのはどうかと思います。有名になるということは何かを極めるまで精進することにより、結果としてあとからついてくるものだと思うからです。
 などと、なんとなく真面目な話をしましたが、何故こんなことを書いたかというと、それを益古時計にあてはめることができるからです。益古時計はオープンしてまだ半年のある意味若造です。まだまだ整備中というか自分自身満足していない部分がいろいろあります。でもおかげさまでいまのところ順調といえば順調にきていると思います。ただ、順調といっても現時点での状況からみれば順調であり、1年後、2年後もこのくらいの売上ならばとてもじゃないけどやっていけません。つまりは順調だけどまだまだです。正直、とてもじゃないけど儲かっているとは言えませんし、現状に満足はしていません。というわけで満足しないということが大事だということです。満足すればそれですべてが終わってしまいます。まだまだ駆け出しの新人、修行中、下積み中と思うことも必要だということです。もちろん現時点での出来る限りのことをやり、来てくれたお客さんには満足してもらえるよう努力しています。でもまだまだという気持ちを持ち続けることも必要です。
 てなわけでオープンして半年ちょっとがすぎましたが、ある意味、今から儲かってしょうがないという状況にならない方が、長い目でみると逆にいいのかなと思っています。「若くして売れるということは不幸なこと」を益古時計に置き換えると「オープンしたてで儲かるということは(長い目で見ると)不幸なこと」といえるかもしれません。今から儲かって左うちわでいると絶対あとで崩れ落ちるということです。つまりは現状に満足せず、ちょっとづつでも進化していくことが大事だということです。
 と偉そうなことをいっても、今すぐにでもお金は欲しいし、有名になれるものならなりたいという下心もあります。もし将来子供ができ、モーニング娘にスカウトされたらもちろん真っ先にいれます・・・なんて・・・。
 ついでに余談になりますが、今のモーニング娘のメンバーの名前がほとんどわかりません(いつの間にあんなに変わったんだ・・・)。
 てなわけで「苦労は若いうち」&「大器晩成」なのでした。

食器棚

2006-04-19 22:45:04 | Weblog
 本日、以前お伝えした建具屋さんに発注していた食器棚が出来てきて取り付けをしてもらいました。これまた以前お伝えしました入り口のアスファルト工事が天候やいろいろな理由により延びていたのですが、ようやく工事の仕上げ作業となり、つまりは日中は車の出入りができないので早朝に建具屋さんにきていただき取り付けとなりました。
 出来ばえは満足なのですが、ちょっと高すぎたかな・・・またしても小生仕様になり、つまりは背の高い人はいいのですが、女性人には・・・という高さだということです。でもまっいいかと思っております。高い位置の棚なので基本的にはしまっておくものが中心で、日常ひんぱんに使うものをしまうわけではないので・・・。というわけでつまりはご来店になられた方がみると、棚が出来た割にはたいして片付いてねぇーな・・・と思うかもしれません。が、見えない部分でごちゃごちゃしていたものがかなり片付いたので、作業スペースも広くなったので、作業効率も相当あがると思います。陶器市後の開始になりそうですが、これを足がかりにエスプレッソのメニューも整えていければと思っています。
 今日で入り口のアスファルト工事も終わったし、食器棚もできました。午後からは以前お伝えした石積み作業もやりました。とりあえず陶器市までには整えたいと思っていた箇所がある程度できてきたという感じです。陶器市期間に向けての準備もだいぶ先が見えてきました。とりあえず明日からツインリンク茂木のINDYJAPANという大きなレースもはじまりますし、陶器市が終わるまでは日常業務で精一杯になるかもしれません。ただ、陶器市が終わったら先程も書きました、エスプレッソメニューの開始を含めたカフェの夏メニューの準備と、なんといっても地下の個展スペースの整備に取り掛かりたいと思っています。
 そんな具合で時間はかかっておりますが、ある程度長期的な計画もたてつつ日々をすごしております。
 食器棚もできましたし、ハードな部分もソフトな部分もすこしづつですが、整ってきたと思います。といっても益子最大のイベント春の陶器市を向かえ正直不安もあります。秋の陶器市はオープンして間もなかったし、期間も短かったのであまり参考にはなりません。この陶器市であらたな問題がいろいろでてくると思います。でも陶器市をのりきればたいていのことは大丈夫と思えるようになると思います。そんなわけで日々勉強、日々経験、日々努力ですが、そんななかでも日々感動できればと思っています。というわけで今日は(前にもお伝えしましたが)よい食器棚を作ってくれて、なおかつナイスなキャラの建具屋さんに感動です。

ロケ

2006-04-18 20:45:21 | Weblog
 本日、益古時計にて初のテレビロケがおこなわれました。いわずと知れたローカルなとちぎテレビです。承知のとおり栃木ローカルのテレビ局です。毎週放送されている栃木県内を旅する番組がございまして、今回は益子編ということでした。そのなかでランチを食べに来たいう設定で益古時計にて撮影が行われました。
 リポーターさん2人がランチを召し上がり、それに小生がああだこうだという、よくある「食いしん坊万歳」的なスタイルでロケが行われました。
 この手のロケはまったくはじめてというわけではないですし、曲がりなりにも小生はその昔TVの仕事を目指していた人間なのですが、やはりカメラがまわると自分では何言ってんだろう・・・と自己嫌悪状態になってしまいます。オンエアーははっきりいって自分ではみたくないのですが・・・まあ見ると思います・・・。いままでもTVにでたことは何度かあるのですが、オンエアーをみるとそのたびに「俺ってこんな顔でけーのか・・・」とか、「こんな変な声だっけ・・・」というようにかなり自信喪失な感じになっておりました。けっしてTVにでるという行為そのものは嫌いではないですし、TVの仕事を志していたのでロケ現場の雰囲気も好きなのですが・・・。まあ、とにかく終わったことはしょうがないので、あとはディレクターさんがうまく編集してくれることを願っております。
 ちなみにあんまりいいたくはないのですが、とちぎテレビでのオンエアー日は5月11日(木)の20:00~です。しかもこの番組はてっきり栃木ローカルかと思ったら各県のローカル局に配信されているようです。東京MXテレビ・テレビ神奈川・千葉テレビ・テレビ埼玉などでも放送されているようなのでよろしければ見てください(こちらは放送日時が違うようです)。これまたあまりお伝えしたくない気もするのですが、詳しくはとちぎテレビのHPをご覧下さい。
 それにしてもディレクターさんもリポーターの方もブログをされているらしく、当方のブログもすでにチェック済みでしたし、小生も含めてですが、ロケよりもブログのネタ探しに一生懸命のようでした。
 てなわけで放送をご覧になることのできる地域の方はご感想お待ちしております。・・・でもあまり見て欲しくない気もします・・・。

お墓参りには、益古時計をご利用ください。

2006-04-15 23:04:15 | Weblog
 なんともわけのわかんないタイトルでスミマセン。どういうことかといますと、益古時計にきてくれる常連さんで墓参りのついでに益古時計にランチに来る・お茶しに来る・泊まりに来るという人が実はけっこういらっしゃいます。とくに春になりお彼岸ということもあったのかこの1月ほどは何組もいらっしゃいました。
 「お墓参りのついでに来ました」と、みなさん「お墓参り」と「益古時計」をセット?で考えてくれているようです。
東京からの遠方の方もいらっしゃいますし、宇都宮などの近郊からいらっしゃる方もいます。なんというか不謹慎な言い方ですが、おもしろいものです。確かに墓参りだと何ヶ月や半年、もしくは1年に1回と定期的に訪れるものです。しかも墓参りはだいたい天気のよい日にいくものです。というわけでこれまた不謹慎ですがどこかピクニックのような気分になるのも事実のようです。東京方面からだと日帰りでも宿泊でもいい距離なので半分ドライブ・・・みたいな気分になるようです。というわけでランチを食べたり、お茶をしたくなるのかもしれません。そんなわけで、「墓参り」と「益古時計」は定番のコースになっている人が多いみたいです。誠にありがたいというかなんと言っていいやらです・・・。
 そういう話を伺うと、若い人でもけっこう墓参りにいってる人が多いんだということがわかりました。小生は気がつけば1年以上実家に帰ってませんし、よって墓参りもとんとごぶさたになっており、そういったお客さんにお逢いするたびに反省しております。そういえば今日だか明日、祖父と祖母の7回忌なのですがそれすら欠席です。加藤茶はいかりや長助のお通夜に、生前の約束どおり仕事第一ということで仕事を優先してきませんでした(葬儀にはもちろん出ていましたが)、小生も仕事を第一と考え欠席したということで亡くなった祖父・祖母も許してくれるでしょう。なんて無理やりないいわけです(正直、この文章を書いていてそういえば7回忌だったと思い出したしだいです)。
 そんなわけで(どんなわけで)、益子近辺にお墓がある人はぜひ、お墓参りの際には、益古時計をご利用ください。デートコースの定番ではなくお墓参りの定番として益古時計を売り出していこうかな・・・。

水出しコーヒー

2006-04-14 23:21:17 | Weblog
 今週はおかげさまで忙しかったです。というわけでなんだか週末が終わった気がしていましたが、よく考えたら明日から週末でした。明日は宿泊の方もほぼ満室です。気持ちをいれかえて頑張りたいと思います。
 さて、先日水出しコーヒー器具なるものを購入いたしました。写真がそれなのですが、フラスコがありちょっとした実験器具のようで楽しいです。ディスプレーとしてもいい感じです。ただ、10人用のものを購入したのですが思っていたより小さかったかなと・・・といっても大きいものだとそれだけ値段が高くなるのでこのサイズですとさほど無理なく購入できたのでこれにしました。
 この器具はどういう器具かといいますと、そのまんまですがお湯ではなく、水でコーヒーを淹れる器具です。水で長時間かけて一適一滴を点滴のようにして抽出するのです。長時間かけて淹れるのでより深い味わいになりますし、水で淹れるので酸化が遅いので多少保存もききます。益古時計ではアイスコーヒーを水出しコーヒーに変更しようと思います。というわけで数回試して淹れたのですが、だんだんよくなってきています。まさに実験しているようで楽しいです。まあセッティングすればあとはほっとくだけなのでとくに難しいこともないのですが、水の量と豆の量をどのくらいにして抽出時間がどのくらいかかるのかというところでのベストバランスをみつけるという作業です。これも正解はないので自分がベストと思う分量を探しているという感じです。
 というわけで早速ですが明日より、アイスコーヒーを水出しコーヒーに替えようかと思います。いままではアイスコーヒーもネルドリップで淹れていたのですが、さらに深い味わいになりそうです。昨日、珈琲舎雅さんが益古時計にいらっしゃったので試飲していただき、今日はスタッフにネルと水出しを飲み比べてもらったのですが、皆水出しコーヒーの方がよいという意見でした。てなわけでカフェのメニュー表にはネルで淹れたアイスコーヒーと記載されていますが、明日より水出しになりますのでご了承ください。メニュー表もおりを見て訂正したいと思います。
 てなわけでよりよいコーヒーを求めてまだまださまよっています。変わらない味を提供することももちろん大事ですが、よりよい方向へ変化していくことも大事だと思います。とくに益古時計はまだまだ歩きはじめたばかりです。失敗することもあるかもしれませんが、よりよいものをご提供できるよういろいろこれからも取り組んでいければと思います。
 写真は本当は抽出中を撮りたかったのですが・・・、忙しくて撮っている余裕がなかったのでいまカラッポの状態を撮ってきました。

成功者

2006-04-13 22:49:13 | Weblog
 ここ最近、益古時計に幾人か著名な方などがいらっしゃいました。タレントではないけれどその世界では有名な方や誰もが知っているであろう会社の社長さんなどなどです。どのかたも益子にて益古時計なるお店をやっていなかったら出会うことのない人たちです。だいぶ前にも書きましたが、こういう商売をやっていると普段なかなか知り合うことのできないような方と出会えることがあります。お店をやっていてよかったと思うことのひとつでもあります。
 そういった方たちはいわゆる成功者であり、勝ち組と呼ばれる人といえます。正直、有名だから?お金持ちだから?、成功者&勝ち組?このフレーズはあまり好きではありません。益子は陶芸家というある意味特殊な商売の人たちで形成されている町なので、あまり学歴とか社会的地位とか気にする人は少ないのでとくにそう思うのかもしれません。ただ、今回はあえて成功者と呼ばれるかたのお話をしたいと思います。
 僕も含め一般庶民は、有名な人や社長というと傲慢でいばりくさっているというイメージをもっていると思います。もちろんそういう人もいると思います。でも少なからず、小生がいままで出会った成功者と呼ばれる方たちはとにかくみなさん謙虚でいい人ばかりでした。やはりトップに立つもの、それと同等の地位を得ている人はまわりに信頼されているからこそその地位にいるのであり、誇り高ぶってへりくだらない人はその地位にはつけないのだと思いました。有名になればなるほど、上にいけばいくほど謙虚でなければいけないのだと思います。こういってはなんですが、中途半端な人ほど偉そうな態度をとっていて、本当の地位を手にいれる人は紳士・淑女なのだといろいろな人にお逢いして思いました。 
 宿泊業をやっていると本当にいろいろな人がいるもんだと思います。ある意味すごく勉強になります。参考になる人もいれば、人のふりみて・・・なんとやらで、こういう風にはしちゃだめだと思うことも・・・。ここ最近とくにそういった紳士・淑女な方にお逢いしてそんなことあらためて思ったわけです。
 今までだったらそういった方々とは、緊張してしゃべることもおぼつかなかったかもしれません。もちろん相手はほとんどが年上なので尊敬の念はおしみません。でも小生も一応、オーバーにいえば経営者の端くれなのでどんなに偉い方でも臆することなくしゃべれるようになりました、というかしています。向こうにしてみればこの若造がと思ってもよさそうなものですが、そういった紳士・淑女な方ほど、若さとか関係なく耳を傾けてくださいますし、逆に応援してくれます。つまりは人間としてのうつわの大きさということでしょうか。とにもかくにもいろいろな人と出会い、いい勉強をさせてもらっています。自分も有名になりたいとか、勝ち組になりたいとかは思いませんが、紳士とよばれる人間になりたいとそういった方たちにお逢いして思いました。
 

モロッコより届きました。

2006-04-11 21:31:28 | Weblog
 先週の金曜日、モロッコよりバブーシュが届きました。バブーシュとはモロッコでは誰もが履いている(よく知らないけどたぶん)かかとを踏んではく靴のことです。かかとを踏んでなんていうと日本では非常にお行儀が悪いものと思われがちですが、もともとそういった作りですし、文化ですし、スリッパの外履きといった感じでしょうか。
 日本でも最近では雑貨屋さんなんかによく置いてあり結構、浸透しているようですが、日本に売っているものはだいたいが小さいサイズなのです。つまりは女性向けで男性用といいますか大きいサイズはほとんど見かけません。益古時計の作業靴?にはこのバブーシュを愛用しています。なぜかというと脱ぎ履きが楽だからです。益古時計の店内は靴のままでお入りいただけます。でも裏のプライベートスペースは靴を脱いでいますし、客室のベッド部分や和室、お風呂なども靴は当然ぬぎます。というわけで一日に何十回と脱ぎ履きをしなければならないので、バブーシュは本当に楽なのです。サンダルやスリッパと違い皮でできているし、見た目はしっかりとした靴なので変な印象はないのでとにかく重宝しています。
 いままで履いていたバブーシュはかろうじて大きいサイズを見つけた栃木のお店で購入したのですが、半年ですでにぼろぼろとなってしまい、新しいのを買わなくてはいけなくなりました。いままで履いていたのは色がいまひとつで値段も高かったので、いいのがどこかにないかなーと思っていました。とにもかくにも自分にあうサイズがなかなかないし困っていました。東京に探しにいこうかとも思ったいたのですが、ちょうどそんなとき、モロッコから益古時計にお客様がいらっしゃいました。といってもモロッコ人ではなくモロッコに住んでいる日本人女性の方です。たびたび当ブログにコメントを寄せてくれているのでなんとなくご存知の方もいるかもしれません。なぜ益古時計にいらっしゃったかというと、益子のあるお店でモロッコの雑貨展なる企画展が開かれ、つまりはその方だったのです。その企画展の開催中に2度益古時計にお泊りになられ、小生もその企画展をのぞかせてもらったりし、いろいろお話させてもらい、そうこうしているうちにバブーシュをお願いしたということです。
 てないきさつでバブーシュをお願いして1月ほどでしょうか、先週無事に到着いたしました。スタッフの人数分を頼み、もちろん男性サイズのバブーシュも無事入手となりました。デザインもとっても気に入っています。今の日常では外国製品がそこいらじゅうにあり、あたりまえすぎて気にも止めませんが、いざこうして直接モロッコという、いったこともない地から荷物が送られてくると不思議な感じがします。小生は前にも書きましたが海外志向があまりない人間ですし、海外通販なるものもまったくもってしたことがないので、本当に不思議な感じです。
 なんだかバブーシュひとつで長くなり、まとまりのない文章になりましたが、つまりは気に入っています。益古時計の作業靴として末永く愛用していきたいと思います。ただ、朝から晩までずっと履いているのですぐボロボロになりそうです。その時はまたモロッコに頼みたいと思います。
 ちなみにバブーシュをお願いした方は日本人向けにモロッコ雑貨の通信販売をされています。そちらのサイトもぜひ覗いてみてください.
モロッコ雑貨les deux anes
モロッコからのブログもオススメです(益古時計もご紹介いただいております)。

選挙

2006-04-10 22:41:48 | Weblog
 昨日、益子町の町長選挙がおこなわれました。小生も生涯2度目の投票をしてきました(不在者投票で木曜日にしたのですが)。2度目というからにはいかにいままで選挙に関心がなかったかということがお分かりいただけたと思います。 今回の町長選挙は現職が引退され、4人の新人の争いとなりいつも以上に関心を集めたようです。とくに今回は知り合いのお店の社長さんが出馬されたので個人的にも関心が高まりました。その方を後援されている人たちの中にも知り合いが非常に多く、つきあいといえばそれまでですが、でもそういったものを抜きにしても今回の選挙は関心がありました。
 益子に来る前はあちこちふらふらしていたのであまり選挙に関心がありませんでした。益子にきて4年、まだまだ地元の人間とは言えないかもしれませんが、少なからず益子の人間としての自覚もでてきたように思います。とくに益古時計をはじめてからいろいろな地元の知り合いも増え、いっそうそう思うようになったのかもしれません。今回の選挙をとおし、益子の将来のことを考えている自分がいました。それだけ大人になったということだし、自分がそれだけ益子に根をおろしたというところでしょうか。
 町長さんになられるのでとくに名前を隠す必要もないと思うので書きますが、当選されたのは「もえぎ」の社長の大塚朋之さんです。「もえぎ」は全国的に知られている益子焼を扱うお店です。益古時計ももえぎさんには宿泊客を紹介してもらったり、他にもいろいろお世話になっています。益古時計のコーヒー豆を頼んでいる珈琲舎雅さんももともとはもえぎさんを通じて知り合うことができたのです。
 結局つきあい・・・になっちゃうかもしれないけれど、よりちかしい人が町長さんになることにより、益子という町について考えるきっかけにもなりました。しかも大塚さんはまだお若いですし、益子焼きのお店をやられている方なので、陶芸家さんや、益古時計のように観光&焼き物にかかわるお店のものとしてはまさに願ったりかなったりな人です。
 というわけで以前このブログに、もし僕が町長になったらあちこちに景観を損ねるように建っている看板の撤去運動をするのにと書いたことがありました。もえぎさんは有名店なのに街中に看板はまったく出していません。というわけで新町長さんももしかしたらそう思っているのかもしれないなぁと、勝手に推測しています。そこんとこひとつ考えといてくれたらいいのですが・・・。その前に選挙になると、とにかくいたるところにこれでもかと建てられる、選挙ポスターの掲示板の看板をまずはなくしてほしいものです。