益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

バカなことに夢中になる

2009-08-27 20:44:19 | Weblog
 「バカだな~」と笑いつつも、でもついつい見てしまう、そして心の中ではそのバカなことをやっている人たちが実はちょっぴりうらやましくもある、そんなことってないですか?
 今日Yahooニュースを見ていたら「信州プロレス・31時間チャリティープロレスごっこ」という記事を見ました。まさに「バカだな~」と思いつつも、ついつい見ちゃうものだなと思います。
 「バカなことに一生懸命になる」って素敵なことだなとふと思いました。そういう人って、お金とか欲望とか、様々な利害関係とは別のところで一生懸命になっているからこそ素敵なんでしょうね。そういう人ってバカだな~と思いつつも憎めないところがありますよね。
 僕自身も決して熱い人間ではなく、どちらかというとついつい冷めた目で見ちゃう方なのですが、でもバカなことに熱くなれる人って心の中ではとてもうらやましく思ったりもします。
 「バカなことを素敵に、一生懸命に」そんな人生が送れれば、そんなことをふと思いました。

「信州プロレスの31時間チャリティープロレスごっこ」の記事 

すでに死語?

2009-08-24 20:52:17 | Weblog
 実は去年の後半あたりから思っていたのですが、ロハスってだんだん死語になってきてますよね。一時期ほどは言わなくなりましたよね。2年くらい前はエコよりロハスの方が耳にしましたが、今年にいたっては、ロハスはほとんど聞かなくなり、とにかくなんでもかんでもエコですよね。このエコもまたそのうち死語みたくなるのでしょうか・・・。
 今年に関しては本当になんでもかんでもエコという文字を付ければそれでいいのかと言った感じですよね。「エコうた」とか・・・意味がわかんないですよね。エコポイントにしてもいくら省エネだからと言っても、エアコンやテレビを買ってエコなの?って思いますし、さらにはそのポイントで消費拡大を促そうとしているわけで、消費が増えればそれは全くもってエコとは逆のことだと思うのですが・・・。
 前々からブログに書いていますが、別にロハスやエコの考え方、本質そのものはすばらしいことではあると思うのですが、その言葉が好きになれないのはつまりはそういうことです。ほんと、なんでこんなに今の日本は流行り廃りが激しいのでしょうか。そもそも、エコが流行っていうのがおかしいと思うのですが・・・。

常連さんのつながり

2009-08-22 19:18:53 | Weblog
 地下で行われている「工房がわん展」、いろいろなお客さんが来てくださっています。特に今日はがわんさんのお客さんであるとともに、益古時計のお客さんでもあるという共通のお客さんや知人の方が、数多くお越しくださいました。
 もともと益古時計の(前身のペンション時代も含む)お客さんだった人が、益古時計を通して工房がわんを知り、そして何度も益子に訪れているうちに、気がつけばがわんさんとも仲良くなった、そんなお客さんが何組もいます。もしくはその逆に、もともとがわんさんの知り合いが、がわんさんの紹介で益古時計にも来てくれるようになり、僕とも顔馴染みになったと言う方もいらっしゃいます。
 先月個展を行った、ホソカワカオリさんの時もそうだったのですが、益古時計の常連さんであり、かつ作家さんとも仲良くなったという方が、本当に数多くお越しくださっています。ホソカワさんもがわんさんも僕が益子に来て早い時期に知り合いになった作家さんなので、紹介しつつされつつじゃないけれど、気がつけば共通のお客さんがかなりいるんだなとあらためて感じています。
 もともと益古時計にギャラリースペースを作った最初の想いというのは、益子の素敵な作家さんたちを広く紹介したいという想いが強くありましたし、作家さんたちを通して、もっと益子のよさを感じてもらい、僕が益子を好きになった理由みたいなものが伝わればなという想いがあったので、こうやって実際に、形になってきているということがとてもうれしいです。
 がわんさんの個展を行い、大勢の共通のお客さんがお越しくださり、あらためて益子で益古時計をやってよかったな、そんなことを思う今日この頃です。

写真はこの個展のためにがわんさんが作ってくれた、「LET'S GO UNDERGR0UND!」陶の看板です。 

日曜日の風景

2009-08-19 19:10:10 | Weblog
 お店をはじめてからは平日がお休みです。いわゆる、人が休んでいる時に忙しく、人が働いている時にヒマというのがお店というものです。僕自身その方が出かけてもどこも空いているので、その方が楽でよいとたびたびこのブログにも書いていますが、ただ時々物悲しくなることがないわけではありません。
 そうなんです、日曜日のお昼にやっている「NHKのど自慢」が見れないのです・・・。といいつつ、いざ日曜日のお昼に時間ができてもとりたてて「のど自慢」は見ないと思うのですが、見れないと思うと見たくなるのが人間の性というものですし、益古時計というお店をやっている以上、この先も見れないのかと思うと少し寂しいです。
 益古時計というお店を営むことにもちろん後悔はないですし、前述のように平日休みの方が気楽でよいのですが、「NHKのど自慢」が、さらには「笑点」が、「ちびまる子ちゃん」が、思うように見られないというのは悲しい気もします。と、すっかりテレビっ子状態ですが、別にテレビに限らず、子供の頃にすごした「お休みの日曜日」の風景が、お店を続けていく限り味わうことができないのかと思うと、それはそれでなんだか物悲しさを感じてしまいます。
 とかなんとかまたしても余計な事をウダウダと言ってしまいましたが、別に気を使って「日曜日は益古時計に行くのを遠慮しよう」とか思わなくてもよいですから・・・、そんなわけで日曜日もどしどし?益古時計にお越し下さいネ。

工房がわん展

2009-08-16 18:42:26 | Weblog
 ようやくお盆もひと段落、はっきり言ってかなりお疲れモードです・・・。
 まあその辺はさておき、昨日より地下スペースにて「レッツゴー!アンダーグラウンド!!」と題しました工房がわんの作陶展が始まりました。
 工房がわんさんはこれまた益古時計でも御馴染みの作家さんですが、益古時計での個展は初めてです。
 個展の品々はもちろんですが、益古時計のドアノブ・玄関のタイル・洗面器などもがわんさんに作ってもらったものですし、個展スペースの床も、がわんさんと作ったもので、アクセントにがわんさんのタイルも埋め込まれていますので、合わせてご覧いただけるとうれしいです。
 またまた個人的な話になりますが、がわんさんと知り合ったことによりフットサルに誘ってもらい(お互い学生の時はサッカーをやっていたので)、そこからまたいろいろな繋がりができました。そんなわけでがわんさんとの出会いは、僕の益子生活においての大きな出会いのひとつでもありました。
 と、そんなわけで、一言で言えば「とにかくおもしろい」作品ですので、ぜひご覧いただければと思います(会期は9月6日までです)。

行ってみたいところ

2009-08-12 20:07:57 | Weblog
 行ってみたいところ、と言いますか気になるところがあります。「リーブ21発毛日本一コンテスト」です。
 多分ほとんどの人がTVCMをみてご存知だと思います、そしてほとんどの人が、ほんとにやってんのかよ・・・と思っているのではないでしょうか。
 僕自身はいまのところリーブ21のお世話になるところまではいってないのですが、TVCMで放映されているのを観ると、あの盛り上がりは何なんでしょう。「のど自慢」ばりの横断幕を掲げた応援団がいて、優勝者は「欽ちゃんの仮装大賞」ばりの賞金のボードを掲げ・・・、かなり気になります。あれがやらせでもなんでもなく本当に実施されているとしたらいろんな意味で凄いですよね。
 ・・・と言いつつ、リーブ21のホームページを観てみたら、もうすでに今年で第9回発毛日本一コンテストが開催されていました。今年は残念ながら行くことはできませんでしたが、来年はぜひ観覧しに行ってみたいものです。てなわけで誰か僕と発毛日本一コンテスト観にいきませんか?
 何はなくとも自分が出場することのないように頑張ろう?と思います。
 

経営者として

2009-08-10 20:48:34 | Weblog
 お店を経営していくと言うこと、これははたから見ているよりははるかに大変なことです。
 僕とカミさん以外にスタッフ1人でスタートした益古時計も、今スタッフは僕とカミさんを除いて全部で8人になりました。(ただ8人全員が毎日いるわけではなく、週末だけのスタッフもいますし、えみぱんも含めての人数ですが)。
 たまに益古時計はスタッフがいっぱいいるよねとか、そんなに人数が必要なのかとか言われることがあるのですが、当然ながら必要だから雇っているのです。益古時計のような小さなお店では人ひとり増やすと言うことも大きな問題です。そりゃできることなら人件費を抑えたいですし、少ない人数で賄えるのが理想ですが、考えに考えた末、スタッフを増やしているのです。
 では、なぜそんなに人がいるのかといいますと、まず、益古時計はカフェだけではありません。宿泊の客室清掃もしなければなりませんし、ギャラリーだってやることも多く、プレゼント用のラッピングなどが入ると、それだけでかなりの時間を要します。僕自身も宿泊予約のTELやメールの対応にいつも追われていますし、作家さんや業者さんとの打ち合わせも頻繁にあるのでずっとカフェのお店に立つのは難しい部分があります。その辺で、普通にカフェだけのお店とは違った部分があります。
 また、もっと効率化を追求すればスタッフを減らすこともできると思う部分もあるのですが、チェーン店のように効率のよさばかりを追求して、接客や味が落ちるようなことは絶対にしたくないと思っています。例えば効率化だけを考えれば、ドリンクのオペレーションをもっと簡単にすることはいくらでもできますし、ランチも最初からドリンクやスイーツをセットにしてしまえばかなり楽になるので、スタッフの人数を減らすこともできるかもしれません。
 正直、チェーン店なんかでご飯を食べると、益古時計の倍以上の席数があるのに、益古時計より全然少ないスタッフで対応しているのをよく見かけます。そういうところに行くと、なんてうちは効率が悪いんだと思います。ただ、やっぱり接客にしてもメニューにしても妥協はしたくはありませんし、チェーン店のように効率を最優先に求めるようなお店には絶対したくないと思っています。そうするとやはりスタッフの人数は必要になってくるというわけです。
 ただ、スタッフが増えれば経営者としては、そのスタッフのローテーションを考えるだけで、かなりの労力を費やさなければなりませんし、増えればそれだけ辞めなければならないスタッフというのも出てくるわけで、募集をして面接をして教えて、という作業の繰り返しです。
 スタッフが増えれば増えるほど、経営者としての力のなさを感じることも多いです。そしてスタッフが増えればそれだけオーナーは事務的な仕事が多くなるわけで、本当にこのままでよいのかと疑問も生じてきます。
 と、スミマセン、なんだか毎度のごとくグチっぽくなってしまいました。でもそんなことも思いつつも息詰まってどうしようもないわけでもなく、普段は全然ノホホンとしていますので。
 お店を経営すると言うことは難しいです、でも難しいからこそ楽しくもあります。勤め人にはない責任や重圧もありますが、でもそれだけのやりがいもります。とにかく経営者としての力量をもっと身に付け、益古時計をもっと楽しくおもしろいお店にしていくべき、楽しんで仕事に取り組もうと思います。

カキ氷fromえみぱん

2009-08-08 21:58:37 | Weblog
 いきなりですが、昨日より「えみぱん」にてカキ氷の販売を始めました。なぜかって言うと、僕が食べたいから・・・。というわけではないですが、今までも夏が来るたびに漠然と思ってはいたのですが、今年はなぜか思いたったら即実行となり、急展開ではじめることになりました。古道具屋さんなんかにありそうな年代物や、レンタルでとも考えたのですが、長く使い続けていくことを考えて、新品のものを買いました。と言ってもハンドル式の手動の昔ながらのカキ氷機です。
 えみぱんでの販売なので、基本的にはテイクアウトですが、益古時計のカフェをご利用の際は、えみぱんいてご購入していただき召し上がられても構いませんので。ただ、えみぱんの営業日の金・土・日・月のみの販売となりますのでご了承ください。
 ただ・・・、ここ数日は蒸し暑いものの、今にも雨が降りそうな曇り空がずっと続いており、今年は本当に夏らしい天気になる日がほとんどなく、カキ氷日和にはほど遠い雰囲気です。先日書いたエアコンのこともそうですが、あんまり暑くないことはうれしいのですが、せっかく導入したカキ氷機やらエアコンやらを考えると少々複雑なのでありました・・・。

二番煎じ

2009-08-05 20:12:42 | Weblog
 人と違うことをやりたい、思い起こせば昔からそう思って生きてきたように思います。とくにカフェとかペンションとかやりたいと思う人は少なからずみなそういう部分があるんじゃないかと思います。
 個人経営のカフェなんかはいかに個性を出すかが大事だとも思いますし、どこのお店もみなオンリーワンだと思います。
 ただ、そんななかでも流行やブームというのはあるもので、カフェにいたっても流行りのスタイルというのがやっぱりあると思います。僕自身はあまり考えたことはなかったのですが、ある人が「栃木のカフェは有名カフェの真似をしているんじゃないかと思うところが多い」と言っていました。確かにに言われていればそうかもと思うところがなくもないなと思いました。
 真似をしているわけではないでしょうが、確かに少なからず影響されている部分があるのかなと思います。
 と、何を言いたかったのかと言いますと、流行を意識してお店経営をするのではなく、あくまで自分の考えのもとにお店を続けていきたいということです。流行と言うのは、必ずいずれは廃るものでもありますし、ブームというのは必ず終わるものです。
 実際に長く続いているお店というのは、流行に乗っかった二番煎じ的なお店ではなく、オリジナルなお店だと思います。ブームに乗っかるお店、どこかの真似のような二番煎じなお店ほど、目先の利益を追求し、結果長く続かないところが多いように思います。
 益古時計もブームに乗っかるようなお店ではなく、長く続けられるようなオリジナルなお店を追求して行ければなと思います。

プリンター

2009-08-04 23:16:03 | Weblog
 今日、新しくプリンターを買いました。商売上欠かせないもののひとつです。かなり酷使しているせいか、これで益古時計になってから3台目です。と言っても、前の2台も完全に壊れたわけではなく、いまだにどちらもそこそこ使えます。我慢して使えないこともないのですが、使うたびにストレスが溜まります。
 「完全に壊れたわけじゃない」、電化製品を使い続けているといつもこれで葛藤します。いきなり完全に壊れるのも困りますが、ちょっと壊れているけれど我慢すれば使えないこともない、という状態のまま使い続けているものって皆さんの周りにもひとつやふたつあると思います。これってちょっとしたストレスが溜まりますよね。修理に出せば出したで高かったり、はたままもう部品がないので直せないと言われたり・・・。新しいのを買いたいけれど、でも全く使えないワケじゃないし・・・、という期間がけっこう長く続くこともありますよね。
 エコとか節約とか考えたら、ちょっと調子が悪いからと言ってすぐに買い換えるのもどうかと思うし、進歩した電化製品を使わずには生きていけない現代人の宿命のような気がします。
 とにもかくにも、壊れるんなら潔く完全に壊れてくれよ、とついつい思ってしまう今日この頃なのでした。