益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

開店とともに燃え尽きる日々

2008-04-29 21:57:53 | Weblog
 今の僕が一番忙しいのが、実はカフェの開店前と閉店後です。どういうことかといいますと、子供の出産に伴い、いままでカミさんがやっていた朝食の準備を僕がするようになったからです。以前は、カミさんが朝食の準備をして、僕が掃除をしたり、その他諸々の開店準備をしていたのですが、今年に入ってからはほとんど僕がやっています。
 野菜を切るなど下ごしらえできるものに関しては、前日にスタッフにやってもらっているのですが、調理等々は当然その日の朝にやらなければならないですし、開店準備もいままでどおり当然やらなければなりません。というわけで、今は5時には起き5時半には厨房に立っています。誰もがそうかとは思いますが、特に朝と言うのは時間との闘いです。ましてや8時オープンと決まっているわけですから遅れるわけには行きませんし、もちろん寝坊なんてあってはならないことです。
 というわけで、朝食の準備と開店準備で忙しいときはまさに時間との闘いとなるわけでして、そこで本日のタイトルとなるわけですが、朝食の始まる時間=カフェのオープンする時間に「開店もしていないのに、すでに燃え尽きる」状態になってしまうことがあるというわけです。
 そしてカフェ閉店後も宿泊のチェックイン業務をしつつ、事務仕事&パソコン仕事+夜のうちに掃除できるところはしておいたり、タオル・ふきんの交換をしたり、はたまたお米をといだりとやることは目白押し状態で、逆にスタッフのいる日中の方がのんびりできたりもしているといった状態です。
 別に愚痴を言うつもりもないですし、頑張っているんだとか言うつもりもまったくないのですが、ただ、純粋なカフェもしくは純粋なペンションと違い、両方を営む難しさというのも、そんなところからも感じることがあるというわけでした。
 

 ついでに付け加えておくと、洗濯も大変です。僕の個人的な衣類の洗濯などはもちろんたいしたことはないのですが、カフェでは食器ふき・台ふき・手ふきなどなど1日に使うタオルの量は何十枚にもなります。当然忙しければ忙しいほどタオルも増えます。というわけで、それらの洗濯自体は全自動洗濯機を使用しているので何の問題もないですが、その何十枚ものタオルを干すのと、そしてそのタオルを夕方取り込んでたたむのにかなり時間がかかります。前にも書きましたが、こういう単純作業は別に嫌いではないのですが、数が数だけに時間がかかるので嫌になってしまいます。そして夜な夜なひとりタオルをたたんでいると、雑誌などにはカフェオーナーとは憧れの職業などと書かれていたりもするのに、実際は・・・と思わずにはいられないのでした・・・。

今年も陶器市がはじまりました。

2008-04-27 19:47:05 | Weblog
 今年も春の陶器市が昨日より始まりました。今年は期間が11日間と今まででも一番長いので、いろいろと物議を醸し出しているようでもありますが、益古時計の売上を考えれば当然長い方がよいのですが、長ければいいってもんでもないよなと思う部分もありますし、長丁場だと体もしんどいのでその辺は難しいところです。
 というわけで、初日・2日目と終了しましたが、どうだったかと言えば、休日のわりには人出はいまひとつだったようにも思います。これも日程が長いがゆえに分散傾向にあるのかとも思いますが、もともとピークは5月3・4・5日だと思うので、昨日・今日はこれくらいかなとも思います。と言っても、そこは陶器市開催中なので、宿泊はずっと満室が続いていますし、ランチもいつもより多い数をご用意しているのですが、すぐに売り切れてしまっています。
 そして陶器市の度に、益古時計に訪れてくださっている常連さんたちも、今年も大勢お越しくだっており、なんだかんだ言っても陶器市だなと思います。
 明日からは、29日の祭日を除けば平日期間が続くので、多少は余裕も持てるかなとも思うので、楽しく「益古時計の陶器市の日々」を送りたいと思います。

ーRoom Style Ⅱー

2008-04-25 21:50:33 | Weblog
 明日より、いよいよ陶器市がはじまります。益子の人間にとってはやはり陶器市は特別な日です。とにかく忙しいので本音を言えば正直気が重い部分もありますが、それでも陶器市はいろいろな人が益古時計に来て下さるので、楽しみももちろん多いです。
 そんなわけで、本日より地下個展スペースにて昨年に続き、栗谷昌克さんの個展がはじまりました。陶器市期間の前後を合わせて約2週間の開催となります。
 内容は昨年同様-Room Style-と題して、スペースをひとつの部屋のように見立てて、いわゆるただ器を並べた個展ではなく、陶でできるいろんなことをインテリアとしてまとめたものです。照明からスピーカー・時計から、テーブルや椅子にいたるまで、ありとあらゆるものが陶でできるんだということがわかります。とにかくおもしろいスペースになっていますので、益古時計にお越しのさいはぜひご覧ください。
 それにしても栗谷さんの個展は、(いい意味で)あきれます、それぐらいすごいということです。


ついでに陶器市期間中のお話をちょっとしますと、期間中はランチの予約は受けつけておりません。また宿泊者の方以外の朝食セットのご予約も期間中は受け付けておりませんので何卒ご了承ください。

孫娘とパフェ

2008-04-24 22:03:47 | Weblog
 先日、スタッフの友人がおじいちゃんと益古時計にお茶しにきてくれていました。孫娘とおじいちゃん2人で、なんだかとてもいいなと思いました。孫と言ってもスタッフの友人ですからもう成人した大人ですし、おじいちゃんと2人でカフェにて来るってなんか素敵でした。
 僕も将来、娘ではなく孫娘とパフェを一緒に食べに行く、そんなおじいちゃんになれたらなと思いました。孫と一緒にパフェを食べる、渋いけどかっこいい、そしてかわいい、そんな風に歳をとれたらなと思います。
 というわけで、僕が将来、先日書いたように用務員のおっちゃんになったとき、カフェにて孫娘と仲良くパフェを食べていると、隣には用務員をしている学校の生徒が親子でこれまたパフェを食べていた、そして翌日学校に行くと「用務員のおっちゃんが若い女とパフェ喰ってたぜ」なんて噂が学校中に広まる。そんなことがあれば楽しいな、なんて・・・。と、またしても怪しい妄想に浸っているわけでした・・・。
 というわけで、冬の間お休みしていたパフェも春の訪れとともに復活しましたので、ぜひおじいちゃんと、おばあちゃんと、もしくはお孫さんたちと手を取り合って益古時計にパフェを食べにきてください。
 

パン小屋について

2008-04-22 23:04:03 | Weblog
 先日、製作中の写真を載せましたが、それの完成形が今日の写真です。正解はパン小屋の入り口のドアノブでした。表はご覧のように、どこをどう見ても?食パンの形です。そして内側はどうなっているかと言いますと、それはご来店後のお楽しみということで・・・。
 というわけで、棚を作ったり、備品・消耗品を揃えたりと言う作業に現在は追われています。工事の方は、今日の午前中にガス屋さんがガスの配管作業を行ってくださり、午後からは土木事務所の方が検査に訪れ、これで建物自体の工事はほぼ終わりました。中の設備もオーブンをはじめ、シンクや冷蔵庫など、大きいものはすべて揃いました。あとはこれから細々したところと販売スペース、ならびに玄関周りの外の部分を少しずつ整備して行くといったところです。
 その辺を踏まえ、肝心のパンの今後の販売状況をお知らせしますと、正式にパン小屋で販売ができるのは5月20日ごろになるかなと言ったところです。ゴールデンウィークを挟んで、それから保健所の許可を得ることになると思うので、すんなり行っても5月中になんとかなればと言ったところでしょうか。ただ、ゴールデンウィーク中はプレオープンと言うわけではないですが、スコーンなどの焼き菓子とこっぺぱんを販売しようと思っています。
 てなわけで、なんだかんだとやっぱり時間がかかってしまっていますが、少しでもよい空間にするべく、あせらずに作業を進めたいと思っていますので、いましばらくお待ちください。

眼、悪し・・・そして割るし・・・。

2008-04-18 21:18:05 | Weblog
 小生は普段は基本的にはコンタクトを使用しています。免許を取った18歳の時は視力は1・5あったのですが、20歳の成人式の時はすでに0・3くらいになっていました。いまは多分0・1あるかないかだと思います。と、一気に視力が悪くなったのは角膜円錐というものによるのものらしいのですが、角膜円錐だとコンタクトをすれば問題はないのですが、メガネだとなかなか視力がでません。というわけで、メガネもしてはいますが、基本的にはコンタクトで日々の生活は送っています。
 そんでもって前置きが長くなりましたが、先日、パン小屋の作業台の製作中、ビスが折れてそれが眼に直撃してしまいました。一瞬の出来事でしたが、さほど傷みはなかったのですが、違和感があったので鏡をみたら眼の中でコンタクトが割れていました。とりあえず眼医者にすぐ行ったのですが、幸い痛みもなく、たいしたこことはなさそうでした。コンタクトが割れてしまい大変ですが、逆に考えればコンタクトが盾になってくれたおかげで眼に傷がほとんどつかなかったのかもしれません。もしかしたらコンタクトをしてなければビスが眼にまともに刺さっていたかもしれないと思うとゾッとします。
 とまあ、そんなことがあったのですが、ある人からは疲れているときにそういうことが起こるんだよと言われ、確かにそうだよなとも思いました。ここ数ヶ月は定休日と言っても、休みらしい休みはほぼないに等しいような状態なので、やっぱりこのままではいけないよなとそんなこともついつい思っています。
 スポーツをやっていた頃と違ってぎっくり腰を除けば、ケガらしいケガは何年もしていないのですが、改めて気をつけようと思っている所存でありました。 

るるぶ

2008-04-16 22:06:50 | Weblog
 本日、7月に発売になる「2008年版るるぶ栃木」の取材がありました。と言っても、写真は取材日が定休日になるので昨年の取材時のものを使うということで(こんなこと書いていいのかな?)、今回は話のみの取材でした。ちなみに昨年発売の(今、発売中のもの)には僕もちらっと写っています。
 今年も益子特集のページの1画に益古時計を載せていただけるようなのでありがたいことです。
 それにしても取材が入ると、ついつい余計な話までしすぎてしまます。やはり、取材に来る方はみなさん話し上手と言いますか、聞き上手と言いますか、自分はいつからこんなおしゃべりになったんだろうと思うくらい余計なことを喋ってしまいます。僕は無口な時はとことん無口なので、一体どれがほんとの自分なんだろうと自分でもわからなくなります。
 常にお客様と接する商売ですから、会話のセンスと言うのも大事な接客術のひとつでもあると思うですが、お喋りならそれでよいと言うわけでもないですし、時々「話すということ」について考えたりもしてしまいます。
 そんでもって、取材を受けるたびにいつものことながら思うのですが、よくまあ僕の無駄話のオンパレードをうまくまとめて記事にしてくださるよなと感心せずにはいられないのでありました。
 

またまたスタッフ募集中

2008-04-13 22:10:00 | Weblog
 またまたスタッフを募集しはじめました。最近のブログにも書いていますが、益古時計も3年目を迎え、お客様も増え、そしてスタッフも増え、いま一度いろいろなことを見直さなければならないと痛切に感じており、今回のスタッフ募集はその一貫でもあります。
 スタッフが増えれば当然人件費がかかりますし、忙しいからといっておいそれと人を増やせばよいというものではないのは重々承知なのですが、いろいろな状況を考慮しての判断です。
 益古時計はご存知の通り、カフェ&ギャラリーと宿泊施設からなるお店であり、スタッフの業務は多岐にわたりま。ただメインの仕事はどちらかといえばカフェ業務が中心となっているのですが、今回はギャラリーや宿泊の方をメインで仕事をしていただける方を募集しようと思っています。
 いままではギャラリーに関しては、売上管理からや仕入れ発注、作家さんとのやり取りもほとんど僕自身で行っていたのと、宿泊に関する予約管理もほとんど僕一人で行っていたので、正直ひとりで管理することに無理を感じてきているところがありまして、これからはその辺の業務を、任せられるところはスタッフに任せた方が、お店全体の運営も円滑に行くのではないかと判断したというわけです。
 春の陶器市も目前に迫ってきましたが、陶器市が終わったら、スタッフのことも含め、いろいろなことを改革してかなければと思っています。何かを変えること、何か新しいことを始めるということは相当エネルギーを必要とするものですが、ぬるま湯に浸かっていては発展はないので、いま一度気を引き締め直そうと思っている所存であります。
 「変わらないことの大切さ、変わることの大切さ」
 「これでいい、ではなくて、これがいい、と思うこと」
このふたつの言葉を胸に刻んで、3年目の益古時計の日々を歩んでいこうと思います。

こんな作業してます

2008-04-10 21:39:02 | Weblog
 写真は本日の午後の成果です。これは何か言いますと・・・秘密です・・・ってほどじゃないですが、完成したらまた披露しようと思います。
 てなわけで、昨日は定休日を利用して強風の中、そして今日の午前中は雨の中、パン小屋に使うべく、いろいろな棚&台をえっちらこっちらこしらえておりました(ちなみに強風だ、雨だと書いていますが、完全な外ではなく、いわゆる下屋にての作業です)。
 そして、午後は空いた時間をみて写真のものを、まずはジグソーでおおまかに切りこんで、それからサンダーにて削っておりました。さすがに強風&雨には参りますが、こういう作業は楽しいです。てなわけでやっぱり、用務員のおっちゃん目指して頑張りたいと思います。
 明日はこれらに塗装する予定です・・・って自分の本業がなんなのかだんだんわからなくなってきました・・・。

たまむし工房展

2008-04-07 17:39:07 | Weblog
 この間の土曜日より地下個展スペースにて、加藤さんご夫妻による「たまむし工房展~陶にできることイロイロ~」がはじまりました。
 イロイロのサブタイトルどおり、お皿やコーヒーカップはもとより、植木鉢から照明、オブジェなどなど、まさに色とりどりでおもしろい個展になっています。
 一昨日・昨日は大きな植木鉢やお皿から、ちょっとして小物までいろいろなものをお客様にお求めいただけました。益古時計にランチやカフェに来た人や、宿泊した人がお買い求めくださったりもしましたが、作家さんのお客さんや知り合いの人、もしくは作家仲間の方々が足を運んでくださったりと、個展を催すことによって、いつも以上にいろんな人が益古時計に足を運んでくれると言うことがうれしいです。益古時計を通してこうやってどんどん人の輪が広がっていってくれれば、それこそがお店冥利につきると言ったところでしょうか。
 というわけで、たまむし工房展は4月20日までやっていますのでよろしければご覧ください。