益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

月末なので

2006-09-30 23:32:33 | Weblog
 気がつけば9月も終わりです。朝晩はすっかり肌寒くなりました。
 社会人にとって月末はなにかと忙しいものだと思います。小生も例にもれず月末の今日はやることだらけです。とくに今日は夏から秋・冬へとカフェメニューをはじめいろいろマイナーチェンジをしなければならず、やらなければならないことがつきません。
 カフェのメニューを替えるという事は、そのものの材料の調達や仕込みの大変さももちろんありますが、あらたに写真を撮り、それを元にメニュー表の新規作成や、ホームページの更新などもしなければなりません。メニュー表ひとつとっても、ああみえて作るのは結構たいへんなのです。
 以前は、月末だからといっても、そんなに忙しさを感じなかったのですが、毎月毎月、月を追うごとに、忙しさが増してるように思います。カフェのメニューの更新もそうですが、全体の売上の計算はもちろん、いろいろな経費の計算、ギャラリーの作家さん別の売上を出したりもしなければなりませんし、今月からは地下の個展もプラスされました。ただ、大変ではありますが、1ヶ月の頑張りが数字にでるので(ため息をつくこともありますが・・・)、例え赤字だとしても、なんとなく充実感といいますか、気持ちのうえでひと段落するので、月末の作業は大変だけどそんなに苦ではありません。
 
 というわけで、なにぶんやることだらけなので今日はこの辺で・・・。
 
 写真は明日より開始の新作「かぼちゃのベイクドチーズケーキ」です。

疲れたと頑張る

2006-09-27 08:39:43 | Weblog
 先週末は隣町のツインリンク茂木(サーキット場)でMOTOGP(バイクの世界GP)が行われました。益古時計も1年で一番宿泊予約の問い合わせが多い日でもあります。ただ、お客様は、ほぼ毎年決まった顔ぶれで、ほとんどの予約・問い合わせは残念ながらお断りしています。そんなわけで、僕個人としては、レースそのものももちろん楽しみなのですが、毎年いらっしゃってくれるお客様と再会できるということがなによりもうれしく、いまや夏から秋への季節の移り変わりの頃の、大切なひとつの行事と化しています。
 というわけで先週は、週末にかけて満室状態が続き、もちろんありがたくもあり、非常に楽しい日々でもあったのですが、終わって気が抜けたのもあると思いますが、今は疲れがどっとでて、体の方が悲鳴をあげております。忙しくかつ暑い夏が終わり、9月はちょっと一息と思っていたら、益古時計1周年「感謝の日」があり、その次の週は3連休ということで忙しく、そんでもってMOTOGPと続いたので、夏からの疲れがたまりにたまったという感じです。おかげさまで体調を崩すようなことは全然ないのですが、とにかく体全体疲れがたまっている感じです。そんなわけで昨日・今日はかなりのんびりしています。昨日はもちろんカフェも営業していますし、宿泊のお客様もいらっしゃらないわけではないのですが、スタッフに任せられるところは任せ、僕自身はけっこうのんびりしています。それでも疲れが抜けきらないのが正直なところですが・・・。
 そんなわけで、今日の題名にまつわるお話ですが、小生はこのブログにていつも疲れたと書いております。人によってはお店のブログにそんなことを書くなんてプロ意識が足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういうことはお店としては表に出すべきではないという考えの人もいらっしゃるかもしれません。それはそれでもちろんただしい考え方であると思います。僕自身も純粋に利益を追い求めるのならば書かないと思います。ただ、このブログに関しては、前にもいいましたが、お店を営む中で、おこる事柄を正直にお伝えする場であると考えており、出来る限り商売上の建前ではなく、本音や裏側を正直にお伝えしたいと思っているからこそ、あえて書いています。誰だってどんなに好きな仕事であっても、当然疲れることはあると思います。逆に言えば、疲れないような仕事をしている人の方が問題なのではないでしょうか。
 といろいろえらそうなことを言っておりますが、僕という人間をご存知の方は知っていると思いますが、小生はあまりやる気を人前にだすということが好きではありません。やる気がないように思われつつも実は凄い、それこそが究極の理想です、スーパーマンだって普段は人知れずサラリーマンをやっているからこそいいのであるわけでして・・・。僕個人の考えでは、人前で常に頑張りますと言い、やる気マンマンな空気を醸し出している人の方が、実際はどうなんだろうと思うときもあります。内に秘めた想いを強くもち、それを表に出さないのが僕なりの美学なのですが・・・。本当はこういうことを書くことも嫌なのですが、誤解を招くのも嫌なので、今日はある意味疲れるということに関する言い訳?を書いてみました。人前で頑張りますとかいうのはあまり好きではないのですが、自分でいうのもなんですが、頑張っているからこそ今があると思っています。
 疲れたということは、それだけ忙しいということでもあるわけでして、その辺をご理解いただければと思います。表では頑張っている表情をできるだけださないように、でも実は頑張っている、それが理想であり美学だと思っています。
 このブログでも疲れたとばかり書いていてはなんなので、本当は不本意でもあるのですが、やる気を見せた方がよいのではと思うときもあり、最後に「頑張ります」と書いて締めることも多いです(締めの言葉がみつからないというのもありますが・・・)、本当のことを言うと、「頑張ります」という言葉はあまり書きたくないので、これからは締めに「頑張ります」を書かないで済むように頑張ります・・・アレッ!?。
 写真は益古時計の庭で取れた今年の栗です。栗も含め、今週は10月に向けて秋冬のスイーツ&ドリンクを考えたいと思います。


「風の盆」の町

2006-09-26 00:10:46 | Weblog
 昨日ちょっとテレビをつけてボッーと観ていたら、テレビ朝日とテレビ東京でともに「風の盆」の町、八尾が取り上げられていました。ゴールデンタイムだったのでご覧になられた方もいらっしゃると思います。
 簡単にご説明すると、八尾は坂の町であり、毎年9月1日~3日に「風の盆」という町流しが行われ、もともと有名ではあったのですが、それを舞台に小説やドラマができたこともあり、いまでは毎年何十万人もの人が押し寄せるお祭りになり、その「風の盆」が行われるのが八尾なのです(ちなみに柴田理恵の出身地でもあります)。
 八尾は小生の故郷、富山県にあります。といっても小生は富山でも別の場所の出身なのですが、何を隠そう益子に来る前に、お金を貯めるため富山で運送会社に勤めていたのですが、小生の配達担当地域が八尾だったのです。
 八尾は井田川という川が流れ、情緒あふれる坂の町であり、その町を抜けるとそこはもう里山の風景が広がり、本当に素敵なところなのです。小生も富山に住むのなら八尾がいいなーと思ったこともあります。・・・が、運送会社の人間としてはなんとも過酷な町でした。情緒あふれる坂の町は4トントラックで配達するにはしんどいの一言なのです。たたでさえ、坂なのに曲がり角も多い狭い町並みです。大きいトラックを運転するのも一苦労ですトラックを停める場所も一苦労です。さらに「風の盆」の行われる旧町内の町並みよりも、ちょっと離れたところに山を削って作られた企業団地があり、そこの配達も大変でしたし、街を離れより山間部への配達は緑の中を車で走り回るので気持ちがよいのですが、とにかく時間がかかり、常に時間との闘いでした。それでもって極め付けが冬です。山間部の坂の町ですから、雪も深くまさに生きた心地がせず、冬は毎日が生きるか死ぬかといった感じでした。さらに裏話というほどではないですが、「風の盆」の行われる当日は、当然街中は交通規制が敷かれるので、通行止めが解除されている午前中に配達等を済まさなければならず、これまた時間との闘いでした。
 そんなこんなを昨日のTVをみながら思い出していました。いまとなってはどれもいい思い出ですが、当時は大変でした。冬は車(トラック)が横を向いているのに何故か真っ直ぐ進むという経験もしょっちゅうでした。よく事故らなかったと我ながら関心しています。
 八尾の運送会社時代は極端な例ですが、自然が色濃いところに住みたいと思えば、素敵なこともいっぱいあるけれど厳しいこともいっぱいあるわけですし、町並みの美しい旧家が並ぶようなところに住みたいと思えば、それはそれでいろいろ大変なこともあるということです。
 なんだかんだといっておりますが、(運送会社泣かせですが)八尾は本当によいところです。「風の盆」の行われる街の中心地も、坂の町として情緒あふれる素敵なところなのですが、そこからさらに山間に入ったところは、岩魚が住む清流がいくつもありますし、さらにはいまでもこんなところがあるのかと思うくらいの木造の小さな小学校がいまだにいくつもあります。田舎モノの小生でもその光景はすごく衝撃を受けました。昭和のはじめにタイムスリップしたような風景が広がっています。というわけで、皆様もぜひ機会がございましたら越中おわら「風の盆」の町、八尾へいってみてください。
(何故か今日は八尾の宣伝でした)

地下でやってるよ

2006-09-22 22:14:23 | Weblog
 個展は地下でやってます。・・・というのをなかなか気づいてもらえないケースも多いです。地下は玄関脇にあり、あまりにも入り口に近すぎてかえって気づかれないようです。今までは開かずの扉だったので、常連さんの方が逆に、いつも来ているのに気づいてもらえなかったりもします。なんだかんだといってもお帰りになるまで、最終的には気づいてもらえるのですが、もう少しわかりやすくということでいろいろ策を練っています。
 写真もそのひとつで、昨日夜な夜な電熱ペンで仕上げました。別に難しいことはないのですが、文字を焼くには、ちょっとずつ進めなければならないので、短気の僕には結構しんどい作業です・・・。
 いざ個展をはじめてみて、僕自身も一番感じつつ、周りにも指摘されたのが、下(地下)で何をやっているか上(1階)からだとわからないということでした。確かに階段以外は完全に囲まれているので、地下の様子はわかりづらいのですが、階段上から下を覗いたときに、少しですが展示棚がみえるように棚の場所を移動したり、、階段脇の壁に写真やDMを貼ったり、壁に掛けれる作品は階段付近にも掛けてみたりと個展当初から少しですがマイナーチェンジをしました。
 今回の個展についての総括は、個展期間が終わってからあらためてと思いますが、そんな感じでやっぱりやってみなければわからないもんだなぁと実感しています。
 少しずつ理想の形へ・・・、とりあえず個展は「地下でやってるよ!!」

コードネーム 麻宮サキ

2006-09-20 21:25:08 | Weblog
 本日のタイトルは・・・スミマセン、なんの意味もありません。ただ、名前についてちょっと書こうかと思ったわけでして・・・。
 このブログを読んでくださっている方の中にはご自身のブログをお持ちの方もけっこういらっしゃると思います。たぶん、その皆さんもご経験があると思うのが、どの程度まで名前、すなわち個人名はもとより店名・会社名を実名で載せてよいものか、多分ほとんどの方が悩んだことがあると思います。
 僕自身、毎日大勢の人と接しています。やっぱり人々と接して感じたことや思ったことを書くことも多いです。前にも書きましたが、お客さんのことに関して、素敵な出会いも多く、書きたいと思うことも山ほどあるのですが、お客さんについては個人情報の問題も生じることがあるのであまり書かないといいますか、書けないことが多いです。益古時計に関わってくださっている作家さんや業者さんに関しては話題によっては実名で書かさせていただいております。お客様に関してはお名前をだすわけにはなかなかいかないのですが、作家さんや業者さんに関しては、こういってはなんですが、名前が知れてこその商売ですし、もちろん活動されている以上は名前は当然世間に公表されているので、中傷的なことでもない限り、名前は書かせてもらうことが多いです。
 そのへんで時に思うのが、現代は悲しいですが、個人情報に気をつかわなければならない世の中となってしまいましたが、逆に気を使いすぎているのではないかと感じることもしばしばです。名指しで中傷的なことを書くのはもちろんいけないことですが、どんなによいことでも、イニシャルだったり、写真も顔を載せないようにしたり・・・、確かにブログをはじめインターネットは誰が見ているかわからないし、顔や名前を出すのは避けたいところです。でもどんなによいことをしてもイニシャルだったり写真の顔に線が入っていたり、一昔前だったら犯罪者としか思えないような状況になっていたり・・・、いまはそれが当たり前になっていますが、ふとこうして考えると、なんとも悲しい世の中になったもんだと思います。
 中にはどんなによいことでも、(特に名前をだして)書かれることを忌み嫌う人もいらっしゃると思いますが、僕個人の考えから言わせていただくと、ひとに自分のことを書かれることはうれしいものです。おかげさまでといいますか、益古時計のことをブログに書いてくださっているお客様も大勢いらっしゃいます。これに関してはお店のことであり、個人のことではないのですが、書かれているのを拝見すると僕はすごくうれしいです。中傷はそりゃ嫌ですが、個人のことでも書いていただいてぜんぜんかまわないと思っています。
 とある人に聞いたのですが、ギャラリーの個展会場にだいたいある芳名帳も最近都会の方のお店では、個人情報という観点から置かなくなったお店が多いと聞きました。その気持ちといいますか、理由もわからなくはないですが、それもなんだか悲しい世の中になったもんだと思います。個人情報の保護は大切ですし、今の世の中のシステムではしょうがないと思いますが、個人情報の保護が叫ばれれば叫ばれるほど、まずは疑いの目で人を見なければならなくなりますし、何に対しても警戒しなければならないということになってしまい、まさに世知辛い世の中です。益子に関しては今のところは、だいたいどこの個展会場にも芳名帳は置いてありますし、そこまで警戒しなければならないような空気はありません、芳名帳の是非をどうこう議論するつもりはないのですが、益子はまだそこまでの考えには至ってないようで僕はいいことだと思っています。
 これはまこと勝手な僕の意見ですが、世の中というのは、警戒すればするほど犯罪は増えるもので、極端に言えばですが、セキュリティー対策が万全な家ほどかえって狙われるような気がするのですが・・・(スミマセンこれは田舎人の考えです)。
 益古時計には、いろいろな方が関わってくださっているので、その辺の個人情報には気をつかい、ご迷惑をかけるようなことがあってはならないと思っていますが、個人的には個人情報に神経質になりすぎる世の中になったということがなんとも悲しいと思った次第です。
 個人情報の保護などは、なんとも微妙で難しい問題ではあると思いますが、だったらいっそのこと、パソコンとかケイタイとかない時代に戻りたいと思うときも正直あります。インターネットの恩恵を受けつつも、そんなこともときに思うのでありました。
 こんなややこしいことを思うのならば、スケバン刑事が全盛だった、無駄に大げさだった大映テレビのあの時代に戻りたいとも思ってみたりもするのでありました。


いちおう1年を振り返って。

2006-09-18 22:43:11 | Weblog
 いちおう?益古時計はおかげさまで1周年を無事迎えることができました。去年は9月にオープンしたといっても、まさに知る人ぞ知るという状態でしたし、ランチもはじめていなかったので、個人的には今年の12月が終わった時点でようやく1年かなという気持ちもあるのですが、とにもかくにも1周年になったのですから、(という意味で)いちおう振り返ってみようかと思います。
 とにかく1年たってまず思うのが、「もう1年もたったのかよ!!」という思い。早すぎるというのが正直なところ・・・。自分のなかではまだまだ整備しきれてないと思う箇所がいろいろあり、1年でこんな調子じゃ、それなりに満足がいくには5年はかかるな・・・とちょっとあせっています。ただ、この間珈琲舎雅さんとちょっとお話してたときおっしゃっていたのが「3年目くらいからようやくパターンがつかめてくるかな」というようなことを言われていましたし、前にとあるペンションオーナーさんがおっしゃっていたのが「うちは夫婦喧嘩をしなくなるまで5年かかった」と・・・、つまりは経済的にも精神的にもゆとりができるまで開業してから5年かかったというようなことだと思うのですが。とまあ、そんなわけで1年なんてまだまだこれからといって感じです。
 それでもオープンしてまだ1年の、しかも裏通りのお店としては、おかげさまで想像以上にお客様がいらっしゃってくださっています。どこで益古時計のことを聞いてくるんだろうと、正直こっちが不思議に思うくらい、地元はもちろん、いろいろなところからいらっしゃってくださいます、本当にありがたいことなのですが・・・。
 3連休のこの3日間もおかげさまで宿泊もカフェもかなり忙しかったです。ただ、毎日毎日ランチが売り切れたり、宿泊の客室が満室になるわけではありませんし、平日などはランチタイムが終われば暇な時間帯も多いです。益子の場合はいちおう観光地ですし、季節によってのオンとオフの差があるので一概には言えませんが、それでも平均的には、おかげさまでいまのところはお客様の数も増え続けているように思います。金銭的な面から見ても1年経って、これくらい1ヶ月に売上があればとか、これくらい経費をおさえられればやってけるとかが、ようやくつかめるようになってきました。
 おかげさまで忙しい日々を過ごしておりますが、それでもまだまだです。このブログをご覧の方には、いつまでも整備が終わらないお店と写ってしまうかもしれませんが、お店というのは絶えず変化(進化)し続けるものであるべきでもあると思うので、あせらずのんびりやっていきたいと思います。それでも自分の中には、今年中に整備したいこと、できれば来年整備したいこと、または3年後・5年後・10年後とそれぞれやりたいことといいますか、やれればいいなーと思っていることもあります。予定は未定ですが、時間はより長くかかってしまうかもしれませんが、自分があきらめない限りいつか実現するものだと思うので、そのためにまずは2年目の益古時計の日々を充実したものにしていければと思います。
 ここ数日の写真を見ていただければお分かりだと思いますが、来月の個展は「ドウブツ」がテーマの個展です。

損して・・・。

2006-09-16 21:08:08 | Weblog
 今日は損をするということについて・・・。
 小生はいままでいっぱい損をしてきたと、改めて振り返ると思います。でも別に後悔していません。「もっとうまいやり方があるんじゃないか」とか「もっとこっちに有利な契約ができなかったのか」とか、あるいは「もっと安く手に入るのに・・・」等々、誰でもそうだと思うのですが、そういったことを言われたことはあると思います。僕自身、しょっちゅうそういった助言?をいただきます。たしかにもっともなのですが、でもいつもそういったことを言われて思うのは、目先の利益にばかり気をとられてもしょうがないんじゃないかと助言をうけて思うときもあります。不利な契約だからといって躊躇していては、いつまでたっても先に進めないですし、身近なところでは、より安く手に入れるにはどうすればよいかと必死になって探す方がかえって時間の無駄だったり・・・。
 買い物に例えると、物にも値段にもよりますが、それこそ今はネットショッピングがあり、通販があり、ディスカウントショップがあり、大型店があり、とにかくモノを買おうとすると、いろいろな選択肢があるのが今の世の中です。それこそ価格.comなんてサイトが流行ったりもしましたが、それらを調べることなどに使う労力の方がよっぽど無駄に思えるときもあります。
 最近は曲りなりにもお店を運営するものとして、損も財産のひとつなのだと感じることが多々あります。「損して得とれ」・「借金も財産のうち」・「失敗は成功のもと」・・・。損するということは、おおいなる経験であり、人生はある意味損をするところからすべてがはじまるのではないかとか、損したもの勝ち、なんてちょっと哲学めいたことも考えたり・・・。損という言い方があれならば、投資といういいかたをしてもよいのではないかとも思います。損=投資というわけではないのですが、多少は類似している意味合いでもあるのではないかと思ったり・・・。
 というわけで、これからもどんどん損をして!?なんてことは言いませんが、損をしたととしても、それを経験とし、いずれ財産と呼べるように日々すごして生きたいと思います。
 ・・・といっても誰だって損はしたくないんですけど・・・、まあつまりは失敗を恐れずに、たとえ失敗したとしても、何事もやらなければはじまらないということを言いたかった次第でございまして・・・。
 スミマセン、写真はまたしても本文とは関係ございませんので。

BBQ

2006-09-13 22:41:07 | Weblog
 昨日は益古時計のスタッフ一同でバーベキューをしました。あいにくの雨だったので、中でということになったのですが、その昔キャンプのときに使っていたコールマンのツーバーナーとランタンを使って、一応それっぽくなりました。
 スタッフでこのような(飲み会的な)ことをするのは実ははじめてでした。去年の暮れはまだオープンして数ヶ月ですし、スタッフといっても1~2人だったのでわざわざ忘年会というような人数でもなかったですし・・・、もともとスタッフは女性が多いですし、僕も含め酒好きな人間がスタッフにほとんどいなかったというのもあると思います。
 個人的な話をすると、僕自身ももともとアルコールは特別好きではなかったのですが、宿泊業を営んでからは特にほとんど飲まなくなってしまいました。
 そんなこんなで、今回がはじめてのスタッフでのバーベキューだったのですが、スタッフ+ちょうどいらした来月個展予定の作家さん家族と10名ほどでのバーベキューとなりました。バーベキューの内容をお伝えするのは難しいものがありますが、たまにはこういうこともいいもんんだなと思いました。「感謝の日」もそうですが、やっぱり時としてこういうイベント(祭り)は必要だと思います。
 とにかく、バーベキューはあれですが、ようやく夏の忙しい時期が終わり、そして地下の個展が始まり、そして1周年を迎え、「感謝の日」が終わり、とりあえずひと段落した感じです。いままではそういったことで頭がいっぱいだったのでようやくちょっと頭の中が切り替えられそうです。これからは、とりあえず今年中には手を付けたいことと、冬のオフシーズンの間に整備したいことを具体的に考えていきたいと思います。
 といいながらほっとしたのもつかの間、もうすでに来月の個展がすぐそこです。とりあえずはDMを早急につくらねばなりません。というわけで今日はそのDM用の写真を夕方撮りました。今日の写真はその1部です(個展の詳細はまた近いうちに)。

「感謝の日」リポート

2006-09-11 21:46:17 | Weblog
 本日は、昨日の「感謝の日」の詳しい感想を。おかげさまで大盛況で、昨日はお客様とギャラリーの作家さんたち、並びにその他関係者の方々を含めると、正確に数えたわけではありませんが、1日で150人くらいの人が益古時計にいらしてくださったようです。その人数が多いか少ないかはなんともいえないのですが、カフェは昼以降夕方までほぼずっと満席状態で、空席待ちのお客様も多くいらっしゃいましたし、駐車場もあふれ路肩に止める車もでてきてしまいました。作家さん・関係者の方にはあらかじめ別に止めるスペースを用意していたのですが、それでも対応しきれなかったのと、さらに別に車を止めるスペースもあるにはあったのですが、うまく誘導できませんでした、その辺は反省材料として残りました。また大勢のお客様が来てくださりもちろんありがたいことなのですが、いらっしゃればいらっしゃるほど、スタッフ側はてんてこまいになり、お客様に充分な対応ができたかどうかという不安も残っています。
 またひとつの企画として、ギャラリーに常設している作家さんたちにお集まりいただき、展示替え(模様替え)を作家さん自らが行い、その模様をお客様にもあえてみていただき、普段なかなか直接交流する機会の少ない作家さんたちと、直にふれあう場をと思って考えた企画なのですが、やはり展示替えは展示替えであり、ばたばたしてしまい、ただでさえ混み合う店内で、余計にぐちゃぐちゃしてしまいました。おもしろい企画ではあると思うのですが、お客様が大勢いる中の展示替えはかえって失礼になるかもしれなしという部分もあり、これはこれで別の日に行った方がよかったかなという気がしています。ただ、作家さんたちやそのご家族が大勢集まり、よりイベントらしくなったのも事実で、今後はもう少し別の形でお客様と作家さんたちが交流できる企画ができればとも思います。
 あとはコーヒー豆の出張販売をしてくださった珈琲舎雅さんと、有機野菜の直接販売をしてくれた爽菜農園さんには、昨日も書きましたが、本当に何よりも感謝していますが、いろいろとご迷惑もかけ、もっともっといいやり方はなかったものかと反省しています。
 なんだか反省すべき点ばかり並べ、「感謝の日」は失敗だったかのように見えるかもしれませんが、とにかく大勢の人にきていただき、全体的には大成功だったと思います。お客様にも喜んでいただけたとも思いますし、作家さんたちも、こうやって一同に集まる機会というのはなかなかないので楽しんでいただけたとも思います。正直かなり疲れたし、今後に向けての反省点・課題もありましたが、でも本当にやってよかったと思いますし、本当に楽しかったです、本当にありがとうございました。
 ここからは手前味噌の話ですが、実はシークレットに、この日は、とある計画を進行しておりました。実をいいますと「感謝の日」の昨日はうちのカミさんの誕生日でもありました。てなわけで密かに、スタッフの子にケーキを作ってもらい、さらには作家さんをはじめ、お知り合いの方々に閉店まで残ってもらい最後にみんなでハッピーバースデーをやりました。用事があったりで全員というわけにはいきませんでしたが、それでも30~40人くらいの人たちがお祝いしてくれました。まったくシークレットに計画を進行していたので協力してくれたみなさん、とくに密かに準備をすすめてくれたスタッフには感謝です。「感謝の日」はもちろん1周年を迎えることができ、お客様に対しての感謝の気持ちを込めて行ったのですが、個人的にはいつも苦労をかけているカミさんへの「感謝の日」でもあったということでも密かにあったのでありました。
 とにもかくにも皆様のおかげで1周年を迎えることができました。といっても、もちろんひとつの通過点に過ぎないのでこれからもよろしくお願いいたします。
 本当は「感謝の日」の写真を撮ろうと思っていたのですが、スミマセンそんな余裕もありませんでした・・・。最後にケーキを囲んでみんなで記念撮影をしようとも思っていたのですが、これまたそんな余裕もなくすっかり忘れておりました。誰か写真撮った方、ください・・・。

 そんなこんなの「感謝の日」でしたが、はっきりいってかなり疲れました。昨日は、疲れているのに体のあちこちが痛くてなかなか寝付けませんでした。てなわけで今日はちょっとボッーとしてしまいそうだったのですが、こういう日の次の日こそ大事と思い、気持ちを切り替え、通常どおり営業したのですが、何故か?今日もランチは盛況であっという間に売り切れてしまいました。ただ、昨日より3日間宿泊の方はお休みとさせていただいていますので、多少はのんびりできるので、また体調を整えて今後も励んでいきたいと思います。
 てなわけで、やっぱりイベントはいいものです。今後も、形は変わるかもしれませんが、また何か楽しいことができればとも思っています。そのためには、まずはカミさんのご機嫌を伺うことが何よりも先決なのですが・・・。



「感謝の日」おわりました。

2006-09-10 21:35:08 | Weblog
 おかげさまで大盛況といってもいい「感謝の日」でした。いらしてくださったお客様、作家さんにも当然、感謝の気持ちでいっぱいですが、今日は何より頑張ってくれたスタッフのみんなと、はるばる福島から来てくれた珈琲舎雅さん、そして炎天下の中、1日外で野菜を売ってくれていた爽菜農園さんにお礼をいわせてください。僕の勝手な思いつきの企画に付き合ってくれて本当にありがとうございました。
 大盛況のなかにも、やっぱりなにぶんはじめてなもので、問題点・反省点も多々あったのも事実です。その辺の反省も踏まえて次回は9年後!?益古時計10周年記念「感謝の日」でお逢いしましょう。
 詳しい感想はまた明日にでもということで、今日はこの辺で・・・。
 現在の正直な心境は、スミマセンが、とにかく疲れた・・・。