益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

空を自由に。

2006-11-27 21:44:08 | Weblog
空を自由に飛びたいな♪

ハイ、タケコプター♪

・・・をつけたけど、我が愛犬は
太りすぎのせいか飛べませんでした・・・。
いくらなんでもドラえもんよりは
軽いはずなんですが・・・。






スミマセン、ただの親バカです・・・。

本日は雨のため、散歩に行けず
こんなことをして遊んでいました・・・。

カタカナ・・・。

2006-11-25 22:07:19 | Weblog
 最近といいますかここ1~2年、益子界隈で、若い人がはじめる新しいお店というのがとても増えているように思います(益古時計も含め)。作家さんがお店をはじめたり、カフェなどで働いていた人が独立して自分のお店をもったり・・・。どこのお店もとても素敵で、お店を営むものとしてはとてもいい刺激になります。互いが切磋琢磨して新しい益子の形ができてくればうれしいなとも影ながら思ったりもしています。
 そんなことを思ったりしていて、ふと思ったのが、新しいお店の十中八九がカタカナ(ローマ字・英語)のお店なのです。どのお店の名前もすごく素敵で、「益古時計」という名前が非常にかすんで見えます。・・・が、これはお店の問題ではなく、あくまで僕個人の問題なのですが、どうにも最近、横文字のお店の名前が覚えられなくなってきました。最近しょっちゅう書いている例の鎌倉のカフェもカタカナ(もとはフランス語)でいまだに覚えられまず、僕の中では「鎌倉のあそこのカフェ」・・・という風になっています・・・。益子界隈の新しいお店も、そのほとんどが知り合いか、もしくは知り合いの知り合いなので、話題になることも多いのですが、どうにもお店の名前がでてこないときがあります。
 益子に限らず、最近のお店はフランス語で○○という意味とか、スペイン語で○○という意味、ポルトガル語で・・・、というように外国語のしかも英語以外の文字からとっているお店が傾向としてとても多いように思います。そういうのは素敵だし、とてもいいことだと思うし、僕には絶対考え付かないと思うのですが、どうも、脳が退化してきた最近の僕には、なかなか1回聞いただけでは覚えられません・・・。
 なんて、お店の名前もそうですが、最近の世の中の新語というのはほとんどがカタカナになってきていると思います。ロハスだったりエコだったりオーガニックだったり・・・、いつも言っていますが、そのものの本質自体はすばらしいとおもっていますが、このカタカナ言葉の普及はどうにかならんもんかと常々思います。数年前までは「農業体験」やら「自然学校」なんて言ってたのも、いつの間にか「グリーンツーリズム」やら「エコツーリズム」なんて言うのが当たり前になってきましたし・・・。
 国際化が進む世の中、共通言語を広げることは大切だし、とてもいいことだとも思うのですが、やっぱりここは日本だし、すばらしい日本語があるのに・・・、なんてことも思ったりもします。
 ・・・といかにも、もっともらしく、えらそうなことを言っておりますが、つまりは、僕が歳をとって物覚えが悪くなった・・・ということなので・・・もうちょっと簡単な名前(単語)がいいなと思ったもので・・・。
 以前、正月の恒例番組だった、「タモリ・さんま・たけしのBIG3ゴルフ」の中で、英語禁止ラウンドなるものがありましたが、僕も個人的に、英語(横文字)禁止の日というのをやってみたいなとも思ったりもしています。また、益古時計のお店全体でやるのもおもしろいかも・・・、その時はもちろん「ミルクティー」は「牛乳茶」と注文してください・・・。

 写真は「ミルクティー」・・・ではなく「牛乳茶」です。もし、このブログをご覧になり、勇気のある方はご来店の際にぜひ「牛乳茶、ひとつお願いします」と言って下さい、その方には何かサービスします。でもこのことはスタッフは知らないと思うので「なにを言ってるんだ、このお客さんは??」とスタッフは思うことでしょう・・・。

ツリーの木

2006-11-23 21:38:58 | Weblog
 今日は祭日ということもあり、益子もけっこう観光客が多かったようです。でもだいたいこの勤労感謝の日あたりを境に、例年オフシーズンモード、まさに冬の時代に入っていきます。観光地はどこもそうですが、これから春までは辛い時期です。でもいつも言っていますが、通常業務以外にやることがいくらでもあるので、ある意味この冬の頑張りが、益古時計の今後を左右するくらいに思い、精進していきたいと思います。
 さて、先日カフェスペースにクリスマス用のツリーを設置しました。といってもまだ木だけで飾りはこれからです。植物作家の蓮沼さんの提案により、いろいろな作家さんたちにツリー型のオーナメントを作ってもらうことになりました。その辺の飾りは12月に入ってからになりますが、果たしてどのようなツリーができるのやら大きな期待と若干の不安が入り混じっています。
 もちろん飾りつけは楽しみですが、僕自身はもともと派手好きではないし、お店を営むものとしては失格なのかもしれませんが、こういうイベントごとはどちらかというとあまり得意な方ではないので、ツリーも地味に・・・とは言いませんが、派手すぎず、シックに自然な感じのツリーになればと思っています。
 ちなみに下の木箱は自作しました。つい先日までは露天風呂の浴槽のフタとして活用していたものです。露天のフタは雨ざらしだったので、痛みもひどく取り替えたのですが、うまく再利用できました。てなわけで製作費はもちろんタダです。
 ツリーの木も設置したし、今日から薪&ペレットストーブも点火しはじめました。冬は辛い時期でもありますが、そんなこんなでいろいろ楽しんで冬をすごせればと思います。ぜひツリーを見に、薪ストーブを見に益古時計へお越し下さい・・・なんて、いまさらながらの宣伝でした。


長く続けるということ・・・VOL2

2006-11-22 22:30:37 | Weblog
 ちょっと前にお店を長く続けることについて書いた事がありました。それ以来長く続けるには、どうしたらよいかということをときどき書いています。先日ある雑誌を見ていたら僕も2~3年ほど前に行ったことのある東京のカフェが紹介されていました。その記事の冒頭には「丸5年をすぎた息の長いカフェ」とこのように書かれていました。5年で息の長いカフェと紹介してしまう記事を書く人ってどうなんでしょう・・・。
 まあ、そんなことを思ったりもしているのですが、最近は益古時計を長く続けるためにはどうすればよいのだろうと何かあると考えることが多くなったように思います。
 先日、鎌倉のカフェの話をしました。そこは今年で開業13年目を迎えるそうです。先日の記事にも書きましたが、こういってはなんですが、いたって普通のカフェでした、でもよかったです。オーナーさんはいまでは雑誌に連載を持っていたり、ラジオのDJをやっていたりと、その世界ではかなり有名になり、それこそ本業以外にもかなり忙しく、お店をスタッフに任せることも多いのではと思います。でも僕が行ったときはオーナーさんがいらっしゃり、自らお店に立ち、コーヒーを淹れ、それを各テーブルまで運ぶし、オーダーも自らとりにいらしてました。普通だったら、それだけいろいろやっている人ならば、カフェはスタッフに任せオーナー業に専念してもよさそうなものですが、時間のある時はきちっとお店に立ちスタッフといっしょに動いている姿にとても好感をもちました。その時、お店を長く続けるというのはこういうことなのかなとなんとなく思いました。
 いままで行ったことのある、僕がいいなと思ったカフェ・喫茶店で長く続いているお店を、あらためて振り返ってみると、正直初めて行った時は、どうしてそんなにすごいんだろうと思うのですが、でもなんとなくいいなと思い、なんとなくまた来たいなと思わせてくれるお店が多いように思います。つまりは特別な何かがあるのではなく、料理にしろ接客にしろサービスにしろ、当たり前のことを当たり前に手を抜かないできちんとやっているお店こそが長く続いているのではと感じました。それは料理の盛り付けとか、内装のインテリアがおしゃれかどうかとかいうよりも、挨拶だったり掃除だったり・・・そういうことがきちんと行き届いているお店こそが長く続いているのだと思います。お店を長く続けるには、何も他所にないメニューとか、目玉商品とか、特別な何かが必要なのではなく、お店を営んでいくうえでのごくごく些細なことにきちんと気配りが出来ているかどうかなのだと思います。悲しいかなそういうことがきちんとできているお店って案外多くないようにも思います。
  この鎌倉のカフェのオーナーさんがだされたエッセイの中にも「長く続けるということ」というタイトルのページがありました。その中に「お店というのはいつも何かしら抱えていたり、突発的に起こる問題がある。めんどくさくて放り出したいと思ったこともあるし、辞めたいと思ったことも1度や2度ではない・・・。」というようなことが書かれていました。でもそれでも13年目を迎えているのは、そういった問題に逃げ出さず、ひとつひとつ真摯に取り組んでいらしたからだと思います。
 前述の通り、都会を中心にお店のサイクルというのはだんだん早くなっているように思います。長く続くことの方が奇跡のように取り扱われていたりもします。でも何も長く続けるということは特別なことではありません。ましてや特別なことをする必要もないと思います。1日1日、起こりうる問題も含め、目の前のことに真面目に向き合うこと、そして来てくれたお客さんに対しても真面目に向き合うこと、そういった小さなことの積み重ねがすべてではないかと思います。
 
 ここからは余談ですが、そんなこんなで都会のサイクルというのは年々本当に早くなっていると思います。僕が東京にいた10年前くらいの、一番のトレンドスポットといえば「恵比寿ガーデンプレイス」でした。・・・が今、恵比寿ガーデンプレイスに足を運ぶ人っているのでしょうか・・・、ついでに僕が高校3年生のときに田舎で買った「るるぶ東京版」の表紙は「東京都庁!!」でした・・・。今思えば「るるぶ」の表紙が都庁というのもすごい話でかなりウケますが・・・。ところで僕は「六本木ヒルズ」も「丸ビル」も「表参道ヒルズ」も行ったことがありません、わざわざ行きたいとも思いませんが・・・。今の東京はどこがトレンドスポットなのでしょうか?(トレンドスポットという言葉自体がすでに死語のような気もしますが・・・)
 
 なんて、いろいろえらそうなことを述べていますが、益古時計があっけなく潰れたらどうしようと、いつもそんなプレッシャーとの闘いの日々でもあり、ブログにこのようなことを書くのは自分自身への戒めでもありますので何卒ご勘弁を・・・。  

捨て○○。

2006-11-20 20:51:23 | Weblog
 なんだかんだと1週間ほど前の話になりますが、子猫を拾いました(拾ったという表現が正しいかはよくわかりませんが)。夕方(といってもこの時期はすでに真っ暗)犬の散歩をしていたら犬が何かとにらみ合っており、よくみるとちっこい猫が2匹いました。とりあえず散歩中だったので家に帰ったのですが、その話をカミさんにしたら、かわいそうということになり、とりあえず再度猫のいたところに行ってみる事にしました。行くとまだいました、小さい猫が2匹寄り添って・・・。首輪もしてないし、その場所から言ってもどう考えても捨てられた感じでした。てなわけでもう冬といってもいい時期になってきたし、まだ生後1ヶ月ほどしかたってないんじゃないかという子猫をほうって置くわけにもいかず、とりあえずつれて帰ることにしました。
 そんなわけで子猫を2匹拾ってきたのですが、我が家には犬もいるし、お店でもあるのでこれ以上動物の面倒は見れないしで、誰か里親を探さねばということになりました。まずは知り合いに片っ端からTELして、さらにはお店に飼い主募集の掲示をして、そんでもってこのブログにも載せて・・・、それでも里親が見つからなかったらそのときはうちで・・・、なんていろんなことが脳裏をよぎりました。そんなこんなで、まずはいつかは猫か犬を飼いたいとそんなことをなんとなく言っていたうちのスタッフ君にとりあえずTELをしてみました。そしたら・・・、けっこう以外と飼う気マンマンのようで・・・、そんでもって今からみにいってもいいですかとのこと。てなわけでみにきたら・・・即決定・・・、しかも2匹いたのですが、どちらか選びきれず、結局2匹とも飼うということに・・・、まあうちも1匹飼うのも2匹飼うのも一緒だよなんて言っちゃったし、できれば2匹を離すのはかわいそうだとおもっていたし・・・、そんなわけでしてあまりにもあっけなく飼い主が決まりました。里親を探すためにはどうしたらいいのかとか、見つからなかったら最終的にはうちで飼うのかなとか(それも密かにいいかもとも思いつつ)、あまりにあっけなく飼い主がみつかったので、もちろんほっとはしましたが、ちょっとがっかりした部分も・・・。実際、僕自身は猫と対面していたのは30分もなかったわけで・・・、そんなわけでブログに載せようと思っていた写真すら撮る間もなく・・・。
 とにかく、そんなこんなで(少し寂しい気持ちもありますが)スタッフ君が飼ってくれることになりとりあえずはよかったです。そしてその子猫は早速、ミルクとココアと名付けられたそうです。・・・僕は純と蛍がよかったんですけど・・・なんて・・・。
 そんなことが先週あったのですが、益子はなぜか捨て犬・捨て猫が多いように思います。陶芸家さんが飼っている犬や猫も捨てられていた・・・なんてのが話を聞いていると圧倒的に多いように思います。自然があるけど、人もいるし、変な話ですが、捨てるときは人目にあまり触れなくて済むけど、でも誰か拾ってくれそう、益子はそんなところなのかもしれません。こういうのは当然許されることではないとは思いますが、変な話、益子は捨てやすい場所なのかもしれないなと感じるときがあります。さらにすごいのは犬や猫にとどまらず、捨てヤギがいるのです。ヤギは家畜として重宝されるのはミルクのでるメスであり、オスはあまり望まれるべきものではないらしいのです。そんなわけでオスヤギはけっこう捨てられるという話を以前聞いたことがあります。実際、山のなかに捨てられていたオスヤギを飼っているお宅を知っています。そんなわけでヤギを飼いたいとお考えの方はぜひ益子の山の中を散策してください。・・・なんて冗談ですが、(ヤギも含め)犬も猫も捨てられていると拾って育ててくれる人が多い益子の人たちは本当にいい人ばかりだなとしみじみ思います。だからと言ってもちろん捨てることは絶対許されることではないと思いますのであしからず。
 まあとにかくミルクとココアには元気に大きく育ってくれればと影ながら思っています。


 写真の方は、今日より再開したカントリーチーズケーキです。いままでの益古時計の期間限定スイーツの中でも特に人気の高いものです。冬いっぱいくらいは続けると思いますので、ご来店の際はぜひお召し上がり下さい。

旧友

2006-11-18 21:55:40 | Weblog
 昨日・今日と学生時代の友人が2人遊びにきてくれました。実際会うのはほぼ5年ぶりという状態なのに普通に昨日まで会ってたかのうように何の違和感もない再会でした。小生が東京に住んでいた頃の友人なのですが、2人とも今は故郷に戻りテレビ関係の仕事をしています。その1人は島根から来ていたのですが、出張で東京にでてきたついでに足をのばして益子まで来てくれました。そんなこんなで、じゃぁということで群馬からもう1人の友人がやってきました。
 小生が益子に居を構えてから、距離的な問題もありますが、それ以上にお店を営んでいると会社員として働いている人たちとはまったくもって時間があわず、ましてや小生はTELとか苦手なので、益子に来てからはなかなか旧友に会う機会がもてないでいます。前にも書きましたが、お店をやるとどうしても人の休みのときは働き、働いている時が休みになるので、イベントごとなどにはいくことがなかなかできません。これはしょうがないことなのですが、ときどき日曜が休みだったら・・・と思うときがあるのも正直なところです。
 このブログを書き始めた初期の頃、友人の結婚パーティーに出席したときのことを書いた時にもちらっと書いたのですが、学生時代の友人はある意味同じ土俵にいたわけですし、同じところがスタートラインだったともいえると思うので、いい意味でライバルでもあり、やっぱり同級生だけには負けたくないという思いもあります。その反面、だからこそ旧友が仕事を頑張っているという話を聞くと、本当にうれしいく思うし、とっても刺激にもなります。そしてまたまた逆のことをいいますが、仕事と関係のないところで話ができるのも学生時代の友人ならではとも言えます。
 今思えばあの頃が小生にとって「青春」と呼べる頃だったのかもしれません。あの頃はあの頃で、大人とも子供ともつかない頃でもあり、あの頃なりの悩みもいっぱいあったし、ある意味なんとも言えないもんもんとした日々を過ごしていたのかもしれません。でももし戻れるとしたら、あの頃に戻りたいと思える頃でもあります。そんな頃に出会った友人はやっぱりありがたいものです。もちろん益古時計を営んでいる今、益子の人たちや益古時計にきてくれるお客さんとの出会いはかけがえのない財産ですが、あの頃の友人というのはまた違ったかけがえのないものです。
 またなんだかまとまらなくなりそうですが、とにかく久しぶりに友人にあえていい時間をすごすことができました・・・とさ。今度はその友人の○○式で?島根に行くことが出来ればと思います・・・もちろん群馬にも!!。

追伸 写真撮るの忘れた・・・。

 


増築について

2006-11-15 22:02:00 | Weblog
 前回の記事でお店を大きくするようなやり方はしたくないと書いておきながら、密かに増築計画を考えています。というのはカフェの席数を増やすとかではなく、現行のデッキ席をより快適なものにするための工事を考えています。
 以前からいっているワンワンランドへの第一歩です。なんておおげさなものではなく、犬連れの方が気軽に寄れることのできるような空間にしていきたいと前々から考えており、その辺の整備をしていければと思っています。
 現在のデッキ席をさらにすこし拡張し、屋根代わりのパーゴラをつけ、ツルモノを這わせようと思っています。いわゆるアケビとかブドウとか、よく公園の東屋的なところにあるやつです。これですと夏は生い茂り日陰となり、冬は葉っぱが落ちるので日あたり良好という自然のものをうまく利用した半屋根?です(ただ問題は花の咲く季節はハチがけっこうくることでしょうか・・・)。
 益古時計は以前も書きましたが客室が2階にあるため総2階の建物です。よってどうしても窓が大きくとれないという難点がありました。一戸建ての路面店といっても道路から建物自体へはいくらか距離もあるので、なかなか中の様子が見えず、通りすがりの人が入りづらいのではとも思っていました(といっても裏通りなので通りすがる人なんてほとんどいないのですが・・・)。まあつまりはこれからは外の空間を整備して、より立ち寄りやすい空間、そして中に入ってからも外と繋がっているような感じ(抽象的ですがつまりは風とか空気とかを感じられるお店)にしていきたいと思っています。パーゴラに関してはあとは逆な理由ですが、眩しすぎるのと益古時計の場所は風がかなり吹き抜けるのでその辺への対策でもあります。
 そんなこんなでデッキの増築+パーゴラの設営を考えているのですが、具体的になものはまったく何も決まっていません。この冬のオフシーズンの間にとも思っているのですが、予算がいくらとか工期がどれくらいかかるとかもまったくもってわかっていないので、まずはその辺の段取りをしなければと思っているのですが、おかげさまで忙しくその辺のことをやっている余裕がないのが悩みです。
 そんなわけでして現時点ではまだ夢というか目標といった状態ですが、徐々に具体的に進めていければと思っています。
 お店を大きくするとか、儲けのためとかではなく、そんな風にやりたいことはまだまだ山のようにあります。自分たちが楽しんで仕事ができるような空間作りを、しいてはお客様に快適にすごしてもらえるような空間作りをこれからも少しずつではありますが、整えていけるように精進したいと思います。
 写真はオープンしたての頃のデッキです。

 

昨日と今日のこと

2006-11-13 22:34:02 | Weblog
 おかげさまで昨日は陶器市を除けば、益古時計オープン以来カフェの売上は1番よかったです。そして今日は平日では過去最高に売上がよかったです。正直、陶器市が終わったばかりなので、暇かなと思っていたので、うれしい悲鳴でもあり、本当にありがたいことでした。
 ただ、おかげさまで昨日もそうでしたが、今日もランチは早々に売り切れ、それだけにとどまらず、デザートも何点か売り切れがでて、さらには今日はコーヒー豆もがすっからかんになる始末でした。「売り切れになるということはいいことじゃないですか」なんてお客さんは逆に気をつかってくださるのですが、やはり頼みたいものが頼めないというお客様が出てくるのはお店としては本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。お店としては当然売り切って無駄が出ないようにするのが理想ではあるのですが、売り切れがでてお客様に選択肢を少なくさせるのはいたたまれなく、その辺は本当にジレンマであり、葛藤の日々です。
 だったらランチにしても、もっと用意する数を増やせとか、スタッフを増やせとか、席数を増やせとか言われそうですが、毎日が毎日というわけでもないですし、忙しい日もあれば、暇な日だってあるわけで、その辺は経営者としては運営の難しさを感じています。
 ありがたい反面、申し訳ないことなのですが、とくにランチ時、満席のためお待ちいただくお客様も最近は増えてきています。またランチが早々に売り切れ、お帰りになられるお客様もいらっしゃいます。さらには駐車場がいっぱいでとめられないというお客様が出てくる日もあります。それらの対応はこれからの課題でもあるのですが、だからといって安易にお店を広げるとかはしたくないと思っています。これは益古時計のオープン前から思っていたのですが、あくまで目の届く範囲でやっていきたいと常々思っています。カフェに関しても、調子に乗って席数を増やして、逆に満足のいくサービスができるのだろうかと思うからです。自分の目の届く範囲でやっていくことがあくまで、益古時計をやっていく上での理想であると考えています。
 もちろん大勢のお客様に来ていただきたいです。でも忙しくなればなるほど、混雑すればするほど、お店はガヤガヤし、スタッフもソワソワし、お客様は果たして満足してくれているのだろうかと不安になるのが本音です。益古時計はまだまだ人気店とか繁盛店なんていえる立場ではないのですが、そういうお店のオーナーさんなんかに話を聞いたり、雑誌のインタビュー記事をみたりすると、お店が大きくなればなるほど、人気がでればでるほどその辺の悩みはつきないようです。
 先のことはわかりませんが、現時点では(といいますかオープン当初からですが)さきほども書きましたが、あくまで目の届く範囲でやっていきたいと思っています。席数を増やしたり、増築したりということはしようとは思っていません。目の届く範囲での接客こそが大事であると思っているし、大切だと思っているからです。でも逆に、お待ちいただくお客様が増えてきたり、売り切れのためお帰りいただくお客様がでてきたりすると、果たしてその考え方が本当に正しいのだろうかと考えたりもします。忙しかった昨日・今日はとくにそんなことで葛藤してしまいましたが、まずはいまあるスペースでしっかりとした対応をし、満足していただけるサービスができるよう心がけていきたいと思います。
 忙しければ忙しいなりの悩みがでてくるのもお店というものです。本当にお店をやるというのは大変なことです。でもだからこそ楽しく、かつやりがいもあるのですが・・・。なんて、こんなことを真面目に書いている次の日はたいてい暇になるんですけどネ・・・。
 

いざ鎌倉

2006-11-10 23:09:51 | Weblog
 実は、というほどでもないのですが、陶器市の前のお休みのとき、鎌倉までいってきました。陶器市準備という名目のもと、臨時休業をいただいたのですが、たしかに準備にも追われてはいたのですが、せめて1日余裕を作らないと、陶器市後も11月はろくに休みがとれないので思い切って鎌倉までいってきました。往復約7時間・滞在数時間というやや強行日程ではあったのですが、自分のなかではかなりいい気分転換になりました。朝早くに益子を出発し、お昼過ぎには鎌倉をあとにしたのですが、大仏を見たわけでもなし、いわゆる観光スポットにいったわけでもないのですが、それでも充分満喫しました。ではなんのために鎌倉だったかといいますと、いきたいカフェがあったのです。その数週間前に、珈琲舎雅さんにそのカフェのマスターさんがだしたエッセイの話を聞いて、早速購入したのですが、読むとやっぱり実際いってみたくなるのが性というもので、そんなわけで思い立ったが吉日状態で行くことに決めました。
 そのカフェは、カフェ好きな人ならば鎌倉のカフェといえばあそこだなとわかるくらい有名なお店だと思うのですが、実際行ってみると「えっ、ここっ!!」ていうくらい良くも悪くも普通なお店でした。またあまり細かい感想をいっちゃうとなんなのですが、カフェ好きな人には有名なお店なのにぜんぜんでしゃばった感もなく、マスターもいい意味でいたって普通な感じだし、お店も変にこじゃれてなくて逆に好感がもてました。ある意味期待はずれといえばはずれだったかもしれませんが、でもコーヒーにもこだわっているし、お店もマスターさんの雰囲気も、有名なのに普通な感じが逆にとってもよかったです。
 まあカフェのことはそのくらいにして、カフェがオープンする時間の前に鎌倉についていたので、ちょっと海岸方面をドライブし、江ノ電を眺めつつ、益古時計の常連さんの藤沢から来てくれてるIさん家はこの近くかななどと思いつつ、そして江ノ島あたりを少々うろついたのですが、その日は天気もよかったのでとっても気持ちがよかったです。
 そして益子から鎌倉へ行ったのは初めてだったのですが、首都高の湾岸線はいままで羽田空港までしか行ったことがなく、その先の横浜方面は初めて走ったのですが、こんなにガラガラでいいのかというくらい空いていて、しかもはじめて横浜ベイブリッジも通り、海を眺めながらのかなり気持ちのいいドライブでした。この前東京に行ったときの話しをしましたが、下手に都内をうろつくより、道中も快適だし、道も空いているから時間も有効に使えるし、都内に比べれば駐車代金も全然安いしで、益子からの日帰りの旅には湘南・鎌倉方面はちょうどよいかもと思いました。
 そんなわけで鎌倉での実際の滞在時間は短かったのですが、目的のカフェにも行けたし、海も見れたし、ドライブも快適だったので、本当にいい1日となりました。今度はもう少し時間がとれたら、湘南・鎌倉方面のカフェ巡りをしたり、まったく普通に観光したりしたいと思います。
 ・・・といいながら今回のドライブだけでも「あぶない刑事の本牧埠頭だ」とか「稲村ジェーンの稲村ケ崎だ」とか「昔江ノ島のどこに元気がでるテレビハウス(古い!!)があったんだ」とかなり田舎モノ丸出しの観光客気分を満喫しましたが・・・。
 まあ鎌倉へ行った分、その前の日と次の日は、仕事のしわ寄せがかなりきて大変でした・・・。

陶器市が終わり・・・。

2006-11-08 17:21:33 | Weblog
 おかげさまで益古時計も忙しい日々が続きましたが、無事陶器市も終わりました。終わったとたん気が抜けたのか、というか疲れがたまりにたまった感があり、疲れからくる風邪気味プラス筋肉痛でお休みをいただいているこの2日間は放心状態です。
 ではなぜに筋肉痛かといいますと、前回の記事に書いたように陶器市最終日はギャラリー店主?としてスタッフにお店を任せ、久しぶりにシャバの空気を吸いに下界へ降りたのですが(つまりはメイン通りに散策にでかけたということ)、結局知り合いの作家さん等と話し込み、お店に戻るのが遅くなり、カミさんから帰って来いTELがあり(ランチでカフェが満席とのことで・・・)あわてて久しぶりに坂道ダッシュをして益古時計に戻ったという次第です。そんでもってランチタイムが終わり落ち着いた頃を見計らい再度陶器市散策出かけたのですが、普段ろくに歩かないものですから、ただでさえ陶器市最終日は疲労がたまっているのに、いっぱい歩いたものですっかり体調を崩してしまいました。
 そんなわけで昨日今日はほとんどダウン(休養)といった感じですが、それでも昨日はもともと人と会わなければならない約束もあったので半日は出かけていました。
 そんなわけで陶器市というのは益子にとっては、まさに心身ともに(体がおかしくなるくらい)特別なものです。毎度のこと、終わるとどっと疲れがでるのですが、それでもいつも楽しい時間をすごさせてもらっています。今回も陶器市のたびに来てくれるお客さんが本当に大勢来てくださいましたし、このブログの話をしてくれる方も大勢いらっしゃいました。最終日には疲れていましたが、陶器市を散策したことによって、いままでそんなにお話をしたことがなかった作家さんともお話することができてよかったですし、そしてこの忙しい日々を乗り切ってくれたカミさん&スタッフにも感謝の気持ちでいっぱいですし、陶器市は益子に暮らすものにとってはやっぱり特別なものだとあらためて思いました。
 ・・・と感慨に浸りつつも、頭を切り替えてこれからのことも考えていかなければなりません。陶器市中は通常業務で手がいっぱいで雑用がそのぶん貯まりまくっているので、まずはそれらを片付けなければなりませんし、さっきこれからの事を整理していたのですが、あまりにもやりたいこと・やらなければならないことが多すぎて、はてどうしたものやらといった状態です。まあでも、益古時計がなくならない限り、やりたいこと・やらなければならないことというのはつきないとも思うので、また地道にコツコツと明日より歩んでいきたいと思います。まずは体調を戻すことからですけど・・・。
 とにかく、陶器市期間中、益古時計にお越し下さいましたみなさま本当にありがとうございました。