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MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

頭の体操 (106) 漢字クイズ 問題/解答 より

2012-06-09 00:00:01 | 音楽演奏・体の運動

06/09    頭の体操 (106) 漢字クイズ



 これまでの音楽演奏・体の運動』目録 です。




(5) スタカーティシモ  (O) 酢多過低下



 スタカートって、どうやって演奏するんですか?

 「書かれた音符の、1/2 の長さで演奏します。」

 じゃ、スタカーティシモは?

 「…1/4 の長さで…。 四分音符なら、16分音符だ…。」

 ?? どうして最初から16分音符で書かないんですか?

 「……。」



 スラーと一緒に書かれた、スラー スタカートは?

 「………3/4 の長さで…。」

 じゃあ、どうして…。



 以上のうち "1/2 の長さ" は、楽典の教科書でも見かける
もので、音楽学校でも堂々と教えられることがあります。

 この場でも何度か扱ってきましたが、音の "有無" を問題に
するだけでは、スタカートは決して処理できない音符記号です。

        関連記事 スタカートの誘惑 など




(11) トーマス君  (F) 父増訓



 Violin、Viola の楽器には、肩当てという備品があります。 楽器
を "持ちやすく" するためで、色々な商品があります。  楽器の裏
にブリッジのように取り付けるのが普通です。

 使い心地には大きな差があるので、各々が自分に合ったものを
楽器店で探します。 私も何十年か前に、ありとあらゆる物を買い
集めました。 しかしそのうちに気が付いたのは、顎当てによって
も、弾き心地が違うということです。 こちらは楽器の表面に取り
着ける備品。

 楽器職人さんたちがよく言うのは、「その材質や重さによって、
楽器自体の振動が変わる」…という現象です。 なるほどね。
しかしそれは、弦が一旦振動してしまってから後の話です。 私
が問題にしたのは、その前の段階。 通常は "テクニックの練習"
で処理すべき事柄です…。



 顎当てには様々な形状があります。 厚さも違えば、取り付け
位置にも差がある。 私が気付いたのは、同一の顎当てでも
「取り付け位置次第で、結果に大きな差がある」…という事実
でした。 左⇔右、奥⇔手前。 たった1㎜ずらすだけで、音量
にも音質にも、また左手の機能にも、恐ろしいほどの差が生じた
のです。

 「こりゃあ、少しでもいい条件でさらわないと、時間と努力が
無駄になるぞ!」

 以来、今度は顎当ての買い集めが始まりました。 手元の
Violin、Viola に、色々なものを取り付けての実験です。 特に
4台の Viola は、大きさや厚みが様々で、試すのにも時間が
かかります。

 「ここの出っ張りは、無い方が弾きやすいんじゃないか…?」
そう思うと、邪魔な膨らみの部分を削り始めます。 木工やすり、
プラスチック用やすり、時には鋸まで用意して。



 気が付くと、いつしか自分で試作を始めていました。 材料は
既成の商品の残骸、アクリル樹脂など。 もっとも苦労したのは
楽器への取り付け方。 既成の金具を用いても、それを自分の
"作品" と一体化するのは、いつも至難の業でした。

 そして、色々なパッセジを弾きながら、試行錯誤の連続です。
高弦は弾きやすいが、低弦はやりにくい。 高いポジションは
いいが、低いポジションが駄目だ…。 音質も大問題です。

 裏側の肩当ての方は、元々薄いものを好んでいましたが、
これはさらに薄くなって行きました。 エアクッション式のもの
だったので、空気を抜けば調節できるのです。



 そんなことをしているうちに、30年があっという間に過ぎ去り
ました。 さて研究の成果は…? 最後の作品は、厚さが1㎜
の、平たい板になっていました。

 「なんだ。 これじゃぁ、無いのと同じじゃないか…。」



 楽器の奏法自体には、以前とそれほど差がありません。
「その弾き方が、もっと楽に出来るようになるには、どうしたら
いいか?」

 「それを見つけるために、人体実験を30年間続けていた」…
と言った方が正確でしょう。



 一時は、出来た作品を実用新案で出願し、審査に通ったこと
もあります。 しかし認可された頃には、私自身も変わっていま
した。 "自分が進歩した" と言えるのかどうか、とにかく "作品"
の不備に気付き、結局無駄になったのです。

 これ、金儲けと言うより、「自分の思い付いたものを他人に盗用
されたくない」…という思いが強かったからです。 商品化しても、
それほど売れるはずがないと思っていましたし。



 現在は、顎当ても、そして肩当ても、まったく使っていません。
その代わりに、100円ショップで売っている商品が一つ。 私の
最高の武器です!

 「じゃあ、30年間も無駄をしただけじゃないか。」 そうお考え
ですか? いいえ、「顎当ても肩当ても無くていい。」 「むしろ
無い方がいい」…ということが解っただけで、充分なのです。



 上記のエジソンの解説サイトのエピソード欄には、次のような
一節が後半で見られます。

 『数千回の実験を行い、その全てが失敗に終わっても、彼は
これを決して無駄とは見なさず、「実験の成果はあった。 これ
ら数千種類の材料が全て役に立たないという事が分かったの
だから」と語っていたという。 因みにエジソンが生涯で最も
手間と費用をかけた発明は自動車用のアルカリ蓄電池で、
これを完成させるまでに5万回を超える実験を繰り返したと
語っている。』



 これ、私にとっては、"父マス訓" ならぬ発明王の、貴重な訓示
となりました。 自分の演奏は30年前よりは、ずっとマシになった
と、勝手に思っています。 幸か不幸か。 




頭の体操 (102) 漢字クイズ 問題/解答 より

2012-05-03 00:00:01 | 音楽演奏・体の運動

05/03    頭の体操 (102) 漢字クイズ



 これまでの音楽演奏・体の運動』目録 です。




(9) プロレス中継  (L) 風呂麗子宙軽

 「街頭テレビは黒山の人だかり。」 私が小学生の頃の、
テレビ中継の模様です。 自分でやるのは、せいぜい休み
時間の相撲ぐらいでしたが。

 中学生になると、どういうわけか修学旅行があり、夜は
旅館で悪さを…。 ボクシングごっこです。

 これ、枕を両手に持ち、打ち合うんですが、1分間動き
回るだけで息が切れました。 3分、15ラウンドも闘う…
なんて、想像も出来ない。

 高校の授業では、柔道、剣道がありました。 大学では
いよいよレスリングを…(嘘)




 ここで話がガラッと変わり、私のレッスン風景です。

 もちろん "レスリングのレッスン" ではなく、楽器ですよ。
あるお嬢さんが、大学オケで Viola を始めることになり、
私のところへ来られました。

 Violin と同じで、「人差し指と小指の間で "4度" を取る。
2本の弦に跨れば、"8度" に相当する。」…というのが
基本の形です。



 しかしこの楽器、ご存じのとおり大型で、指を拡げて音程
を取るのが大変です。 ちょっとしたコツがあるのですが…。

 「4度、8度を取るのは大変かもしれないけどね、今この
場で、すぐ10度を取れるようにしてあげるよ。 それとも、
今までに取ったこと、ある?」



 そう尋ねた私に対して、彼女の返事は意表を突きます。

 「ええ、ウケミぐらいなら。」




 もうお解りですね? これ、一体どういうことなのか。

 …というわけで、万一お解りいただけない方のため、念のために
解答コーナーを "もウケ" ました。 このページの末尾にあります。





 (9) の "楽器レッスン" の解説です。 そこで、その模様を
もう一度。



 「4度、8度を取るのは大変かもしれないけどね、今この場で、
10度を取れるようにしてあげるよ。 それとも、今までに取った
こと、ある?」

 そう尋ねた私に対して、彼女の返事は私の意表を突くもの
でした。

 「ええ、ウケミぐらいなら。」



 私は、「左手指をどんな形にすれば、即10度
が取れるか」…を教えようとしました。

 ところが彼女の解釈は、「柔道? 取ったこと
あります。 受け身ぐらいなら。」



 一瞬、間を置いて、すぐ気付いた彼女。 「あっ!」と言って
私の肩を叩き、すぐ恥ずかしそうに下を向いてしまいました。

 「一緒に柔道、取ろう!」…と私に言われたと思ったの?
それにしては…。 30年ほど前の光景でした。




 正解の方 → おめでとうございます!

 解らなかった方 → 残念でした…




頭の体操 (88) 漢字クイズ 問題/解答 より

2011-10-15 00:00:01 | 音楽演奏・体の運動

10/15    頭の体操 (88) 漢字クイズ



 これまでの音楽演奏・体の運動』目録 です。




(18) シノクサ  (D) 始除草



"Synoxa"、やはりナイロン弦です。 同じメーカーに "Eudoxa"
(オイドクサ) というガット弦がありますが、「Eudoxa と 一緒に
(syn) 使う」…ことを目指して開発されたのでしょうか?

 楽器屋のハシクレでありながら、弦の種類を知らない…。
お客さんに訊かれてから調べる…。 困ったものです。

 本質的に怠け者なので、寝てばかり。 だから、ホラ、庭の
雑草も伸び放題! 道路に何年もはみ出したままの高い枝
も、先日やっと切り落としました。 "猫の額" ほどの庭にある
のは雑木ばかり…。 BOSCH なる "電動ノコギリ" のお世話
になり、脚立に乗って作業しなければなりません。

 伐採して溜まりに溜まった、大量の枝。 最近は条例の規制
があり、焚き火で燃やしてしまうことが出来ません。 枝は裁断
してガラ袋に詰め、隙間には雑草を押し込む。 それを家庭ゴミ
として出します。 あんまり袋が多いと、持っていってくれない
ことも…。

 この電動ノコギリ、結構重いんです。 それに、ずっと振動を
無理やり抑えているので、終るといつも手は痺れ、疲れ切って
しまいます。 その後に Violin を弾くと、面白いですよ。 最初
は、まったく感覚がありません。 主に右手の。

 それでもあんまりバリバリ弾いていると、今度は弦まで切断
しちゃいそう。 何と言っても、私は強力な "人間ノコギリ" !
ただし、作業の精度、質には、もちろん大きな差があります。

 …そんな私の、ある一日でした。



 道具や材質の力を借りるのは、必要なことですし、大賛成
です。 しかし、それは "助け手の守備範囲" にもよります。
これほど多種類の弦選びに、お金と時間を費やすくらいなら、
「以前と同じ条件の中で改善を試みる」方に、自分は労力を
注ぎたいと思います。

 「その方が進歩する」…ような気がするから。 弦は何かの
折に替えてみたいとは思っていますが、それよりも重大なの
が、弦と弓との接点の状態、またそれを取り巻く環境です。
つまり、楽器の構え方などのことで、そもそも「弦に自然な
振動を与えることが出来るかどうか」…の条件です。

 でもこれ、「言うは易く…」ですね。 耳、感覚、思考、身体全体
のバランス…、すべてを瞬間的に把握しなければなりません。

 そして、床に就いてからが勝負。 良かった事、悪かった事の
原因をあれこれ考える…。 すぐ寝てしまいますけど。 明け方、
起きる前にまた考える。 これが、新たな試行錯誤の参考資料
になります。

 「精妙なテクニックを獲得する」…というのが、普通は楽器演奏
に伴うイメージ。 でも逆に、「障害となっている要因を探し出し、
捨てようと努力する…。」 その表現の方が、当っているような気
がしてきました。

 あるときは、たった一つの作業のために何十年も費やし、終り
が無いように思えることもありました。

 まるで、次から次にはびこる、雑草の処理のように。




頭の体操 (86) 漢字クイズ 問題/解答 より

2011-09-20 00:00:01 | 音楽演奏・体の運動

09/20    頭の体操 (86) 漢字クイズ



 これまでの音楽演奏・体の運動』目録 です。




(20) ヴィブラ―ト  (J) 不意震芸



 "Vibrato"。 元はイタリア語ですが、英、独、仏、各語でも
広く借用されています。 音楽では、弦楽器・声の振動音、
また、その運動を指し、原形の "vibrare" には、"震える"、
"振動する"、"**を勢いよく投げる" の意味があります。

 なお、この日本語表記は、「規則的で均等な運動が難しい」
ことに由来し、古今の名訳とされています。 (嘘つけ~、ワン!)

 さらに、弓を持つ手や、弓自身が震えてしまうこともあり、こう
なるとコントロール不能です。 ただし、すべてを精神的な根性
に帰するのは誤り。 良い場合にも、悪い場合にも、すべてに
は、運動上の、力学的な理由があります。

 また、たとえ楽器を持つ (左) 手の運動が完璧でも、弦自体
を振動させるのは弓の運動です。 両者がマッチしないと、
なかなか美しい音にはなりません。



 "振動" と言うからには、音程 (音の高さ) が変化するわけ
ですね。  (強弱も変化しますが。)

 さて最後に、珍しく真剣なクイズです。



 今ここで "La" の音 (440Hz) にヴィブラ―トをかける場合、
以下の、どの運動が、人間の耳にはもっとも自然な、美しい
音に聞えるでしょうか?

 ① 440Hz より低い領域の運動   (≦ 440Hz)。

 ② 440Hz の両側にまたがる運動 (~ 440Hz ~)。

 ③ 440Hz より高い領域の運動     (440Hz ≦)。




 解答は、この後、すぐに見えてしまいます。




 クイズの解答です。

(20) 人間の耳に、もっとも自然に聞えるヴィプラート運動は?

 ① 440Hz より低い領域の運動 (≦ 440Hz)…です。



 音程にヴィプラートのような幅がある場合、人間の耳は、一番
高い部分を "音程" として捉えるようです。

 …とすれば、

② 440Hz の両側にまたがる運動 (~ 440Hz ~) や、

③ 440Hz より高い領域の運動 (440Hz ≦) では、共に

耳では音程が把握できないことになります。




 ちなみに私は、いつもレッスンなどで、この三通りを実演し
ながら、以下のように冗談を言っています。

 「どういうわけか、人間の耳には①が綺麗に聞えるみたい
だよ。 別に、国会でそう決まったからじゃなくてね。」



 その意味では、聴いていて "何の音程なのか把握が不能"
な場合が、声楽家の方に多いような気がします。 大変失礼
ながら。

 もちろん "からだ全体が楽器" なので、自分が出している
音程を正確に捉えるのは、困難なのでしょうが。

 しかし、ただ「ヴィプラートの運動をしている」からと言って、
そのことだけに満足していてはいけませんね。 我々弦楽器
奏者も同じです。



        正解の方]  不正解の方]




ワン ポイント レッスン

2011-07-15 00:00:00 | 音楽演奏・体の運動

07/15      ワン ポイント レッスン




 先日、チェロの N.さんを介して、ワン ポイント レッスンを
頼まれました。 お教えする楽器は Violin です。



 なぜ "ワン ポイント" なのかと言えば、そのための時間的
余裕が、ほんの一時間ほどしか無いからです。

 それに、その方には今までお目にかかったこともなければ、
"その次の機会" を設定できるかどうかも判りません。



 こういう場合は、うまく行かないことが多いものです。 「たった
一度で、何か根本的な事柄を指摘してあげないと…。」

 そしてそれは、その方の心に "長く残るもの" にならなければ
いけません。



 幸いにも、結果的には、何とか有意義な時間を過ごすことが
出来ました。




 この、Violin の H.さんにお会いしてみて、私の心配は取り越し
苦労だったことが判りました。

 「自分で気になることがあるとすれば、それは何ですか?」…
と、まず私は質問しました。 すると、問題点を二つ、ご自分で
即座に上げられたからです。



 以下が、その二点です。



 ① 高い音を取ろうとして、ポジションを大きく跳ぶと、
音程が決まらない。

 ② 「弓の動きが硬い」…と、周囲から言われる。




 ここでまず、私は感心しました。 「気になる点は?」…と
訊かれると、普通はそこで考え込む方が多いからです。

 自分で「予め問題意識を持っているかどうか」…は、
教わる側にとって、かなり重要な要素ですよね? 同じ
指摘を受けても、それを吸収する下地が無くては、長く
心に留まるはずがないからです。



 さらに幸いだったのは、これに先立って、三人で一緒に音を
出していたことです。 (H.さんの Violin、私の Viola、N.さんのチェロで、
曲は Beethoven の弦楽三重奏曲のための『セレナード』 ニ長調、Op.8 から、
一部の楽章でした。
)

 この曲を演奏しながら、私は H.さんの弾き方や癖が、大体
解っていました。

 アンサンブル上の問題も、当然含まれます。 "数え違える"
という、一見 "単純なミス" でも、実は技術的な問題が遠因と
なっている場合が多いからです。



 そして上記の二点は、まさに H.さんにとって大事な事柄で、
①は左手、②は右手に関することです。




 「音程を押さえるのは "左手の指先" だが、もっと大事なのは、
それを運ぶ "腕の動き" であり、自分には見えにくい、その運動
を、まず意識しなければならないこと。 …①」

 「長い音も短い音も、右手の同じ部分だけを使って弾こうとして
は駄目。 少なくとも "肘"、"手首" などを使い分けるようにしない
と、腕全体に無理が生じる。 …②」

 …というのが、それらに対する私のアドヴァイスの中心でした。




 もっと時間があれば、本当は聴いていただきたい事がたくさん
あります。 "右、左手の指の形" という細かいことから、姿勢、
構え方、楽器の角度など、根幹を成す事柄まで。

 しかしそれらは、絶えずチェックしてあげる必要があり、今回
だけで「それらが "心に残る"」…とは、とても思えません。



 そうでなく、独力で自己診断を続けていけるような助言は…?
となると、上記のような指摘になってしまうでしょう。

 これはひょっとすると、"ワン ポイント レッスン" に限らないの
ではないでしょうか。

 いずれも、運動と感覚に関することで、視覚的な厳密さでは
ありません。 "見えないもの"…。 これこそが、実は重要なの
です。



 逆に言えば、自分の感覚と意識こそが、もっとも
的確な "教師、先生" なのでしょう。

 "" の問題以外では。




 「とても貴重な、いい時間を過ごすことができました。
いただいたアドバイスは、まさに目からウロコといった
感じで、とてもわかりやすく、参考になりました。 また、
今後の演奏に、大変活かせそうだと思いました。 今後
さらに、楽器を弾くのが楽しくなりそうです。 次にお目に
かかるときまで、少しでもうまくなっていられるよう、練習
したいと思います。」

 数日後、H.さんからいただいたメールの一部です。



 「楽器を弾くのが辛くて嫌になった」…と言われるよう
なレッスンだけはしたくありませんが、こんなに喜んで
いただけるとは思いませんでした。

 これというのも、「ご自分が問題意識を持っておられた
から」…こそ、生まれた結果なのです。




 かく言う私、他人 (ひと) 様に偉そうな提言が出来る立場で
はありません。 問題を人一倍抱えている、"困った演奏者"
なので、"教える" 内容といっても、みんな自分で日頃から
心がけている事柄に過ぎないのです。

 まさに自分こそが "反面教師" ?



 私もこれまで、色々な弾き方をしてきました。

 「恐らく、これ以上は試しようが無い」…と思われるような
ものも含めた、ありとあらゆる "構え方" を模索しながら。

 あとは、「逆立ちをしながら弾く」…ぐらいでしょう…。




 H.さんとの "ワン ポイント レッスン"、再び実現する
ことがあるのでしょうか…?




       関連記事  ワン ポイント アドヴァイス