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MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

イチロー ~ 完璧主義?

2008-11-07 03:26:58 | 音楽演奏・体の運動

11/07         完璧主義?




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(この記事の内容は、仮想インタヴューによるものです。)



 このたびは "満塁ホームランの謎" が知りたくて、
イチロー選手にご登場いただきました。




 以前は対談の依頼があっても、
ほとんど断っていたとお聞きしましたが。




 1994年に (210本の年間最多安打記録を日本で作り)
 注目してもらって、色々なことを感じ始めました。

 急に騒がれたあとに、人に会うことが怖くなりました。』




 そうだったんですか。 一種の "マスコミ恐怖症" ですね。


 そうすると、試合中でもカメラの目は気になるものですか?

 ハイ・タッチを交わしていても無表情なのは、
ひょっとして、そんな理由もあるのかなと思って…。




 …、…。




 あ、まったく見当はずれだったようですね。
 どうも失礼しました…。




 それでは、グラウンドを離れたときは、
どんなお気持ちだったんでしょうか? 当時は。




 自信も無かったし、公の場に出ることも、億劫(おっくう) でした。
 20歳で、他人を意識しすぎる……恐ろしいことでしたね。

 でも今は、それなりの経験を経て、
 つかんだものがありますから。




 ご自分が変わってきたということですね。
 たとえばどんなふうにですか?




 以前は、自分にも他人にも、完璧主義でしたから、
 ”ミスをするということ” が、許せなかったんです。

 だから、自分にも他人にも厳しくしてきたが、
 そのスタンスが変わってきた。


 その “許す” 気持ちが出てきたときに、
 "あぁ、これって、イチローより、俺 (鈴木一朗)
 上、行っちゃったのかな"…って感じたんです。




 まず他人のミスを許せるようになってから、
ご自分に対しても変わって来た…?




 他人のミスも、そんなこともあるよなぁと思えるように
 なりました。 自分のミスも、許せるようになってきた。』

 これは “甘くなった” という意味ではないんですけどね。

      


 我々には、”いつも自分に厳しいイチローさん”
というイメージがあるんですが。




 普段、いろいろな人に会って話をすると、
 かなりビックリされますね。 嬉しさか失望かは
 わかりませんが、驚かれます。

 『もっとクールなのかと思っていた、と100% 言われます。』


 試合のときと普段では、ぼくはずいぶん違うのでしょう。




(これは仮想インタヴューです。)

 (続く)


イチロー ~ 満塁ホームランを放って

2008-11-06 01:27:05 | 音楽演奏・体の運動

11/06     満塁ホームランを放って




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 野球好きの方はご存知のことと思いますが、巨人軍に小笠原という選手がいます。 現在は日本シリーズで活躍中です。



 先日のことですが、最初の二打席で連続ホームランを放ちました (クライマックス・シリーズ・ 10/23)

 特に、その二本目は満塁ホーマーでした。 ところが、ベンチ前で仲間とハイ・タッチを交わしても、彼は ”にこり” ともしないのです。



 3回までの時点で、すでに6打点だというのに…。
 あなたは不思議に思いませんか?

 「なぜなんだろう?」



 それとも、「わぁ、クール。 素敵だわ!」
なんて、拍手しておられるでしょうか…。

      

 あの、イチロー選手の話になりますが、私がまだ彼のファンに
なる前、TV中継を見ていたときのこと。 彼も満塁ホームランを
放ってベンチに戻ってきました。



 しかし、やはり同じ。 むしろ、憎らしいほど冷静でした。 笑顔
など期待できないばかりか、その様子を見ていて不愉快にさえ
感じてしまいました…。




 入念な準備と努力を怠らず、自分に厳しい偉大な選手。 それは私も知っていたし、尊敬もしていました。 でも、そのときの実感を正直に言うと、

 “ファンはあんなに喜んでいるよ…。 少しは笑えばいいのに。”

 ”人間なら、もっと率直に感情を表現してもいいのでは。
 何て素っ気無いの?”

 …なんて思ってしまいました。 “カッコつけなくたって
いいじゃないか” とさえ感じたのです。




 しかし後日、これらすべてが、まったくの誤解だと判りました。  自分が愚かだったのです。 それは、彼の次のような言葉に
触れたときでした。



 『試合がそこで終わったのなら、まだ許せる。』 

 『でも、一つの結果に満足してしまうと、次の打席では
自分のベストは出せないかもしれない
。』

 『もし失敗すると、”さっきは大仕事をしたんだから、まあ
いいじゃないか”、そう、自分を慰めちゃうかもしれないからね。』




 以上は、言葉どおりの正確な表現ではありませんが、全体の
意味としてはこのとおりです。



 そして、この発言に触れた瞬間は、自分の考え方や生き方に
とって、大きな転換点になった、そう感じるほどショッキングな
出来事でした。




 しかし、疑問はまだ残ります。

 "自己に対する厳しさ" だけが "無表情" の理由なのでしょうか。
 もっと深いわけがあるのではないか?

 何だか、そう思えて仕方が無いのです。 




 そこで試みたのが、イチロー選手とのインタヴューです。

  …と言っても、本当にそんな機会など私にある筈が無く、
まったく仮想のものに過ぎませんが。


 ただ、そこで記す、彼の発言の部分だけは、イチロー選手が実際に口にした言葉です。 書物としても出版されていることから、その名言の数々を追いかけてみました。 (書籍名は最終回に紹介します。)



 彼の話を聞けば聞くほど、自分の浅はかさを思い知らされる…、
そんな連続になるのですが…。




 (続く)