おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

仕事の後の生ビールはサイコウ!!

2010年07月08日 08時37分37秒 | 日記
今、朝靄の中に日が昇っている。昨日と同じように今日も「暑い夏」だろう。

昨日は久しぶりの天気なので、気合を入れて畑の仕事に打ち込んだ。先ずは草取り。雑草があっという間に伸びてくる。ボーとしていると、どれが作物やら雑草やら判別できないような雑然たる状況をきたす。大きく伸びたやつの方が引き抜くのに容易いということもあるだろうが、そこは美意識の問題。畝と畝の間は三角方という便利な道具で根っ子から削ぎ取るのだ。そして集めた雑草はスコップで畑の一角に穴を掘って埋める。いつか分解されて土に返るはず。
作物の中で育った雑草はいちいち引き抜かなくっちゃならない。腰を折り曲げて移動していくので腰痛持ちには辛い。

これをやった後、落花生が密集しすぎているようなので、もっと間隔をあけてやって自由闊達に勢いよく育って欲しいと間引いて、別の場所に移した。落花生も去年は失敗している。さあ今年はどうかー。ようやく花がついてきたところ。これが地面に落ちて、地中にあのピーナッツの実をつけるのだ。

午後の昼寝1時間の後、じゃがいもを掘った。「きたあかり」という品種2畝を道具を使わず手で掘っていく。すでに梅雨の間に茎葉は落ちてしまっている。次々に掘り出していく。指先に当たるジャガイモの感覚。大きくはないけれど、2畝でコンテナ3分の2くらいになった。冷暗な場所に保存しなければならない。だれか尋ね人があれば掘りたてのじゃがを差し上げることできるのだがー。最近は皆仕事や家事やなにやらかにやら忙しいらしく誰も来ないので、仕方ない茹でてバターでもつけって喰おうっとー。ビールに合うのだなこれが・・・
あっ、ビールだ、夏はビールだ。(冬でも毎日飲んでるくせに)生ビール、ジョッキでグイーっとやる爽快感は比肩する物は他にない
これは銀座で韓国料理で一杯やっている妻
一瞬の思考の油断が呼んだ「生ビール」への思念というか恋慕というか渇望というものがこの日は頭に取り付いて離れなくなってしまった。何しろ暑い。虫を避けるために長袖、長ズボンの作業服を着用し、前掛けをして顔には日焼け止めを塗り、首筋にはタオルを巻いて、麦藁帽子を被ってその上に防虫網。ちょっと他人様には見せられないすっごい格好でやっているのだ。出る汗の量は半端なものじゃない。頭からバケツの水を引っ被ったような汗、「汗」もしたたるいい男。

我慢できずに、「おーい、今夜は近くのラーメン屋で生ビール飲もうか」と妻に誘いを掛けてみた。さあ、なんて言うか?ちょうど妻も花壇の世話をしていたので、暑さには平行しているところの筈。もしかしたら乗ってくるかもしれない。しかし、無職、失業保険で食っている身、財政緊縮を宗としなければならない。「馬鹿言ってじゃないよ」と一笑に付されるかもしれない。確かに近くといっても、ここから1.7キロ離れたところにあり、二人とも飲むので帰りをどうするのか重大問題なのだ。参議院選挙よりも重要なのだ。車を置いて街頭もないいつ南阿蘇牛に出合うかマムシに合うかわからない暗い道を歩いて帰らなければならない。しかし、冷静な判断よりも喉の渇き知性よりも、食欲が上回ったようだ。妻、一言。「そうね、行こうか」

ということで昨晩は、私は生中ジジョッキ3杯、焼酎1杯、妻は生中ジョッキ2杯飲んで、いい頃加減で、ふらふらした足取りで帰った。ちょん!ちょん