真夏のような日差しの中、汗を拭き拭き泉の森へやって来ました
水車小屋前の小川では多くの家族連れが小川で遊び楽しんでいる様子です
湿生植物園の架け橋の袂で「ヌマトラノオ」を発見
雑草の中で小さな白い花を咲かせている サクラソウ科の多年草
湿った所に地下茎を伸ばし、花序は垂れずに真っ直ぐ伸びている
花期 7~8月 5mm程の小さい5弁花で花弁は開ききらず
花と花の隙間も多い 撮影中にオカトラノオを思い出した
昨年2021,7,6 撮影の「オカトラノオ」です
どちらもよく似た花で違いを比較してみた オカトラノオは
・花序が曲がっている(ヌマトラノオは真っ直ぐ)
・花の咲き方が上側に偏っている(ヌマトラノオは一様に分布)
・葉の幅が広く強く見える(ヌマトラノオは細長い)
・湿地で無く草原に生える(ヌマトラノオは湿地帯)
などの違いがある
しらかしの家(管理棟)の前広場にはハナイカダの黒い実が出来ていた
かしゃば山林間広場への途中のハナイカダも沢山の黒い実が出来ていると
思ったが見に行くのは次回にしよう
展望デッキ反対側の森の中では「ヤブミョウガ」(藪茗荷)が群生中~
白い小さな花を多数つけ、一面白く見える程だ
名前は藪地に自生して葉が茗荷に似ていることに由来するとか
花径は8mm程、 一日花(一日でしぼむ)、花弁が3枚 萼片も3枚で
どちらも白色の為花びら6枚のように見える 花にはオシベとメシベが揃っている
両性花と雄しべだけの雄花の両方あるそうだって・・(写真では判別が難しい)
両性花にはオシベが6本、メシベが1本で雌しべが長い
白くて若い球形の実には長い花柱が残っている 濃い青紫色に熟す実も可愛い
泉の森のバス停のある南側入り口近くに「ボタンクサギ」が咲いています
クマツヅラ科の落葉広葉低木 原産地は中国 インド北部
半球状の牡丹に見立て、葉に臭気があることから命名されたそうです
花序は10~15cm の手のひら大です
花の外側が開花して、中央は蕾の状態です 7~8月頃に
淡紅紫色の小さな小花が集まって咲く 小花は細い筒型で先が5裂、
4本のシベが小花の外に突き出る
花後の果実は1cm程の球形で藍紫色に熟すそうだって
挿し木で簡単に着くそうで、庭に植えると成長がとても速いそうです