ネジバナの拡大写真です ラン科の多年草 日当たりが良く湿り気の
ある土地を好みます 菌根菌と共生する為、菌根菌の無い環境では
栽培が難しいと言われています
小さな花~花序がねじれて咲いています
①左巻き ②右巻き ③ねじれず左右に咲いている
(下から見て巻いていく方向が反時計回りは左巻き、時計回りは右巻き)
ネジバナの構造と各部の名称です 受粉に関する部分としてネットで調べると
唇弁の先の筒状トンネルには、入り口より入ると先ず花粉魂(花粉)があり、
次に柱頭(メシベ)があって、一番奥に蜜腺体(蜜の場所)があります
吸蜜にやってきた昆虫は唇弁より潜り込み、一番奥の蜜腺体へ行きます
花粉を体に付けた昆虫が入ってくれば先ず柱頭に当たり、花粉をしっかり
付着させます 吸蜜までに受粉させる構造になっているようです
★【ネジバナの花穂がねじれる理由として】ネットで調べると
・下部の花が邪魔になる
・ねじれた花穂は重心を花軸の中心に置く為の工夫
花の重みで茎が曲がってしまうのを防ぐ為
・花序のねじれが強いほど訪花昆虫が減るが、隣花受粉が避けられる
・植物の葉序は左右両方向に半分ずつ螺旋状につくが、
花序は葉序の一つの変形とみなせる
・訪花昆虫の量や質により自家受粉を避ける為ねじれが異なる
等々が多くの研究者が講釈しているそうです