信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

作業で腹ペコ

2016年05月29日 16時29分29秒 | 日記
1月に注文をして、待っていた原木の切り出しの連絡を貰いました。
去年は、4㌧を二日で切り出して、へとへとになったので、反省して半分に。
今年は、薪も余っているので、それでも余ります。
それでも、山からは切り出さないといけない決まり。
昨日午後から切り始め、今日午前で終了しました。

昨年と違って、足場のしっかりした場所だったので、とても助かりました。
それに、同じ2㌧?と思う位、木が多かった気がします。
それでも、切って切って切って、運ぶしかありません。
チェーンソーを扱う緊張感と暑さで、汗ダラダラ。
陽射しもあって、山の中でも、暑い暑い。

昨日二回運搬して、今日も二回で運びきりました。
強者は、一回で1㌧積んで帰る、と聞きました。
それは、車が可哀想。
でも、多くの人が、男性一人で来て、作業しています。
その大変さは、やってみないと分かりません。

恐らくですが、薪ストーブ導入したい、と言い出すのは、お父さんです。
頭のいいお母さんは、「あなたが言い出したんだから、全部あなたがやるんでしょ」
と、一番最初に言い切っているはず。
女性は、自分に不利な情報を、いち早く計算し、回避するのが得意。
お父さんの提案に、散々反対して、最後に認める代わりに、全てはお父さんがやる事に。
ま、そういう顛末で、孤独なお父さんは、一人で軽トラで来て、一人で切って、
一人で積み込んで、帰ったら一人で積み下ろす。
そして、勿論一人で薪を割って、薪小屋に積み上げるのでしょう。

そうしたお父さんの汗が浸み込んだ薪を、ちょっと寒くなると、お母さんと子供たちが、
惜しげもなくバンバン燃やして、年末までに消費が進み、お父さんは不安が募るって事に。
それもこれも、自分が言い出したんだから、と言いたいことも飲み込んで。
薪ストーブだけでも、こんなに手間と時間と体力をかけるわけで、
「移住」なんてことを、簡単に考えてはいけないってことですよ。

でもね、こうした作業の後の、ランチは美味だし、晩酌は最高です。
私は、お母さんも「応援団」として、山に来て、ちょっと手伝えば、いい運動になると思うな。
原木切り出しの危険性や、大変さが分かるだけで、子供たちはお父さんを尊敬するだろうし。
作業している男性を見ながら、そんなことを思っていました。
そんな余裕があったかどうか、今だからそう思ってるのかも。
コメント
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